「~疲れ」の最短記録更新だよな
流行って3日後にクラブハウス疲れとか記事になってて草生えたわ

ワロタw

流行り3日後でもう"疲れ"てんのかよアホくさw

招待制なのを利用して、その権利だかアカウントだかを

売りに出してる悪徳野郎も既にいるみたいですしね。

今さらだけど日本人ってSNS向かんよね。

日本人なのか、"現代"日本人なのかはわからんけどさ。

あー、そんなのあったねー

と、Clubhouseが言われるもいつになるやら( ´∀`)

↑のまとめを見たのが2月14日なので

今はさらに廃れてるのかもしませんがw

どうも、トトです。



それでは今年6枚目の新譜レビューといきましょう。

今回のバンドは、ウチのブログ初登場…

ではない気はしている←

でも、このバンドだけをメインで取り上げるのは

間違いなく初めてです。

デビュー当時はピンクの髪がトレードマークでもあった

女性ボーカル率いるこちらのバンド




Icon For Hire_Amorphous
Icon For Hire『Amorphous』
01. Prelude Brittle
02. Brittle
03. Curse Or Cure
04. Enemies
05. Panic Attacks
06. Seeds
07. Interlude- Thirteen
08. Background Sad
09. Last One Standing
10. Waste My Hate
11. Interlude - Impossibles & Obstacles
12. Sticks And Stones
13. Warrior
14. Only Be A Story






1stは日本でも国内盤がリリースされた

USのガールズロックバンドIcon For Hire

通算5枚目となるアルバムAmorphous

2/19に自主リリースしました。


そうなんです、自分もその1st買いました。

もちろん聴いたし、なんかこう…

1つの音楽性に縛られないバンドだな

っていう印象を受け、その後に続いた作品も

国内盤は出ずとも輸入盤やデジタル盤を買いつつ

あまり1stほど聴き込まず、

来日バンドや他のバンドを優先して聴き込めず…

1stリリースから10年が経ってしまいましたorz

しかぁし!

今はSpotifyがあるおかげで、

こうしてリリース当日からチェックが出来て、

ちゃんと聴き込むことが出来るようになりました。

バンドに申し訳なさを感じつつも、

今作はしっかり聴きました。

その感想をこれから綴っていくことにしましょう。




Prelude BrittleBrittle
オープニングの短いインストである
"Prelude Brittle"をイントロに
2曲目の"Brittle"から本格的にスタートを切る。
重厚なピアノサウンドのあとに、
vo/Arielのラップ調のボーカルが展開します。
そこに一昔前によく聴いたような
エレクトロミュージックが鳴り、
サビはエモーショナルにロックサウンドを展開。
静と動の展開を繰り返し、聴く側を飽きさせませんね。
アウトロはしっとりピアノの弾き語りで締めます。





Curse Or Cure
3曲目は、サイレンの音を合図に、
ヘヴィサウンドとArielのやんちゃなボーカルが響き、
からのクラップパートで盛り上げます。
その後はバックにシンセを鳴らしつつも、
バンドサウンドしっかり出ているのもあって
前曲よりも大いにバンド感は強いですね。
ややラウドなサウンドに依るところからか、
ラストサビ前にはブレイクダウンもあって○です。
ラウドなサウンドっていうイメージはあったけど
ブレイクダウンなんてイメージなかったからね。
もちろんコア系バンドのそれと比べると軽いけど
そもそもコア系バンドではないのでね。





Enemies
若干怪しいシアトリカルっぽい始まりを見せる4曲目。
そしてここでもArielはラップ調のボーカルで、
その部分はサウンドもラップトラック的で○
冒頭のシアトリカル感というか、ゴシック感?は
サビでも展開し、ゴシックロック感増し増し。
ラップ要素のあるNew Years Dayって感じが良いですね。
やっぱこういう感じの曲は好きだなぁ。


Panic Attacks
さらにそういったシアトリカル、ゴシック感は
続く5曲目でも継続しています。
シアトリカル感はこちらの方が上かもしれない。
そういった控えめな怪しいサウンドをバックに
ここでもArielが良い感じのラップを披露しています。
しかし、それがサビに入ると雰囲気は一転。
ボーカルにも、サウンドにも浮遊感が漂う
癒し系アンビエントな様はギャップ大。
どちらの雰囲気も個人的に好きなので
この曲が今作でいちばん最初に気に入りました。
この曲(*´ω`*)イィです。


Seeds
と、雰囲気最高な曲がきたと思ったら、
頭パッパラパーみたいなエレクトロサウンドが
頭っから鳴り響いて笑った6曲目。
前曲の最後に小ぃーーーさく
ソイヤッ ソイヤッ ソイヤッ ソイヤッ
って言ってたのは布石だったのかw
パッパラパーなのは一旦鳴りを潜めるところは好きだけど
そこからさらにEDM調のサウンドでアゲ、
サビはパッパラパー感がありつつも、
エレクトロロックな雰囲気は、どこか懐かしさも感じますね。笑





Interlude- Thirteen
7曲目は、第2部開始となるような
ピアノサウンドでの短い弾き語りによる"Interlude"が流れます。

Background Sad
パッパラパーな要素が垣間見えた曲のあとは
しっとり系のオルタナポップな8曲目。
こういう音数が少なく、シンプルなしっとり系で
陰鬱感のないクリアな雰囲気の静かな曲って
けっこう好きなんですよね。
文字通り、本作屈指の癒し系トラック。
M5. Panic Attacksに次ぐ個人的なお気に入り。


Last One Standing
9曲目では再びデジタルサウンドが響きます。
それも耳を突くのは最初くらいで
そのあとはラップトラック的な雰囲気に変わり
クラップを煽るようなリズムから
サビは少し重たいサウンドのエモメロ系に。
そしてサビの最後はタイトルを叫ぶシンガロングパート。
この曲だけでも、このバンドの
型に嵌まらない多様性を実感できる曲になっています。





Waste My Hate
のっけからコーラスと共に始まる10曲目。
サビ前に展開する冒頭と同じようなコーラスパートは
シンガロング必須な感じでもありますね。
しかし、こういったややラウドなサウンドで、
ややハスキーにも感じる女性ボーカルで、
こういう感じの曲自体の印象として、
どこかSumo Cycoっぽいものを感じます。
Sumo Cycoはもっとやんちゃしてるイメージだけどw
なのでSumo Cycoに比べれば落ち着いてます。笑





Interlude - Impossibles & Obstacles
次の曲に繋がる本作3つめの"Interlude"
ここでもArielはラップ調のボーカルを披露。
ラップシーンなんて下手したら
バンドシーンよりも男社会にも思えるので
女性ボーカルのこういうラップ調は新鮮ですね。
女性のソロシンガーはポップスに行きがちですしね。


Sticks And Stones
12曲目は、このタイトルだとやはりどうしても
New Found Glory(の3枚目)が浮かんでしまうワタクシ。笑
しかし、中身はPanic! At The Disco
Fall Out Boyのような雰囲気が溢れてる印象。
リズミカルなところはPATDっぼいし、
曲全体の雰囲気は最近のFOBっぽいけど、
若干のシアトリカルさ、ゴシックさは初期のPATD感が勝る。
初期PATDと近年のFOBを合わせたような面白い曲ですね。
それでいて、タイトルを歌うところは
シンガロング衝動に駆られるキャッチーさも◎


Warrior
ノリに勝る前曲から打って変わって、
ラウドなサウンドが光るミドルテンポものな13曲目。
こういう感じのややラウドなサウンドで
歌ものな感じってどっかで聴いたような…
それこそ昔はEvanescenceあたりから、
近年だとIn This Momentとかそのへんのさ、
ある種、ボーカルの存在が教祖様的であるような
この2バンドあたりを彷彿とさせますね。
どこかニューメタル的でもある雰囲気からも
Evanescenceの方が近いのかもしれない。


Only Be A Story
ここまで色んな顔を見せてきて、迎えるラスト14曲目は、
ピアノサウンドと共に静かな歌い出しで始まります。
そんなピアノの弾き語り系バラードかと思いきや
サビではしっかりバンドサウンドを展開し、
ストリングス要素も取り入れ、Arielの力強い歌声が響く
結果、壮大なパワーバラードの様相を見せます。





以上、

Icon For Hire『Amorphous

でした。

やっぱ色々な音楽性を取り入れて

色んな展開を聴かせてくれるバンドは面白いなぁ。

その中でも、ラップ要素を取り入れたのは

やっぱり昨今のトレンドを意識した影響かな?

このバンドのアルバムをしっかり聴いたのは

1st以来ではあるけど、1stの時の印象そのまま

ジャンルに全く囚われない柔軟かつ雑食な音楽性は

バンドの芯がしっかりしてる印象も受けます。

また、こういう雑食性は

日本のバンドとも共通するようなところだとも思うし

日本でも気に入る人は少なくないと思うんですよね。

1st以来、日本では全くと言っていいほど

プロモーションされなくなった多数のバンドの内の

1つではあるので、バンドのこと自体、

全然知名度がなさそうなのが残念なところ。

メディアが、レコード会社が、

1stからずっと継続して取り上げてりゃねぇ…(。-ω-)-3


ま、日本のそんな体質は今さらなので置いといて。

大きく爆発的な人気が出なくとも、

こうして自身の芯を崩さず、

堅実に活動を続け、5枚目のアルバムとなる

Icon For Hire『Amorphous

日本でも気に入る人は間違いなくいると思います。

是非ぜひ、ご一聴。





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