失笑もんだわw
でも、これは割と予想できた人も少なくないのでは?
ま、Androidユーザーの自分には
流行り始めも、オワコン後も
全く関係ないツールではありましたけどねw
どうも、トトです。
それでは、前回のLANDMVRKSに続き
今年11枚目の新譜レビューといきましょう。
今回のバンドは、喜怒音楽ではお初のバンド。
しかし、正確には初めましてではありません。
それというのも、今回のバンドのボーカルを
ゲストに選んでいたバンドの作品は
過去にレビュー済みだったからですね。
かく言う自分も、それでこのバンド知りましたし。
しかし、いつぞやの冒頭で言ってた
アルバムリリースを間近に控え、
先行曲を集めて"EP"として配信していた
紛らわしいことをしてくれたバンドでもありますw
それに惑わされずに、
こうして"アルバム"にありつけました(。-∀-)笑
そして下書き終えたのは昨日w
LANDMVRKSよりも遥かに手こずりました。
そんな1枚はこちら

Rivals『Sad Looks Pretty On Me』
01. Sad Looks Pretty On Me
02. Lavenders
03. Change Things (ft. Dutch Melrose)
04. Strawberries
05. Little Mistakes
06. Fake Rich (ft. Elijah Witt)
07. On The Loose
08. Dead Flowers
09. Alkaline
10. Are You Listening?
11. To: Dom
12. Why
紅一点のvo/Kalie Wolfe要する
US産オルタナロック/ポップバンドのRivals
2枚目のアルバム『Sad Looks Pretty On Me』が
3/19にリリースされました。
自身の音楽性をDark Pop-Rockとしているみたいですが
ダークなんてオルタナと同義やろ←
まぁ、ジャンルはとりあえず置いといて、
ウチでもレビューをした作品の中で
ゲストボーカルとして
Kalieが参加していたことがキッカケで知ったバンド。
その中でも最初、Of Virtueの新譜の時に
当時、最新曲としてリリースされていた
この曲が良くて、フォローし始めました。
新曲出してるくらいだし、新譜も出すやろと思って
早3年……
よぉーーーやく!"アルバム"に行き着きました( ノД`)-3
で、
↑に載せたトラックリストとSpotifyのリスト
曲順が違うことに気付いたでしょうか?
色んなサイト等々を巡り、見つけたのは↑のリストで
何故かSpotifyの方が曲順が違うんですよ┐(。-ω-)┌
これが日本版Spotifyだけなのか、
世界各国どのSpotifyもそうなのかは不明ですが。
面倒臭ぇので、レビューはSpotifyの曲順通りに
書いていこうと思うので、ご容赦を<(_ _)>
それでは聴いていきましょう。
Sad Looks Pretty On Me
オープニングの1曲目からタイトルトラックで幕を開けます。
シンセを交えたオルタナポップっぽい始まりから
サビはバンドサウンドでロック色強めに。
こういった音楽性の女性ボーカルバンドで
真っ先に浮かぶのはPVRISですね。
影響受けてるのは間違いないと思えるほどに。
PVRISのLynnにも負けず劣らず、
Kalieのボーカルもクリア且つ、十分に力強い。
Lavenders
2曲目もシンセが耳を突くオルタナロック。
バンド感を損なわないオルタナロックを展開しつつも、
やはり女性ボーカルならではのポップさというか、
キャッチーさみたいなものがあり、聴きやすさはひとしお。
アルバム序盤ってことで、耳を引くMV曲でもあり
アップテンポな曲調も耳触り良く、
適度に重さを感じるギターをはじめとするバンドサウンド。
なかなか良いですね(* ゚∀゚)b
一気に盛り上がったサウンドを一気に鎮火させ、
静かに曲を締めます。
Alkaline
3曲目もバンド感はしっかり継続。
それでも割と大人しめなサウンドで展開し、
サビに向かって徐々に上げ調子になっていきます。
シンセと共に一気に爆発するサビは
ギターを中心にバンドサウンドも少し重めに。
シンセに少し重めのバンドサウンドってなると
BMTHからの影響もありそうですね。
実際、現行シーンから突き抜けたのは
やっぱBMTHくらいですもんね、パッと頭に浮かぶの。
Dead Flowers
特徴的なシンセから幕を開ける4曲目。
そのリズムに乗ったようなボーカルと共に進み、
アップテンポなサウンドと共に
エモーショナルな雰囲気を併せ持つサビへ。
シンセも鳴ってはいるけど、聴いてる分には
バンドサウンドのが前に出てる気がします。
やっぱそういうバンド感強めの方が好きだなぁ( ´∀`)
バンド感が強めだからこそシンプルだし、
それゆえのわかりやすさ、耳を突くサウンドは
非常によく耳に馴染みます。
Fake Rich (ft. Elijah Witt)
バンドが自称するダークな面が垣間見える5曲目。
少しラッブ調っぽいボーカルと、
静かに淡々となる打ち込みと共に始まります。
サビに入るとバンドサウンドを展開。
2コーラス目に入るKalieの静かで渇いた笑い声が
ダークさと不気味さを演出してて良いね!
後半にはゲスト、Cane Hillのvo/Elijah登場で
Rivalsにはない強力なボーカルを披露します。
Elijahが歌うことで、サウンドのダークさも合いますね。
そんなCane Hillも昨年末から続々と新曲を発表しています。
アルバムの情報はまだ出てないけど、
これだけ新曲出してアルバムないとか嘘でしょうw
Cane Hillの新譜も楽しみ。
Little Mistakes
6曲目は浮遊系の打ち込みから始まります。
そうしたアンビエントなシンセをバックに
持ち前のバンドサウンドを絡めてきます。
コーラスなのか、シンセなのか、
っていう声?サウンドが後ろになってるのも良い。
しかし、ラストサビの方は確実に声だとわかる
コーラスがまた良い感じです。
Strawberries
始まりからポップ感全開で幕を開ける7曲目。
このリズミカル感が聴いてて楽しいですね( ´∀`)
サビではしっかりバンド感を出しつつも、
全体的にはポップ方面に寄ってる気がするし、
それ故のキャッチーさ、耳馴染みの良いメロディが○
個人的にも今作で1周目からハマったのは
"Dead Flowers"とこの曲でした。
やっぱ単純にメロディに魅力を感じる曲は
大それた理由などなくても気に入る確率高し。
Change Things (ft. Dutch Melrose)
8曲目はリリース日にMVが公開された曲。
Kalieの力強いボーカルから始まります。
これまで通り、シンセは取り入れつつも
割とギター、ベースが前に出てきて、
しっかりバンド感を出してくれてるのが良い。
ここでのゲストボーカルDutch Melroseは
Elijahとは違い、どこかラップトラック感のある
サウンドをバックにクリーンボーカルを披露。
On The Loose
これまでと打って変わって、
ダウナー系な雰囲気増し増しな9曲目。
アルバムの中でも箸休め的なトラックに。
ゆったりした流れの中で、ラストサビ前に鳴る
アコギがまた良い感じです。
Are You Listening?
10曲目もKalieのボーカルから幕を開け、
そのあとに入ってくるベースが良いな(* ゚∀゚)
ドラムと共に、普段はバンドを影で支えるリズム隊だけど
こうしてベースを際立たせるのは大いに好きだ。
サビでは少し重めなギターリフが耳を突く。
Kalieの力強いボーカルも十分だけど、
ギターとベースに耳が行く感じが○です。
To Dom
この曲の中で冒頭から終始鳴ってるシンセのSE…
どっかで似たようなの聴いたことあるけど
何だっけなぁ…と、思い出せないのがモヤる11曲目。
全体的にはエモーショナルさが際立つ感じで、
冒頭なんかは悲しい雰囲気ではあるんだけど、
1サビ以降はその悲しみを払拭するかのような
光ある、前向きな雰囲気がギャップを生む。
それもバンドのセルフライナーノーツ的なのを見て納得。
ほぼほぼGoogle翻訳ままですが、訳も載せておきます。
To Dom : was a song written to my nephew who’s mother committed suicide. With permission from my brother in law, I read her suicide note in the bridge and at the end. It’s a HEAVY song about a boy who wanted to know why she did it and that my family loves him always.
— R I V A L S 💸💜😭🍓💧⛪️ (@WeAreRVLS) March 17, 2021
"To Dom"は、母親が自殺した甥に宛てた曲でした。義兄の許可を得て、彼女の遺書を読みました。何故、自殺したのか、そして私の家族はいつも彼を愛しているか知りたがっている少年についての重い歌です。
Why
ラスト12曲目はゆったりと、
それでいで勢いあるサウンドで幕を開ける。
ある種『悲しみ』的な雰囲気の部分では、
前曲を上回っているかもしれない。
そうしたアルバムを締めるには十分な
エモーショナルナンバーとなっています。
壮大なバンドサウンドでラストサビを飾ったあと
Kalieの語りで幕を閉じます。
以上、
Rivals『Sad Looks Pretty On Me』
でした。
そもそも形(実体)のないものを言語化すること自体、
なかなか難しいものだとは知りつつも、
普段から頻繁に聴いてるような音楽じゃないので
レビューはなかなかに難産でしたが、
言葉にするのが難しかっただけで、
個人的には割と気に入っている1枚ではあります。
レビューの中でも別のバンドの名前を出しましたが
こういった音楽性で、女性ボーカルってことで
PVRIS
が、好きな人には大いにオススメですね。
PVRISの1stが好きな人になら特に。
PVRISよりもオルタナ色は濃くはなく、反面、
ポップな面はPVRISより秀でているように感じるので
PVRISよりも取っつきやすいと思いました。
最初にKalieがゲストを務めた作品も挙げましたが
そうしてゲストに選ばれるからには、
それほどの魅力があるってことなんでしょう > Kalie
そんなボーカルがいるバンドってだけでも
一聴の価値ありかと思います。
そんなバンドの最新作
Rivals『Sad Looks Pretty On Me』
PVRISやBMTH、その他↓に挙げる
関連記事のバンドが好きな人には是非。
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