海外メディアも続々とBEST ALBUMを出してますね。

中でもROCK SOUNDなんかは面白い。

本誌でのAOTYとは別に、

リスナーの投票でWINNERを決めてました。



こういった海外メディア大手3誌のベストに選ばれるのは

リスナー的にも良かったものが多いんじゃないでしょうか?

それらはウチのランキングにも名前が出るのか?!

ってことで、いきましょう。



23
BEST ALBUM 2020
~海外編~


不満が募った国内編とは違い、

今年もめちゃくちゃ多くの音源を、

アルバムをリリースしてくれた海外シーン。

今年最後のレビュー記事で軽くまとめましたが

今年は114枚分のレビューを書き、

その内、98枚が海外作品です。

我ながら頑張った。とても頑張った(。´Д⊂)

そんな頑張って書いてきた作品の中から

今年も多くのジャンル別に

ベストなアルバムを出していきたいと思います。

レビュー記事のリンクは【評】として貼ってあります。


とは言っても、

まずは特定のジャンルに当てはまらないもの、

自由な音楽性を持ったバンドや

ちょっとウチではまだそのジャンルは書けない

そんなバンドを集めたこの部門から


◆GENRELESS
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Bring Me The Horizon『POST HUMAN: SURVIVAL HORROR』
Loathe『I Let It in and It Took Everything』
FEVER 333『WRONG GENERATION』
・Grey Daze『Amends』
・Boston Manor『GLUE』


ジャンルレスというか、オルタナで良くね?
ってツッコミ待ちをしてるワケではありませんw
それはさておき、ジャンルを考えなければ
今、強いのはやっぱBMTHだったかなという印象。

Loatheは昨年初来日をし、そのまま今年は新譜リリース。
ライブが化け物だったバンドは新譜も良かった。
2020年、年明けのベストインパクト賞。

FEVERは昨年のアルバムほどバラエティに富んではないけど
EPだった故にコンパクトで、
Black Lives Matterに寄せたメッセージ性が強く
1枚の統一感を持たせた感じ。
BMTHもFEVERも形式としては『EP』でしたが、
アルバム同等の収録曲数だったのでこちらで挙げました。

デモ音源からChesterの声を甦らせたGrey Daze
前作同様、完全にオルタナに振り切ったBoston Manor
が、4位5位となりました。

次点でSolence『Direction』
Throw The Fight『Settle Your Sins』





◆EP
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State Champs『Unplugged』
Makari『Continuum』
Radiate『Human』
Rematch『Do It All Again』
Dropout Kings『Glitch Gang』

アルバム同様、今年もEPは豊富。
すべてを対象としている為、こっちのランキングの方が
よっぽどジャンルレスかもしれませんw

そんな豊富なEP群から1位をかっさらったのは
State Champs
バンド結成10周年を迎えたアニバーサリー作品は
アコギ盤ではあったものの、めちゃくちゃ良かった。

続くMakariは、なんと年内に2枚もEPをリリース。
どっちにしようか迷ったけど新曲が詰め込まれた方に。
既存曲の別アレンジ版も良かったですけどね。


RadiateはDGDを感じさせる、可能性のある若手。
Rematchも同様に、期待を煽る新人POP PUNKです。
どちらも発掘記事を書いていたバンドだったので
そのバンドが良作をリリースするのは嬉しい。

最後の一枠は非常に迷いましたがDropout Kingsに。
そこを争った次点には
Emery Heights『Clarity』
Thief Club『New View』
Dead Lakes『New Language』】など。

最後の音源をリリースしたDivided By Friday
活動終了は残念だけど、お疲れさま賞をあげたい(  ;∀;)






◆FEMALE VORCAL
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Stand Atlantic『Pink Elephant』
Yours Truly『Self Care』
Taylor Swift『folklore』
Future Palace『Escape』
The Bombpops『Death in Venice Beach』

男社会ではあるものの、女性ボーカルバンドも良い!
ってことで、始めた『Female Vorcal』部門は
今年も選出できるくらいのリリースはありました。

1位、2位はオーストラリアの現行POP PUNKシーンから
Stand AtlanticYours Trulyを。
Stand Atlanticは早くも変化、新要素を取り入れ、
Yours Trulyは前作EPを継続した音楽性に。
Tonight Aliveが休止中の今、彼女らには頑張って欲しい。

3位には、唯一のソロシンガーを入れましたが
カントリーからポップスに変わり、
これまで長く続けてきたポップスから
大人っぽいオルタナポップな作品を出したTaylor Swift
この作品とは別に、まさかこの年末に来て、
彼女も年内2枚目となるアルバムを
リリースするとは思わなかった…
海外シーンの創作意欲しゅごい(OωO ;)

4位にはドイツの新星オルタナポスコアのFuture Palace
5位はFAT WRECKの新たなガールズパンクThe Bombpops
と、なったFemale Vorcal部門でした。





◆POP PUNK
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New Found Glory『Forever + Ever x Infinity』
Machine Gun Kelly『Tickets to My Downfall』
Four Year Strong『Brain Pain』
Knuckle Puck『20/20』
Broadside『Into The Raging Sea』

年始に予見した通り、やっぱり2020年は盛り上がった
POP PUNK\(^o^)/
年間24枚+αのレビュー数は他ジャンルを圧倒しました。
POP PUNK部門だけでTOP 10まで出せるくらい。

そんな中から1位に選んだのは、
やっぱりKING OF POP PUNKNFG\(^o^)/
初期を彷彿とさせるアグレッシブでハードコア要素あり
それでいて明るく楽しいPOP PUNKなのは素晴らしすぎた!
レビューでも言いましたが、この作品以降、
やっぱりNFGの牙城を崩すバンドは現れませんでしたw

しかし、牙城を揺るがす程度に迫っていたのは
人気ラッパーMGKまさかのPOP PUNK盤!
Blink-182Travisをドラム&プロデューサーに迎えた本作は
思いの外POP PUNKしててめちゃくちゃ良かったw
下半期いちばん聴いた作品はこれだと思います。

3位には初期のヘヴィサウンドを彷彿とさせ
ベテランたる実力をこれでもかと見せつけてくれたFYS

持ち前のエモーショナルさだけでなく、
ポジティブな音と感情をファンに向けてくれたKPが4位
POP PUNKシーンでも新しい要素を取り入れたり、
別ジャンルにシフトするバンドも出てくる中、
KPはこれからも堅実にPOP PUNKを続けてくれそうなのが
非常に好感です。

5位はアートワークからはミスリードを誘う
グッドメロディなエモメロ系POP PUNKなBroadside

自粛にまみれたつまらない1年間でしたが、
本当に楽しませてもらったPOP PUNK部門でした。
次点には
Handguns『When The Light Burns Out』
Stereo Age『Feels Like Home』
Bearings『Hello, It's You』
Seaway『Big Vibe』】などが続きました。

あとDBFがシーンを去ったのは悲報でしたが、
代わりにSkywayが戻ってきたのは朗報でした。
その復活EPは来年レビュー出しマス…(。-∀-)w





◆PUNK ROCK
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Main Line 10『Legacy』
The Suicide Machines『Revolution Spring』
Less Than Jake『Silver Linings』
The Fizzgigs『Weeeeeeeeeeeee Are The Fizzgigs』
Mest『Masquerade』

PUNK部門では、速さとアツさとカッコ良さの
3要素を満たしたスペインのパンクバンド
結成15年を迎えるベテランMain Line 10が1位。

2位と3位には片や15年ぶり、片や7年ぶりと
長い期間を経てアルバムをリリースしたスカパンク
The Suicide MachinesLess Than Jake

4位には今回ベテラン勢に囲まれた中、
唯一の新人としてThe Fizzgigs
5位にはこちらもベテランMESTの新譜を選びました。

良かったけどPUNK的ベスト5となるとなぁ…
ってことで落選したGreen Day『Father of All...』
次作の作風によってはPUNKカテゴリからも外す
Creeper『Sex, Death & The Infinite Void』
次点は以上2バンド。





◆POST-HARDCORE
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Dance Gavin Dance『Afterburner』
If I Were You『Radiant Dark』
The Used『Heartwork』
Silverstein『A Beautiful Place To Drown』
The Word Alive『MONOMANIA』

今年は上半期の段階で、
ランキングがほぼ決まってしまったポスコア部門。

1位はウチとしても初登場したDGDに。
もちろん金銭的な部分、その他諸々理由はあるけど
何で今まで聴いてこなかったんだ!
と、いつもながら遅咲きの自分を攻めたいくらいに
今回の新譜は良かったですね。

2位には安心安定のIf I Were You
1st(国内盤)からずっと追ってきてるバンドですが、
やっぱ好きです、このバンド(*´ω`*)

3位はアートワークからも初期を彷彿とさせるThe Used
4位には、堅実に活動を続け、20周年を迎えたSilverstein
最後まで悩んだ5位にはTWAを選出しました。

そうして惜しくも次点になったのは
We Set Signals『Ordo』
POP PUNK/EASYCOREからポスコアに舵を切り、
好きな"曲"単位ではWSSが上回ったものの、
アルバム全体としてはTWAが上だった結果です。





◆METALCORE
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The Ghost Inside『The Ghost Inside』
Fit For A King『The Path』
August Burns Red『Guardians』
Saving Vice『Hello There』
Bury Tomorrow『Cannibal』

個人的には、やや不足感が募ったメタルコア部門。
しかし、そんな中でもリリースされた作品は
良作が揃いました。

バンドの生死を別つほどの大事故に巻き込まれた
The Ghost Insideの復活セルフタイトル盤は
今年のメタルコアには欠かせない1枚じゃないでしょうか。

世間的には割と前作の方が評判良さげ?なFFAKの新譜は
個人的にはむしろ今作の方が好きで2位に。
続くABRも相変わらず硬派なメタルコアを貫き3位に。
トップ3には硬派且つ、確かなキャリアを持つバンドが占めました。

4位には、こちらも以前発掘記事を書いた新人
Saving Viceを選出。
最近のバンドらしく、アルバムをリリースしたあとも
今年は頻繁にシングルをリリースしていましたね。

5位は変わらない音楽性を貫きながらも、
リリースを重ねるごとに良さが増すBury Tomorrow
ウチのランキング的にも徐々に上がっていき、
メタルコア限定とは言え、遂にTOP 5入りを果たしました。

ってラインナップを見ていると、まだまだ若手な
Polaris『The Death Of Me』
Alpha Wolf『A Quiet Place to Die』
は、次点になるという贅沢な1年でもありました。

ウチよりも遥かに特化したブログ、人がいるだろう、と
本記事でのレビューではなく、蔵出しに挙げた
TriviumHatebreedの新譜もかなり良かったですね。





◆NU-METAL
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From Ashes To New『Panic』
Hollywood Undead『New Empire, Vol. 1』
Discrepancies『The Rise』
Mashroomhead『A Wonderful Life』
Hollywood Undead『New Empire, Vol.2』

新設部門!というか、ようやく設けられた
NU-METAL部門
ラップが音楽シーンを席巻する少し前から、
バンドシーンにはニューメタルリバイバルが来てましたね。

そんな中から1位に選んだのはFATN
アルバムも3枚目となり、前作・前々作よりも
ヌメタ要素は薄まりましたが、それでもやっぱり
ポストLinkin Parkと呼べる音楽性は揺るがないです。

2位と5位には、同タイトルのvol.1、2と
年内に2枚のアルバムをリリースしたHollywood Undead
vol.1はバンドのらしさ溢れるニューメタル盤、
vol.2はラップ方面に寄っているように思えたので
ラップよりニューメタルが好きな自分としては
vol.1に軍配が上がりました。

3位にはFEVER関連で見つけたDiscrepancies
BackWordz好きに刺さりそうな黒人ラップと
現行ポスコア感あるクリーンのヌメタサウンドは
自分の中でも良き発見でした。

4位にはベテランMashroom Head
総尺70分という大作で、まんま映画のサントラとして
使えそうな雰囲気なのがとても良かった。

ここも最後まで悩みましたが、次点には若手

Ocean Grove『Flip Phone Fantasy』




◆Djnet/Progressive/Math Rock
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Covet『technicolor』
Intervals『Circadian』
Novelists『C'est La Vie』
Currents『The Way It Ends』
Belmont『Reflections』

昨年から色々と聴き始めたこの部門。
とはいえ、プログレ系メタルコアとかは
以前からちょこちょこ聴いてはいましたが。

そんな中での1位はCovet
現代のマスロッククイーン、ギタークイーンでまある
Yvette Young擁するバンドの2枚目のアルバムは
チルい曲あり、激しい曲あり、初のボーカル入りありと
とても楽しめた1枚でした。

バラエティの豊かさでは2位のIntervalsも。
お馴染みAaron Marshall様様な最新作も、
Covetに負けず劣らずの作品でした。

3位、4位にはプログレ系メタルコアから
フランスのNovelistsと、US産のCurrents
Novelistsはボーカルが脱退してしまいましたが
既に新ボーカルがお目見えしてましたね。

5位にはPOP PUNKシーンから、
この5バンドで最もDjentしてるBelmontを。
ってことで、POP PUNKでもあり、EPでもありですが
こちらの部門で選出をしました。





◆Alternative Pop / Synth Pop
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Courage My Love『Spectra』
Echosmith『Lonely Generation』
The Naked And Famous『Recover』
Hayley Williams『Petals For Armor』
PVRIS『Use Me (Deluxe)』

で、今年がマジで初の新設部門!
Alternative Pop / Synth Pop
同時期にリリースされたCML、Hayleyのソロ作から
少し興味が湧き、色々と聴いていたこのジャンル。

中でも1位はキッカケとなったCML
ここに挙げたバンドの中でも初期から聴いてて
いちばん聴いてる歴が長いからこそ、
音楽性が変化しても受け入れられた1枚でした。

だいぶ遅れて取り上げたものの、
抜群のキャッチーさで2位にまで上り詰めたEchosmith
世間的にはIndie Popとされているバンドですが
自分の苦手なIndie要素を感じさせないくらい
ポップでキャッチーなメロディはとても良かった。

3位には、色々聴き始めた中から
タイミング良く新譜をリリースしていて発見した
The Naked And Famous

この3枚よりも少し難解に思えた
Hayleyのソロ作が4位、PVRISの新譜が5位という結果に。

まだまだ自分の見識が浅いジャンルではあるので
これらのバンド(作品)が、このジャンルに
果たして合っているかどうかも定かではないですが
今後もチェックを続けつつ、見識を深めていけたらな、と。




こうしてアルバムは挙げ終わりましたが

この勢いに乗って

BEST ARTWORKもいきましょう。


◆BEST ARTWORK
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The Used『Heartwork』
Mashroomhead『A Wonderful Life』
Boys Of Fall『Distance』
August Burns Red『All I Want For Christmas Is You』
Point North『Brand New Vision』

アートワーク部門はThe Usedが1位!
2nd『In Love And Death』の時のハートを使い
それをタロットカード風に落とし込んだのが◎
アートワークからも初期を彷彿とさせ、
その期待を裏切らなかった作風だったのも良かったです。

2位のMashroom Headはランキングでも言った通り
アートワークからも映画らしい雰囲気が漂っています。
無数の写真が散りばめられていますが、
その1枚1枚が不気味でホラーな雰囲気なのがとても良い。

3位、5位にはPOP PUNKとしては奮わなかった
Boys Of FallPoint Northを。
BOFはゲーム『リトルナイトメア』のシックスを彷彿とさせる
黄色いレインコートの子が個人的に好みでした。
Point Northはアニメ調のデザインで、ヘルメット?に反射する
手を引く女の子、赤々と不気味に輝く月と
アニメ調なのに不穏な雰囲気を感じるのが良いです。

4位のABRはネタ的に、ですねw
インストカバーアルバムの為、出番のなかったvo/Jake
タイトルにもなっているマライアのカバーを
アートワークでカバーしているのが笑えましたw



どんどんいきましょう。

アートワークに続いて、シングル部門!



◆SINGLE
Gorillaz - Momentary Bliss(feat. slowthai, Slaves)


Shrezzers - Phoenix


Hills Have Eyes - Agnes (feat. Ryo Kinoshita)


シングルだったら、今年はこのGorillazの曲をよく聴きました。
やっぱり明るく楽しい曲はPOP PUNKに限らず好きなんですよね。
映像としても、曲制作をしている風景に、
実際にその場にいるように、お馴染みのキャラたちが
映り込んでいるのも良かったですね。
ちなみにこの曲を収録したアルバムが今年出ましたが、
楽しいのはこの曲くらいで、他はダメでしたw

昨年のランキングを大いに賑わせてくれた
SHREZZERSの新曲を2位に。
前ボーカルのSamが抜け、新vo/Diegoを迎え
新体制初の曲となりました。
バンドに合ったボーカルでとても良い曲でした。

3位は色々と迷ったけど、一昨年に初来日した
ポルトガル産メタルコアHills Have Eyesの新曲。
ゲストとしてCLのRYOが参加しています。
相変わらず音楽やってるとき、叫んでるときは
存分にカッコイイっすねRYOさんw



シングル部門の次は、映像面に特化した

MV部門です。



◆BEST MV
今年のMV部門は、順位的なものではなく
ジャンル別に選んでみました。


Dance Gavin Dance - Strawberry's Wake

まずベストコメディ賞としてDGD
笑えるビデオとしてはBMTHの"Obay"と迷ったけど
やっぱりより笑いに秀でていたDGDに。
過去からMVでは間違いなく主役となる
Jonにはホンッッットに笑わせてもらったw
このビデオ以上に笑ったMVは今年ありませんw




The Used - Bloody Nose

ベストリリックビデオ賞The Used
誰も住んでいないような幽霊屋敷を舞台に
それと曲調に合ったフォントのLyricや
手描きの絵が要所に挿し込まれるのも良かった。




New Found Glory - Greatest Of All Time

ベストシンクロ賞でNFG
タイトル、歌詞の内容がベストマッチ!
また、これを見るとライブに行きたく気持ちも
沸々と湧き上がってくるのもね。
今年は大いにトレンドと呼べるほどによく見た
90年代風の少し古い4:3画角の映像を使っているのも◎




Less Than Jake - Keep On Chasing

ベストゲームビデオ賞はLTJ
今年はゲーム的な映像のMVもたくさんありました。
その中でも昔懐かしのドット絵のゲーム映像は
自分の世代的にも懐古心をめっちゃくすぐられる。




Seaway - Still Blue

ベストカメラワーク賞Seaway
ドローンや360°カメラを使ったような映像は
まさに現代ならではのカメラワークだと思います。
曲調も相まって、映像として見ててもとても楽しい。




Alpha Wolf - AKUDAMA

ベストエフェクト賞Alpha Wolf
日本のPALEDUSKヨロシクな映像で
タイトルの日本語、日本ならではのアニメ調の画や、
サイケデリックな色使い、
良い意味でダサさもあるエフェクトなどw
映像作品としては大いに面白いMVだと思います。




Neck Deep - When You Know

ベストファンビデオ賞Neck Deep
こういったファンと共に綴られるMVも
今年はたくさん見ましたね。
こういうのってどれも良いものばかりなので
迷いに迷いましたが、NDの"When You Know"を。
ファンだけでなく、色んなPOP PUNKバンドの
メンバーもいるのが、見てて楽しかったですね。
果たして、出てるバンドをいくつ見つけられるかな?
サムネで既に出てる人もいますけどねw




Throw The Fight - Misery

そして今年の出来事として忘れちゃいけない
自粛ビデオ賞
Quarantine VideoSTAY HOME VIDEOとして、
これらも今年は本当によく見かけました。
しかし、そうして自宅にいながらもMVを撮影する
海外シーンならではのエンタメ性の高さを再確認。
その中で選んだのはThrow The Fight
卑怯だとわかっていても、やっぱり子供はカワ(・∀・)イイ!!
自粛しつつも、ここまでほっこりするMVは今年イチでしたね。




で、普段海外編の方ではやりませんでしたが

それはやるような曲がなかったから。

あるならそりゃぁやりますとも!

ってことで、主にボーカル面に焦点を当ててですが

海外編で初のこちらの部門



◆ANIME
僕のヒーローアカデミア」4期挿入歌
"Hero too"



GREAT PRETENDER
Freddie Mercury - GREAT PRETENDER



THE GOD OF HIGH SCHOOL
KSUKE - Contradiction (feat. Tyler Carter)




1位は主題歌とは少し違うけど、
ヒロアカ」4期で流れたオリジナル楽曲。
単行本ではしっかり修正されつつも、
ジャンプ本誌掲載時はネームのまま的な感じで
まー、当時作者は多忙だったんだろうと思うけど。
でも、単行本では完ぺきな絵が見れたし、
ここがアニメ化するってなって、とても楽しみでした。
てっきりEDの緑黄色社会をやると思ったけど
まさかのこの為だけのオリジナル曲!
誰歌ってんだ?と、OA時はわからなかったけど
ここで歌ってたのも、まさかまさかの
Against The CurrentChrissyときた!
彼女自身、割と親日であるのは知ってたけど
変に英詞で歌う国内バンドの女性ボーカルではなく
本場の人、しかもまさかのChrissyとは驚きでしたね。
アニメでは歌がメインで、諸々のセリフはカットされてたけど
原作でも屈指の良シーン、アニメでもとても良かったです。

2位は「GREAT PRETENDER」よりEDの同タイトル曲。
リアルタイムにアニメを見てて、エンディングに差し掛かり
第一声からえ?Queen?!って思ったのも
あながち間違いではなく、Freddieのソロ曲でした。
まさか日本のアニメでFreddieの曲が流れる日が来るとは…
元々はNetflix配信アニメだったと思うけど、
ネトフリって金あんだな…と思ってしまったw

3位は今年のアニメの中でも
作画クオリティは上位だったんじゃないでしょうか?
THE GOD OF HIGH SCHOOL」のOP
HNIBのリミックス等も手掛けたKSUKEの曲に
IssuesTylerがボーカルとして歌で参加してます。
元々は韓国発の作品とは言え、Tylerこそ
日本で放送されるアニメで声を聴く日が来るとは…
ただ、曲自体は同じ展開を繰り返すEDM調なので面白みがなく
むしろアニメの尺で聴いて丁度いい。
フルで聴くと飽きますw





以上、

今年もアルバム以外も色々と挙げた

BEST ALBUM 2020
~海外編~


でした。

今年もうーんうーん…と悩みながら

しかし、楽しく選んだベストアルバムでした。

なんかまとめてて思いましたが、

やはり積んでるキャリアが影響したのか

今年は若手よりも

中堅~ベテランが強かった1年

って感じがしますね。

これもクソボケコロナによる影響なのか否かはわかりませんが。


しかし、そいつの確実に影響したからか

ライブができなくなってしまった代わりに

音源をたくさんリリースしてくれたバンドもいます。

ウチでも取り上げたHollywood Undeadをはじめ、

Silversteinは新作と再録盤、

ポップシーンではTaylor Swift

メタルシーンではFive Finger Death Punchと、

1年にアルバムを2枚リリースしてくれたバンドがいました。

BMTHやDGDは、ライブ盤でしたが

彼らも年内に2枚のアルバムを出してくれたことに違いありません。

EPでしたが、Makariも年間2枚のEPをリリース。

Green Dayに至っては、2月にスタジオアルバム、

11月にはBillieがカバー曲をまとめたソロ作、

更に12月には覆面バンドThe Networkとして

25曲収録(!!)ものアルバムを17年ぶりにリリース。

Green Day名義ではないにしても、

年間3枚ものアルバムリリースはさすがすぎましたね。

こういった世界に悪影響のある事態が起きても

海外シーンは新譜リリースが不安になることは

一切ないってことがわかったのは収穫でした。


そんな今、新譜を聴く、音楽を聴くことに

めちゃくちゃ尽力しているSpotifyが年末に出す

Spotify Wrapped

国内の方ではCVLTEの曲がトップってことを載せましたが

総合的な結果はこの通り。

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トップジャンルがPop Punk

トップアーティストがNFG

とても嬉しい!\(^o^)/

それ以外のラインナップもどれも納得。

Spotify2年生にして納得のまとめとなりました。

2位にSUM 41が入ってるのが意外でしたが

年始のライブに向けて予習した結果ですね。

それ以降、全然聴いてなかったのに

年間2位になるくらい聴いてたのは驚きと共に

自分が世界一好きなバンドを自称してるバンドだし、

どれだけライブが楽しみだったのかの裏付けですね。



という感じでお送りした

今年のベストアルバム記事。

最後に過去のランキングのリンクを貼りますが

今年で10コめのランキングなんですね。

遅咲きなことを事あるごとに嘆いていますが

我ながら長く音楽聴いてるもんです。

それ以上に、長くブログ続けてるんですね。


年末年始のヒマつぶしにでも、

良ければそちらもチェックしてみてくださいね。


それでは

BEST ALBUM 2020
~海外編~


でした。





過去のベストアルバム