コロナという迷惑千万のクソ害悪なもんが蔓延しつつ
昨年秋ごろから、ライブハウスでのライブが
徐々に再開されつつある音楽シーン。
無観客で配信をしたり、
感染対策を徹底し、キャパを減らしてやったり、
そんなの冗談じゃない、と"いつも通り"が戻るバンドがいたり
バンドごと、ライブハウスごと、イベントごとに
色々と模索している様が見て取れます。
しかし、個人的に配信はどうも見る気が起きず、
やはり目の前で見る"ライブ"でないと。
コロナ以前から、数年前から
ただでさえ、どんどん音楽熱が低下してきているのに
配信でいいや
となったら、自分の気持ち的にもよろしくない。
だからこそ、今この状況下でも
生のライブに行くことにしています。
そんなコロナ下で、最初に見たのは
昨年10月のGIVEN BY THE FLAMES
それに次いで、本日はコロナ下でのライブ2回目
2021年最初の"ライブ"を見にきました。
tacica
TOUR 2021 三大博物館
Re:quest~探求者の再訪~
2019年の8月、
『sheeptown ALASKA』再現
+
『panta rhei』全曲先行ライブ
以来、約1年半ぶり13回目のtacicaライブ!
まずはやっぱり
こんな状況下でもライブしてくれたこと
深く深く感謝を<(_ _)>
そんな今日も感染対策として
整理番号順に時間で間隔を空けて入場。
ライブ前にGoogleフォームで必要事項を入力し
入場時にそれを見せて入る。
手の消毒はもちろん、フロアはチケ番A-Bは座席、
自分と同じCはPA後ろで立ち見。
キャパも制限してるだろうけど、思いのほか入れていたけど
しっかり区画整理はされていました。
PA後ろのセンター最前を確保し、
視界はかなり良好です。
ちょっとPAさんの仕事ぶりも見てしまう。笑
そんなこんなで開演時間となり、
ほぼほぼ定刻通りにスタートしました。
って、期待に胸膨らませて始まったのに
既に1曲目から記憶が定かではないのが
ダメダメな感じですがw
2曲目には早くもリクエストTOP 3の一角、
"命の更新"をプレイ。
個人的にもtacicaの好きな曲TOP 3に入るくらい好きで
ライブでも何度も聴いたことある曲です。
その度に、脳内でMVが再生されるくらい好き。笑
むしろ、今回のセトリでは所謂"定番"と呼べる曲は
この曲くらいしかなかったと思う。
やっぱtacicaファンはわかってるな!(* ゚∀゚)b
…tacicaです。
(パチパチパチパチ)
こんな状況下ではあるけど
最後まで楽しみましょう。
最後までよろしく。
と、コロナでなくても
tacicaライブ名物の『静寂』の中、
いつも通り、猪狩さんの
最後までよろしく。
を聞いたあと、"群青"がプレイされました。
タイトルさながら、青色の照明が駆け巡る。
小西さんの良き美声コーラスが響く、
癒し系ロックナンバー。
続き、再びTOP 3のひとつだった"神様の椅子"
自分は過去のライブで聴いたことはあるけど数は少ない。
シングルだし、MVもある曲なのに、
ライブではイマイチ定番になっていない曲なので
トップ3になるほどの票を集めたのも納得!
tacicaらしいエモーショナルロック、
リクエストした人たち、超good job!Σd(゚∀゚ *)
このへんからは順番が曖昧ですが
『黄色いカラス』…の、シングルに収録された
カップリング曲の"コオロギ"
ドラム→ベースと、リズム隊が先行して始まる曲で
tacicaの曲の中ではリズミカルでノリやすい曲。
合間に入るクラップパートがまた良いよね!
そして初期音源『Human Orchestra』から
"アシュレー"?!Σ(゚∀゚ノ)ノ
コオロギから打って変わって、掻き鳴らすギターが
非常に気持ち良いtacica式のギターロック!
こんなにカッコ良かったっけ?\(^o^)/
過去行ったライブのセトリを見返してみたけど、
2016年の@EXシアター六本木の1回しか、
自分はこの曲をライブで聴いたことはなかった。
今回の企画がなければ次はいつ聴けるやら…
ってくらいの激レア曲だと思います。
やはり票を多く集めたのは過去曲、初期曲が多いか?
と思いつつ、ここで新しめの曲をプレイされました。
『HEAD ROOMS』から"Butterfly Lock"
コオロギ同様、リズミカルな曲でもあるけど、
こちらはよりダンサブルな曲に仕上がってます。
やっぱこういうリズム感が重要な曲だと、
文字通りのリズム隊(ベース、ドラム)が良いなぁ。
ライブも中盤に差し掛かったところで
ちょっと喋ってもいいですか?
と、小西さん。
今回、リクエストって企画をやったんだけど
トップは断トツで、あとは均等に入っていて。
そこで、今日のセトリには入ってない曲を
せっかくなんでここでやろうかな、と。
中畑さんと猪狩に(クジを)引いてもらって…
で、引いたものを客席に向けてもらうと
猪:馬鹿
中:熱帯夜
会場からは
(* ゚∀゚)おぉー…!
っていう、良いじゃん良いじゃん的な反応。
に対して、ステージ上(特に中畑さんw)は
え?えぇ…
みたいな雰囲気がすごかったんだがw
猪狩さんは猪狩さんで
そうなんだぁ…
って意味ありげに何回もつぶやいててw
何だったんだろうねw
あんまり練習してなかった曲なのか、
仕組まれたものだったのか、
はたまた、その仕込みがハズレたのかw
"馬鹿"って…
オレが言われてるみたいな…
何かさぁ…
"せっかくなんで"って気にならない?笑
って、ひと笑いふた笑い挟みつつ
じゃあ中畑さんだけもっかい引きましょう!
って流れになり、引いた曲は
某鬣犬
おぉー(* ゚∀゚ノノ☆パチパチパチ
こういうことってあるんですねー
何なんだw
猪狩さんの言葉の意味が知りたいわw
結果、最初は2曲だって話だったのに
3曲やっちゃいましょうって流れにw
こちらは得する形になるから良いけどw
じゃあどの曲から?
せっかくなんで馬鹿からやりましょう
せっかくなんでw
小西さんの"今"の口癖を早速使ってw、
急遽選ばれた3曲の中から、まずは"馬鹿"をプレイ。
淡々と刻まれるリズムで進む歌ものトラック。
こういうシンプルな歌ものtacicaも良いんだよなぁ( ´∀`)
続いて『Human Orchestra』から"熱帯夜"
こうして改めて聴いてみると、タイトルぴったりね。
今日はミラーボールでキラキラ照明だったけど、
まったりまどろむ雰囲気に、猪狩さんの歌声で
大いに眠くなる(。-ω-)zZ
本来、熱帯夜なんて眠さは阻害されますけどね。笑
この3連クジパートの最後を務めるのは
『jacaranda』から"某鬣犬"
ライブだと定番…ってほどではないけど、
ちょこちょこやってるイメージありますね。
クジ曲の内、2曲はスローな歌ものだったけど
ハイエナは今回3つめとなるリズミカルソング。
同じリズミカルな曲調なのに三者三様で、
こんな曲が3つが聴ける今回のレア感よね。
3連クジのあとにプレイされたのが、
小西さんがダントツだと言っていたリクエストNo.1
『Human Orchestra』からの隠れた名曲、
"オオカミと月と深い霧"
これ、10周年記念公演『烏兎』の時に
ライブで初めて聴いて、うぉぉおおおお(゚∀゚ *)
ってなったんだよネ。笑
今回でライブで聴くのは2度目になったワケだけど
(* ゚∀゚)うぉぉぉおおおお
ってなったのは言うまでもないレア曲ですね。
やっぱ"オオカミ"好きだわぁ。
今回、初めてやった企画なんだけど
どの曲も満遍なく(票が)入ってて
作った方としては嬉しかったです
"オオカミ"はアレだけど…笑
何なんw 猪狩さん"オオカミ"嫌いなんw
まぁ、オオカミってボーカル途切れないし、
けっこう言葉詰め込んでるし、歌うとなると
けっこう難しい曲ですからね(カラオケで体験済みorz)
でも、今日は猪狩さんもバッチリだったやん\(^o^)/
僕がけっこう気に入ってる"T.M."って曲があるんだけど…
0票でした。
帰ったらみんな聴いてあげて
寂しがってると思うから。笑
最後に1曲やって終わります。
どうもありがとう。
ラストは『LOCUS』から"HELLO FAME"
これこそレコ発ツアーの時のライブでしか
やってないんじゃないかっていうね。
その時もラストはこの曲でしたしね。
tacicaの曲としては前向きな曲調で、
これまたコーラスが映える素敵曲です。
その時のライブでタイトルの由来も話してくれたのが
とても印象深かった曲を、今日またここで聴けて満足。
どうもありがとう。
と言って、ステージを去っていくメンバー。
暗転したあとにはやっぱりアンコール。
こんな状況でもアンコールやってくれるんだな。
と思ってると、戻ってきてくれました。
どうもありがとう。
という、はけたときと同じ言葉と共に。
そして、延期になっていた15周年記念公演
『象牙の塔』の話に。
4月3日に決まりました。
中:良かったねー
どうしても15周年の間にやりたくて…
2日寝たら16周年になっちゃうからねw
これ、2部が終わったあとに流すんだけど
秘密にしといてね。
いや、まぁ言っちゃってもいいんだけどw
(みんなを)信じてますよ。
新たにティーザー映像を作ったんだけど
…ティーザーってほどお洒落なもんじゃないけど
色んな曲をサンプリングして入れたんで
何の曲かを当ててもらえたら嬉しいな
1つは絶対わかんないと思うけど。
めっちゃ頑張ったから
絶対わかんないと思う
と、めっちゃ強めに言ってたw
そのティーザーがこちら。
あの曲とー、あの曲とー…
ってわかるのもあるけど、
1つと言わず、複数わからんなw
よく聴き込み&色んな曲を聴き比べをしないとw
で、アンコールでやってくれた最後の1曲は
『sheeptown ALASKA』から"ハイライト"
…だったかな?←
ハイライトも一時期けっこうやってたイメージだし
今もちょいちょいやってくれてる感じです。
こういう歌ものの中では割と聴く機会に恵まれてる。
歌もの締めとしては"アースコード"が定番だけど
ここでの"ハイライト"は、本当に最初から最後まで
リクエストが反映されたセトリだったなと。
どうもありがとう。
と、猪狩さんの言葉で今回は終幕しました。
SNSには感想が溢れ返っていたけど、
セトリが全く流れてこないところを見るに
今回ばかりは、このあとの名阪を気遣ってのことかな。
やっぱりtacicaのファン層は良いと思いますね。
ダメダメな記憶力頼みなウチのレポでも
正確なセトリを載せるのはやめときます…
てか、正確に覚えてないから載せられんのですがw
でも、今回は
アンケートも布ステッカーもないのか(´・ω・`)
それだけがとても残念でした。

そんな感じで、2021年最初のライブ
tacica TOUR 2021
三大博物館 Re:quest
~探求者の再訪~
でした。
tacicaライブは(*´ω`*)イィ!!!
そして、間違いなく普段とは違うリクエストセット
『リクエスト』っていう意味が確かにあった
普段のライブではなかなか聴けない曲ばかりでした。
猪狩さんの好きな"T.M."は
ストリングスも入ってるしさ、
『象牙の塔』で盛大にやって欲しいな(* ゚∀゚)
リクエストライブってファンの指標にもなると
個人的には思っています。
それを考えると、少なくとも現状のファンは
古い曲も新しい曲も、人気の曲もレアな曲も、
どれも等しく聴いてる良質なファンが多い、というのが
今回のリクエストで明らかになりましたね。
今、どれくらいの人が昔からtacicaを聴いてて、
新規がどれくらいいるのかってのはわからないけど
これだけ定番以外の曲が占めたセトリを見るに、
そういった曲も好き、聴きたいと思ってるファンが多数
ってのは間違いなさそうです。
それをそのまま反映してセトリ組んでくれた
tacicaだからこそ、みんな好きなんですよねきっと。
わかるわかる。
今までも何度か、他のバンドでの
リクエストライブに行ったことあるけど
ここまで定番曲がなかったリクエストライブは
間違いなくtacicaが初ですもん。
冒頭で言ったように
音楽に対する熱が冷めてきた中で
コロナによるライブ自粛による追撃は
更なる熱の低下に繋がりました。
今回の公演も、チケット買ったの昨年末だったし
気付いた時には投票も終わってた。
やっぱコロナ以降さ…
チケット買って、ライブやるのを待ってても
そのほとんどが延期や中止になってし、
どうせ中止(延期)になるのにチケットなんて買っても…
って思いがあったのも事実です。
そもそも配信は見る気すらないですしね。
tacicaに限らず、色んなライブ情報も追わなくなったし
年に3桁、月単位でもめちゃくちゃライブしてたバンドが
月数本とか、0だって珍しいものじゃなくなって。
情報を追わなくなったのもそうだけど、
ライブ自体がコロナ前より少なくなってますしね。
それでも、tacicaは
今の国内バンドの中でいちばん好きなバンドだし
リクエストでセトリ決めてやるんだったら
この状況下でもやってくれる…
と、淡い期待をし、遅ばせながらチケットを買いました。
整理番号 C-2
今まで幾度となく行ってきたtacicaのライブで
ここまで遅い番号のチケットは取ったことありません。
てか、一般で買ったの初めてかもしれん。
でも、別に最前にいきたいワケじゃないし、
チケット番号なんて関係ない。
それがtacicaのライブなら尚更です。
メンバーが、ステージが見えなくても、
バンドの生音、猪狩さんの生歌が聴ければそれで良い。
結果、やっぱり来て良かったと
心の底から思えるライブでした。
GBTFのライブレポでも書きましたが
低下していく音楽に対する熱を
塞き止めてくれていたのは、他でもない
ライブ
だったんだと、今回も改めて実感しました。
今の状況になってから
GBTFも、tacicaも、
コロナ前よりも遥かに
ライブ行って良かった
って気持ちを本当に強く感じるようになりました。
やっぱライブって良いなぁ…
と、今回も満足。
来る4月3日の
象牙の塔
絶対行くぞ!
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