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そーいや、今月頭に

先月行われたNFGの配信ライブのマーチが届きました。

このMTVのロゴを模したの、面白いな( ´∀`)

と、思って新作マーチ見てて気になってたんですよね。

それをこうして、配信ライブを見ずとも

マーチを買えるシステム、

バンドをサポートできるシステムはとても良い。

ってのは、誕生日に上げた一問一答でも書きましたが。

こういうの、他のバンドもやってくれんかな。

どうも、トトです。



前回のRise Againstに続いて

今年34枚目の新譜レビューといきましょう。

今回のバンドは、いつぞやの冒頭ネタで

チラッと名前を出したバンドです。

その時に自分も初めて知り、

Spotifyでもフォローを始めたところ

なんとこうして新譜を出すじゃないですか!

ガチの新譜ってワケではなく、

過去の曲?未発表曲?を1枚にまとめた

…って感じがしますが。

今回取り上げるそんな作品はこちら。



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Summer Curse
『Old Shitty Songs (2010-2013)』
1. Hanging Fire (I'm a Wreck)
2. You're So Scared, I'm So Damaged
3. The Great White Buffalo
4. Night on the Sun
5. Rise & Shine
6. If You Need Me I'll Be in the Basement
7. I Hope You Find What You're Looking For
8. Heart Attack (Acoustic)





vo,ba/Daveが起ち上げたPOP PUNKバンド

Summer Curseが、この名義では初となるアルバム

Old Shitty Songs (2010-2013)を6/4にリリースしました。


このバンドの略歴を軽く調べてみましたが、

Daveは以前、Night Terrorsというバンドをやっていたらしく



このバンドが解散してすぐ2019年に

Summer Curseを始めたようです。

↑の楽曲を聴くに、Night Terrorsもかなり良いですけどね。

MVになってる方は、2016年にUPされて

再生回数が2,000回ちょい…

そこらの日本のバンド以下ってのがちょっと可哀想になるな…

で、Summer CurseSummer Curse

一応、"バンド"としての体裁は取っているけども

実質、Daveのソロプロジェクトのようです。

…自分の翻訳が間違っていなければね←

まー、Hit The LightsNickTheif Clubみたいなもん

って考えればしっくりくるかもしれない。


と、バンドについて調べたことを挙げたとこで

今作の試聴をしていこうと思います。




Hanging Fire (I'm a Wreck)
1曲目は初聴から真っ先に思った
音小っさ!
収録当時のままなのかなってのが伺い知れるほどに
他の曲に比べて、かなりボリュームが低い。
1曲目だからって、これを基準にボリューム上げると
2曲目から痛い目みるヤツですね(。-∀-)w
わかりやすく陽性POP PUNKなだけに、
1曲目から音量でつまずくなんてのは想定外だし
何かもったいないなw


You're So Scared, I'm So Damaged
とはいえ、こっちを1曲目にした方が良かったんじゃね?
ってくらい、冒頭から勢いあるストレートな
POP PUNKサウンドを展開する2曲目。
こっからボリュームもしっかり正常値ですw
曲調も捻りなしの直球具合が非常に好感で、
文句なしに今作収録曲の中ではNo.1に好きです( ´∀`)b
一旦静止、からのラストサビへの入り方も○です。


The Great White Buffalo
3曲目はイントロのド頭の雰囲気が
どこか初期のAll Time Lowっぽさを感じます。
この曲も漏れなくちゃんとPOP PUNKしていて
サビのバックコーラスを含めた雰囲気も良い。


Night on the Sun
イントロからも期待通りのPOP PUNKな4曲目。
ボーカルがベースをやってるのもあってか、
場所によっては、ギター控えめベースが前に、
って感じの展開してるのが良いですね。
ヘドバン衝動に駆られるようなブレイクも良い感じ。
2曲目と4曲目で、今作の個人的トップ2。


Rise & Shine
続いてエモーショナル特化な5曲目。
エモーショナルトラックなのは間違いないけど、
POP PUNK"バンド"らしいサウンドと、
しっかりバンド感のある展開なのは好感です。
タイトルは"Rise"だけど、太陽が"沈む"夕方に
相応しいようなエモーショナルロック。


If You Need Me I'll Be in the Basement
イントロからして、アルバムタイトルの年代から
ちょっと前のPOP PUNKな様を感じる6曲目。
今年、過去作レビューしてる00年中期~10年代あたりの。
間違いなく"今"のPOP PUNKサウンドではないけど
確かにあった時代のサウンドは懐かしさを感じる。
その為、POP PUNKしてるはしてるけど、
個人的にはどこかノスタルジックな雰囲気。


I Hope You Find What You're Looking For
掻き鳴らすギターと共にボーカルも入る7曲目。
エモーショナルトラックかな?と思いきや、
その後、しっかりPOP PUNKしてくれて何より。
とはいえ、やっぱりエモメロ寄りですが。
そうしたサウンドでもメロの良さに関してはまだまだ…
って思うところが、先達バンドとの違いか。


Heart Attack (Acoustic)
ラストの8曲目はアコギトラック。
タイトルにわざわざ(Acoustic)と入れてるあたり、
原曲は原曲でちゃんとあって、
そっちはしっかりバンドサウンドしてるのかな?
ってことが気になりつつも、これはこれで
アコギによるエモーショナルさも出ていて、
コーラスもありで、POP PUNK的アコギナンバーとして
良いものに仕上がっています。





以上、

Summer Curse
Old Shitty Songs (2010-2013)


でした。

バンド名に違わぬ、夏に聴きたいPOP PUNK

ってのを大いに実感。

Blink-182
New Found Glory
All Time Low
Handguns


などなど、

聴いてて色んなPOP PUNKが思い浮かびます。

しかし、色々と物足りなさもある。

こういうのを聴いてると、

やっぱ日本のバンドも負けてないって思うけど…

…ねぇ?(´・ω・`)-3



ま、ともあれ

何があって前のバンドをやめたのかは定かではないけど、

新たに始めたこのバンドで、ある程度は芽吹いて欲しい

Summer Curse
Old Shitty Songs (2010-2013)


まだまだこれから、応援し甲斐のあるPOP PUNKバンドです。

是非に。





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