6月6日の悲報。

とうとうこのクラスのバンドまで…

コロナさえ無ければ、

少なくとも"今"ではなかったと思う。

そんなバンドがシーンを去ることに…

自分が遅咲き故に、聴き始めも漏れなく遅れたが

当然、ライブは幾度となく見た。

Umeboやらかし後、謹慎明けの音源あたりから

クリーンボーカル導入も、IKEPYのパワフルボイスは

そのへんのナヨいクリーンとは全く違う、

クリーンありでも硬派サウンドだった。

晩年、ちょっとコミカル色強かったけど。笑

実力はあるのに、日本のメタルシーンでは芽が出なかった。

なんだかな…(´・ω・`)-3

これで自分が聴く貴重な国内バンドがまた1つ消えることに。

もしもホントにパラレルワールドがあるなら、

コロナがなかった世界線に生きたいもんです。

HNIBのことだけじゃなしにね。

どうも、トトです。



それでは今年35枚目の新譜レビューにして

今年3枚目となる国内バンドの新譜といきましょう。

ウチ的には割と早めから取り上げられていて

このバンドのレビュー自体、

1st EP、2nd EP、そして今作と

計3作目のレビューとなります。

そうしてる間にも、バンドは着実にキャリアをかさね

今、このタイミングで1stフルアルバムをリリース!




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CVLTE『praystation 2』
01. bloodbath.
02. ritual.(feat. Paledusk)
03. robbers.(feat. wstdyth)
04. heartbreak.
05. paradise.(feat. demxntia)
06. needed you.
07. devilsmile.(feat. G:nt)
08. savepoint.
09. hennessy state of mind.(feat. familypet)
10. memories.
11. wasted times.
12. hellboy.(feat. Shaka bose 釈迦坊主)




国内若手の有望株!

オルタナロックバンドのCVLTEが

キャリア初となるアルバム『praystation 2』を

6月7日にリリースしました。


昨今の若手バンド、アングラシーンの中で

ようやくのアルバムリリース。

CVLTEはやってくれると信じてた\(^o^)/

その期待に応える形で、

こうしてアルバムを完成させてくれました。


そして、そのタイトルに注目したい。

見逃しがちだけど、確かに違うのは

本来のPS2は『Playstation 2』

今作は『praystation 2』

『L』と『R』の違いですね。

しかし、そのロゴやアートワークのタイトルの位置など

PS2と思わせるデザインはゲーム好きとしても

そそられるものがありますね。笑


そんな記念すべきCVLTEの1stアルバム

早速、聴いていこうと思います。




bloodbath.
エフェクト盛り盛りなボーカルが冒頭から響く1曲目。
そして、今作のタイトルを彷彿とさせる
PS2時代のゲームのSEが早くも登場しますw
DMC(デビルメイクライ)のSEが!w
懐かしいw DMCは1以降プレイしてないけど
その1作だけでも何度も何度も聴いたこのSE
脳内は速攻でDMCの映像が自動再生されましたw
そのあとは冒頭のダークな雰囲気を纏いつつ、
CVLTEらしいシンセを取り入れたオルタナロック、
オルタナポップ感を展開していきます。

MVの色みが完全にアートワークと同様。
そしてDMCっぽさも感じる色合いですねw
ちょいちょい出てくるポリゴン風CGがまさにPS2って感じw
しかし、最近のバンドのMVって
ダンサー起用すんの多くね?流行ってんのかな?笑





ritual.(feat. Paledusk)
どこかアラビア的な雰囲気から始まる2曲目。
イントロを抜けると、早くもゲストである
PALEDUSKのvo/KAITOの汚いシャウトがお目見え。
貶すワケじゃないけど、KAITOのシャウトって汚いよな。笑
CVLTEの音楽性と絡むと余計にそう思う。
しかし、それが良い意味でのノイズになってるのも事実。
そして今度はKH(キングダムハーツ)のSE!
何かめっちゃたくさん手に入れてるw
DMCよりもKHのがシリーズ追ってるし
個人的にはこっちのが馴染みあるなw
KAITOは前作EPでもゲスト参加してるし、
その時の曲同様、どこかコア寄りではあるし、
ブレイクダウンもあり、そこでの怪しいコーラスも良い、
しかし、今作ではしっかりCVLTE色も出てるのが○


robbers.(feat. wstdyth)
序盤からゲストのwstdythがラップを披露する3曲目。
ゲストの影響か、Avielもラップ調のパートあるし
曲調もラップトラック的でもある。
しかし、要所でドラムの存在感もあり、
それによるバンド感も損なわれてないのが良い。
聴いてて思うけど、こういう音と音との間に入れる
Ah とか、すき間を埋める合いの手的なボーカルというか
それはAvielの海外の血があってこそかな、なんて思う。
こういうの日本人(のバンド)だとまずやらないし、
やっても何か違和感あるし。笑
ラップトラック調だからこそ合うってのもあるしね。


heartbreak.
4曲目は冒頭のボーカルから、
エフェクトかけたボーカルに変わるところを聞くと
同じAvielが歌ってると思えないな(* ゚∀゚)笑
サビはメロディ重視な歌ものオルタナロックに。
終盤、一瞬の静止のあとに打ち付けられるドラムと共に
Ohh─────
と、伸びるAvielのボーカルが良いですね。
この曲ではゲストもいなくて、Avielのボーカルを
存分に楽しめる展開になっています。





paradise.(feat. demxntia)
続く5曲目は、のっけから浮遊感のある
アンビエントな雰囲気なサウンドから幕を開ける
エモーショナルトラックに。
2コーラス目で入ってくるボーカルがゲストかな?
全体的にミドルテンポで、耳に馴染み良い聴きやすいメロディ。
メロディの良さでは今作でも上位では?と思える1曲。





needed you.
ようやくドラムあり、ギターありで
ガッツリ!バンド感あるイントロを見せる6曲目。
そのあとすぐにKHのキャンセルSE鳴るけどw
しかし、このバンド感があるからこそ、
自分も先行曲の中ではいちばん聴いてたし、
耳にもサクッと馴染んだもんです。
バンド感薄くて、シンセ盛り盛りでもいいけど、
やっぱりもとを正せばCVLTEだって"バンド"なワケだし。
こういう曲の方が個人的には好きだな。
実際にはどうかわからんけど、
個人的には今作でもお気に入り度の高い1曲。





devilsmile.(feat. G:nt)
7曲目はのっけからラップトラック調のサウンド、
Aviel、ゲストのG:nt共にラップボーカルを展開。
なんかちょっとWaterparksっぽい雰囲気あるな。
世界的な音楽シーンの流れもあるのか、
CVLTEも今作のフルアルバム制作に於いて、
ラップトラックを増やしてきたなって感じする。
ブレイクパートでは一転、全力シャウトがお目見え。
このシャウトもG:ntかな?YNGBLUDみてぇ。


savepoint.
8曲目はインタールード的なショートトラック。
ここまでの曲を聴いてれば何の違和感もないサウンド
エフェクトをかけたボーカルが展開するけど
最後にめっちゃKHのSE w
キャンセルキャンセル決定
キャンセルキャンセルキャンセル…レベルアップ!
みたいなw
やっぱどういう状況で鳴ってるSEかわかる為、
聞いてて面白いなw
せっかくならまんまセーブポイントみたいに
スロット選んでー、あ間違えたキャンセル、セーブ!
みたいにしてくれたらもっと良かったのにw


hennessy state of mind.(feat. familypet)
ギターとベース、両竿隊のリフから幕を開け、
再びバンド感の方が強めに出る9曲目。
前作EPに近い雰囲気を感じます。
CVLTEなりの"正統派"オルタナロック感。
合間に入る、深海で鳴っているような
エコーがかった鍵盤サウンドの雰囲気が良い。
そのあとはゲストfamilypetのパートかな?
Avielと共にボーカルワークに彩りを加えます。
終盤、終わりかな?と思わせつつのラストサビは
ABRみたいな展開でちょっと笑っちったw


memories.
10曲目は今作唯一のガッツリ歌ものエモーショナルトラック。
ピアノの旋律がエモーショナルさをより引き立てます。
サビの最初のメロディ、i can't get you outのとこ
Boys Like Girls"Hero/Heroine"浮かぶわ。
その部分がファルセット気味なのも相まって余計に。
しかしAvielくんさ、こういう歌もので改めて思うけど
エフェクトかけてないボーカルのが良いな。
他にもエフェクト少なめの曲もあるけどさ。
表現のひとつとしてエフェクトかけるのは良いけど
どんなバンドであれ、やっぱボーカリストたるもの、
その人自身の声で歌ってくれた方が良いよね。
ギターを掻き鳴らす終盤からは壮大さもあり、
大きな会場でも映えそうな雰囲気もひとしおに。


wasted times.
冒頭からリズム隊のサウンドが響く11曲目。
そんな冒頭からAvielのボーカル入りで
こちらもエモーショナルなメロディが引き立つ。
バンド感もあるけど、2コーラス目には
ラップ調のボーカルも展開しています。
アンビエントな雰囲気の浮遊感あるシンセも○
サビではおーおーコーラスもキャッチーです。
ラストはアコギの弾き語り調で締めるのも良いですね。





hellboy.(feat. Shaka bose 釈迦坊主)
ラスト12曲目は、今回のアートワークに見る
ダークな雰囲気を序盤から感じられます。
同時にラップトラック風でもある。
ドラムとシンセが本格的に入ってくると、
ダークさも薄れますが、タイトルゆえにか、
やはり全体的にダークな部分は多い気がする。
この曲では、前作EPでもゲストに選ばれていた
釈迦坊主が再び参加、ここでもラップを披露します。
曲自体がラップトラックっぽいのも、
やはりこのゲストありきな要素な気もするし、
昨今のトレンドをしっかり取り入れた結果とも取れる。
しかし、釈迦坊主の前作参加曲のタイトルが"happy."
今作では"hellboy."と真逆と思えるのが良いですね。





以上、

CVLTE『praystation 2

良いデビューアルバムだった!

と、思えるくらいには良作でした。

これまでの2枚のEPを経て、

その2枚からの影響、成長も感じられつつ、

また、確かにその2枚が土台になっているとも感じる。

その結果をこうして、

1枚のアルバムに仕上げてくれたのがまず嬉しい。


そんな今作の中でやっぱ面白かったのは

DMCKHのSEですねw

DMCは1曲目"bloodbath."だけだったけど、

KHは何度か出てきてましたねw

何百、何千…下手したら万単位で聴いてるかもしれない音

間違えるハズもなし。

こういうSEにも著作権的なものってあると思うけど

無断で使ってるのがバレて、

配信停止とか録り直し、多額の賠償金によって

バンドが解散に…

なんてことにはならないようにして欲しいもんです(。-∀-)笑


あとはゲストの存在。

前作から継続してるゲストも良いんだけど、

そこはちょっと変えて欲しかった感もある。

WHISPER OUT LOUDの曲にAvielくん参加してるし



WOLからTammyをゲストに1曲欲しかったな。

女性ボーカルって点でも、

今までのCVLTEになかった要素で新鮮さもあるしさ。


ただ、個人的には前作収録のこの曲



"Falling Apart"に勝るグッドメロディな曲は

今作から見出だせなかったものの、

昨今のトレンドであるラップ要素も取り入れ、

それでいてこれまでのCVLTEらしさも失わず、

とても良いアルバムだったと思います。

EPの頃から注目度も高く、その注目度を保ったまま

サマソニという大きな舞台に出演できたことで、

さらに飛躍したあとにこのバンド初のアルバムリリース

着実にキャリアを重ねていってる感が頼もしい。

前回は『出れんの?!サマソニ』枠だったけど、

もし次回出ることがあるなら、出れんの?!という

オーディションではなく、ステージを彩る出演者の1つとして

ラインナップされるだろうってとこも含めて楽しみですね。



そんな同キャリア帯のバンドの中では

かなり勢いがあると感じる、バンドの最新作であり

記念すべきデビューアルバム

CVLTE『praystation 2

↓に挙げるバンドが好きな人にも刺さりそうな

国内の若手有望株です。

これまで彼らを知ってる人も、知らなかった人も

是非ぜひ、チェック!





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