遅れてくる筋肉痛はガチ。って、レス読み進めていったら

筋肉痛の遅延は老化ではないらしいけど。

白髪は若い頃からあったし別に…だけど、増えたなとは思う。

これも老化よりストレスのが大きいちゃうんけ?

係長にはならされるわ、コロナ自粛はあるわ

20代の頃より倍以上ストレス感じてるわ。

大いに実感するのは一時記憶(瞬間記憶?)の低下

あれどこやったっけ?どこ置いたっけ?
今、何しようとしてたっけ?何調べようとしてたっけ?

ってのはめちゃくちゃ増えました。

あとはー、達観……って言うと良く言い過ぎだけど

諦め、見切りをつけるのに抵抗はなくなったな。

物事に対して、過度の期待をするのは減りましたね。

そのへんは普段から、何なら前ブログの頃から

喜怒音楽を読んでくれてる人、講読期間が長い人ほど

感じてくれているとは思いますが。笑

どうも、トトです。



気付けばGWも終わってしまいますが

もりもりリリースされた4月の新譜レビュー

今日も書いていこうと思います。

記念すべき20枚目となる今年の新譜レビュー

今回はバンドではなく、ソロシンガー

海外ソロシンガーをレビューするの初…かな?

バンドとしてはウチでも何度か出してるし、

昨年リリースされた新譜はレビューもしました。

その時に感じた類い稀なボーカルが本日の主役です。




Tilian_FactoryReset
Tilian『Factory Reset』
01. Holy Water
02. Dose
03. Caught In The Carousel
04. Anthem
05. Breathe
06. All I Crave Is Peace
07. Is Anarchy A Good Hobby?
08. Factory Reset
09. Imagination
10. Act Out
11. Hands Around My Throat





今やDance Gavin Danceのボーカリストとして名を馳せる

Tilianの4枚目となるソロアルバムFactory Reset

4/23にRise Recordsからリリースされました。


ウチとしては初レビューとなった昨年リリース

DGDの『After Burner』

その作品から、正確にはそれより前のシングル



"Blood Wolf" からDGDにハマり、

同時にTilianというボーカリストの存在を知りました。

それ以降はもう言わずもがな。

昨年はDGD、今年はTilianソロ作と

嬉しいリリースが続いたことが何より\(^o^)/

それでは、そんなTilianの4枚目のアルバム

早速聴いていこうと思います。





Holy Water
静のギターと共にしっとり歌うところから始まる1曲目。
ドラムが入ってくるとバンド感が強まり、
プログレッシブ且つ、マスロック風であり、
それでいてオルタナポップ感もある面白いサウンド。
そこに加わるTilianのボーカルはもちろん文句なし!
テクニカルなギターからはDGDっぽくもあるけど
DGDとは確かに違う曲という印象も受ける。
自分のようなTilianソロ作を初めて聴く人も、
DGDを好きな人も、等しく受け入れられるような1曲。


Dose
変わって、少しエレポップ的な雰囲気を醸し出す2曲目。
しかし、バンド感もしっかり感じることができ、
エレポップロックと言えるような展開に。
少し陰気なところはオルタナポップ的にも。
個人的にポップミュージックに於ける"オルタナ"って
インディー寄りでもあり、陰性な印象なのよね。
Soon you'll feel ordinary~♪
と、Tilianが歌うとこのメロディがツボです。


Caught In The Carousel
イントロからポップ感を大いに引き出す3曲目は
Paramoreの現状最新作『After Laughter』を思い出す。
それゆえにキャッチーで、ポップ寄りなオルタナポップは
広く聴く人を選ばない感じはひとしおです。
Tilianのボーカルも割とハイトーンで、
Tilianのハイトーンって聴いてて気持ち良いんだよな( ´∀`)
そしてここまでの3曲で、ポップもいけるTilian
優れたボーカルは歌う場所とジャンルを選ばない
ってのをひしひしと感じます。

タイトルトラックではないけど、公開されているVIDEOは
今回のアートワークを堪能できるビデオになっています。
その中に出てくる顔色悪いTilianがシュールで笑えるw





Anthem
先行MVで聴いたときは"Anthem"ってより…
"Poison"じゃね?と思うほどpoisonを繰り返す4曲目。
そうしてライブ会場で一斉に歌えるからこそ
"Anthem"なのかもしれないけどね。笑
ヾ(*≧∀≦)ノ ポーイズェーン♪ ポーイズェーン♪
だからこそキャッチーさに秀でているポップトラックで
ある種ダンサブルで踊りたくなるようなリズムやメロディ、
クラップを引き起こさせるようなSEもあるし、
けっこうライブ向け、ライブを意識したような展開。

MVも白を基調とした世界観と水の表現がとても綺麗で、
そこに音量メーターのようなカラフルな液体、
そういった色とりどりな要素が入ると見た目にもポップになる。
MV含めて、今作で個人的にいちばん好きな曲です。





Breathe
眠くなるんじゃなくて、
そういった催眠を促すような、催眠効果テキメンのような、
サイケデリックなシンセサウンドが特徴な5曲目。
そういった意味ではちと怪しさもある。笑
でも、そこに割って入るTilianのボーカルは
サウンドのやべー感じを打ち消す効果が!
なんてことを思う、およそ1分半のショートトラック。


All I Crave Is Peace
6曲目の明るく陽性サウンドな様は今作でも上位か?
しかし、ここで再びバンド感が強くなります。
イントロから鳴り響くギターも、全体的に強烈で、
こういうの聴いてるとDGDのTilianって感じするなぁ。
割とドラムも目立つのが個人的に良さげです。
バンドサウンドとTilianボーカルの馴染みの良さよ。
やっぱり先にDGDでTilianを知ったからかな?
ここにJonのスクリーム来たらDGDじゃね?w
と言えるレベルの曲かもしれません。


Is Anarchy A Good Hobby?
打って変わって7曲目は、少し不穏感を煽る
ややダークなサウンドのオルタナポップ。
小さなノイズのようなシンセとドラムがバックに鳴る中、
エフェクトかけたボーカルが機械的で悪魔的。
今作の中でも"負"の面が強めな印象の1曲に。

黒人、アジア系、女性…に絡みつかれるTilianの図…
なんてMVを見ると、やっぱどうしても
昨今の差別問題が浮かんできちゃうよね。





Factory Reset
同じオルタナポップでもこちらはややアップテンポで
キャッチーさも戻ってきて聴きやすくなった
タイトルトラックの8曲目。
Tilianがラップするワケじゃないし、そんなイメージも薄いけど
(やろうと思えばできるんだろうけどw)
サウンド自体はどこかHip-Hop感、ラップトラックっぽい。
バンドシーンでも、最近こういう雰囲気の曲が増えた気がするのは
数年前のピークよりも落ち着いた気はするけど、
やっぱりラップミュージックが売れてるからですかね?


Imagination
イントロのリフからCHONが浮かんだ9曲目。
そこにポップさも、踊れる感じも、
ほんのり少しソウルな感じ?もぶち込んだ
聴いてて面白い楽曲です。
CHON×Tilianという夢のコラボ感もあるし、
この曲、良いですね!(* ゚∀゚)
今作の中では"Anthem"と並んで、個人的なトップ2


Act Out
ここまでで最も明るく、
陽性でポジティブなエネルギーに満ちた10曲目。
シンセも、ボーカルも、ポップな雰囲気増し増しで
さながらTilianもポップシンガーの様を見せます。
ポップシンガーにしては、声がハスキーだけどねw
それでも、持ち前の歌唱力の高さと表現力で
ポップシンガーとしての道も悪くないと思える
そんなことを実感できるポップトラック。


Hands Around My Throat
ラスト11曲目は、イントロからドラムが響き、
バンドサウンドでロック色の強い展開を見せます。
これまで通りにシンセ要素もあるけど、
やっぱりバンドサウンドが強い!
キャッチーさもあるけど、ロック感もバッチリ。
ここへ来て、Tilianの一瞬のシャウトも垣間見えます。
シンセをバックに歌うTilianも良いけど、
やっぱりバンドサウンドで歌って欲しい!\(^o^)/
そうして"バンドマン"としての顔をしっかり見せて
今作を締め括ります。





以上、

TilianFactory Reset

でした。

いやー、素晴らしいねTilian( ´∀`)b

昨年リリースしたDGDの新譜から入った

ドにわかな自分が言うのも気が引けるけど

Tilianさん素敵だわー(*´ω`*)

もちろん第一印象は"DGDのTilian"だけど

それ以外でも全ッ然!イケる!

ってのを大いに実感できる作品でした。


全11曲で30分弱っていう手軽さも相まって

サクサクリピートできてしまうのも良いですね。

1曲1曲、色んな要素を含んでるから

リピートしてても飽きませんしね。


そもそもTilianは昨年、



こういったツイートもしていて、

そこがまた好感でした。

こういう発言を公にできるだけで

DGDとしても、Tilianソロとしても、

不安はないし、より期待できてしまう。





そんなソロ作としても4枚目となる

TilianFactory Reset

DGDが好きな人はもちろん、

色んな顔のTilianが見れる本作、

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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