ゲームに限らず、何でもそうじゃね?

映画も、マンガも、アニメも、音楽も…

バズったことをキッカケに群がる連中多すぎな気がするな。

何なら、良いも悪いも

他人の意見(多数派)に左右されてる感じするし、

自分の意志とか好みとかないんかっていう…

だから日本に於いて、そういう連中が群がって話題になる

流行りもの、売れてるものって信用ならねんスよね。

どうも、トトです。



一度にドカッとリリースされる新譜試聴中なので

更新ペース維持の為の過去作レビュー。

前回、FTSKを取り上げたことで

今回のバンドも書こうと思い立ちました。

それ以前に、2月の蔵出しで新譜を取り上げてるし

年内に書くことは宣言していたので、

ようやく日の目を浴びさせることができます。

そんな今年12枚目となる過去作はこちら!




Eleventyseven_AdventuresInEville
Eleventyseven
  『Adventures In Eville』
01. Nightmare
02. The Best I Can
03. Evil Genius
04. Trying
05. Redeem The Scene
06. Prom Song
07. Lonely Word
08. Back When We Were Kids
09. Like You Rock
10. End Of Time
11. Evil Genius (remix)
12. Clarity





エレクトロ要素を取り入れたPOP PUNKバンド

Eleventysevenの3枚目となる作品

Adventures In Evilleが2009年にリリースされました。


↑に載せたインタビューの通り、

過去にはPUNKSPRINGにも出演経験があり、

自分は当の激ロックが呼んだときにライブに行きました。

超懐いなw

geki-fes8



↑蔵出しで取り上げたときは

休止から復帰してたのも知らなかったし、

しかし、出てた新譜はイマイチで…笑

それを払拭するために、この作品を書こうと思った次第!

本来のEleventysevenはこんなに楽しいんだぞ!

と言いたくなるこの作品を聴いていきましょう。




Nightmare
オープニングからぶち上げるのが今作の良いところ!
個人的にも文句無しにこの1曲目がいちばん好きです。
今作でいちばん好きなのはもちろん、
Eleventysevenの曲の中でもいちばんかもしれない。
だからこそ、この作品を選んだと言っても過言では無し。
このバンドらしいシンセ要素はあるけど、
それよりもバンド感の強いアップテンポで
モッシュ御用達なサウンドが良いんスよね!ヾ(*≧∀≦)ノ


The Best I Can
2曲目は、冒頭こそエレクトロ要素で始まるけど、
こちらもしっかりバンド感があります。
そしてエモメロ寄りなところがまた
この時代のPOP PUNKシーンを象徴しているよう。
エモーショナルな雰囲気がありつつも、
エレクトロ感によるキラキラ感も時代特有か?


Evil Genius
MVもあるし、今作のタイトルを考えると、
これがタイトルトラックかな?なんて思う3曲目。
いちばん好きなのはもちろん"Nightmare"だけど
この曲もしっかり耳に残るくらいには印象的な
縦ノリ感のあるポップでキャッチーなメロディが特徴です。
Eleventysevenのエレクトロ要素はチャラくないのが良いな。

MVの内容は、POP PUNKらしく
笑えるコメディ要素強めで非常に良いですw





Trying
続く4曲目も縦ノリポップソング。
このへんから少しバンド感は薄まってきますが、
よくあるEDMのような同じ展開を繰り返すという
クソほどつまらない展開はなく、曲構成的には
EDM感がないのが、Eleventysevenの良いところ。
何よりちゃんとボーカルがいますからね。
それだけでつまらんEDMとは差別化できる。


Redeem The Scene
冒頭、謎のラップから始まる5曲目。笑
しかし、ここではバンドサウンドが戻ってきて
イントロのギターなんかはParamore
"Misery Business"を彷彿とさせます。
とはいえ、バンドのエレクトロ要素はそのままに
バンド感の強いクールサウンドが響きます。
vo/Mattの声もちょいちょいエフェクトかけてる感じするけど
そもそもは割と高音域のボーカルだと思います。
ラストサビ前にはそんなMattの超ハイトーンが響くのも
この曲の注目ポイント。
アウトロはイントロと同じく謎のラッパーで締め。
ラッパーってか、ただの黒人のMCっぽいかな。笑


Prom Song
6曲目はバンド感を継続しつつも、
ノリやすい陽性POP PUNK/POP ROCKを展開。
やっぱこういうわかりやすい上げ曲は
聴いてて楽しくなるなぁ( ´∀`)
エレクトロ版ブレイクパートは
(*≧3≦)Hu──  (*≧▽≦)Ha──
    Hu──(≧ε≦*) Ha──(≧∇≦*)

と、チャラ臭いコーラスもw
これがまた楽しげではあるんだけどもw


Lonely Word
7曲目のイントロ聴くと、毎回のように
サマーウォーズのOZが浮かんでくるんだよな。笑
しかし、そんなOZのような様々な色が浮かぶ
色合い豊かなポップさをこちらも表現。
何なら初期きゃりーぱみゅぱみゅ的なポップさある。笑
シンセがあるから余計にヤスタカサウンドちっくなのかも。
タイトルさながらのエモーショナルさもほんのり。


Back When We Were Kids
8曲目も少しエモーショナルなエレポップをイントロに
サウンドも控えめに徐々に上げていく展開。
マリオのキノコ取った時みたいなSEから入るサビは
軽くモッシュができるくらいアップテンポで
キャッチーなメロディは縦ノリ感も誘発します。

マリオで思ったけど、そういうキノコみたいなSE、
Eleventysevenの使うエレクトロ要素って、
コアミュージックではないので、
"ニンテンドーコア"とは言わないけど
ファミコン、スーファミ時代のゲームのような
ゲームミュージック感あるんだよな。
そのへんが世代的にも聴きやすさを助長してるのかな?


Like You Rock
9曲目は、バンドらしいエレクトロ要素はもちろん、
タイトル通りロックなギターも同時に展開して始まる
エレクトロロックをまさに体現するようなサビは
そのエレクトロ要素もあり、ノリの良いポップサウンドに。
NightmareEvil Geniusに続き、久々に聴いても
覚えていたくらいキャッチーで耳馴染み良いメロディも必聴。
なんだかんだ、やっぱバンド感強い方が好きなんだな。笑


End Of Time
10曲目は、どこかクリスマスっぽいシンセから
本作に収録された本格エモーショナルトラック
チャラく、明るく、楽しくするだけじゃない
ってのを、この曲のエレクトロ要素で実感。
要は何でも使い方次第!w


Evil Genius (remix)
日本盤のボーナストラック1曲目は
MattのソロプロジェクトJellyroxによる
本作収録のEvil Geniusのremix版を収録。
Jellyroxはバンド要素よりも
エレクトロ方面に特化したイメージなので
ライブハウスよりもクラブハウスの方に特化した
より踊れるEDMチューンに。


Clarity
ボートラ2曲目はオリジナル曲。
ボートラでオリジナル曲入れてくれるのは嬉しいな。
しかもJellyrox Remixだった1曲目と比べ
バンドサウンドの強いライブハウス仕様の曲なのがまた良い。
しかし、ド頭のイントロを聴いてると、そのまま
Good Charlotte"The Anthem"を流したくなるw
EleventysevenのPOP PUNKを押し出した1曲で
サビはエモメロ路線だったけど、ラストの方は
アップテンポになり、かつピースフルな雰囲気が
すげー好きっすね\(^o^)/





以上、

Eleventyseven
  『Adventures In Eville

でした。

バンドも、音楽性的にも、懐かしい気分になりました。笑

こういう電子音系ロックは、

まさに"時代"を表す音楽な気がします。

今、こういうのってなかなか見かけませんしね。

過去作レビューするかどうか迷ってはいるけど

Eleventysevenのようなこういう感じのが好きなら

初期Cash Cashなんかもオススメですね。




しかし、こうして改めてEleventysevenを聴きましたが

やっぱりこの作品がいちばん良いな!(* ゚∀゚)

こういう作品ほど、ピンポイントでSpotifyにないのがまた

(# ゚Д゚)イラッとさせてくれますが。

こういった改めて良い!を

実感するという意味でも過去作レビューしてますんでね。

サブスク以外にも音源をチェックしてる人限定になりますが

Eleventyseven
  『Adventures In Eville

是非ぜひ、ご一聴。





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