ベストアルバムアンケートの際、

今月の新譜がーってことを言ってましたが

その時点で、今月の新譜で注目してたのは

Annisokayの新譜くらいしかなかったんですが…



リリース延期してるやん(゚Д゚ ;)エェ…

何ならこのインスタの投稿10月だしよ。

まさかのここへ来て延期とは…

今月の新譜どうしよう…(´・ω・`)

SpotifyのRelease Radar頼みなとこあるけど

アニスの他に何か新譜出るかな…

どうも、トトです。



では、11月リリースの作品も落ち着いたので

…忘れてない、見逃してない限り←

最後に蔵出しレビューといきましょう。

11月は本記事でレビューしたものも多かったですが

蔵出しも5枚あります。

しかし、その5枚のほとんどが

微妙だから蔵出しになったワケじゃないという充実ぶり。

そいつを簡易レビューしていこうと思います。




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Intervals『Circadian』
1. 5-HTP
2. Vantablack
3. Luna[r]tic
4. Lock & Key
5. Signal Hill
6. String Theory
7. D.O.S.E.
8. Earthing



カナダのギタリストAaron Marshallによる
ソロプロジェクトIntervalsの新たなアルバム
Circadianが11/13にリリースされました。

疾走ナンバーあり、メタル色強いトラックあり、
そういったラウドなだけじゃない曲ありと、
非常にバラエティ豊かな1枚になっています。
テクニック的な凄さは個人的にあまりわかりませんが
ボーカルなんて一切ないインスト作品でも、
楽しく聴ける1枚だったことは間違いありません。
中でもサックスの音色が響く"D.O.S.E."
SHREZZERS好きとしてもかなり気に入りましたね。
これボーカル入れたら、
まんまSHREZZERSの新曲として成立しそうだしw

昨年ではCHONとか、今年はCovetあたりの
マスロック系インストバンドも良いですが、
こうしたラウド系インストもやっぱ良いですね。
自分の耳に馴染みがあるのもこっちの方ですからね。









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August Burns Red
『All I Want For Christmas Is You』

1. All I Want For Christmas Is You
2. Avalanche
3. It's The Most Wonderful Time Of The Year
4. Winter Wilderness
5. Home Alone Theme
6. What Child Is This? (Greensleeves)
7. Last Christmas



US産メタルコアAugust Burns Red
All I Want For Christmas Is You
11/17にFearless Recordsからリリースされました。
もはやABRお馴染みとなったクリスマスカバー集。
結局、話題性重視な日本のメディアは
今作のタイトルにもなっている
マライアのカバーのことしか取り上げてないので
ウチではちゃんと『音源』として、
『1枚の作品』として、取り上げようと思います(。-ω-)-3


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そもそもアートワークもvo/Jakeがマライアを模してるのもだし
公式でも12/13のストリーミングライブの告知に
こんな画像作ってるくらいなのが笑えますw
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まぁ、そんなJakeさんの出番は今作では
こういったビジュアル面だけでボーカルはない
インストカバー作品ですがw
忘れてたけど、一応まだABRって
"クリスチャン"メタルコアなんですよね?
Underoathみたいにクリスチャンは撤回してないよね?
クリスチャンなのにクリスマスの遊びっぷりが良いなw

しかし、この誰もが知っているクリスマスソングを
メタルカバーしてるのがまた面白いところです。
Christmas Burns Redの名が示す通りに、
灼熱に赤く燃え上がるクリスマスが体験できますw









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Boys Of Fall『Distance』
01. Distance
02. Midnight
03. Worth It
04. Mad Sad
05. Little Disaster
06. Rain
07. Heavy Hearts
08. False Love
09. Overthinking
10. Closure



US産POP PUNK/EASYCOREバンドのBoys Of Fall
3枚目となるアルバムDistance
11/20にInVogue Recordsからリリースしました。
アートワークの雰囲気はとても好みだ( ´∀`)
黄色いレインコートがリトルナイトメアのシックスみたい。



昨年2枚目をレビューしてるので、1年か早っ!
と思ったけど、レビューしたのはDeluxe版でしたしね。
で、前作ではR&B的な要素も加わって、
POP PUNK/EASYCOREしてるけど何かオシャレ!
と、シーンの中でも面白い音楽性の作品でした。
続く3枚目である今作も期待してたんだけど…
個人的には前作ほど心踊る感じではなかった(´・ω・`)
エモーショナルな方向に傾きすぎてて、
曲調もミドル~スローなテンポのものが多くて、
聴いてて眠くなる(。-ω-)zZ

目が覚めるのはM4. Mad Sadと、
それに続くM5. Little Disasterの2曲くらい。
以前レビューしたENGSTの新譜と比べても
収録してある上げ曲、上がる曲と
聴く曲、落とす曲のバランスが真逆なんだよな。
"Mad Sad"はいちばん前作の作風に近いかな?
しっかりPOP PUNK感を出しつつ、オシャレ感あり、
最後にEASYCOREらしいブレイクダウンで締めてくれた。
"Little Disaster"はそれには及ばないながらも
サウンドの陽性部分はしっかりあるし、
実際に聴いていて楽しめました。

1曲目なんてオープニングの曲なのに、
エンディングみたいな雰囲気スゴいし、
そうしたミドルテンポでエモーショナルな曲が
のっけから3曲も続くとかもう…
楽しくねんだもんなぁ…( ノД`)-3
期待してたからこその落差ってのもあるけど、
個人的にはBoys Of Fallに求めてたものじゃなかった。
少なくとも、聴いてて楽しい音楽なら眠くはならんのよ。
楽しければどんなに寝不足でも観れる映画と一緒よ。
POP PUNKシーンには定期的に表れる
こういった音楽性の作品やバンド…
こういうのが好きな人もいるんだろうけど、
個人的にはちょっと…な作品でした。
また次回作に期待したい。









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Hatebreed『Weight Of The False Self』
01. Instinctive (Slaughterlust)
02. Let Them All Rot
03. Set It Right (Start With Yourself)
04. Weight Of The False Self
05. Cling To Life
06. A Stroke Of Red
07. Dig Your Way Out
08. This I Earned
09. Wings Of The Vulture
10. The Herd Will Scatter
11. From Gold To Gray
12. Invoking Dominance



メタル好き、ハードコア好き、双方から支持を集める
メタリックハードコアバンドHatebreed
4年ぶり8枚目となるアルバム
Weight Of The False Self
お馴染みNuclear Recordsから11/27にリリースしました。

重く、速く、硬派サウンドを叩きつける
相変わらずの"漢"サウンドで(良い意味で)暑苦しいなw
リリース日の昼にカツカレーを食べながら聴いたんですが
カツカレーとHatebreedクソ合うなw
と、思いながら食べてましたw
秋、ハロウィン、冬と来て、
食べ物に合う曲』のプレイリストでも作ってやろうかw
聴いてるだけで痩せそうな激熱サウンドだけど、
その点はカツカレーなんて食ってたら逆効果かなw

そういった硬派なサウンドと共に、
全曲余すことなく詰め込まれたシンガロングパートも
Hatebreedの持ち味でしょう。
この激アツなシンガロングが良いんですよねぇ。
女子供を寄せ付けないほどの硬派すぎるサウンド、
コア系バンドが目指す頂点の中の1つな気がします。
こういったラウド、コアな音楽が好きな人で
Hatebreedを受け付けないなんて人も少ないでしょうしね。









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Bille Joe Armstrong『No Fun Mondays』
01. I Think We’re Alone Now
02. War Stories
03. Manic Monday
04. Corpus Christi
05. That Thing You Do!
06. Amico
07. You Can’t Put Your Arms Round a Memory
08. Kids in America
09. Not That Way Anymore
10. That’s Rock ‘N’ Roll
11. Gimme Some Truth
12. Whole Wide World
13. Police on My Back
14. A New England



世界がこんなクソつまらない状況だからこそ生まれた
Green DayBillie Joe Armstrongによる
珠玉のカバーアルバムNo Fun Mondays
11/27にリリースされました。

本来ならGreen Dayが2月にリリースした新譜
Father of All...を引っ提げたワールドツアーが
ここ日本も含めて世界で行われるハズだったものの
クソボケウィルスのせいで、ツアーを断念。
しかし、そんな状況下であっても
わくわくするようなカバーをコンスタントに届けたい
というBillieの思いが実現したアルバムが完成。
世界的な自粛以降、ホントめちゃくちゃ上げてましたよね。

アルバムのタイトルNo Fun Mondays
"Sunday Funday (楽しい日曜日)"という、
アメリカ人なら誰もが知っているであろう
言い回しをもじったものだそう。

カバーされている曲がクラシック過ぎて、
さすがにほとんどの曲は存じ上げないけど、
『Father of All...』にあまりハマらなかった人には
程よく刺さる1枚になってるんじゃないかと思います。
原曲がわからなくても、やっぱこう…
Billieが歌うバンドサウンドって良いですよね( ´∀`)
と、思えるカバーアルバムです。











以上、

11月の蔵出しレビューでした。

自分がレビューしなくても他が…

という音源ばかりでしたが、

どれも良盤で何よりです。

Boys Of Fall以外は(´・ω・`)

残念なのはホントそこだけなんだよなぁ…

ホントにもう…(。´Д⊂)


気を取り直して。


今月に入って、

皆様のベストアルバムも募集してますからね。

冒頭に挙げたアニスの新譜が延期したことにより

個人的にも今月の新譜どうしよう…

って感じになりつつはありますが。
そうでなくても、そろそろ自分も本腰入れて


まとめに入っていかないといけない時期になりました。

ジャンルが充実してる作品は良いですが、

自分がレビューしなくても他が…

という、今回にもあるようなジャンルは

蔵出しで挙げてるものこそノミネート対象なのでね。

蔵出しだからと言って

ランキングに全くの無関係ではないんですよ(。-∀-)フフフ…


Spotifyを使い始めたことで、

それまでやっていた再生回数での集計ができないのは

今でも残念に思っていることですが、

ベストアルバム含め、1年の総まとめ記事は

個人的にも書いてていちばん楽しい記事なので。

改めて色々と聴き直しつつ、

2020年のマイベストを選んでいこうと思います。


それでは、今回はこれまで。