ひと昔前、エモラッパーとして出てきた

LiL Lotusの新曲が

どPOP PUNK

してて、聴いて笑ってしまったw

いや、POP PUNKしてるのはフツーに良いんだけどねw

8/20にアルバム出すらしいけど、

MGKに次ぐ、ラッパーからの転身POP PUNKになるか?

期待を煽ります(* ゚∀゚)

どうも、トトです。



前回のBeartooth

6月の新譜レビューを終えるつもりが、

危うくまた見逃すところでしたw

とはいえ、今回の新譜は全くのノーチェックで

急遽、見つけた新譜なので致し方なし。

蔵出しに行く前にギリギリで見つけた

今度こそ、6月最後の新譜レビュー

今年38枚目となる作品はこちらです。




20210703_160116
KennyHoopla
『Survivor's Guilt: The Mixtape』
1. silence is also an answer
2. estella
3. turn back time
4. survivor's guilt
5. hollywood sucks
6. inside of heaven's mouth, there is a sweet tooth
7. smoke break
8. 9-5 (love me)





USのシンガーソングライターKennyHoopla

Blink-182ds/Travis Barkerと組み、

新譜Survivor's Guilt: The Mixtape

6/11にリリースしました。


何がキッカケで今回の作品を見つけたか?

本国ALTERTIVE PRESSのツイートでした。



POP PUNKの世界に飛び込むなら、これらの新曲を要チェック!

ってところから発見したのです。


このKennyHoopla、若干23歳という若手で

昨年リリースされたEPでは



インディーロックの新人として注目されていました。

もちろん、↑は個人的には得意ではないヤツ。笑

では、レビュー記事を書いた今作はというと?

そいつを確かめていこうと思います。



silence is also an answer
静かな音色のギターと、Kennyの優しい歌声から
Travisのテンポ速めのドラムと共に幕を開ける1曲目。
その後は再びイントロのような雰囲気に変わり、
サビでは再び勢いのあるロックサウンドに。
全体的にエモーショナルな雰囲気押しです。
こういう雰囲気控えめでも小気味良く、
手数多めに叩くドラムがまさにTravisって感じ。笑


estella
2曲目はイントロのリフからPOP PUNK的で
そこにTravisのドラムが入ってくるワケだから
POP PUNKトラックとして大いに完成してますね(* ゚∀゚)
ガッツリどストレートな陽性POP PUNKではなく
ほんのりエモーショナルさもありますが、
エモの雰囲気は前曲よりも控えめであり、
POP PUNKとしての要素の方が強めなところが
聴いててテンション上がりますね





turn back time
3曲目もPOP PUNKトラックが続きます\(* ゚∀゚)/
なんかこういうサウンドで聴くKennyのボーカルが
それこそブリンクのMarkっぽさもあるので
余計にブリンク的なものを感じちゃうなw
しかもPOP PUNKのスタイルとしても
00年代前半~中期くらいのサウンドで
その頃のPOP PUNKを聴いてない人には新鮮に、
聴いてた人にはちょっと懐かしい気分にさせてくれますね。


survivor's guilt
イントロのTravisのドラムがいいぞー(* ゚∀゚)
って思った、タイトルトラックの4曲目。
ここではアップテンポにアツいPOP PUNKで、
アツさを感じる要素はシャウトが展開されてる点。
そのシャウトが00年代のスクリーモバンド的で、
汚い感じのシャウトがまた良い感じw
曲調的に止まらず、大きな転調もせず、
最初から最後までPOP PUNKしてるのが◎です。


hollywood sucks
イントロから耳を突くギターから幕を開ける5曲目は
ここへ来ての、どストレートPOP PUNK!ヾ(* ゚∀゚)ノ
上がる陽性サウンドであり、疾走パートもあり、
こういうのが好きなんよ(*≧∀≦)b
と言いたくなるPOP PUNKをしていて、とても良いですね。
多くを語らずとも、一聴して気に入りました。

MVも内容、ロケーション共に
大いにPOP PUNKしてて素晴らしいですね!
MV公開から2ヶ月で再生回数が
100万間近なのもすごい!





inside of heaven’s mouth, there is a sweet tooth
陽性から一転、陰性寄りな雰囲気に変わる6曲目。
サビ前のおーおーコーラスが特徴的で、
サビはシャウトとクリーンを織り混ぜて展開。
それにより、ここまでのPOP PUNK感よりも
エッジの効いたパンク的、ハードコア的だと感じますね。
激しさ的には今作イチかもしれません。
アウトロになるギターがまたちょっと雰囲気違くて
そこから何がどう始まるの?!
と思わせ、フェードアウトして終わってしまいます。笑


smoke break
7曲目もまたMarkっぽさあるボーカルが響き、
ミドルテンポながらブリンク感がある始まり。
しかし、こういった曲調だからこそ、
ライブハウスよりも大きな会場の方が映えそうではある。
ラストサビはエモーショナルPOP PUNKになり、
フロアでのモッシュピットが目に浮かびます。





nine to five
今作ラストを飾る8曲目は、静かなギターと
それに合わせて歌う弾き語り調でスタート。
さらにそこからストリングスと鍵盤が加えられ、
エモーショナルな雰囲気に拍車がかかります。
と思ったら、Travisと共にバンドサウンドになり
それこそ00年代のメロディ、サウンドを彷彿とさせる。
ストリングスをバックに、コーラスと共に展開するサビは
シンガロングしたくなりますね。
ライブにも、音源にも、締めにピッタリの曲。





以上、

KennyHoopla『Survivor's Guilt: The Mixtape

でした。

全8曲で約21分というサクッと感。

昨年のMachine Gun Kerry同様、Travisのおかげか

良質POP PUNK盤になってますね(* ゚∀゚)

キてるね!
POP PUNKリバイバルの波が!


その最大の立役者であり、功労者が

他でもないTravis Barkerその人だと思います。

色んなところでコラボしては、

そこでPOP PUNKを鳴らしている。

それは今回のKennyHooplaの作品でも同様。

こういう形でPOP PUNK復権を担うのは面白い。

しかし、Travisが関わることで

Blink-182っぽいPOP PUNKになるのは

避けられなさそうなのがちょっとアレだけど(。-∀-)笑


しかしMGKにしろ、KennyHooplaにしろ

POP PUNKリバイバルは嬉しいけど、

POP PUNKはソロの人がやるって風潮になってる気もする。

昨年からウチのブログでもちょこちょこ出してる



NOAHFINNCEも最初から1人ですしね。

ソロでも良質POP PUNKが続々生まれるなら良いけど

やっぱ個人的には『バンド』が増えて欲しいな。



なんてことを思いつつも、

Travisの手により、

他ジャンルから再び良質POP PUNKが誕生!

KennyHoopla『Survivor's Guilt: The Mixtape

POP PUNKリスナーはmust check!

そうでない人も是非ぜひ、チェックしてみてください。





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