昨日から3日間、フジロック開催により

色々と物議を醸してますね。

こちとら音楽ネタでブログ書いてますんで、

気持ちとしてはもちろん応援したい。

いちばんの問題は客でしょう。

今年は国内バンドだけというラインナップも相まって、ね…

何にせよ、無事に何事もなく終わって欲しいもんです。

どうも、トトです。



さて、それでは

今年51枚目の新譜レビューといきます。

今回のバンドは

以前、読者様からコメントで教えてもらったバンドです。

近々、新譜が出るってことで、

今作のリリースをチェックしていました。

喜怒音楽初登場となるメタルコアバンドです。




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Resist The Thought『Renaissance』
1. Inherit The Curse
2. Glass Casket
3. The End of Us
4. Planet Pollution
5. Decimate The Bloodline
6. Digital Culture
7. Bringer of Misery





オーストラリア産メタルコアバンド

Resist The ThoughtのNEW EPRenaissance

8/6にリリースされました。


元々はデスコアバンドだったみたいですね。

デスコアはちょっと辛いけど、

デスコア上がりのメタルコアバンドなら

これまでにいくつか聴いてきてるし、レビューもしてます。


2010年に1stをリリースしてますが、

Spotify上では、それ以降

次のシングルが2018年にリリースされていて

その間は、単に日本版Spotifyには配信されてないのか

バンド活動自体が止まっていたのか

ってところまでは、調べてもあまりわからなかったですが。


何はともあれ、こうしてオススメしてもらったバンド

早速、聴いていこうと思います。




Inherit The Curse
まずオープニングの1曲目は約1分のインストナンバー。
ゆっくりフェードインしてくる中で、
淡々と打ち付けるドラムの音が響き、
そこからギターの音が入り、その後ろでは
不気味に叫んでいるような声が聞こえる。


Glass Casket
そうして本格的に幕を開ける2曲目からは
のっけから激しく疾走する展開から始まります。
サウンド、ボーカル共に申し分なく、
シンガロングパートからブレイクダウンへ。
2コーラス目も疾走パート、
確実に上がるシンガロングパートを経てブラスト!
そして最後はブレイクダウンで締め…たかと思いきや
最後の最後にひとっ走り、ダッシュして終わります。
2'35"なんてPUNK並に短い曲だけど、
激しく、疾走感のあるメタルコアがとても良い。


The End of Us
続く3曲目はヘヴィなギターサウンドと
小気味良くフレーズが叩かれるドラム
ヾ(*≧□≦)ノ This is the end of us!!
と、タイトルを含めたシンガロングからスタート。
その後も再び疾走しつつ、転調してからは
ズキャッとDjentyなフレーズが響くのが良いな!
後半のブレイクダウンのあとには、再び
ヾ(*≧□≦)ノ This is the end of us!!
を挟み、激しいスクリームと共に
重さが光るサウンドで終わります。





Planet Pollution
続く4曲目も、イントロのリフに耳を持ってかれつつ
こちらも開始から激しく疾走しますヾ(* ゚∀゚)ノ
ブレイクダウンを経たあとのサビでは
今作初のクリーンボーカルが登場しますが、
テンポを落とさずサウンドが攻めてるのと、
クリーンの声質自体もナヨさは微塵もなく、
サウンドに違和感のない合ったクリーンで良し。
バッキングでスクリームもしてますしね。
そこからスクリーム&ブレイクダウンで落とし、
さらに疾走からのブラストで刻みつつ、
全く攻め手を緩めない展開が素敵だな!
ラストは低く重いブレイクダウンで叩き落とす。
呻くようなボーカルも不気味で良しです。


Decimate The Bloodline
メタルコアの、この曲のイントロのようなリフ
好きなんだよな( ´∀`) ってとこから始まる5曲目。
ここでも疾走感から始まりますが、
マシンガンのような超速バスドラが良いなw
どんな速さで踏み込んでるんだっていうw
サビはテンポが落ちるけど、
群衆のようにも聞こえるコーラス込みで壮大になる。
後半のブレイクダウンでも、ドラムの足下の速さが光るw
これはドラムが映える1曲ですね。


Digital Culture
フェードインして入ってくる6曲目。
そしてスクリームと共に重いサウンドを展開。
重さが際立つメタルコア、良いよね(* ゚∀゚)
コーラスありのシンガロングパートもあり、
この曲では走らないのかな?と思ってたら
後半にしっかり疾走パートがありましたw
ラストはタイトルのようなデジタルサウンドが
フェードアウトして幕を閉じます。


Bringer of Misery
気付けばあっという間にラストを迎えた7曲目。
イントロからドラム好きだわー(* ゚∀゚)
そして再び連打感の凄まじいドラムと共に走り、
厳ついスクリームと激しいサウンドを展開し、
サビでは今作2つめとなるクリーンボーカル。
叫んでいるのがメインであっても、
このくらいの割合でクリーン入るのも良いですね。
さっき言った通り、クリーンの声質も良いし。
後半の疾走パートへの入り方もなかなか好み。
ギターソロを伴う疾走パートのあとには
ヾ(*≧□≦)ノ hey!! hey!!
のシンガロングを挟み、クリーンを取り入れ
スクリームとのツインボーカルスタイルで
ゆっくりと終局へ向かっていきます。
ラストは5曲目と同じように群集コーラスとスクリームで
今作最長5分超えの曲を、フェードアウトで締めます。







以上、

Resist The Thought『Renaissance

でした。

とても良いですね!(* ゚∀゚)

オープニングはインストだったけど、

それを抜いても6曲あるワケだし、

どの曲も疾走感ひとしおな部分が良い。

もちろん走るだけでなく、落とすところは落とすし

スクリームがメインの激しい音楽性も◎

たまに差し込まれるクリーンも申し分なく、

初期のMiss May I あたりを彷彿とさせる感じで

とても良かったですね。

こういう飛び道具がなく、

シンプルにバンドサウンドのみで展開する

屈強なストロングスタイルのメタルコア

ってのも、最近減ってきた気がしますしね。

そういった面でも、古き良き…って言っていいかわからんけど

硬派なメタルコアしてて非常に良かったです。

これがアルバムだったら、今年のメタルコア部門で

上位入賞狙える逸材だったのにー( ノД`)

ってくらい、個人的に気に入りました。

教えてくれたK'Zさんには大いに感謝<(_ _)>



そんな硬派なメタルコアが好きな人には

とてもオススメしたい

Resist The Thought『Renaissance

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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