色々と観に行こうとしてた映画があるのに

花粉のせいで、休日に外出る気にならん…

と、思ったけど

先日、薬を飲まずに1日過ごしたら平気だった\(^o^)/

マスクなしのノーガードだと多少くしゃみ鼻水は出るけど

ピークの比じゃないね!

これで気軽に映画観に行けるぜ!

これでマスクが外せれば文句ないのに(。-ω-)-3

どうも、トトです。



ってことで、

今年4つめの旧作映画記事といきましょう。

前回の『COP CAR』同様、

今回の作品も、見たのは2月頭でした。

音楽やゲームと違って、

旧作は記事にしてない作品もあるので

映画旧作は非常に厳選しております。

まさに良かったものを中心に取り上げてる状態。

今回取り上げる旧作は

何故リアルタイムに観てなかったんだ!

と後悔するレベルでハマった作品です。





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ハクソー・リッジ
(2016)

ヴァージニア州の豊かな緑に囲まれた町で生まれ育ったデズモンド・ドスは、元気に野山を駆け回る少年だったが、家族に問題を抱えていた。父親のトム(ヒューゴ・ウィーヴィング)は、兵士として戦った第1次世界大戦で心に傷を負い、酒におぼれ、母バーサ(レイチェル・グリフィス)とのケンカがたえない日々を送っていた。  月日は流れ、成長したデズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は、看護師のドロシー・シュッテ(テリーサ・パーマー)と恋におち、心躍る時を過ごしていた。だが、第2次世界大戦が日に日に激化し、デズモンドの弟も周りの友人たちも次々と出征する。そんな中、子供時代の苦い経験から、「汝、殺すことなかれ」という教えを大切にしてきたデズモンドは、「衛生兵であれば自分も国に尽くすことができる」と陸軍に志願する。  グローヴァー大尉(サム・ワーシントン)の部隊に配属され、ジャクソン基地で上官のハウエル軍曹(ヴィンス・ヴォーン)から厳しい訓練を受けるデズモンド。体力には自信があり、戦場に見立てた泥道を這いずり回り、全速力で障害物によじ登るのは何の苦もなかった。だが、狙撃の訓練が始まった時、デズモンドは静かにしかし断固として銃に触れることを拒絶する。  軍服や軍務には何の問題もなく「人を殺せないだけです」と主張するデズモンドは、「戦争は人を殺すことだ」と呆れるグローヴァー大尉から、命令に従えないのなら、除隊しろと宣告される。その日から、上官と兵士たちの嫌がらせが始まるが、デズモンドの決意は微塵も揺るがなかった。

しかし、出征前に約束したドロシーとの結婚式の日、デズモンドはライフルの訓練を終えないと休暇は許可できないと言われ、命令拒否として軍法会議にかけられることになる。面会に訪れたドロシーに、銃に触れないのはプライドが邪魔しているからだと指摘されたデズモンドは、その“プライド”こそが大切だと気付く。「信念を曲げたら生きていけない」というデズモンドの深い想いに心を打たれたドロシーは、「何があろうと、あなたを愛し続けるわ」と励ますのだった。「皆は殺すが、僕は助けたい」─軍法会議で堂々と宣言するデズモンド。ところが、意外な人物の尽力で、デズモンドの主張は認められる。  1945年5月、沖縄。グローヴァー大尉に率いられて、「ハクソー・リッジ」に到着した第77師団のデズモンドとスミティ(ルーク・ブレイシー)ら兵士たち。先発部隊が6回登って6回撃退された末に壊滅した激戦地だ。150mの絶壁を登ると、そこには百戦錬磨の軍曹さえ見たことのない異界が広がっていた。前進した瞬間、四方八方からの攻撃で、秒速で倒れていく兵士たち。他の衛生兵なら見捨てるほどの重傷の兵士たちの元へ駆け寄り、「俺が家に帰してやる」と声をかけ、応急処置を施し、肩に担いで降り注ぐ銃弾の中を走り抜けるデズモンド。ひるむことなく何度でも、戦場に散らばった命を拾い続けるデズモンドに、感嘆の目を向け始める兵士たち。しかし、武器を持たないデズモンドに、さらなる過酷な戦いが待ち受けていた─。






という作品を自宅で鑑賞。

昨年『1917』を観たのが記憶に新しいけど

こういったガチガチの戦争映画ってのも

今までに数えるくらいしか見てない気がします。




しかし、そういった作品の中でも

かなり面白かったです。

実話、実在する人物を取り上げているからこそ

自分もハマったのかもしれません。

アカデミー賞『編集賞』『録音賞』受賞、

他6部門ノミネートしたのも伊達じゃない。

約140分、集中を切らさず見れました。


前半はドスの子供時代から始まり、

衛生兵になるまでの話。

そんな本作の主役、奇跡の衛生兵である

デズモンド・ドスを演じたのは

映画では2代目スパイダーマンとして

『アメイジング・スパイダーマン』で主役を務めた

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アンドリュー・ガーフィールド

個人的にも、アメスパ以外で

初めてアンドリューを見ます。


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人を殺す為ではなく、
救う為に戦場へ行く


この彼の信念が、彼自身を成り立たせている。

"良心的兵役拒否者"

ドス自身は"良心的協力者"と言っていますが

銃を握らないことを頑なに貫き通し、

そのことで刑務所行き目前のところまでいき、

銃を持つだけでいい、プライドが邪魔してる

と、妻であるドロシーまで言われるけど

信念を曲げたら僕は生きていけない
君だって失望する
君の誇れる男じゃなくなる

と、言いきったのはカッコ良かった。

あなたを好きになったのは誰とも違うところ

と、他の人にはないところに惚れ、

何があっても失望しない」と言ったドロシーもカッコ良い。

2人とも、昨今のSNSでギャーギャー騒いでる連中よりも

遥かに人間できてて素敵です。

退役軍人である父の助けもあり、

軍法会議でも事なきを得、無事に衛生兵に。



そして後半は戦火の広がる『ハクソー・リッジ』へ。

公式サイトから転載をしますが

〈ハクソー・リッジとは…〉
第2次世界大戦の激戦地・沖縄の前田高地のこと。多くの死者を出した壮絶な戦いの場として知られている。ハクソーとはのこぎりで、リッジとは崖の意味。150メートルの断崖絶壁の崖が、のこぎりのように険しくなっていたことから、最大の苦戦を強いられたアメリカ軍が、“ハクソー・リッジ”と呼んだ。

(* ゚Д゚)沖縄

日本兵との壮絶な死闘が繰り広げられます。

戦地に横たわる死体の数々も酷い有り様…

手足の欠損はもちろん、半身が吹っ飛ばされてたり、

内蔵をぶちまけられていたり、生首も…

(* ゚∀゚)ひえぇ… と、感情と表情が別で見てましたがw

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本作ではCGを使ってないらしく、

そう考えると死体や傷の生々しさすごい。

爆弾で吹っ飛ばされるのは、爆煙があるからまだしも

同カット内で、撃たれた瞬間に顔や頭がぶち抜かれるとか

そういうのはどうやって撮ってるんだろうか…

特殊メイクで頭作って、瞬間に撃ち抜いてんのかな?


そんな激しい戦地に来ても、ドスは自分の仕事を全うする。

銃も、ナイフも、武器の類いは一切持たず

次々と倒れた仲間を救助していく。

これがまたとんでもなかった。

ドンパチしてる日中はもちろん、

一時休戦中の夜間、敵兵の見回りを掻い潜りながらも

生き残りの兵を次々と救助していく。


神と会話するなど信じてないが、

神は信じるという敬虔さから

自分の身体が限界を迎えても

お願いです…もう1人…
もう1人助けさせて…
もう1人…

と、戦地から味方を引っ張り、

1人1人、崖の下に送るロープを握る手は

血塗れになりながらも

病的に命を救う姿は、半ば狂気的にも見え

若干の恐怖感もあるけど

同時に何とも言えない感情を抱きました。


エンドロールでは当時の映像や写真、

本人たちのインタビューも交えたものが流れた。

サム・ワーシントン演じたグローヴァー大尉も

ドスにあれだけ銃を持てと言っていたのに

戦場では、銃を持たない彼に救われ

彼が僕の命を救ったんです。皮肉ですよね。彼は最も勇敢な人物です。

と、涙を一粒こぼしながら語っていました。


ドス本人のインタビューでは、

顔中に血が流れ、目の見えない兵士がいて、地面に倒れて衛生兵を呼んでた。水筒の水で包帯を濡らし、顔を拭いてやると、まぶたが開いて僕を見た。目が開いたんだ。そして
"目が見える!"
と言った。そのときの笑顔以上に嬉しいものはなかった。報われた気がしたよ。

と語っていました。

このシーンは劇中にもしっかり入っており、

奇しくも、このシーンを見たときは

自分もグッと込み上げるものがありました(`;ω;´)


この"戦う"ことではなく、

"救う"ことに対する獅子奮迅の活躍ぶり、

特に終盤はすごかったですね。

銃を持たないことで、訓練時代は冷遇され、

同僚にも嫌がらせを受けていたシーンもあったけど

そんな上官も、同僚も、多くがドスに救われ、

定刻を過ぎても出撃せず、

ドスの祈りが終わるのを待つほどに

一団の結束力が高まって終わったところも良かったです。



まさかこんな戦争映画で

涙腺が刺激されるとは思わなんだ(  ;∀;)

しかし、それほどに心動かされた作品でした。

やっぱり実話系映画は良いなぁ。

2016年なんて既にそこそこ映画みてた時期なのに

何でオレはこれを観ていなかったのか、と。

当時の自分を小一時間くらい問い詰めたいレベルで

良い映画でした。



公式サイトに載ってるけど

最後に、監督を務めたメル・ギブソンの言葉と

デズモンド・ドスの特設ページのリンクを貼って

今回の感想記事を終わらせたいと思います。

デズモンド・ドスは特別な存在だ。
そして、彼が英雄である理由をあげるとすれば、彼が謙虚であることだ。実際、映画化の許可を求めても、ドスは何年もの間、繰り返し断ってきた。
しかし、映画の世界は架空の英雄であふれている。
そろそろ真の英雄を称賛してもいいのではないだろうかと僕は考え作りあげた。この作品に関わった全ての人たちの協力に感謝し、みなさんにこの話ができることをとても光栄に思っている。
─メル・ギブソン