こうは言ってるけど、

今、ディズニー傘下なことで最も懸念すべきは

配信限定にならないかどうか

なんじゃねーの?昨今のやり方を見てるとさ(# ゚Д゚)オォン?

R指定なら映画館でもやってくれるでしょ

と、思いたいけどさぁ…

Disney+ができたおかげで、天下のディズニーも

映画に関してはク○ディズニーって言いたくなってきたな。

ミ●キーなんざやっちまえよデップー!

どうも、トトです。



映画は映画館で観る

という体験を捨てたディズニーのせいで

本来、今年最後に観る映画は

『ソウルフル・ワールド』になる予定だったけど

今回の作品が今年最後の劇場映画になりそうです。

前回はシリーズ1作目と2作目をまとめて見て

29年ぶりとなる最新作であり3作目を

公開初日である18日に観てきました。




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ビルとテッドの時空旅行
音楽で世界を救え!
(原題:Bill and Ted Face the Music)

「ビルとテッドの音楽が将来、世界を救う」そう予言されていた伝説のロックバンド“ワイルド・スタリオンズ”。曲作りに励み、待ち続けること30年。人気も年月と共に落ち込み、今や応援してくれるのは家族だけ。そんな2人のもとに未来の使者が伝えにきたことは、残された時間が77分25秒しかないという衝撃の事実。一秒でも早く曲を完成させないと、世界は消滅してしまうというのだ。ビルとテッド、そして彼らの娘たちは「世界を救う音楽」を作るため、モーツァルトやルイ・アームストロング、ジミ・ヘンドリックスなど、伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと、過去へ未来へ時空を駆け巡る!どうなる地球、どうなるビルとテッド!果たして、この世界を<音楽>で救うことはできるのだろうか?!





前作2作はバッチリ予習済み!

実に29年ぶりとなるファン待望の最新作

ビルとテッド

を、観てきました!

いやー、やっぱ笑ったわーw

インタビューを見ると、元々仲が良く、

すぐにあの頃に戻れたみたいに言ってたけど

やはりあの頃の若さから29年も経ったからか

序盤こそビル(アレックス・ウィンター)と

テッド(キアヌ・リーブス)の絡みに違和感があったけど

それは物語が進んでいく内にこちらも慣れたし、

最終的にはやっぱり"ビルとテッド"として観れたので

大いに満足です( ´∀`)b


しかし、やはりよる年波には勝てんかw

2人とも老けたなぁw

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最初はアレックスの方が老けて見えたけど

物語が進むにつれてキアヌの方が老けて見え、

アレックスは若返って見えたw


前作の終わりでは

戦争を無くし、宇宙の調和をもたらすほど

世界を1つにするWYLD STALLYNSの活躍が

エンディングで描かれていましたが、

良い年になっても、それは未だに実現できずにいた。

その影響で時空が歪み、世界に異変が…

ってことで、2人は

お馴染みの電話ボックス型タイムマシンを使い、

未来の自分たちから、その曲を拝借することに。

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ビルの提案に、テッドが

それはパクりにならないかな?

と、危惧するも

オレらの作った曲なんだからパクりじゃないさ

と、ビルw それに納得してしまうテッドw

ってやりとりを見てると

ビルとテッドだなぁって思ってしまうw


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タイムリミットは77分

本編は93分だけど、ここからの77分は

(たぶん)実時間ともリンクしていて

エンディングまでの時間となってる模様。

ここから怒涛の時空旅行!

しかし未来の自分たちもけっこう散々w

客が極少のBARでのライブ、

豪邸に住んでるかと思いきや、ただの不法侵入w

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オマケに刑務所でマッチョにw

未来、波乱万丈スギィ!w



そんな2人を救うべく、2人の音楽を理解する

唯一の…否、唯二の人物

ビルの娘ティアとテッドの娘ビリー

ビルとテッドが未来へ行く中、

2人の娘は最高のバンドメンバーを集める為に過去へ。

ジミヘン、モーツァルト、ルイ・アームストロング…etc

で、何でドラムが原始人だよw

2人共音楽知識ありすぎィ!w

偉大な音楽家たちに紛れて、現代からはKid Cudiも。

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夏に観た『JEXI』に続き、まさか映画で

年内2度も彼の姿を見ることになるとはw

ミュージシャンとしてのKid Cudiは普段全然聴かないのにw

しかも『JEXI』の時より出番は多く、

何ならかなりのインテリキャラになってましたね。



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この2人娘、個人的にはビリー役の方の

ブリジット・ランディ=ペインを推したい(*´ω`*)

ちょっとアン・ハサウェイに似てるよね。

しかし、そんな見た目だけでなく、

劇中では、"あの頃のテッド"を彷彿とさせる髪型、

それより何より挙動がスゴい!

インタビューでも役作りのことを語ってましたが

動きの節々にテッドを感じるのは素晴らしかったですね。



ビルとテッドが世界を1つにする曲を作らないことに

業を煮した未来の『偉い人たち』w

もう殺すしかない!

とか極論を持ち出して、前作同様に未来から刺客が!

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ロボットであるデニス・ケイレヴ・マッコイ

コイツがまた可愛げがあって憎めないw

誤射してテッドの親父を、

バンドメンバーを集めてきた娘たちをまとめて、

レーザーで殺して地獄送りにするとこらへんから

面白さが増していきましたw

ターゲット以外を殺してしまったことで

あ、やっば…(; ゚Д゚)

みたいな反応になるポンコツっぷりが可愛げあるw

このデニス、中盤はもちろんのこと

最後まで笑いどころはあるけど、

やはり前作の死神ほどの出番はなかったので

もう少し彼で笑わせてくれても良かったかなw



そんなみんな大好き死神も

みんなデニスに殺され地獄に来たところが

完全にフラグ立ってたし、観てた人全員が期待したげしょうw

で、本作初登場シーンが

1人で石蹴り遊びしてるとかw

ビルとテッドにも惨めすぎる…

同情されるほど、登場から笑わせてくれますw

彼も前作のエンディングで語られていた

WYLD STALLYNSの活動通り、

バンドでも人気の存在となり、ソロ作を出し、

人気に肖ってバンドを乗っ取ろうとしたことで

2人と仲違いし、現在に至るとw

人気があるからって

40分のベースソロはねぇわw

そりゃメンバーからも嫌われるw

しかし、音楽に関しては博識すぎる

娘2人の協力(ヨイショw)を経て、

ビルとテッドとも仲直りして最終局面へ。

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そーいや前作はラストだけで、しかもウッドベースだったけど

今作は今作で5弦ベースでやんの!

死神、意外とマジでテクあるのではw



そーいや、今回のカメオ出演には

さすがに(* ゚∀゚)おぉっ?!と思ってしまった。

不法侵入してた豪邸の主がなんと…

Grohl-Bill-Ted

Dave Grooooooohl

マジか!!!!!!!!!!Σ(゚∀゚ *)

Foo Fightersのgt/vo、元NirvanaのDs、

ロックが好きなら、バンドミュージックが好きなら

知らぬ人なし!レベルのカメオ出演

たったの1カット、ものの数秒だったけど

さすがの存在感でしたね。



タイムリミットが迫る終盤、

原題になっている"Face the Music"プレイシーンは

ちょっと感動しちゃいましたね。

世界中が自粛させられている中、

その場にいる人だけでなく、

すべての時空にいる人に楽器を渡し

全時空同時ライブはちょっと感動した。

この感動は、ウチのメインコンテンツである

"音楽"が好きな人、世界がこんな状況になる前、

たくさんライブに行っていた人にこそ、

より伝わる感動であり、

より共感してもらえるところかもしれません。


そうした音楽好き、ロック好きには

今作のサントラも必聴です。





エンドロールのあとには

死にかけのジジィになったビルとテッドが

最後の最後にギターを掻き鳴らすのは

カッコ良かったですねー!(゚∀゚ *)

しかし、本編でも出てたジジィverですが

ジジィとしての演技はアレックスの方が

死にそうな感が出てて良かったなw



DSC_0014

面白かったからパンフレットも買いましたが

主役のビルとテッドのインタビューは当然として

裏の主役であるティアとビリーもあって、

クルーインタビューは脚本家、

そしてなんと!死神のインタビューもw

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死神、愛されてんなぁw

キャスト、スタッフ含め、

こんなにたくさんのインタビューが載ってるパンフレットは

昨今なかったので、これは嬉しいパンフレットですね。


と、今年最後の新作映画

ビルとテッドの時空旅行
音楽で世界を救え!


の感想でした。

いやー、楽しかった( ´∀`)

音楽も、映画も、楽しいものは良いものだ。


公式サイトにも載ってるけど、

パンフレットにもあったキャスト、監督の言葉を

最後に載せて終わりましょう。


"全人類の心がひとつになる"という本作のテーマは、まさに今の僕らに必要なことなんだ。
キアヌ・リーブス(テッド役)

『ビルとテッド』は登場人物と同様、常に団結力を大切にしてきた。"一緒に"何を達成できるかを訴えてきたんだ。
アレックス・ウィンター(ビル役)

気持ちが晴れ晴れする魔法のような楽しい時間。
この映画を観たあと、人間をもっと信じられるようになれたら嬉しい。

サマラ・ウィービング(ティア役)

決して変わることはない、人々のパワーを信じている。
それがこの映画の素晴らしさ。

ブリジット・ランディ=ペイン(ビリー役)

『ビルとテッド』は今の時代への大切なメッセージだと思う。
もし変えたいことがあるなら、今すぐに変えよう。
愛は世界を救うことができる。

ウィリアム・サドラー(死神役)

世界の命運について語る時、それはもはや抽象的な概念ではなくなってきた。
私たちが抱えている問題をすべて解決できるとは思わないが、この映画はとても大切なことを伝えている。
自ら責任を持って行動すること。物事を傍観しないこと。
全員が参加して、何らかの役目を果たすべきだとこの映画は伝えている。

アンソニー・キャリガン(ロボット役)

今、このタイミングで本作を作ることが出来てとても嬉しい。
ビルとテッドは何が起きても「こうすればいい!」と、彼ら流のやり方で解決してしまう。
2人はいつだってそうだ!
彼らの楽観性や回復力、立ち直りの早さは最高だ!

ディーン・パリソット(監督)