え、こわ…
これ、(生活費が稼げないから)が頭に来るならまだしも、
コロナによる影響があるにせよ
もっと働きたい
なんてよく言えるな日本人はたらくこと好きすぎだろ…
働かないと生きていけない
ってのはもちろんその通りだし、自分もそうだけどさ…
コロナによって、こうすれば仕事ができる!
ここを仕事(リモート)用の場所として貸し出します!
みたいなのが色々出てきたのも
見てて気持ち悪かったんだよな…
どんだけ仕事したい、させたいんだよっていう。
働かなくていいんなら働きたかないし
仕事だってやめてーんだが。
仕事以外、働くこと以外の楽しみとか
生き甲斐とか、そういうの大事にしてる人って
今の日本にどれくらいいるんだろうね…
好きなことを仕事にしてるとか、
仕事自体が好きとかなら何も言わんけど。
言葉悪いけど
日本人って一生奴隷国家な気がしちゃうなぁ…
現状ではワタシのそんな奴隷の1人ですが
心まで奴隷になった気はサラサラありません。
どうも、トトです。
そうして音楽に、ゲームに、映画に、
日々、楽しんでいるワタクシですが。
さてさて、本日のネタは。
あるバンドマンによるツイートを取り上げます。
2018年のある日、日本の音楽シーンに一石を投じた
パンクロックバンドNEATZのvo/Joshのツイートが話題になりました。

彼はその後も度々、日本の音楽シーンに対して
物申すようなツイートを続けていましたが
↑このとき以上にバズったことはありません。
そういうところが、日本の音楽シーン、
日本の音楽リスナーが変わっていかない原因のひとつでもあるんでしょう。
そんなJoshのツイートに関して、
最近のもので、ウチのブログ的にもずっと言ってきたこと、
改めてネタにするにも相応しいものが投下されたので
こうして取り上げて、記事にしたいと思った次第。
外国人のなんちゃらなんちゃら
— Josh is NEATZ (@joshua_lassman) February 12, 2021
また投稿した
よかったら読んで
意見だからな
これ以上深く会話したい
✌️ pic.twitter.com/C5ijD5z5dR
今日ライブ前にドイツの友達と日本のライブについて色々語りました。
「不思議だよな、好きなバンド見てからすぐ帰る人いるね。もったいない!」と会話の大きな結果出た。(ちなみに彼は俺のライブ始まる前に帰ったw)
これはコロナ関係なく、昔から本当に思ってること。俺の経験で色んなパターンある。別にダメとか言えないけど、個人的にあんまり好きじゃない。
おい友達w
と、言ってる側からツッコミを入れざるを得ないのはさておき。
こういう連中いますねぇ、ホント…
ウチの歴代ライブレポにも何度登場したことか。
コイツらも、自分の音楽熱を下げる原因になってるのは言うまでもない。
もう取り上げるのも面倒になったここ数年は
あまり登場していないかもしれませんが、
そういうライブに行かなくなった部分もあるかもしれない。
…あれ?オレが音楽ブログなんて書いてなければ
オレの音楽熱は今ほど下がってなかった可能性…?w
はー、純粋に音楽を楽しめていたあの頃に戻りたい←
そんなことは無理なので
今回もこうして日本の悪しき習慣を取り上げます。
Joshはこういう連中には色んなタイプがあるとし、
そのパターンごとに、こちらもコメントしていこうかなと。
1. 有名だけどそこまで知られてない来日してるアーティスト、チケット売るために有名な日本バンドが対バンさせることで、その日本のバンド終わったらすぐ帰る人いる。来日バンド興味ないからとか、ただ好きなバンド見たいだけとか
海外のバンドだからチケット代倍になっても見ずに帰る
有名な日本バンド
ってことろが大きなポイントですよね。
こういう連中に多いのが顔ファンとかかな。
あとは盲信的な信者。
どっちも言い方変えただけで同じような存在だろうけどw
まずこの部分に関しては
チケット売るために有名な日本バンドを対バンさせる
ってのが、そもそもの原因ですよね。
ここ5~6年の音楽シーンを追っている人なら
そういうのに遭遇した人は少なくないんじゃないかな。
ウチでも記事にしたとこありますしね。
こういうところで悪名高いのは



このへんのを主催してたところですよねw
で、ライブやフェスの規模のデカさに応じて
コイツらのお目当てのバンドを拝むまで
最前をキープし、それ以外のバンドには見向きもしない
所謂『地蔵』行為が話題にもなりました。
逆に地蔵をするほどの信者になると
来日公演の対バンでチケ代高くても買うんだよな。
主催なんざ「金払ってくれるお客様が神様」体質だし、
興行的に売れれば主催的には成功なんだろうが
まともなオーディエンスや、それ以外のバンドには
たまったもんじゃない
っていう許されざる存在。
チケット代(金)だけ払ってりゃいいだろ
こういうのを良しとすることが蔓延ってるのが
そもそも良くないことじゃないんか…
こういうのがまともな音楽リスナーから嫌がられ
音楽シーンが失墜していった原因だと思うんだけどな。
こういう手法を取る主催にも原因はあるが、
こういう手法でいいと思われてるリスナー側にも
問題はあると思いますけどね。
その程度にしか見られてないリスナー側にもね。
2. インディー系のイベントで、友達のバンドのため見に行く
「うちらは○○分から始まる」と、そのタイミング合わせて行って、終わったらすぐ帰るやつ
チケット代払って、ドリンク一杯分も払ったからその一杯だけ飲む
お次は規模が小さくなったインディー系。
客も仕事や予定やらで時間に制限があるならまだわかるけど
こんなことバンドや主催に直接聞くような連中の大半は
そのバンドだけが目当てなヤツなんじゃねーの?
って、オレは思っちゃうけどな。
この件も、こういう客連中がクソなのは言うまでもないけど
うちらは○○分から始まる
って教えてるバンド側も悪くねーか?
んなこと教えるから、その時間にしか来ねーんじゃん。
大前提として目当て"しか"興味のない客も大概だけど
これに関してはバンドの方にもけっこう責任あるだろ。
教えてるバンド側がさ
他のバンドも良いから見てってよ!
っていう気持ちが既にねーじゃん。
文脈の前後を考えてみれば
他のバンドのことも言ってるのかもしれないけどさ。
ホントに自分たちの出番のことしか言ってないんだったら
そのバンドも大概でしょ。
そういった点で見れば、この件は個人的には
バンドの方がクソだと思っちゃうな。
3. 演者が(特にインディー)自分の演奏だけ一生懸命やって、他の演者見なくてそのまま帰る
もちろん!も・ち・ろ・ん!理由ある時ある。時間ないとか、明日仕事とか、他のバンドマジで興味ないとか。俺だってたまにライブ終わったら疲れて外にゆっくりしたい、友達と飲みたい、すぐ帰りたいとか気持ちある。
だけど、どんなイベントでも各バンドの一曲ぐらいは必ず見る。
ライブハウスのバーが別の部屋であっても絶対に一曲見る。
終わったらそのバンドに「お疲れさま」とちゃんと言える。
何よりも礼儀だっと思うが、たまに「え!誰このバンド!?めちゃくちゃカッコいい」とかになるし、見られたこと、見ることも、仲間増えることもできる。
自分の意見(見識?かな?)を広げることはすごく大事と思う。
これに関しては完全にバンド側がクソな案件ですね。
いるいるーw オレも見たことあるーw
てか、この件に関しては
海外バンドもあるあるなんだよなぁ…
来日回数が複数回あって、
来日すること自体に小慣れてきてる海外バンドって
残念なことに、割と対バン見てない気がすんだよなw
来日してるってことはトリなことが多いワケじゃん?
自分らの出番から1~2バンド前くらいに会場入りして
それまでは街中で遊んでるバンドってけっこういる気がすんだよねw
実際、それくらいのタイミングで入ってくるバンド
けっこう見てるものw
それはそれとして、
Joshの言うことも十分理解はできます。
時間がないとか、仕事とかに関しては
客側だって同じだからね。
そういう人たちとは別に、ってことでしょ。
要は
見れる余裕(時間・状況)があるのに
見ないヤツ
っていう連中のことだもんね。
ここでも度々言っていますが
ライブに
行けなかったと行かなかった
は違う
ってことと同義です。
思うんだけど、こうして規模が小さいところから
こういう問題が起きるワケじゃん?
そんな状況で、
音楽シーンが好転できるのか?
って話じゃん。
できっこねーって思うじゃん。
だからこっちも馬鹿馬鹿しくなって
livedoor引っ越し後は、そういうネタよりも
レビューをメインにしたって部分もあるんだけど。
以前は進んでこういうネタでブログ書いてたけど
今はこうして新譜のリリースが少なくて、
更新ペースを守る為のネタとして探しにいく
って感じで、こういうのは二の次三の次にしてるワケでね。
○○○してるワケでね
とか言うと、NMEの和訳インタビューみたいだなw
って感じでした。
ウチでは散々取り上げてきたネタではあるけど
そういうのを書いてきた前ブログのリンクは貼っても
新ブログで取り上げるのは初かな?
って思ったので、こうして記事にしてみました。
ホント、もったいないっすよねぇ。
色んな音楽、色んなバンドを知るキッカケを逃すって。
こういう連中が
No Music No Life
なんて言ってたら鼻で笑っちまうわw
ま、言うだけはタダだし
言わせときゃいいやって感じですが。
Joshはどんな状況であっても
各バンドの一曲くらいは必ず見る
って言ってるのは、バンドマンとしても、
客としても良いお手本だと思いますね。
こういうのが
すげー(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ
なんて称賛されたり、
もてはやされるのがそもそもおかしいんですけど。
こんなのがスゲーって言ってる人たちは
普段、どういうスタンスでライブ行ってるんだろうね?笑
もう何度も見てるバンドだからってんなら話はわかるけど、
知らないバンドや片手で足りるくらいしか見てないバンドだと
見る気がしないんですかね?見たいと思わないんですかね?
自分にはよくわからない感覚です。
いつぞやのアンケート記事でも
国内バンドを発見(発掘)するのは
今はライブがメイン
ってことを、自分も書きました。
音源から入るバンドの方がよっぽど少ないですよ。
ストリーミング時代になったことで
音源から入るバンドも増えてきたし、
何より今のコロナ禍の状況では
徐々に現場で客を入れてのライブも戻ってきてるけど
まだまだ、コロナ前の状況ほどの
ライブを見ること自体が難しい状況だけどもさ。
昨年のアルバムランキングにも挙げた
このへんはもちろんのこと、
少し前に遡れば
このへんだって最初はライブで見て
いいなって思ったのが始まりですもん。
何ならFalling Asleepなんて
初見はあんまりハマらなくて、
それでも回数重ねるごとにハマっていったバンドです。
そういったバンドだって中にはいるワケです。
ここに挙げたバンドはどれも漏れなく
海外バンドの来日公演で対バンになっていたバンドですが
もちろん、個人的な目当ては海外バンドです。
でも、ライブ当日に開場から足を運んで
対バンである国内バンドもちゃんと見てるからこそ
発見してこれたってのも紛れもない事実です。
どんなライブであっても基本は頭から行くようにしてるし
調整できるんなら、定時申請、休み申請、有休申請しますね。
音楽が好きとか、そのジャンルが好きとか
言っておきながら、こういったことをしてない人が
残念だよね
と、Joshも自分も思うワケです。
誰かが教えてくれる、誰かが取り上げてくれる、
そういう他力本願じゃなくて
自分の目で、耳で、見つけましょう、と。
自分の感性なんだから、自分がいちばんわかってるでしょう。
ウチのブログでは
音楽以外からも色んな音楽を聴くキッカケとして
映画やゲームの記事も挙げてるけど
今回、Joshが投げてくれた問題は
音楽シーンの中だけで起きてる問題のひとつだからなぁ…
こういう連中が、音楽に何か起きたとき
音楽のために!
なんて言いがちだから笑っちゃうんですが。笑
別にそれ自体は悪いことでは決してないけど
普段はどうなのよ?って話。
コロナ禍に於いて、音楽(他エンタメ系)が
国から守られるような施策が為されてないことに
やいのやいの言ってた連中は
果たして、普段から"ちゃんと"音楽に向き合ってるんかね?
こういう、複数ラインナップのライブのときに
最初から最後まで全バンドしっかり見るとかさ。
違法ツールを使わずに音楽を聴くとかさ。
今って馬鹿ほど声が大きくて目立つじゃない。
ネットだと特にさ。
普段からしっかり音楽聴いて、ライブ行って、
色んな音楽に触れてる人が多かったら
違法ツールが話題になったときも、
そもそもJASRACという存在に対しても、
今みたいなコロナによる苦境にだって、
みんなで協力して立ち向かって
より良い方向に行けたんじゃないかなー
って思っちゃうんですよね。
まぁ俺は完ぺきじゃない。
もしライブ行くなら最初から最後までたっぷり楽しんで方がいい。
何が起こるかわからん。
Joshは最後にこう締め括っています。
これに関しても自分は同意です。
完ぺきじゃないのなんて当たり前。
でも、自分はこれまでに400回近くのライブ行ってきて
目にしてきたものは良いものも悪いものもある。
ただ、自分の目当て以外に
ラインナップが複数あるライブやフェスだとしても
最初から最後までいたことで
損したなんて思うことは限りなく0に近い
っていうのも事実です。
回数がすべてではないけど、
それだけのライブに行ってきたからこそ
言えることはあるんじゃないかと思ったまでです。
ライブ会場でのライブが徐々に戻ってきつつありますが
今は未だ、コロナ前のように
会場でのライブが気軽に楽しめる状況ではありません。
だからこそね、そういうライブが再開されるまでに
ライブのことを今一度、考えておくのも
コロナ禍での音楽に対する向き合い方のひとつ
とも言えるんじゃないでしょうか。
それでは、本日はここまで。
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