気付けば、今年のスケジュール帳買わなかったな…

ここ3年くらいは

ライブのスケジュール管理くらいにしか使ってなかったし

そんなライブが行われねんだもんなぁ。

スケジュール帳いらんな

と、無意識に思っていた結果か。

どうも、トトです。




では、今年4枚目となる過去作レビューといきましよう。

この記事の下書きを書いていた年明けから約2週間、

この期間は他にも色々と過去作をリストアップしていて

iPod稼働率8~9割で、Spotify全然使ってませんでしたw

その時期だと、まだ新譜も出ませんでしたしね。

そうした時期にまずATLを書き、続きWTK、

そして選んだ今回のバンドは、ATL、WTKと共に

当時聴いていたPOP PUNK/POP ROCKの中で

トップ3だったバンドの最後の1つです。

そのバンドはこちら!




BoysLikeGirls_LoveDrunk
Boys Like Girls『Love Drunk』
01. Heart Heart Heartbreak
02. Love Drunk
03. She's Got A Boyfriend Now
04. Two Is Better Than One (featuring Taylor Swift)
05. Contagious
06. Real Thing
07. Someone Like You
08. The Shot Heard 'Round The World
09. The First One
10. Chemicals Collide
11. Go





US産POP ROCKバンドBoys Like Girls

2ndLove Drunkが2009年にリリースされました。


SUMMER SONICにも出演経験があるバンドで

その当時かな?の来日ツアービデオも。



これを見ると一目瞭然、当時のBLG然り

BLGより先に過去作レビューをしたATL、WTK然り

圧倒的な女性人気なのは見るよりも明らか(。-∀-)w

まぁ、それは今も変わらないとは思うけど。

人気があるのは嬉しいが…複雑ですよねw


しかし、それだけの人気を博すほど、

当時はシーンを担うバンドの1つだったことは間違いありません。

そんなバンドの2作目、聴いていきましょう。



Heart Heart Heartbreak
まずオープニングの1曲目は、賑やかなコーラスに
シンセの鳴るキャッチーなポップナンバー。
聴いてた当時は思わなかったけど、
改めて聴くと確かに売れ線感すごいなw
今が初聴だったとしたら、当時ほど刺さらなかったかもw
でも、今のシーンの上位陣を考えると
こういう"バンド"がそこそこ売れてたのは
良い時代だったと言えるのかもしれないですね。


Love Drunk
1曲目では↑そんなこと思ったけど
正真正銘、バンドのキラーチューンである2曲目は
今聴いてもやっぱり(・∀・)イィ!!!
抜群にキャッチーで、聴く人を選ばない耳触りの良いサウンド
多くの人を虜にできる可能性を秘めています。
わかりやすく盛り上がるコーラスパートはシンガロング必須!
アップテンポながら、ラストサビは少しエモーショナルになるのも○

YouTubeでバンド名で検索をかけると、
いちばん上にこの曲のMVが出てくるのも代表曲の証。
再生回数も2,500万超えと、さすがの数字です。





She's Got A Boyfriend Now
3曲目も、前曲に負けず劣らず
大いに盛り上がれるシンガロングパートが
わかりやすいコーラスによって展開される。
サビの裏声が聴いてて気持ち良い。
サビとか聴いてると、今のスタイルとは違い、
真っ当にシンセ要素あるPOP ROCKしてた頃の
Cash Cashあたりが浮かんでくるなぁ。


Two Is Better Than One (featuring Taylor Swift)
タイトルトラックの"Love Drunk"を除けば、
本作での話題はこの4曲目も相当でしょう。
こういう系統のバンドでは限りなく数少ない
あのTaylor Swiftをゲストに向かえた1曲!
vo/Martinの裏声とTaylorのハモリが美麗で、
ツインボーカル風でTaylorの出番も多い
グッドメロディなエモーショナルソング。
ストリングスによるオケ感も相まって、
動の"Love Drunk"、静の"Two Is Better Than One"
ってほどに、MVの再生回数も4,500万超え!
立派に本作を代表する楽曲に仕上がっています。





Contagious
5曲目は、アップテンポで陽性サウンド、
聴いてて楽しくなれるPOP ROCKな1曲。
クラップパートから入るラストサビは
楽しいモッシュピットが想像に難しくない。
ちょっとSimple Planっぽさがあるんよね。
そうした曲調からしてみると、個人的にも本作の中では
"Love Drunk"の次に好きな曲かもしれません。


Real Thing
カセットを入れるSEから始まる6曲目。
そのせいか少し前時代的にも感じる曲調で、
そんな雰囲気を後押しするシンセの音色が耳を突くPOP ROCK
今も少し前世代に回帰したような曲はあるけど、
この00年代中期でもこういう雰囲気なのは
ちょっと珍しい…のかな?


Someone Like You
アルバムの折り返し地点を過ぎた7曲目、
ここでアコギ主体の本格歌ものエモーショナルナンバー。
淡々とリズムを刻むドラムと、後ろに鳴る浮遊系な
アンビエントサウンドが絶妙にマッチし、
優しいメロディと音色で癒し系な雰囲気もひとしお。


The Shot Heard 'Round The World
癒し系のあとは、BLGにしてはロック色強い8曲目。
エモロック的な部分はバンドの色でもあるけど、
前曲と違ってロックなギターが目立ちます。
そんなギターの影響もあって、エモメロながらも
ある種の攻め感も感じられる1曲に。


The First One
ロック色強い曲のあとは
再びエモーショナルナンバーな9曲目。
ここでもイントロから癒し系ギターが鳴りますが
こっちの曲の方がバンド感は上ですね。
エモメロならではの耳触りの良さもひとしおです。


Chemicals Collide
10曲目は同じエモメロ系でも、POP PUNKに寄った
エモーショナルながらもアップテンポで上がるサウンド。
サビ前はクラップパートもあるのも○
ライブの序盤ってより終盤が似合う雰囲気だけど、
やっぱこういう上がる曲の方が好きだなぁ( ´∀`)


Go
重厚なストリングスが響く中、始まるラスト11曲目。
そこにアコギが加わって優しいメロディに。
ど頭の重厚なストリングスも、
気付けば曲の持つエモーショナルな要素を
より引き立てる存在になっていて、
オーケストラほどの壮大さは出さずに
良い感じの存在感を出しています。
今作唯一6分超えの超大作!かと思いきや、
長めのアウトロもストリングスが良い味出して終わります。





以上、

Boys Like Girls『Love Drunk

でした。

"Love Drunk"一本に引っ張られて選んだような1枚ですが

改めて、"Love Drunk"以外の曲も良かったです。

しかしこのアルバム、

日本人なら人気出そう、好きそうな作品ではありますが

海外ではどうだったんだろう?と思って

色んなレビュー記事を見たんですが、

見事に賛否両論でしたw

好評をしていたのは言わずもがなのメジャー誌でしたが

そんなに割れるかw と、個人的にはちと驚き。

まぁ確かに1stの方が…って言われたら否定はせんけどw

自分がえぇ…って思ったのは3枚目からなので

今作は割と好きなんですけどね。

しかし、そうしてちゃんと賛否両論になるのが

海外シーンの良いところでもありますしね。

日本と違ってねε=┐(´ω`)┌ヤレヤレ



サマソニに出るほど、日本でも確かな人気があった

そんなバンドの2枚目

Boys Like GirlsLove Drunk

前回WTK、前々回ATLの過去作も好きな人は

是非ぜひチェック!





関連記事