Spotifyを使っている人は恒例、

自分がどんな作品、バンドを再生したかがわかる

Spotify Wrapped

が、リスナーやバンドマン問わず

続々と上がってきてますね。

やっぱこういうのって、自分のはもちろん

他の人を見るのも面白いですね。

だからこそのアンケートですΣd(≧∀≦*)

どうも、トトです。



さて、国内のリリース不振…

というか、自分が好きなバンド、応援してるバンドの

リリースがかなり滞っている中、

久しぶりに国内バンドのレビューといきましょう。

ベストアルバムのアンケートまで募集したのに

こちらの国内ランキングどうしたもんか…(。-∀-)-3

と、下半期のレビュー記事でチラホラ嘆いてますがw

どちらにせよ、今回取り上げるものは

間違いなくランクインするものだと思います。

そんな新譜はこちら!




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GIVEN BY THE FLAMES『GRAVEYARD』
1. BRING ME BACK
2. Set Me Free
3. BLOOD PARTY NIGHT
4. PRETEND
5. I Wish I Knew That One Day You'll Be Gone
6. into the forest(acoustic version)




国内ゴシックメタルコアGIVEN BY THE FLAMESが

2nd EPとなる『GRAVEYARD』を11月28日にリリース!



この報から今か今かと待っていて、

何故か勝手に11月半ばくらいにリリースだと思ってて、

余計に待ち遠しかったんですよね。笑

こんなド月末まで引っ張るとは思わなんだw



10月には今作リリースに先駆けて、

感染対策を徹底してのワンマンライブを実施。

この頃からとっくに2週間以上経過してるし、

クソウィルスなどに誰も屈しなかった模様。


そして、そのライブから約ひと月半、

ようやく待望の新作がリリースされました。

待ちに待ったGBTFの新譜、

期待に胸踊らせながら聴いていきましょう。





BRING ME BACK
11月半ばに公開されたのはMVの方でした。笑
MVで聴いた時、Spotifyから再生した時、
あのワンマンで確かにプレイしたのを思い出しました。
ドラムが交代し、新体制初の曲となります。
ズクズクズクズク…と鳴ってるリフがクセになるな(* ゚∀゚)
そしてタイトルを叫ぶ
bring me back now!!
bring me back noooow!!
で、シンガロング衝動を煽られ、
そのまま突入するブレイクダウンの流れが秀逸だ。

曲の尺が3分だということで、
gt,vo/Diekyがこんなツイートをw


11月15日に公開されたMVは、モノクロ映像で、
とてもバンドの雰囲気に合ったビデオに。
ただひとつ、残念なのは脱退を発表しているba/Yanは

IMG_20201130_130721


こういうことになってることですね(。´Д⊂)
長身で、ライブで見るコープスメイクも
個人的にはいちばん見映えが良かったメンバーだし
彼が抜けるのはとても寂しいです(´・ω・`)





Set Me Free
2曲目のちょっと遠くでギターが鳴ってるとこは
ちょっとだけSlipknotっぽいかな?
そのあと、ガッツリ響いてくるとSlipknotは消え、
バックの打ち込みが不穏な感じを煽り、
加工されたボーカルがデジタル感を感じさせる。
こういうのが入るとMIW感も増して良いですね!
Seeet!! Meee!! Freee!!!
と、タイトルを叫ぶところはシンガロングできるし
そのあとに控えるフレーズ
i'm about to pull the trigger!!
の部分で、ライブで見た光景、聴いたことを思い出した。
triggeeerrrr!! ってフレーズが印象強かった。
ここではvo/Willも低音域のスクリーム出すし、
曲自体の攻め感は今作随一なところが◎ですね。

Spotifyには、ちゃんと歌詞情報もあるので
こうしてレビューにも反映できるようになってます。
アングラバンドの新曲、新譜で
歌詞はオンラインでないと見られないとはいえ、
サブスクに歌詞まで提供してるバンドなんてほぼいないので
この仕様も非常にありがたいですね。


BLOOD PARTY NIGHT
今作の先行お披露目ライブとなった10月のワンマンで
曲名、曲調含め、とても印象に残っている3曲目。
ダークでゴシックな世界観に優れるGBTFにしては
リズミカルで踊れるメタルコアを打ち出してきましたΣ(゚Д゚ *)
サウンドはしっかり思いのに、リズムが軽快という。
こういう曲のブレイクダウンがまた映える!(* ゚∀゚)b
hey hey hey!!
と、サビではシンガロングしながら踊れ(モッシュ)るなw
踊り、騒げる、ライブにバッチリな曲なのはもちろん
"Blood Party Night"っていうタイトルも、
GBTFっぽさ全開のパーティチューンってのが
字面からも一目でわかるのが素晴らしいな。
良い意味で"らしくない"この曲にもMVかLV作って欲しいな。


PRETEND
4曲目は冒頭から"らしさ"全開な
怪しくダークな雰囲気が満点で展開します。
こういう不気味な雰囲気で、ミドルテンポで
ヘヴィにズンズン展開していくところが
恐ろしく良いな!(* ゚∀゚)

ゔぅ゙ーーぅあ゙っあ゙っあ゙ーーーぃ゙
のシャウトで、ライブでやったのを思い出したよ。笑
そのあとの語り調なボーカルパートも
怪しさ、不穏な雰囲気が出てて良いなぁ。
こういった曲に使われる神聖なコーラスってのが
また『神聖』とは逆のイメージに聴こえるから良いよね!
ブラボ(Bloodborne)に合いそうな雰囲気最高ォゥ!ヾ(*≧∀≦)ノ



I Wish I Knew That One Day You'll Be Gone
新曲としては今作ラストの5曲目。
これまでにはなかった"歌もの"ってことで、
こちらもライブでやったのを覚えています。
それでもちゃんとサウンドは重めでラウドなのが○
セトリこそわからなかったものの、
我ながら全部ライブでやったの覚えてるのスゴいなw
それだけ既存のイメージ、既存の曲とは
"違う"ってのを打ち出してきた結果なのかなと思います。
この歌ものナンバーなんて最たるものですしね。
むしろこういう曲はワンマンでなきゃ聴けないし、
ワンマンだからこそできる曲だと思いますしね。


into the forest(acoustic version)
ラスト6曲目は、2018年リリースの1st EP
SALEM』に収録された"into the forest"の
別アレンジバージョン。
鍵盤サウンドと電話のコール音が鳴り続ける始まり
留守電に切り替わるとWillのメッセージが流れる。
ガッツリ!ラウドでメタルコアしていた原曲とは
当然、全く印象の違うアコギverになってます。
しかし合間に入るストリングスが不穏な感じで良い。
5曲でも十分良かったけど、そこに+1曲
過去の曲のアコギ版もボートラ的に楽しめました。





以上、

GIVEN BY THE FLAMESGRAVEYARD

でした。

このバンドは期待を裏切らんなぁ(*´ω`*)

昨年はちゃんとフルアルバムを出して、

EPとは言え、6曲入りの新作を1年でリリース。

ゴシックメタルコアっていう音楽性も好きだけど

ライブのMCや物販で見る人柄の良さ。

お気に入り度がどんどん上がっていくよ。

どっかのバンドみたいに女関連でダッセぇことしない限り

応援することは止めんでしょうねw


こういったリリースに先駆けてライブやる場合、

いざリリースされた音源を聴くと、

割とどれがどれだって忘れてたりするんですが、

それをどれも覚えているくらいには印象深かったり

印象付けられたフレーズがあったってのも

バンドのベースは変わらないながらも、

その中で変化を出してきたりだとか、

わかりやすいフレーズがあったりした故だと思います。



Diekyはこう言ってますが

これは"Bring Me Back"だけでなく、

割と全曲に対して言えることなんじゃないかなと思います。

師匠はいなくても、影響を受けたバンドは間違いなくいる。

しかし、影響を受けていたとしても、

自分たちの曲は自分たち自身の色が出るように作る。

こういう姿勢は是非貫いていって欲しい。



これもDikeyの言うことに大いに賛同します。


こんな時期だと言うのに、

国内リリースは不振が続き…というか

リリースすらもされない状況が続いてるので

ここへ来て良作のリリースはリスナーとして大変嬉しい。

GIVEN BY THE FLAMESGRAVEYARD

前作1stフルが楽しめた人でも、

また違った楽しみ方ができる1枚だと思います。

是非ぜひチェック!





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