最近、PCで記事の編集ほか、色々してると

気付けば何回もこの曲を聴いてます。

自分が好きな3バンドがコラボしてるってのもあるし、

単純にPOP PUNKトラックとして秀逸なんだよね。

2010年代最後にリリースされた

2010年代最高のPOP PUNKソングだと思うワケです。

ライブビデオ風なMVも見てて楽しいしね。

どうも、トトです。



さて、思いのほか新譜が続かない今月

ゲームと映画の記事のストックはあるのに

音楽ネタはなかなか難しい。

だからこそ、改めて

色んな音楽系のサイトを巡ってネタを探す昨今。

そのひとつが前回挙げた記事ですけども。

そして、今回はもう1つ見つけてきたネタを。

あるバンドのインタビューからですが

これをどうやって記事に落とし込もうか…

と悩みながら記事にしたので

割ととっ散らかってしまったかもですが

温かい目で見てください。笑


では、まずはそのネタ元となるインタビューを。




―ヘヴィメタルとの最初の出会いは?

マット 僕の場合、親父がクラシック・ロックの大ファンで、サンタナ、イーグルスといった70年代のロックが好きだったんだ。その影響もあって、僕は小さい頃からギター・ミュージックが好きだった。自分から音楽にハマったのは、スケートボードとプロレスがきっかけだね。義理の親父からレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのCDを買ってもらったのも大きかった。プロレスのWWFのテーマ曲みたいに聴こえたんだよ。そこからちょうど当時盛り上がってたニューメタルにハマって、リンキン・パーク、スリップノットといった2000年代のバンドを好きになったんだ。『トニー・ホーク プロ・スケーター』の曲も好きで聴いてたね。

リー 僕も似たような感じで、親父がよくかけてた音楽を聴いてたね。親父はヴァイナルもたくさん持ってたし、メタリカをよくかけてた。それで僕もメタリカから入って、メタリカのCDを全部聴いて、そこからニューメタルにハマったんだ。『トニー・ホーク プロ・スケーター』のサウンドトラックももちろん聴いてたよ。ゲームを通していろんなバンドを知ることになったんだ。そこからカンニバル・コープスとかアット・ザ・ゲイツといった超ヘヴィなバンドを好きになって、エクストリームなものなら何でも聴いてたような時期があった。自分でバンドを組む頃には、オリー、マットと一緒になってメタルもハードコアも聴くようになって、キルスウィッチ・エンゲイジのようなメタルコア・バンドを好きで聴いてたんだ。




っていう問答が

今回いちばん取り上げたいネタになります。

このインタビュー記事自体、

BMTHの音楽性について

LeeMattがたくさん語ってくれているので

是非ぜひ、全文余すことなく読んでいただきたい。

この先に読み進めてもらうと

Mattが最初にコピーした曲が

NFGの"Hit or Miss"ってのがとても嬉しいね!

スゴくベーシックなポップ・パンクの曲なんだ。

っていうコメントもgoodよΣd(゚∀゚ *)good!




で、

BMTHがLinkin ParkやUSのメタルコアに影響を受けているのは

これまでバンドが出してきた音源を聴けば

一目瞭然な部分ではあるけど、

インタビューの冒頭である↑では、メタルとの出会いを語っています。

その中で自分が注目したかったのが

Tony Hawk's Pro Skater

1999年に発売したPlayStation用ゲームです。



プロスケーターであるTony Hawkをタイトルに掲げた

文字通りのスケボーゲーム。

昨年9月には、シリーズ作品の1と2をセットにした

Tony Hawk's Pro Skater 1+2としてリマスターされ

PS4・Xbox One・PC用にリリースされました。



トレーラーにも少し出てますが

当時のものと、この最新のものとを比較すると

リマスターよりも、むしろリメイクに近い。



BMTHのメンバーがゲーム好きなのは知ってたけど

BMTHだけじゃなしに、ゲーム好きを公言してるバンドは

決して少なくないですよね。

CHONなんて立派なゲーマー、ゲームオタクだと思いますw

ゲーム好きなら、このMVだけで笑えるほどにw

始まりがまずVRゴーグル付けるとこからだし、

その先の映像もアサクリ、ダクソ、仁王か?的なw



そんなウチで取り上げるようなバンドと

スケーター文化はとても根強いと思います。

何ならスケーターというか、

90年代のアメリカカルチャーなのかな?

そこをドンピシャで取り上げた映画

mid90sも昨年公開されましたね。



↑この作品自体が

スケーターを主軸に描かれた作品だし、

Tony Hawk's Pro Skaterのことも書きました。



そんなゲーム好きなバンドマンを虜にした

Tony Hawk's Pro Skater

作中に使われているであろう曲をまとめた

サウンドトラックも出ているようです。

少なくとも日本版Spotifyには配信されてなかったので

代わりにプレイリストを作ろうかと思ったんだけど

そこらへんの曲すらも配信されてないのがあったので

残念ながら諦めました。

google先生が出してくれたトラックリストは以下の通り。

Tony Hawk's Pro Skater
01. Dead Kennedies - Police Truck
02. The Ernies - Here and Now
03. Even Rude - Vilified
04. Goldfinger - Superman
05. Primus - Jerry Was A Race Car Driver
06. Speedealer - Nothing to Me
07. Speedealer - Screamer
08. Suicidal Tendensies - Cyco Vision
09. The Suicide Machine - New Girl
10. Unsane - Committed
11. Vandals - Euro-Barge
12. YZ, Aim - Ain't Got Time to Waste
13. Kenny Macleod - Le Hot '99
14. Aqua Sky - Blue Thunder



やっぱりパッと見はPUNK ROCKバンドが多いイメージ。

ウチ的には、昨年15年ぶりの新譜をリリースした

The Suicide Machineがいますね。





Suicidal Tendensiesなんかも

スケーターカルチャーには定番と言えます。




GoldfingerJohn

このゲームの影響力の高さを語っています。

「2000年にツアーでイングランドを回っていたんだ。観客はかなりクールだったが、そこまでのめり込んでいる感じじゃなかった。 “Superman” はセットリストの3曲目だった。それで、俺たちがこの曲をプレイした瞬間、観客がクレイジーに盛り上がったんだ。モッシュピットが生まれて、ステージダイブが始まり、全員が狂ったように盛り上がったのさ」

「俺は “なんでこの曲でこんなに盛り上がってんだ?” と思っていた。俺たちはそのツアーの約1週間前にセカンドアルバムをリリースしたばかりで、“Superman” はその2曲目だった。あんなに盛り上がるほど聴き込まれていないことは分かっていたのさ」

「だが、ギグを終えてファンのためにポスターやグッズにサインしていると、全員から “あんたたちトニー・ホークのバンドでしょ? 『THPS』の!” って言われたんだ」

カスタマーが常に新しくてベターな製品を求めている音楽業界において、これらの楽曲群はコンサートチケットやアルバムの売上枚数だけでは得られない不朽の地位を得ている。どのストリーミングサービスにも「Tony Hawk’s Pro Skater」プレイリストが存在し、今も多くのファンたちが、このシリーズが2020年も愛聴しているミュージシャンたちと出会うきっかけになったことを語っている。
「当時、ああいうビデオゲームは他になかった。バンドを正しくプロモートしてくれるビデオゲームと音楽のハイブリッドなんて存在しなかったのさ。俺たちにとっても初めての正式なプロモーションツールだったんだが、どう活用したら良いのかまったく分かっていなかった(笑)」

「トニー・ホークがレジェンドだってことだけは知っていたし、もちろん、ビデオゲームに参加できるっていうのも楽しみだった。でも、何に繋がるのかは分かっていなかった」


↑このRedBullの記事も面白いので

是非ぜひ必読。


しかし、POP PUNK要素が足りんなぁ←

自分がここに何か曲を入れるんだったら

The AtarisとかBlink-182あたりは入れたいな。




そして昨年リリースされたリマスター版。

こっちもサウンドトラックが用意されていて、

これはSpotifyにも公式のプレイリストがありました。

日本版には配信されてないせいか、

何曲か聴けないヤツがありますが…(# -д-)ハァ-3



しかし、オリジナルの方も何曲か入ってる!

The Atarisも入ってるやんわかってるな!Σd(゚∀゚ *)

90年代ってことを考えると

LagwagonLess Than JakeStrung Outなど

FAT WRECK系の新旧名曲が入っていて何より。



MXPXMillencolinが入っているのも嬉しいところ。



しかし…

やっっっぱりPOP PUNK要素が足らんのだよなぁ。

PUNKの派生ジャンルとしてのPOP PUNKが

こういうところにも取り上げられないのがとても悲しい。

またひとつ、POP PUNKが売れない理由を垣間見た感じ。

大体、スケーターとHIP HOP、ラップ要素も絡むところで

Zebraheadが入って、何でPOP PUNKが入らんのじゃ!w

なんかZHに負けてんのも悔しいしムカつくなw

PUNKさながら、疾走感のある曲がお馴染みなら、

そういうのだってあるんだぞ!



↑にここに載せたMVにもあるように

スケートしてるものだって山ほどあるのに!

こうしてPOP PUNKバンドの多くは

スケーター文化もしっかりリスペクトしてるのに…(´・ω・`)

不遇が過ぎませんかね(´;ω;`)


そんなスケーターと密接に絡むPOP PUNKよりも

謎に優遇され、選ばれているニューメタル系。

Rage Against The MachinePapa Roachとか入ってるけど

ニューメタルにスケーターのイメージはねぇぞ!

まぁ、でもね

こういったところからBMTHも影響を受けて、

バンドの音楽性に落とし込んでるワケなので。

まして、自分も好きな『ゲーム』をキッカケにしてるので

そこを無下にするワケにはいかない。

でも、やっぱこういうところにも

なかなか若手が入らないのも何とも…ですよね。

自分がここに推しのニューメタルを入れるなら

BackWordzFrom Ashes To Newとか

てかレイジ入れるならFEVER 333も入れとけ、と。







と、いう感じで

BMTHのインタビューから

自分も注目していたゲーム

Tony Hawk's Pro Skater

の名前が出たので、

それに連なる記事を書いてみました。

いくら音楽が好き、実際に音楽をやってる人とはいえ

やっぱり多種多様、色んな方面から

音楽に触れる、音楽を聴くキッカケを大事にして

長年このブログを書いているので、

こういうネタは望むところでもありました。

そういったスケートステージも設けられている

今は無きWarped Tourも、正式名称は

Vans Warped Tourですからね。



スケーターには御用達のスニーカー、

VANSがスポンサーについているツアーです。

自分もWarpedの存在を知ってから

VANSのSk8-Hiを買うようになりました。

VANS Sk8-Hi

VANSのスニーカーを履いて、

Warpedが健在の内に、一度は本場に行きたかったっすよね。




さっきリンクを貼ったRedBullの記事で

GoldfingerJohn

「ヴァイナルからCD、MP3、Napster、ストリーミングへと音楽業界が変わっていく様子を見てきた俺たちは音楽とビデオゲームの流行廃りのサイクルを体験してきた。世の中は大きく変わったが、『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』は当初の意図がそのまま保たれていて、ピュアなノスタルジアが感じられる。だが、その一方で現代性も失われていないから若いプレイヤーたちが楽しんでいる」

「このシリーズが昔も今も話題になっているのは本当に素晴らしいと思う。テクノロジーの進化に飲み込まれることなく、時の試練に耐えたんだ。世の中が今も話題にしているということが、オリジナルの素晴らしさを物語っている。このレガシーの一部になれて本当に有り難いね」

こういったことも言っています。

現代のような時代だからこそ

昔よりも音楽に触れる、音楽を聴くキッカケが溢れていて

Tony Hawk's Pro Skaterはリマスター版の曲も

ある程度アップデートされたものを選曲してるのも良い。

POP PUNKを選んでないのは許せんが←


個人的にけっこう昔から思ってることだけど

音楽が好きであればあるほど、

No Music No Life

なんて宣っている人ほど、

音楽好きが過ぎて、半ば信者的な思考になり、

音楽以外からのインプットに乏しい気がする。

好きなものに特化するのは、むしろ良いことだと思うし

自分には出来ないことだからスゴイなぁとも思うけど、

それ故に視野が狭くなってしまうのは

勿体ないなぁ…と思うんです。

だからこそ、色んなところからの音楽を意識してるし、

音楽と密接に繋がりのある

映画とゲームも、ちゃんと記事にするようにしたんですけど。

偶然か、必然か、

この記事を読んでくれた人、1人でも多く

音楽に対して色んな聴き方、見つけ方が

できるようなキッカケになればなぁと思います。

それでは、今日はここまで。



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