Ska Tune Networkが新たなカバー曲、

GCの"The Anthem"をSKA PUNKカバー!

ただでさえ原曲が楽しい雰囲気満点なのに、

スカ要素のキモであるホーンが加わることで

より陽気で、より楽しく!

というか、カバーしてる彼自身がめっちゃ楽しそうだから

それに引っ張られてる部分もあるなぁ。

POP PUNKSKAの組み合わせは最高だ\(^o^)/

どうも、トトです。



今日も今月3度目となる

NEW MUSIC FRIDAY

なので、世界を見渡せば

今日も新譜をリリースするバンドがいるワケです。

が、こちらもまとめに入っている為、

今年の新譜を取り上げるのは、ひとまず今日が最後とします。

今日、来週を含め、

自分がフォローしてるバンドが新譜を出したとしても、

レビュー記事を上げるのは来月になりますので

ご承知おきを<(_ _)>

そんな今年最後のレビュー記事を締めくくるのは

Ska Tune Network同様、スカパンク!

キャリアもベテランの域に入るほどのバンドですが、

今もなお、こうして活動的なのは良いですね。

ウチでも取り上げるのは初めてではないし、

スカパンクシーンお馴染みのバンドはこちら。




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Less Than Jake『Silver Linings』
01. The High Cost of Low Living
02. Lie To Me
03. Keep on Chasing
04. Anytime and Anywhere
05. The Test
06. Dear Me
07. Monkey Wrench Myself
08. King of Downside
09. Lost at Home
10. Move
11. Bill
12. So Much Less







ベテランSKA PUNKバンドLess Than Jake

9枚目となるアルバムSilver Linings

12/11にPure Noise Recordsからリリースしました。

3年前にEPを1枚リリースしているものの、

スタジオアルバムとしては前作『See the Light』から

実に7年ぶりとなります。

今年初頭にはThe Suicide Machines

LTJよりも期間の長い15年ぶりの新譜をリリースしたし

この2バンドがアルバムをリリースしてくれただけで

スカパンクファンからしたら良い年だったのでは?


そんなLTJも、キャリアはもうじき30年になるΣ(゚Д゚;)

現代のキャリア10年にも満たないバンドが

到達するとは思えないほどの長いキャリア、

それでもこうしてリリースしてくれた新譜、

早速聴いていきましょう。




The High Cost of Low Living
アルバムのオープニングとしてはもちろん、
ライブのオープニングにもバッチリとも言える
陽気で楽しいスカパンクナンバー\(^o^)/
ChrisRogerのツインボーカルも鉄板!
トロンボーンのBuddy、サックスのJR
そして新加入のds/Mattから成る
LTJ節の光るスカパンクは今作でも健在です。
ラストサビにはクラップパートも取り入れられ
より一層楽しい雰囲気で終わります。
いやー、楽しい\(^o^)/


Lie To Me
2曲目は、10/1に今作最初のMVが公開された曲。
前曲よりスカに特化したリズムで
踊りたくなる雰囲気満点です( ´∀`)
スカパンクらしい夏感も大いに感じられ、
冬のリリースとは真逆な季節感の曲は、
真夏の野外ライブで是非とも聴きたい!





Keep on Chasing
掻き鳴らすギターから始まる3曲目は、
そのあとすぐにホーンサウンドも展開し賑やかに。
アップテンポで陽性極まる雰囲気とキャッチーなメロは
耳馴染みも良く、楽しく聴ける。

リリース日に公開されたMVは
昔懐かしのドット絵ゲーム風。
今年はゲーム風のMVもたくさん見てきましたが
これがいちばん良かったかもしれません。
実際、こういうゲームを体験してきた世代としても
懐古心がくすぐられますしね( ´∀`)





Anytime and Anywhere
4曲目に入っても、こちらも漏れなく
スカダンス、ツーステップを踏みたくなる
スカのリズムが心地良い陽性スカパンクトラック。
頭からケツまで、大いに楽しめる曲は
自然とリピート回数が増えてしまうな( ´∀`)


The Test
ここまでの明るい雰囲気とは打って変わって、
ホーンサウンドが鳴り響くイントロから始まるも、
どこか暗い影を落とす始まりを見せる5曲目。
しかし、サビはエモーショナルで耳に残るグッドメロディに。
明るく陽気な様がよく似合うスカサウンドなのに
こういう逆の雰囲気の曲も良質に仕上げられるのも
長年のキャリアで培ってきたものがあるからな。


Dear Me
そんな曲から一転、サークルピットよろしくな
PUNKらしい疾走感と共に始まる6曲目ε=(((((ノ`・Д・)ノ
スカ"パンク"たるもの、陽気な楽しさだけでなく、
こうして走ってくれないとね\(^o^)/
歌詞の内容からするにエモーショナルさ満点だし
それを思うとラストボーカルの叫びも
大いにエモーショナルさを感じます。
しかし、そんな雰囲気が全開で湿っぽくならないのは
LTJ印のスカパンクだからこそですね。


Monkey Wrench Myself
前曲よりも更に速度を増したイントロから始まる7曲目。
ここへ来てPUNK感ひとしおな疾走感と勢いを感じるのは
アルバム中盤の上げタイムですね\(^o^)/
疾走したあとはスカ特有のリズムで
踊れる展開を用意してくれてるのも良い!
ラストはツインボーカルにコーラスで
エモーショナルな雰囲気を醸し出して締めます。


King of Downside
疾走感の次はポップでキャッチー、
陽気な縦ノリな展開を見せる8曲目。
サビの入りでもあるタイトルを歌うところや
ツインボーカルが歌うところは、
シンガロング衝動に駆られますねぇ( ´∀`)
そういったシンガロングが巻き起これば、
ライブでも絶対楽しめる曲になること間違いなし!


Lost at Home
変わって、まったりした南国感ひとしおな9曲目。
と、同時にタイトルや歌詞に見るような
エモーショナルさも展開しています。
あー、夏のビーチでまったり聴きたいっすねー( ´∀`)


Move
続く10曲目はミドルテンポなロックナンバー。
ガッツリ歌ものなワケではないけど、
アルバム後半に来て、前半の賑やかさは控えめに。
しかし、エモーショナルなグッドメロディで
耳に残るキャッチーなメロディなのが○です。


Bill
PUNK ROCKの勢いが戻ってきた11曲目\(^o^)/
サウンドもボーカルも力強く、ホーンサウンドを無くし
ストレートなバンドサウンドで勝負した
シンプルにカッコ良く、否応なしに上がるPUNK ROCKナンバーです。
そもそもがFAT WRECKにも所属していたこともある
生粋のスカ"パンク"バンド、スカを抜いても
しっかりカッコ良いのはさすがです。


So Much Less
変わって、ラストの12曲目は
まったりホーンサウンドから幕を開けます。
ノスタルジックな雰囲気を感じるエモーショナルナンバーだけど
体揺らしながら聴けるリズミカルさはスカバンドならでは。
2サビ後にはJRによるムーディなサックスソロも。
SHREZZERSを聴き出してから
サックスの音色が気に入ってしょうがない( ´∀`)
ラストサビはサックスも控えめにはなるけど、
最後まで共に鳴らして終わります。





以上、

Less Than Jake『Silver Linings

でした。

明るく楽しい音楽が好きな自分にとって

今年のレビュー記事を締め括るには

相応しすぎる1枚でした\(^o^)/

バンド自体も30年近くにもなる、

長いキャリアで活動してきて

こうしてファン、リスナーが喜ぶような

安心安定のLTJサウンドを鳴らしてくれるのも

ベテラン故の強みだと思います。



7年ぶり9枚目となるスタジオアルバム、

何度もリピートしてしまうほどの楽しさ、

スカパンクらしい陽気なサウンドで、

個人的にもとても楽しい1枚でした。

Less Than JakeSilver Linings

今年の最後に1枚、

楽しい音楽を聴いて終わるのはいかがでしょう?





関連記事
























アメブロ期は定番だった、この余談スペース。

今年もこうして最後のレビューを終えたので

そのレビュー記事に関して、

良きも悪きもまとめて、1年を振り返ってみたいと思います。


とは言っても、やっぱり

不満が先に来てしまう2020年。

その背景には

音楽熱が冷めてきた(=期待しないこと、どうでも良いと思えることが増えた(特に日本の)=シーンに対する記事が減った=新譜だけ聴いてればいっか=新譜レビュー増える)

そもそもクソボケコロナのせいでライブが行われなかった

という、決して良くはない出来事もあったから

って考えると複雑というか、残当というか。


特に音楽熱に関しては

アメブロ後期の頃からずっと徐々に右肩下がり。

新譜レビュー記事自体はかなり増えたのに、

(自分の好きな)国内バンドが新譜を出さない

アルバムをリリースしないのは今に始まったことじゃないけど

そもそもリリース自体がないのはもちろん、

リリースがあってもシングル、EP(5曲以下)が多すぎて

レビューする気にならんのですよね。

何ならシングルもEPも出さずに、

年単位で活動が止まってるバンドすらいる。

そんなバンドが動き出したところで

絶対アルバムなんて出さないと思うんですよねぇ…

ひと握りの活動的なバンド、

新譜のクオリティが高いバンド、

そんな彼らのおかげで自分も保っているようなものです。


そもそもシングル連発なんてのは

メジャーシーンのあるあるだったのに

ストリーミングの収益云々のこともあるのか

それが今ではアングラシーンにもその流れが来ていて

近年、フルアルバムがリリースされないことに

ホンッッットにウンザリしてる昨今。

むしろクソウイルスなんて関係なく、

昨今はそういうリリース形態は逆転してますよね。

逆転って言い方もちょっと違うけど

メジャーは相変わらずシングル連発してるけど

契約があるのか、アルバムもちゃんと出す。

対して、インディーレーベルの数も減少し、

セルフでやりくりするバンドが増えた今、

アングラ、インディーズでアルバムを出すバンドは激減…

インディーズもアルバムをガンガン出してた、

そんな時代の末期から熱を持って音楽聴き出した自分としては

やっぱアルバムが出ないことが寂しくて仕方ない。

こういった面が、今年は記事にも出てしまったし

今まさにこうしてぶち撒けてるのも

自分としても反省点ではありますが…(。-ω-)


アルバムが聴きたい!

ってのは、素直に思ってることなのでね。

別に隠すつもりもないんですけど。

だからこそ、第1回アンケート記事では

それをテーマにし、読者様の間でも

やはり聴くならアルバムが良い

という意見が過半数だったことに安堵しました。笑



そもそも何でシングル連発が嫌だったのか?

↑の記事には書き忘れてましたが

シングル連発ってのは、これまでは

(腐った)メジャーシーンのあるある

だったからってのを思い出しました。

そういうのも嫌になった理由の1つとして

アングラ方面を聴き出したのに

アングラバンドがそんなんじゃ嫌にもなる。

だから海外バンドを取り上げる方がどんどん増えてる。

少し前に、DGDのvo/Tilianがツイートしてましたが、




今、日本のバンドマンでこう思う人、言える人って

本ッ当に!少ないんでしょうね。


結局、契約なり何なりの制約がないと

アルバムなんて作らない(作れない)

ってバンドが今は多いって事実が寂しい限りですよ。

このあたりは、同じアングラシーンでも

海外と日本とで、ここ数年で

確実に差が出たところだと思います。



しかし、そうした自分のモチベが下がること、

クソボケコロナによる更なるモチベ低下があったこと、

そんな状況になるとはつゆ知らず、

タイミング悪く今年からlivedoorBlogに引っ越してきて

これまでにないくらい新譜レビューを書いてきました。

海外盤のレビュー記事は72

国内の方は僅か8

蔵出しレビューは9、

その9記事で取り扱った新譜は34枚、

年間で114枚のレビューを書きました。

もちろん記事に出してないものだってあります。

ちなみにアメブロ期は6年かけて233記事。

こっちに引っ越して来てから

映画とゲームの記事も書くようになったのに

前ブログで6年間かけて書いてきた

レビュー記事の総数の約半分を

たったの1年で書けたってのは我ながら驚きでした。

どんなに音楽熱が下がったとしても、

こうしてリリースを続けてくれるバンドがいるからこそ

レビューを書きたくなる作品があるからこそ

自分のモチベが保てている部分のひとつでもあります。

そこに関しては本当に感謝感謝です<(_ _)>


こうして不満もぶち撒け、感謝も実感したところで

新譜レビューに関するまとめはこのへんで締めようと思います。


あとはー、新作映画の感想をひとつ出してー、

今年最後のゲーム記事を出してー、

諸々の集計をしてー、

そして怒涛のまとめに入っていこうと思います。

是非ともお楽しみに!