今年に入って

My Favorite Game Music

というプレイリストを作ったことにより

このプレイリストがかなり捗ってます。

意外と好きなゲームの音楽配信してましたしね。

過去作が捗った今年のここまでの現状で

Spotify Wrappedを出したとしたら

間違いなくGAME MUSICが1位でしょうねw

そんなジャンルがあるかわかりませんが。

どうも、トトです。



そんな状況ではありましたが

よーーーーーやく!

2021年リリース作 初レビュー\(^o^)/

って気付きゃもう2月ですねw

昨年は年始から新譜が賑わってたのが嘘のよう。

今年も今月から新譜がもりもり出ると思いますが

まずは先月末にリリースされたものから

粛々とレビューをしていくことにしましょう。

今年のリリース初レビューを務めるのこの作品。




20210122_174722
Everyone Dies In Utah『Supra』
1. Supra
2. Below the Salt
3. Soul Eater
4. The Void // Pt. 1
5. Planetary
6. Passenger // Pt. 2
7. Hacksaw




ユタ州に恨みでもあんのかw

っていう名前でお馴染み、テキサス州出身のポスコア

Everyone Dies In Utahが、NEW EPSupra

1/21にリリースしました。


名前を見るのもだいぶお久しぶりですね。

しかし、実はセルフタイトル作のレビューを

過去にウチで書いてるんですよね。

その時もグッドメロディなバンドだなって印象でしたが

その時から4年ぶりに聴くバンドの最新作、

早速チェックしていきましょう。



Supra
冒頭からめちゃくちゃCane Hillっぽさあるのが
非常に好感です(* ゚∀゚)
Kill… Kill… Kill… Kiィィイイll!!!!
と、徐々に大きくなるシャウトから落とす
ブレイクダウンに入るのも定番ながら良い。
Cane Hillさながらのダークな雰囲気で、
1'30"という短尺だけど、叫びまくりで攻めたサウンド
オープニングには持ってこいの曲だと思います。


Below the Salt
そんな前曲とセットでMVが公開されている2曲目。
小気味良いドラミングでアップテンポに始まり、
クリーンボーカル、中音域シャウト、
そしてスクリームへと繋がり、落としていく展開に。
それこそ10年代初期のポスコアサウンドを
今もなお貫いているようなところは良いですね。
クリーンとスクリーム、分業してるバンドが少なくない中、
それをボーカルが1人でこなしているのも
このバンドの魅力の1つだと思います。

曲調同様、全面的に暗い画で綴る"Supra"から
"Below the Salt"になると白背景で姿がわかる、
曲調と共に、画的にもハッキリ切り替わるMVも良い。




Soul Eater
タイトルを見ると漫画が浮かんできてしまう3曲目。
シアトリカル、ゴシック感のあるイントロから
開口一発シャウトとヘヴィサウンドから幕を開ける3曲目。
そこから疾走感のあるサウンドとクリーンボーカルへ。
フラグを立てた上で、ここでも安心安定に落とす
ブレイクダウンパートとかも良いですね(* ゚∀゚)
シャウトをバックにクリーンで歌い、
最後に落として終わるのも、ある種の定石で○です。


The Void // Pt. 1
遠くからクリーンなギターがフェードインしてきて
歪み出してからボーカルと共に本編開始な4曲目。
全体的な曲展開がA Scent Like Wolvesっぽさあるかな?
サウンド面もだけど、ボーカルのバリエーション的にも。
ASLWはツインボーカルでそれを実現してるけども、
その多彩なボーカルをEDIUは1人でやってるってのが
聴けば聴くほど、やっぱすごいなって実感する。
アウトロのややアンビエント感も好きです。
そのままフェードアウトしてく感じとかもね。


Planetary
ここまでにない静けさの中で始まる5曲目。
しかし、低く響くバンドサウンドと
強靭なスクリームによって打ち消されます。
その後クリーンパートを挟んだあと、
再び疾走感と共にアグレッシブなパートに入り、
そのままブレイクで落としてきます。
曲後半ではミドルテンポに落とし、クリーンサウンド
本作唯一の4分超えとなる曲ですが、
1曲の中でも起伏に富んでいるおかげで
聴いててダレずに楽しめますね。


Passenger // Pt. 2
こういうPt. 1 / 2的な曲って、タイトル同じにしない?
ってことが気になってしまう6曲目。
攻めてるパートもあるけど、全体的には
ミドルテンポでクリーンが映える聴かせる側の曲かな。
後ろで鳴るアンビエント感のあるサウンドを聴くと
確かにPt. 1 / 2と付けても違和感のない
繋がりのようなものを感じます。
後半はそういったサウンドによるクリーンさが
聴いてて心地良いですね。


Hacksaw
そんな前曲の後半の雰囲気から続くような
冒頭の雰囲気を感じるラスト7曲目。
クリーンパートで始まり、疾走パートを挟んで、
スクリームと共にヘヴィサウンドを展開。
それでもやはりバックになる浮遊感あるサウンドに
アグレッシブ感よりも、癒し系というか…
クリーンな面が印象に残る美メロ系ポスコア。
ラストは声量を増やしたコーラスもあり、
フェードアウトで余韻を残しつつゆっくり締めていくのも
何とも言えない後聴感…って言葉はないかもしれないけど
そういった感じをもたらしてくれます。





以上、

Everyone Dies In Utah『Supra

でした。

ウチで取り上げたのもかなり久々だったけど、

当時レビューした時の印象と

あまり変わらない感じでした。もちろん良い意味で。

当時もグッドメロディなバンドを評しましたが

今作においてもそれは変わらなかったです。

強いて言えば、その時よりもエレクトロサウンドは減ったかも。

それが減って、今作後半の曲にあったような

アンビエント感のある、バンドサウンドを邪魔しない

浮遊感のあるサウンドが鳴っていたこと。

これが何とも言えない聴き心地の良さを出しています。

バンドサウンドのベースも、流行りに乗らず、

10年代当時のポスコアを貫いているのも好感です。


そんな2021年リリースの新譜の中で

最初のレビューとなった

Everyone Dies In Utah『Supra

クリーンサウンドが映えるポスコアを

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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