先日、クレジットカード会社から連絡があり

○○○というところで10万円分の買い物をされましたか?

…え?(; ゚Д゚)

ないないないないないない

確かに最近、PSNで新作ゲームの予約購入はしたし

海外からマーチ直買いはしたけど、

そんなところで、まして一気に10万とかないよ!

こわぁ…((((;゚Д゚))))ガクブル

カード会社の方で支払いはキャンセル扱い、

新たなカードを発行してくれるとのことで難を逃れましたが

クレカ使って15年以上、初の高額不正利用でした。

振込対応してるところは、けっこう振込にしてるんですが

やっぱpaypalとかで海外から買うと漏れやすくなるんかな…

だからって、海外マーチ・バンドル買うのは

やめませんけどね。

どうも、トトです。



今月から新譜もりもり!

なんて思ってたけど、なかなか出ないな…笑

チェックしてる中でも、3月はそこそこあるんだけど。

ってことで、今回は過去作ではなく

音楽シーンのネタにしましょう。

ウチのこういった記事のときのお馴染み

All Digital Musicから

ちょっと注目したいネタを引っ張ってきました。



spotify-in-germany
1年で1390億再生。コロナ禍でもドイツでストリーミングの成長が加速、CD大国からデジタルに移行

ドイツでは、2020年の音楽ストリーミング再生数が1390億再生以上を達成しました。この数字は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響下でも、ドイツでは引き続き、オンライン音楽消費の需要が拡大したトレンドを示しています。

年間1390億再生という数字は、ドイツで音楽ストリーミングが定着してきた市場の変化を引き続き示す数字です。2019年の1070億再生、2018年の795億再生と比較しても、わずか2年間で約75%の急成長を遂げたこととなります。



世界の音楽シーンの中でも

日本に次ぐ「CD大国」だったドイツ

コロナをキッカケにして

ストリーミングが急成長したんだとか。

時代遅れ日本さん…

同じCD大国としての仲間であったドイツさんとも絶縁され

いよいよ置いてけぼり感ハンパなくなりましたねw


新型コロナウィルスの感染拡大後も、2020年上半期音楽市場の売上は、前年同期比で4.8%増加。売上高は7億8370万ユーロ(約983億円)で、音楽ストリーミングが市場売上でシェア65.7%を占めるまで成長してきました。

参考までに、日本のレコード協会が発表した2019年度の音楽配信売上は706億円でした。

ドイツと日本とでは集計方法が異なるので、単純な比較は難しいですが、個別のフォーマットで比較すると、各国の業界の思惑が見えてきます。

All Digital Musicの方で

ドイツのストリーミング成長度合いが

わかりやすく表にしてくれていますが

2019年度時点で、日本も配信での売り上げは

706億円と出ているものの、

ドイツでは2018年にその値を超えていて、

2019年には1,070億円と、この時点で

300億以上の差をつけられています。

日本でも確かに配信での売上も増加傾向だし、

2019年時点で6年連続のプラス成長であり、

2011年以来の700億円超え

と、言われている通り

日本でストリーミングが好調!

と、リスナーであるこちら側がそういうイメージを持ったのも

ここ数年の話で間違いないと思います。


(参考サイト)



このストリーミング時代である現代で

ここ数年で大いに話題になったのはこのへんかな?



国内メジャーシーンに興味をなくした自分でも

このあたりはよく名前を見聞きしました。曲は聴いてない

LiSAは鬼滅よりだいぶ前から知ってたけど。

しかし、↑ここに挙げた曲のどれもが

2019年の曲ってのが

先ほど言った日本国内のストリーミング好調にも

一役、二役買っていたのは事実なのかもしれません。





All Digital Musicでは

ドイツのフォーマット別消費シェアも出てますが

フィジカルが25.8%に対し、

デジタルは74.2%

さらにその74%の中での65.7%

オーディオストリーミング

という結果が出ています。

ここまでの結果が出ているとなると

ドイツも立派にストリーミング大国の仲間入りですね。

このへん、日本はどうなってるんでしょうね?

さっきリンクを貼った2019年の売上を載せた記事が

昨年の2月19日に出ているので

2020年の売上もそろそろ出そうな気がしますが。



クリスマス・イブと大晦日が音楽消費のピーク
ドイツで2020年、最も再生数が多かった日は、クリスマス・イブと大晦日だったことが分かり、クリスマス・イブ一日では6億500万再生、大晦日では5億3700万再生もの音楽再生が記録されるという、ドイツで過去最高の再生数が達成しました。
2020年全体で見ると、24時間以内に最も再生された曲は、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」(All I Want for Christmas Is You)。クリスマス・イブ1日だけで450万再生以上が再生され、2019年に樹立した320万再生の最高記録を再び更新しました。

えぇ?!

メタル大国、ドイツでクリスマスに最も再生された曲は



こっちじゃないんですか?!

という冗談はさておき。

ドイツに限らず、海外でのクリスマスは

Family Christmas
家族で過ごす

っていうイメージが強いですからね。

家でパーティしながら音楽を流す…

というのも、容易に想像がつきます。

恋人とっていうイメージもないワケじゃないけど

それ以上にやっぱ家族とのイメージの方が強い。


対して日本はというと?

Christmas Lovers
恋人と…

っていう猿脳なイメージの方が強い。

デート行って、イルミネーション見て、

ホテル(or自宅)にチェックイン

音楽聴いてるヒマはないっすよねw

音楽聴くよりヤることありますからねw

みんなサンタにズタボロにされればいいんだよ(*゚∀゚)凸





この数字からは、クリスマス商戦でこれまで購入されていたCDを買わなくなった人が、ストリーミング再生に移行してきたことが推測され、日常生活や季節行事で音楽を消費する行動様式が、オンラインに比重が置かれるように変わってきたと考えられます。

わずか4-5年前まで、ドイツは日本に次いでCD購入が多い音楽国として、世界的に知られていました。ですが、現在ではドイツは音楽ストリーミング大国に向かっていると言っても過言ではありません。

ここはふと疑問に思ったけど

クリスマスが来る度にCD買うかね…?

クリスマスコンピなんて収録される曲なんて大体一緒じゃない?

そんな毎年毎年、律儀にクリスマス用のCD買うか?w

っていうのも、ストリーミングがあるなら

そういう音源はもちろんのこと、

それ用のプレイリストなんて山ほどありますしね。

CD1枚より安い、月額料金だけで済むワケだし。



音楽ストリーミング大国に向けて歩むドイツ
ドイツは、世界的に新型コロナウィルス感染拡大が本格化する中、いち早く音楽や文化に対する支援を政府が行ったことで、注目を集めました。

多くの音楽業界やアーティストが、ライブやフェスからの収入源が途絶える下、ストリーミングからの原盤収益や著作権収益は、コロナ時代のビジネスモデルとして広がっていきます。

特に、インディペンデント・アーティストや、インディーズレーベルなど、大手レーベルなど仲介者の制約や、不都合な契約条件に縛られない環境下にある人たちにとって、自らの経済活動を持続させ、収益増加を達成するためには、ストリーミングの存在が欠かせません。

日本が遅れているのはこういうところですよね。

何より国自体が、音楽に対して厚意的ではない

>> いち早く音楽や文化に対する支援を政府が行った

こういうのってまずやらないし、

対応してもクッソ遅かったりさ。

All Digital Musicの別の記事では


ソニーミュージック、音楽ディストリビューターAWALをKobaltから買収。インディーアーティストを大事にするレーベルサービスを提供

こういった記事も出ています。

日本のインディーズシーンって激弱ですもんねぇ…

自分が音楽を聴き始めたときにいたインディーレーベルも

今も存在してるのは非常に少なくなったと思います。

かといって、そういったインディーシーンを

↑の記事のように支援するようなことも

ほとんど見かけない。

日本ってどうしてこうなんですかねぇ…



でも、そんなインディーシーンであっても

曲を出す側のバンドが

未だにストリーミングに移行してないのもいるし、

業界としたって、

未だにCDに頼ってる部分もあるように見えるんですよね。

もちろんストリーミングが成長しているのも事実なんだろうけど

そっちがメインストリームになってる気がしない

ビジネスモデルの1つとしてCDがあるのは良いと思うし、

それを欲してる人がいるのも事実だろうから、

0にしろとは思わないし、言わないけど

守銭奴たる日本の業界、企業の方が

ストリーミングでもバンドが満足のいく契約、収益構造を

ちゃんと打ち出していければいいのにね。

日本がまずやるべきはそこなんじゃないのかね。



これは、CDか、ストリーミングか、の議論ではありません。音楽の価値を高め、エコシステムが成長するために音楽業界は何ができるのか、変われるのか、の成長戦略の議論なのです。
音楽市場を成長させるには、ドイツの音楽業界はストリーミングを受け入れる方向転換を決めました。すでに消費者が選ばれていたのはストリーミングだったことも幸いしました。

新型コロナウィルスの影響が経済や社会を直撃したドイツにおいて、この消費の変化が一過性ではなく、過去数年続いてきたことは、音楽ストリーミングへ注力しようとする音楽業界の将来的なビジョンをさらに加速させるはずです。

日本の音楽業界も考えてないワケではないと思うけど

その"考え"が"実施"、"実現"されるまでに

かなりのタイムラグがあるように思います。

そういったことを進めていこうとしている人たちより

阻害するような老害いることが原因なのか、

業界全体の体質が問題なのかは知りませんけどね。



コロナ禍で厳しい状況に迫られる多くのレコード会社や音楽業界の関係者は、好調なストリーミングと消費者のニーズに対して、どう向き合うべきかを見直すことを強いられています。 日本の音楽業界だけでなく、ドイツでも同じでしょう。とはいえ、戦略無しに音楽ストリーミングで今後の売上と成長を期待できるものではなく、持続的な成長をいかに実現するかの課題が浮上してきました。欧米では、こうした課題の解決策の一つとして、分配される著作権使用料を引き上げようとする音楽業界のロビー活動が各国議会に対してここ数年続いており、ストリーミングの成長に伴い、旧来の音楽業界の収益構造を大きく変えようという声が年々高まっていることも、2021年に注視すべき点です。

という形で締められている

All Digital Musicの記事でした。

海外の音楽シーンで喜ばしい出来事、

良いニュース、音楽シーンの動きが出るたびに

どうして日本は…

と、毎回思ってしまうのは

前ブログの頃からずーーーっと変わりません。

こういうのが自分の音楽に対する熱を

どんどん下げている原因のひとつでもあるのでねー…

なんかねー…うーん…(´・ω・`)

と、モヤモヤしたまま毎回終わってしまうという。笑

ま、リスナーであるこちらとしては

なるようにしかならないし、

好きなバンドを自分の可能な範囲で

サポートしていく以外にできることはないので。

こっちがやることは変わらないんですけどね。

それだけは怠ることのないようにしていきたいもんです。





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