こんなもんわかりきってたことだろうに…

ゲームだろうが、映画だろうが、音楽だろうが

実体のないVtuberが作品を取り上げようと

実際に実在する人がやってるYouTuberが取り上げようと

見てる連中なんざ、

所詮、配信者に興味あるヤツが大多数なんだし

作品の売上や人気が爆増するなんて(ヾノ・ω・`)ナイナイ

YouTubeを熱心に見てるような

今の日本、今の日本人ってそういうもんでしょう。

どうも、トトです。





前回は非常に意識高いテレンス・マリック映画で

普段、自分がまったく見ない感じの作品だったので

個人的にだいぶハズレ感が強かったですが…

今回は!

大丈夫な作品だと信じたい。笑

先週末、5日(金)に公開された作品、

今年に入って3本目の新作映画を観てきました。



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ダニエル
(原題:Daniel Isn't Real)

両親の離婚により孤独な幼少期を過ごしていたルーク。唯一の心の支えは、自分以外には見えない“空想上の親友”ダニエルだった。しかし、ある事件によって母親からダニエルと遊ぶことを禁じられたルークは、自ら彼を封印することに。時は経ちルークは大学生になるが、際立った才能もなく人付き合いも苦手なことから、鬱屈とした日々を送っていた。加えて精神病を患っていた母親の症状が悪化し、自分も同じようになるのではと不安が高まっていく。ある日カウンセラーに悩みを打ち明けたルークは、かつての“空想上の親友”の存在が助けになる可能性を助言され、長年封印していたダニエルを呼び起こす。再会から瞬く間に友情を取り戻す二人。内気で冴えないルークとは異なり、美しく自信に満ち溢れた青年の姿で現れたダニエルは、「僕は君の一部だ」と優しく寄り添い、力強く刺激的な言葉でルークの背中を押し続ける。彼の言う通りにすれば何もかもうまくいき、やがてルークの生活は一変。大学の授業も魅力的な女性とのデートも順調に進み、自信をつけたルークは別人のように成長するが、同時にダニエルを必要としなくなっていく。しかしダニエルはそばを離れようとせず、次第にルークの心身を支配しようと“侵食”を開始する。眠るルークの口元をゆっくりとこじ開けるダニエル、日に日に自分が自分でなくなっていく感覚に怯えるルーク。どんなに叫んでも傍らで不敵に笑うだけの“親友”が、ルークを極限状態まで追い込んでいく─。果たしてダニエルとは、一体何者なのか?





ブライアン・デリューが2009年に上梓した

小説『In This Way I Was Saved』を原作とした

サイコスリラー作品。


まず、この作品でキモとなるのが

イマジナリーフレンドという存在。

"イマジナリーフレンド"とは?

文字通り"空想上の友達"であり、

自分以外には見ることも触ることもできない。



オカルト的なものでもあるので、

こういうのが好きな人、興味ある人には

お馴染みの存在ですね。



日本のポスターは↑この通り…

お腐れ様方がハス(*゚∀゚*)ハスしそうなのが気持ち悪く、

"妖しくも美しい"とか言ってんのが鳥肌もんの気持ち悪さ(;:°ë°;;)ゾワッ

そんな日本のポスターに対し、海外のポスターはこちら↓

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Daniel isnt real
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日本版とは真逆なイメージのポスターですね。

内容的にはこっちのが正しいんですけど。

仮にも"ホラー"や"スリラー"を謳うんだったら、

こっちの方が遥かに良い感じですねΣd( ・`ω・´)


しかも冒頭から

そんな日本のポスターの印象を打ち消す

血塗れの死体が映される(* ゚∀゚)

いいぞ、ポスターに騙されて来た連中の心を

へし折ってやれw

そうしてルークの子ども時代である序盤から

"イマジナリーフレンド"であるダニエルの

怪しくも不穏な雰囲気満点で素晴らしかったです。


本作はそんなダニエル役を好演した

パトリック・シュワルツェネッガー

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名前の通り、『ターミネーター』でお馴染み、

アーノルドさんの息子さん。

ポスターの顔もそうだけど、

お父さんにめっちゃ似てるなw

眉間にシワ寄せて、目線は横向いたところとか

完全にシュワちゃんだったもんねw

何気に笑顔もソックリでした。

お父さんの遺伝子濃いなぁw



序盤で一旦、ダニエルを封印するも

大学生になったルークに

ダニエル復活の兆し…

そもそも母ちゃんが精神をやられていて、

それがルークにもしっかり遺伝してる。


ルークは大学生活、自分の性格への不安、

そして母の不安定さによるストレスから

ついついダニエルを開放してしまうと

そこからはルークの生活も好転していきます。

しかし、ダニエルがまた良い意味で悪いヤツw

またルークも言いなりになっちゃうからなー(。-∀-)

テストの回答を教えてくれるのは良いけど

いきなり脱ぎ出したと思ったら、

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身体に答えが書いてあるとか勘弁してよw

てか、ルークも距離的によく見えるな目ぇ良いなw

↑この身体を見るとまだまだ細いっすよね。

父ちゃんのようにムッキムキになるのはこれからかな?笑


そして、ダニエルの言動が徐々に過激になっていき

ルークの身体を乗っ取ろうする様は

こちらも見てて不安になりつつも、

(* ゚∀゚)キタキタ…とワクワクしてきました。笑

聖書を読み上げる時の

ルークはちょっとジョーク入れてたけど

ダニエルは聖書通りに

我が神だ!

的なことを高圧的に言い放つところは

このへんからダニエルの我が強くなってきたのが

わかりやすく描写されてると思いました。

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しかし、ルークが女の子とセク口スをしてる時にも

当然!傍らにダニエルが佇んで見てるワケだけど

イマジナリーフレンドってそういうもんだとは言え

何かヤダなw

中盤で一時的に乗っ取られる際、

ストーリーに書いてあるように

"侵食"って言葉がピッタリの乗っ取り方。

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そうして体を手に入れたダニエル in ルークが

セク口スしてる時はルークも発狂してたけど、

それが正常でしょうw

もちろん嫉妬で発狂ではなく(若干の嫉妬もあるかw)

身体を返せ!

っていう発狂ね。

自分が作った単なる空想上の友達なんだし、

そんなもんに身体を奪われてたまるか、と。

まぁ、物語が進んでいくと

ダニエルって、純粋にルークが作り出した

"イマジナリーフレンド"ではないような…

ってことがわかるので、それはそれで

(。-ω-)ウーン…って気がしなくもないけど。


daniel-isnt-real (1)

終盤、口をこじ開け、

そこからルークに入っていくダニエル。

ルークの身体を乗っ取った

ダニエル in ルークになってからの挙動が

ジョーカーそのもので笑ってしまったw

赤いジャケットも相まって、

ホアキン版ジョーカーを思い起こさせました。

表情や挙動はこれまでのジョーカー感あり、

何なら『マスク』のジム・キャリー感ありw

タバコ吸うシーンとか凄かったなw

ダニエル in "ルーク"だから、

演じてるのはマイルズ・ロビンズなんだけど

『ダニエル』というキャラクターありきで

狂気的な様を上手く表現してくれていました。


また、閉じ込められたところから抜け出し

作中のダニエル同様、ダニエルに見える形で

ルークが現実世界に戻ってきたときに、

そのへんにあったホウキをイメージで直剣にし、

ダニエルと戦うところは、

子ども時代の2人のチャンバラ遊びとリンクしていて

その頃とは違うガチ感があって、

同じことをしてても意味合いが違うギャップは

あるあるながら良かったところです。



結果、ダニエル撃退法は

オレ(ルーク)が死ねばお前(ダニエル)も死ぬ

という予想に難しくない方法で終幕。

ここで結局、ダニエルが勝ってしまい

洋画あるあるでもある、

無駄に続編を匂わす結末にならずに何より。

潔く、一作完結型の終わり方で良かったです。




こういう作品にツッコミ所がある、

重箱の隅をつつくってのは野暮ではあるんだけど、

ルークが世話になってた精神、心療系の先生が

ダニエル消滅に関して『動きます!』ってなっても

ダニエル出てきて、先生も視認できるようになったのに

ビビってないで、早よその短剣で刺せよw とか

ダニエルの前の宿主であるジョンは

何でルークの精神世界?にいたの?

ダニエルが表に出たから入れ替わったの?とか

結局、"ダニエル"っていう存在自体、

人の内に巣食う悪魔的なヤツじゃん…とか

Daniel-Isnt-Real

スッキリしないところもいくつかありましたが。

でも、全体的には面白かったです。

そうしたストーリー的にも面白かったけど、

そのストーリーを彩る音楽が良かった!

Spotifyにもサントラが配信されてはいますが



これ単体で聴いても、

単なるノイズに感じる曲は多いと思うw

あの映像、あの演出ありきで聴くからこそ、

より狂気的なイメージの増幅に一役買ってる。

映像とのシンクロ率という意味では

大いに合致していたものだと思いました。



何だかんだ言っても

思いのほか、すんなり楽しめた

ダニエル

まだまだ公開したて、興味ある人は

是非とも劇場へ。