結局、先週の金曜日も

思いのほか新譜が出ねぇなw

というか、最近よく見かけるんですが

アルバムリリースを目前に控え、先行曲をまとめ

EPにしてんのやめて欲しいな紛らわしい!w

こういうとこ、サブスクよりフィジカルのが良いな(。-∀-)

どうも、トトです。



ってことで、約ひと月ぶりの過去作レビューをいきましょう。

先月書いたFYS、ADTRと続いたことで

EASYCORE熱が上がり、

EASYCOREを更に続けよう!

と思ったのに、後発のバンドはどれもこれも

今、書いてる年代の次の世代である

2010年代前後だったのがな…orz

まぁ、FYSとADTRが人気や知名度的にも

EASYCOREのパイオニアたる存在だから

しょうがないっちゃしょうがないんですが。

後発のバンドはまたその世代の過去作を書くときまで

お預けするとして、今回はこのバンドに焦点を当てます。




TheCab_WhisperWar
The Cab『Whisper War』
01. One Of Those Nights
02. Bounce
03. I'll Run
04. High Hopes In Velvet Ropes
05. That 70's Song
06. Take My Hand
07. Risky Business
08. I'm A Wonder
09. Zzzzz
10. Vegas Skies
11. Can You Keep a Secret?
12. This City Is Contagious
13. Diamonds Are Forever





US産ロックバンドThe Cabの1stアルバム

Whisper Warが、2008年に

Fueled By Ramen/Decaydance Recordsからリリースされました。

ラーメンはまだしも、Decaydance Recordsって

聞いたことない、知らない人もいるかもですが

Fall Out Boyba/Petevo,gt/Patrickが設立したレーベルです。

ここと最初に契約したのがPanic! At The Discoであり、

その後もPATDからラーメンとこのレーベル

ダブルネーム(メインはラーメン)でリリースを続けています。


そんなFOB、PATDイズムを感じるThe Cab

2nd『Symphony Soldier』と迷ったけど、

結果、デビューアルバムのこっちに。

MVの再生回数とかを見るに、売れたのは2ndなんだろうけど

こっちには自分の大好きな曲があるので!

今作はパトがプロデューサーを務めており

何かもうここまででも、FOB色濃厚ですよねw

そんなThe Cab初のアルバムはどういった作風なのか

聴いていこうと思います。





One Of Those Nights
美しいコーラスから始まる1曲目は、
その後すぐにクールなロックサウンドに。
しかし、プロデューサーに依るところか
バンド自身が影響を受けているところからか
やはりFOBやPATDっぽいサウンドです。
1サビ終わりには早速Brendonが歌い、
2サビ終わりにもBrendon、さらにそのあとには
Patrickが登場し、豪華なゲスト揃い踏み。
別々に聴くと似た声質だなぁとは思う両者だけど
こうしてほぼ同時に聴くと違いがよくわかる。
しかし、その2人に負けないのが
他でもないこのバンドのボーカルであるAlex
サビでタイトルをファルセットで歌うところとか
聴いてるこちらも気持ち良く聴けます。





Bounce
前曲のアウトロからそのまま繋がる2曲目。
バンドの後ろになる鍵盤サウンドが良いです。
サビもキャッチー且つ、グッドメロディで
こちらの耳を掴んで離しません。
個人的にもこの曲は本作で2番目に好きで、
言われるまでもなく、たくさん聴いた曲です。
リズミカルなロックサウンドに、
やはり後ろで鳴る鍵盤がお洒落さを増幅させる。





I'll Run
同じくのっけから鍵盤サウンドが打ち鳴らされる3曲目。
しかし、前曲とはまた違った雰囲気で、
タイトルさながらの爽やかさ、爽快感のあるサウンドに。
シンガロングパートがあるところも上がります。
キャッチーで聴きやすいのは言うまでもなく、
適度にアップサウンドで、ほんのりエモーショナルな様は
聴く人を選ばないのも間違いないですね。





High Hopes In Velvet Ropes
掻き鳴らすギターが心地良い4曲目。
若干ボーカルにエフェクトをかけてるようなとこもあるけど
同時にコーラスが展開しているので、そこまで気にならない。
そうでなくてもAlexもどっちかって言うと声高い方だし
1曲目で裏声も出してますからね。
リズミカル且つダンサブル、そこに響く鍵盤サウンド
終盤のギターソロもだけど、少しエスニックな香りも。


That 70's Song
コーラス隊が良さげな雰囲気を後押しする5曲目。
70年代に生きてはいないので、タイトル通りの
70年代らしさはよくわからないけど、
現代っぽいけど、どこか前時代的にも感じる。
こういうコーラスとかがそれっぽいのかな?
鍵盤サウンドをバックにギュインギュインする
終盤のギターソロは確かにちょっと古臭いかな。笑
でも全体的ノれるサウンドだし、自分は好きですよこの曲( ´∀`)


Take My Hand
このタイトルを見るとSimple Planが出てきちゃうな。笑
SPの"Take My Hand"、ライブで聴きてぇよ…
そんなことを思ってしまうタイトルの6曲目。
ゆっくりフェードインして始まるこの曲は、
それこそFOBに影響を受けたこの時代特有、
エモメロ系POP PUNKバンドの楽曲にも見られる
アップテンポで聴きやすいエモロック。
終盤のコーラスパートはシンガロング必須!
こういうのみんなで歌うと楽しいんだよな(*≧∀≦)

今作でのMVはないけど、次作EPで
Hey Mondayvo/Cassadeeをゲストに迎えた
Remix版にはMVが制作されています。
こちらも是非。





Risky Business
コーラス隊を携えたAlexのボーカルから始まる7曲目。
鍵盤サウンドとギターが交互にプレイされるとこ良いな。
サビはストリングスも取り入れて、壮大さもありつつ
アップテンポなのでロック感もありつつで、
なかなかこの時代の他のバンドにはなかった
エモロックサウンドを展開しています。


I'm A Wonder
鍵盤サウンドと共に淡々とリズムを刻んで始まる8曲目。
そのまま静かに行くかと思いきや、
跳ねるようなリズムに転調してノリノリに、
そしてサビはバンドらしいエモロックに。
この曲の後ろに、パトっぽい声が聴こえるんだけど
気のせいなんですかね?笑


Zzzzz
寝ているようなタイトルとは裏腹に、
勢い良く始まり、寝てるどころじゃない9曲目。笑
ポップで陽性サウンドな曲調は
むしろ眠気なんて吹っ飛ぶ勢いですね\(^o^)/
ピアノサウンドって大概にエモーショナルさを
存分に引き立てる要素ではあると思ってるけど、
ここではバンドサウンド同様に軽やかで、
エモーショナルさは出さないのも良いゾー(* ゚∀゚)
コーラスによるシンガロングパートもあるし、
ストリングスも取り入れていて、大いに盛り上がる。
良いですね!聴いてて楽しい曲は好きだぞ!


Vegas Skies
今度こそエモーショナル方面に極振りしたピアノと
これまたエモーショナルに掻き鳴らされるギターが特徴な
正真正銘エモーショナルトラックな10曲目。
ここでもストリングスが取り入れられていて、
壮大にエモーショナルさを掻き立てる。
意外とここまでガッツリな歌ものは
10曲目まで来て、本作では初なんですね。
こういうバンドは、ここまでに割と2~3曲は
歌もの曲を入れてるイメージもあるので、
10曲目まで来てようやく、ってのも個人的には○です。


Can You Keep a Secret?
そしてこの11曲目が、今作で個人的にNo.1の曲。
The Cabの音源は全部iPodに入ってるけど、
その全曲の中で、間違いなくいちばん聴いてます。
ここまで来たらもはや定番、ピアノサウンドもあり
アップテンポでリズミカルなエモーショナルロック。
所々に入るコーラスによるシンガロングパートも良い。
そしてサビのメロがまたグッドメロディで良いんだよなぁ。
冒頭と終盤に鳴るシンセも良い感じです。
MVもない曲だけど、個人的にはThe Cabの曲の中で
他の追随を許さないレベルで大好きな1曲ですね。


This City Is Contagious
ここでも冒頭からピアノサウンドが響くラスト12曲目。
しかし、バンドサウンドと賑やかなコーラスが入ると
エモーショナルトラックでないのは一目瞭然。
むしろ雰囲気としては陽性でポップ寄り、
サビでは疾走感を伴い、さらに明るく楽しい曲調に。
最後に落とさず、上がる曲で終わる作品、バンドは
大好きだ\(^o^)/
しかし、曲の終盤はさすがにエモーショナルさもあるけど
盛大なコーラスパートはシンガロング案件、
そしてラストサビで再び明るい疾走感。
いいね!やっぱ楽しく終わってナンボよΣd(≧∀≦*)


Diamonds Are Forever
この作品の次にリリースされたEPに収録されたこの曲は
ひと足早く、日本では本作のボーナストラックでお目見え。
イントロから耳を突くシンセから始まります。
収録曲のアコギverではなく、
オリジナル曲がボートラなのが非常に好感ですね。
これまで存在感があったピアノサウンドはない分、
やっぱりこの曲だけ今作では独立してる感があるけど
ロック色が強く、クラップパートを要するこの曲は
単発だとしても、なかなか良い曲なのでは?





以上、

The Cab『Whisper War

でした。

今年の最初に書いたATL、WTK、BLGに次ぐレベルで

当時、よく聴いていた1枚だったし、

来日してくれ、たったの一度だけどライブも行きました。

だからこそ、今回再び聴いて

改めて良さを実感したのは言うまでもなく。

しかし、当時よりも色々と聴き漁ったあとの今聴くと

FOBよりはPATDフォロワー向けな気がします。

もちろんFOBにも通じるところはあるけど、

リズミカルなところや、"ノリ"な部分を考えると

PATDの方が近いような気がします。

The Cab好きな友達からは、

あんまりPATDの名前は聞きませんけどねw

そいつはむしろFOBの方が好きだしw


そして今作で目立つのはやはり鍵盤サウンド。

ピアノロックと言っても良いくらい、

The Cabのバンドサウンドと相性バツグンです。

今作からピアノ抜いたら寂しいアルバムになる…

それくらい存在感があり、大事な要素だと思います。


しかし、バンドは2015年に活動休止、

AlexはソロプロジェクトBohnesで活動を続けています。



今なお追ってるけど、

Bohnesの中でいちばん好きな曲は↑これだなぁ。



こうして聴けば聴くほど、

このバンドが何故に売れなかったのか?

ってのも疑問に思う(。-ω-)

The Cab『Whisper War

もはやシーンからは撤退してしまったバンドですが

地力は確かにあったバンドだと思います。

是非ぜひ、ご一聴。





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