中国産の『悟空』アクションゲームの
最新ゲームプレイトレーラーが公開。
本格的にUnreal Engine 5を使ったゲーム映像は世界初?
そのUE5によるグラフィックも凄いのはもちろんのこと、
初報トレーラーの時から思ってたけど
面白そう!
更なる続報、詳細を期待したいですね。
どうも、トトです。
今年に入って、
プレイタイム100時間超えのゲームをやってないので
もりもり感想記事が出来上がります。笑
現在、絶賛プレイ中のツシマのDCまでに
何かないかなーと思って
そこそこ話題になっていて、発売日が近かったのもあり、
今回のゲームに行きつきました。
本来、この前にプレイしたゲームもあるんですが、
それは旧作、今回のは最新作なので
こちらを前倒しで更新しようと思います。
そんな今作、まずは6月にSWITCH、Steamが先行し、
その後、PS4(PS5)で7/21にリリースされました。
ENDER LILIES
Quietus of the Knights
絶望の世界で
呪いの運命にあらがう少女と騎士
昔々、彼方の「果ての国」にて。
突如降り始めた「死の雨」は、 生きとし生けるものを狂暴な生きる屍「穢者(けもの)」へと変貌させた。人智を超えた悲劇に成す術もなく、王国は滅びた。
呪いであるかのように、止まない雨。
滅び果てた世界の、ある教会の奥深くで少女「リリィ」は目覚める。
国内のBinary Haze Interactive開発による
2DスクロールアクションRPG
ENDER LILIES
8/1に始めて、8/9には終わりました。
エンディングまでのプレイタイムは約22時間
トロコン目指して約24時間でした。
ボリュームもそこそこに、トロコン難度も高くなく、
特に攻略情報を見ることもなく、
とても楽しく遊べました。
というか、こういう類のゲームは
古くはマリオやロックマンが始まりの2D横スクアクション
その中でも、いつの間にやら
メトロイドヴァニア
なんていうジャンル、言葉が作られてたのね。
そうなると世界観やゲーム性も込みで、みたいだけど
詳細は【コチラ】をどうぞ。
そんなメトロイドヴァニア×死にゲーと言われる
今作の感想を、つらつら語っていこうと思います。
の、前に
↑に載せたインタビューも
読み応えがあるので是非読んで欲しいですが、
Binary Haze Interactiveの代表の小林さん
コンシューマーゲームに注力してくれているのが
何より喜ばしいですね。
そんな小林さんが語る
ゲーム画面1枚の持つパワー
ってのを、大いに実感したENDER LILIES
グラフィックが良いっていうよりかは、
ゲームの世界観を表す為の
背景の画がとても良い。











地上は既に荒廃していて、
穢者(けもの)という不死者が蔓延ってる。
ストーリーの都合上、
どんどん地下深くに潜っていくワケですが、
水源豊かだったり、牢獄であったり、
臓物を彷彿とさせるようなものであったり…
コンシューマーゲームに注力してくれているのが
何より喜ばしいですね。
そんな小林さんが語る
ゲーム画面1枚の持つパワー
ってのを、大いに実感したENDER LILIES
グラフィックが良いっていうよりかは、
ゲームの世界観を表す為の
背景の画がとても良い。











地上は既に荒廃していて、
穢者(けもの)という不死者が蔓延ってる。
ストーリーの都合上、
どんどん地下深くに潜っていくワケですが、
水源豊かだったり、牢獄であったり、
臓物を彷彿とさせるようなものであったり…
物語の核心に近付くにつれ、
どんどん不気味な雰囲気になっていくのが良かったです。
ファストトラベルをするときも、
序盤で会った不死馬が来てくれるのも世界観バッチリ。

そんな世界観を作り出す上で、
今作で優れていたのが音楽でした。
曲中に流れるBGMは
Miliという音楽ユニットが担っていますが、
これが非常に良かった!
全体的にピアノを基調としている感じが強く
儚げであり、寂しげでもあり、
それでいて美しくもあるってのが絶妙でした。
歌詞があるワケじゃないけど、"Harmonious"など
ボーカル入りの曲があるのも良かったです。
音楽面も、物語が進んでいけばいくほど
背景に合わせた不気味な感じになっていくのも
画とのシンクロ率が非常に高く優秀でした。
サントラも早々に配信してくれているのもgood!
サントラ欲しくなったゲームも久々です。
で、やっぱりゲームミュージックが良いのは
国産ゲームならではです。
Mili自体、ゲームミュージックがメインなワケではなく
アニメの主題歌であったり、そういったタイアップだけでなく
フツーに音楽活動自体もちゃんとしてるみたいなので
Spotifyでもサクッとフォローしました。
とはいえ、曲自体は日本らしいというか日本独自というか、
全体的にゲーム音楽っぽさがあるなとは思いましたが
既存曲は、聴いてるとクセになってくものも多かったです。
エンディングで流れる"Bulbel"には
YouTubeで日本語字幕にも対応しており、
詞の内容がまたゲームの内容とマッチしていて、
エンディングを迎えたあとに歌詞を見ると
感慨深い思いに駆られますね。
エンディングで流れる"Bulbel"はPiano verなので
少しアレンジが違うのも聴きどころ。
個人的にはノーマルverの方が好きですね。
サウンド面で言うと、
レストポイントに入るとSEが控えめになるとか
水中に入ると、フィルターがかって聞こえるとか
細かいところにも拘ってる様が見えました。
そうした音楽面はもちろん、
世界観を作り出す上で重要なキャラクターたち。
主人公であるリリィ以外はみな不死者であるものの
『敵』であっても、『悪者』がいないってのが印象的。
中ボス、ボスは倒したあとに浄化することで
リリィの代わりに戦うものとなってくれます。

ボスの方は、倒すとムービーが挿入され
なぜ、自分が穢者になってしまったのか、
穢者になるまでに何があったのか、などが語られます。





これを見るとわかるのが
多くの者がリリィをはじめとした
『白巫女』を守るために動いていたってこと。
リリィも序盤は白巫女の名に相応しい
真っ白な見た目なのに、
ストーリーの進行と共に、穢れを浄化していくごとに
髪は黒く、脚は赤黒くなっていく不安感やおぞましさ…



今作は会話という面は最低限であり、
リリィは一切喋らず、
本編中は、黒騎士の話すことがほぼすべてです。
しかし、物語を補うための収集要素があります。


集めた『TIPS』はメニュー画面からいつでも確認でき
本編で語られるのではなく、
こういったところで補完される仕様に。
こういうの読むのが好きな人にはもってこい。
これを読んでると、レストポイントでも
関連あるキャラを並べてスクショ撮りたくなる。

シルヴァとシーグリッド

ユリウスとヘニール

ファーデンとシルヴァ、イレイェン
作中イチのギスギス感間違いなしw
アクション面は特に不満もなく、難しさもなく、
直感的にサクサク操作できました。
リリィの剣であり、盾である不死者たちを浄化していくことで
攻撃法やスキルが解放されていきます。
最初から最後までお世話になるのは、やっぱり黒騎士

攻撃の振りが速く、スキが少ない。
ザコ、ボスともに無難にこなせる万能感。

こちらも序盤から最後まで、
スキルセットから全く外すことがなかったゲルロッド
圧倒的な攻撃力の高さが売りで
ライフはもちろん、耐久値もゴリゴリ削る!
コイツさえいれば全ボス倒せるんじゃ…w
ってくらい、強キャラでしたね。
他は入れ替わり立ち代わりで色々使いましたが

鴉を模した西の商人は追尾弾のオート攻撃という
出しておくだけで手数が増える便利屋さん。
他のは対応したボタンを押して発動させないといけないけど
こいつは一回出しておけば、弾数切れるまでオートなので
非常に役立ちました。
回避に専念しても攻撃ができるのは大きい。
ザコ、ボス共に、多勢相手のときはもってこい。
距離が近すぎると当たらないのが玉に瑕。


堕ちた弓使いと異端者ファーデンは
遠距離&多勢相手に役立つけど、
近距離でぶっ放すと、ダメージがクソ出る!
いわゆるショットガンと同じ使い方ができます。
至近距離で全弾当たったときは
ゲルロッドの一発を軽く凌ぐダメージが出ますw
オマケに、スキルの中では
ダッシュ時にユリウスにしがみつくリリィと
壁張り付き時にウルヴと同じ方向みるリリィが
とてもかわいい(*´ω`*)w


攻撃に合わせて、
リリィが身を竦めるのも細かいよね。
そんな彼らを使役して行う戦闘面。
ソウルライクとも言われる今作は、
何も世界観やTIPSのようなところだけではないと思います。
敵の攻撃はなかなかに痛く、
それでいて回復回数も限られてる。
回避やパリィを上手く使わないと、
ボス相手には2~3発で死ぬことも珍しくなし。


ただ、そこはやっぱり2D
3Dが当たり前である
昨今のアクションゲームをやり慣れている人なら
そういった死にゲーより死ぬことはないでしょう。
平面になることでこうもやりやすくなるとは、
今だからこそ、今作をやったからこその
改めて発見でしたね。
レリックと呼ばれる装備品で
攻撃面、防御面、回復面、スキル、その他と
強化できるし、戦闘で困ることはなかったです。

ストーリー面は言うまでもなく面白かった。
というか、ここまで書いた通り、
多くは本編中に語られることなく、TIPSで補完可能。
とはいえ、そこまで難しい内容でもないと思います。
エンディングもABCと3タイプあるマルチエンドで、
進行の仕方でどうとでもなりそうではあるけど、
スキルによって解放できる場所、行ける場所が左右されるので
フツーにやればA→B→Cと順に見れるんじゃないでしょうか。

Cまでちゃんと到達すると
スタートメニューの背景が変わるのも良かった。
最近だと、ニーアレプリカントでも同じこと起きましたが
こういうのも、個人的には何気に好きです。


そして、8月20日のアップデートで
ボスの再戦、連戦、ムービーの再試聴や
NEW GAME+などが追加されました。
Steamにて先行配信された大型アップデートがNintendo Switch、PS4※、Xboxでも配信開始されました!
— ENDER LILIES【日本語公式】 (@EnderLilies_JP) August 20, 2021
ボスとの連戦や再戦/引き継ぎプレイ…etc
未体験の方もぜひこの機会にお楽しみいただければ幸いです。
※PS5は後方互換対応となります。#EnderLilies #エンダーリリーズ pic.twitter.com/hF7tL20lPm
軽く2~3回、連戦をやってみましたが、
完遂出来ませんでしたw
リリィを外見を穢れる前の姿に戻すレリックはあったけど、
このアプデで、穢れきったあとの姿にできるレリックも追加。


これで、外見上は
完全に穢者の軍団ができあがりますね。笑
って感じで、アプデ後の追加要素は
時期が時期だったので、そこまでやれてませんが、
プレイタイム約24時間分、とても楽しめた
ENDER LILIES
の感想でした。
2Dアクションという懐かしさはありつつ、
ゲーム性や世界観はきっちり現代版。
そして、素敵な音楽。
Binary Haze Interactiveの小林さんの言葉通り
ちゃんと面白いゲームでした。
でも、最近
ストアとかで見るゲームとかもそうだけど
インディーゲーを中心に
2Dアクション系ってけっこう多いですよね。
その中でも手を出したのが今作だったりするんですが。
金かければ面白いゲームができるワケじゃないっすよね
ってのを大いに実感するゲームでした。
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