Twitterにはイエス・キリストもいますが、

マリアがツイートしていたこの言葉。

ホントそうだな…

と、音楽ブログ7年目にして改めて。

適度な距離感を保ちつつ、変に知りたがりでなければ

こんなに冷めることもなかったのにな、と。

てか、知った先が

嫌いになるような中身になってるのが悪ぃんだよクソが←

どうも、トトです。



最近…というか、

クソボケコロナが蔓延し出してからのことですが

個人的にもヤベぇなって思うことがあり…

ただでさえ前ブログ終盤の頃から

徐々に徐々に音楽熱は低下していたのに、

ライブすらも気軽に行けなくなって、

今まさに、余計に音楽から離れてることですね。

いくら新譜レビューの数が増えたところで

これまで行けてたライブに行けてないんだから

そりゃあ余計に熱は冷めていくってもんです。


with コロナによる新しい生活様式

そんなもんクソ食らえだとしか思えない。

この夏だけで、マスクがあることによって

元々クソほど嫌いな夏に、

それ以上のストレスを感じた今年。

これが新しい生活様式だなんて受け入れてたまるか

ふざけんなクソが。


早いとこ、ちゃんとした治療薬、ワクチンなりが

出来ることを願うばかりですが、

このままでいくと、こっちが今やメインになりつつある

配信ライブ

これについて、今日は槍をつついていこうと思います。

刀でバッサリいくんじゃなくてね。

あくまで突っついていきます。笑


緊急事態宣言の真っ只中だったか、

解除後ちょっと落ち着いてきてからだったか、

音楽シーンの試行錯誤も垣間見える中、

色々と模索している感は今も続いてますよね。

各種メディアにも色んな記事が出ています。





で、一応のガイドラインが出たことで

本当に少しずつではありますが、

ライブハウスで、お客さんを入れてのライブが

戻ってきつつあります。

しかし、まだまだ余談は許さず

試行錯誤の中の1つがまさに

配信ライブであると思うんですが。


それをね、1人で悶々と考えててもアレなので

再び読者様の意見、考えを聞こうと思い、

喜怒音楽の第2回アンケート実施したのであります。


ってことで!


本日は、その喜怒音楽史上第2回目となるアンケート

ubuntu-tablet-pc-smartphone
配信ライブ』についてどう思う?



の、回答結果発表です\(^o^)/

予想してはいましたが、

第1回の時よりも回答者数は減りました。笑

しかも回答者に記入してもらった名前を見るに

1回目のアンケートの時と、多少変えてたけど同じ人かな?

って名前の人が5~6人。

丸っきり別名にしてたらわかりませんが、

まぁ、減ったことに違いはないんだし。笑

とはいえ、誰が回答しようがしてまいが

第1回目の時同様、回答していただいた読者様

誠にありがとうございます<(_ _)>

今回もその有難い回答を元に、

ひと記事、綴っていこうと思うのでヨロシクどーぞ。



まずは最初の質問のところからいきましょう。

1問目から個人的に驚いたんですが

IMG_20201001_000724

みんな意外とそんなにライブ行ってないのね…

って思うのが正しいのか、自分が行きすぎなのか。

30本以上行ってるって人が1人しかいなくて

…(; ゚д゚)え? と目を疑いました。笑

昨年、自分の中では歴代最少を記録した27本。

それでも20本を超えてたので、

…やっぱオレが行きすぎなのか?(。-∀-)笑

と、自分の感覚と回答者さんたちの感覚に

差がありすぎて混乱したのが正直なところ。

回答してない読者さんの中に猛者がいるのか?笑

まぁ、ワタシはここで何度も言ってる通り

音楽に関しては遅咲きもいいとこなんで、

その反動で…って部分もなきしもあらずですが

一般的には年に10本前後、多くても20本前後、

ってのが当たり前、多数派なのかも…?

1,000人くらいの回答が得られれば傾向がわかるかもだけど

アンケート記事のPV数すらも100に満たない

自分のブログじゃそんなのムリムリ(ヾノ・ω・`)w

何も考えずに、単なる好奇心で出した質問ではありましたが、

更なる要検証案件なのかもしれません。




そして続く第2問!

逆に言えば、第1問での回答があったからこそ

IMG_20201001_000815

こういう傾向になるってのは納得ですね。

年10本前後なら、平均すりゃ

いいとこ月1あるかないかって感じでしょうしね。

質問ではアンケートを出した『9月現在』としましたが

実質、キャンセルが相次いだ3月まででしょう。

コロナ?なにそれおいしーの?レベルで

この3月までの短期間で10本以上ライブ行った人ほど

本物の猛者だろうしねw

自分は今年のライブレポを見てもらえば一目瞭然

たったの4本で打ち止め食らいました。

行こうと思ってたけど熱冷めで腰が重かったりとか、

3月末の時点でキャンセル祭りでしたしね。

そういうのがなく、腰が軽かったら、

3月いっぱいまでで10本行かないくらいはあったかも。




そして、今回の本題である第3問目!

この質問と、それに対する回答こそが

今回のメインでございます。

IMG_20201001_000847

そこそこ割れたけど、

絶対見る!が過半数を占めました。

『絶対見る!』と回答した人たちの理由は

・そのバンドが好きだから
・配信であってもライブは楽しいから♪
・好きなバンドには長く続けて欲しいから。バンド活動の継続の一助になると思うから。
・ただでさえ普通にライブができないバンドが配信でライブをやってくれるから、またそのチケットの売上がバンドのためになるのであればお金は喜んで払う。バンドもライブハウスも潰れてしまったら自分の生きがいが失われてしまう。

Simple is the Bestな回答はこのあたり。

そらそーよ、それ以外に何があるっていうね。

自分を突き動かすのは、そのバンドが好きだからこそ

そのバンドの為、ライブハウスを思えばこそ、です。

至極真っ当な理由だからこそ、こちらも納得できます。


中には『絶対見る!』と回答はしつつも

やはり少し思うところがある…

と感じられる回答をしてくれた人もいました。

・もちろん現場の方が良いが、家でも意外と楽しめるし、自分のペースで観れるから。この時期さすがに現場に行くのは難しい。
・現場で生を見るほどの素晴らしさは得られないが、バンドの演奏を見れるため
・配信ならではの演出が期待できる点です。生の音を浴びられないというのは仕方ないことと割り切れば楽しんで観られると思うので…

そうですよねぇ… そうなんですよ。

現場で見るのがいちばんなのはわかってる!

だけど現状、ね…

それでも好きなバンドがやるというなら

って部分に比重を置いての回答なのかと思いました。



好きなバンドがやってくれるのはありがたいが…

と、少し"迷い"の方が大きいかもしれない

無料なら見る…かも? (投げ銭あり)

に回答してくれた人たちは

・配信ライブに生ライブほどの価値は感じないが、なんだかんだライブを見たい気持ちはある
・臨場感がないのと、DVDやYou Tubeと変わらない気分

そうなんですよね。

配信ライブは、今の状況になってから

ようやく本腰入れて始まったようなコンテンツですし

まだまだ様子見っていう風に思うのもすごくわかります。



更に"迷い"の真っ只中にいると思われる

どちらとも言えないに回答してくれた人たち。

ちなみに自分が回答するなら、ここに入れます。

・生のライブには絶対敵わないため、配信ならではのプラスアルファがなければ見る気がしないから。
・チケット価格と、ある程度予測されるセットリストによります。新譜出た後とかなら、配信でも聴きたくなるかもです。

そこなんですよ。

生のライブには絶対勝てないなんてわかりきってる。

セトリも普段と変わらないなら、少し変化が出るであろう

新譜出たあとのライブや、特別なライブだったら見たい気もするし…

こっちも迷ってるから明確なこと言えないんですよね。


『絶対見る!』に回答してくれた人の中で、

少し特殊な理由を持ってる方もいて

・病気のため現地に行きたいけど行けないことがほとんどなので、有料でもありがたく見させていただきます。
ただ、病気でなければ回答は「どちらとも言えない」にすると思います。配信は現地ライブとは大きく価値が異なると考えているので、現地と同額は出してまでは見ない。しかし応援はしたいので投げ銭や定額でも価格によっては見るかと思います。

普段から行けるような状況や体調ではない人にとって

配信ライブは本当にありがたいものなんでしょう。

しかし"病気でなければ"の方の理由も挙げてくれて

ホント、ブロガー冥利に尽きる回答感謝です<(_ _)>


さらに、『どちらとも言えない』回答者の中で

個人的に最も共感した答えがこちらでした。

生のライブを経験していたら画面越しで見る配信ライブじゃ満足出来ないなというのが1番の理由ですね。音響、映像設備なんかがそろってたらまた違うのかなって思いますがスマホやPCで見ても物足りないなと。
画面越しでライブ見てもそれってライブDVD見てるのと変わんなくない?って感じちゃうんですよね。
ただ特別なライブなら話は別ですね。例えば復活ライブとかならお金出しても見ると思います。

これ、自分の思ってることまんま、

どストライクの回答です。

補足も何もする必要ないくらい同じこと思ってます。

確かに特別なライブをするなら配信でも見るけど

そうじゃないなら…って思う方が先に来る。



で、個人的には

『どちらとも言えない』に回答するとは言いましたが

気持ち的には…見ないの方が強いんですよね。

その理由も、回答者さんがしっかり代弁してくれました。

・現場で見ないとライブ前の高揚感、音の迫力、ライブの興奮は味わえないから
・配信ライブ(有料)を2回見たが、やはり物足りなさを感じてしまったし、普段YouTubeを見るような暇つぶし感覚で見ていた。ライブハウスやアリーナでの雰囲気が好きなので、再開するまでは見ないと思う。(暇つぶしには最高)

特に2つめの回答の方には大きく共感。

自宅で見るってなると、何をどうしたって

片手間感が出てきてしまうんです。

ガッツリ見る方に集中できないというか…

それは集中力がないとか、そういうことじゃなくて

家にいるってことは、休みたい、リラックスしたい

ってところに繋がってくるので。

家でライブを見るって行為自体が、

先ほどの回答にもあった

DVD(BD)を見てる感覚

ってのが芽生えてきてしまうんです。

家でも手軽にってところが

配信ライブの長所なのかもしれないけど

ライブをモニター越しに"見る"ことに対して

そこまでガチ感が出ないというか、出せないというか…

"暇つぶし感覚"っていう言葉自体は

あまり良くない言葉かもしれないけど

正直なところ"言い得て妙"だと自分は思います。

そうなってしまうからこそ、配信では見ないし、

見たくないと思ってしまう。

何か…好きなバンドにも申し訳ないしね。




という、回答に対する自分の補足を書いた通り

正直なところ、配信ライブに対して

自分はあまり肯定的に捉えてはいません。

ライブは生であってこそでしょ。

コンサートならまだしも…いやコンサートもだけど

"ライブ"と呼ばれる場所、空間、雰囲気…etc

それこそ生であること以上のものはないでしょう。

それは回答者さんたちの多くもわかっていることだと思います。

遅咲きな自分だって、この10年間で

単独、スタジオ、サーキット、フェス、色んな形式含め

400ものライブを見てきたんです。

別にライブに行った回数でマウント取るなんて

そんな馬鹿馬鹿しい思いは一切ないけど、

これだけの数、ライブ会場に行き、

その身を以て体験してきたからこそ、

ライブが、生が、イチバンであるとより感じるし、

本質はそれだと、多少なりともわかっているつもりです。

なので、クソボケコロナ以降

国内外問わず、好きなバンドが配信ライブしてても

1つも見てはいません。

物理的、距離的な観点から言っても

今まで以上にライブ見るのが不可能な海外なら

百歩譲って已む無し…って思える部分はあります。

こういった時代になる前、

実際にWarpedとか生配信で見たことはあるし、

公式からUPされてるライブ動画から

その時のライブを見たりしてました。

ただ、それが国内になると話は別で。

言葉尻だけを捉えて言うなら

"自粛"なんてものに強制力は端からないし

周りの人や、環境を思いやる面倒な日本人だからこそ

抑えられてる部分があるだけで、

別に決行したっていいワケですしね。

正義マンがうるさくねぇなら尚良いし、

それならバンドやライブハウスももっと動いてるでしょう。

まして日本国内、東京に住んでいるなら尚更、

やればフツーに生で見れる状況にあるのに

わざわざ配信で見る気が起きない

っていうところが、大前提にあります。


バンドの為ライブハウスの為

ってのも大いにわかるし、その通りだけど

数年前の自分ならいざ知らず

だいぶ熱が冷めてる今の自分に、申し訳ないけど

配信ライブに対し、そこまで駆り立てるものはない。



でも、配信ライブに関して

肯定的に捉えてはいないだけで

全否定しているワケでは、毛頭ありません。

これまで書いてきたように、

配信ライブを見る人の気持ちもよくわかるし、

プログレ系、マスロックとかのテクニカル系なら

むしろ配信ライブは向いてるとさえ思う。

たまに手元とかアップで映してもらえば

普段のライブでは最前でもなかなか見えない

手元の細かな動きとかも見ることが可能だし、

インストバンドなら尚更、配信向きであると思う。

今年、蔵出しで挙げたCovetをはじめ、

CHONAnimals As Leadersとか

このへんなんかは配信でも全然アリだと思うし、

何なら配信でもちょっと見たいとさえ思う。





『絶対見る!』と回答した人が言うように

現状を考えれば、収入が滞っている

バンドやライブハウスに対して、

救済策の1つである

ってのも言えるのも確かだと思います。

それは重々!理解しつつも

でもやっぱり…

と、自分の意識とは別のところで

引っ掛かってしまうものがあるのが現状です。


それはこれまで、

ライブが普通に出来ていたライブハウスはもちろん、

バンドたちも同様、リスナーであるこちらよりも

強く感じていることだと思います。


その配信ライブが当たり前になることの不安

これから書いていきます。




演者に会場、客側に至るまで

それ(配信ライブ)に慣れてしまうことによって

本当の生で体感するライブの良さというか、

そこでしか生まれない一体感や臨場感、

みたいなものがどんどん薄れていくんじゃないか…

という、底知れぬ不安感があります。


実際問題として、

音源(曲)の物理的価値は低下してますよね。

レコード、CDなどの"実物"があったフィジカル時代から

実物(実体)のないデジタル音源の時代になり、

更に今は定額制で聴ける

サブスクがメインストリームになったことで

CDならシングル1枚相当の値段である

1,000円出せばいくらでも聴き放題な時代に。

それを頭悪いヤツらが勘違いして

音楽=無料(安価)で聴くもの

みたいな馬鹿が本当に湧いてる時代ですよ?

しかもそいつらに罪悪感や"そうじゃない"という意識がなく

それがさも当たり前のように思ってる連中が

間違いなく存在している時代です。


音源が売れなくなって、ライブで稼ぐ、マーチで稼ぐ

という風に時代が移り変わってきたのに、そのライブを

"配信で見るのが当たり前"

みたいになったら…なんて考えたくもない。

馬鹿が増えるだけじゃん。

そんな連中が主な客層になりかねない

with コロナの新しいライブ様式(キリッ

なんて、そんなの嫌すぎじゃん。

下手したら、音楽なんてこの世から消えるんじゃ…

消えるは言い過ぎだとしても

売れる人、人気のある人しか残らないのでは?

アングラシーン壊滅するんじゃ…

なんて思ってしまいますね。

今の状況になって、閉店したライブハウス、

活動を終えたバンドがどれほどあるのか。

直接的な原因がクソコロナになかったとしても

こいつによる影響は少なからずあるでしょう。

以前、京都GLOWYの店長さんの動画の中で

確かいつぞやの生配信のときだったと思うけど

アーカイブとして残してなかったのか見当たらないので

記憶も定かではない部分がありますが、そのときに

THE DISASTER POINTSの沖瀬さんが

(音楽で)"そこそこ"食えてた人が今いちばんヤバイのでは?

ってことも言っていたのを覚えています。

食えてないなら、そもそもあくまで

音楽面での収入に関してはそんなに変わらないでしょう。

大いに食えてるどメジャー級なら

これまでの稼ぎもあるだろうし、

活動できていた頃より多少は収入も減るだろうけど

テレビ番組で使用されるなど、自分が発しなくても

印税や著作権もろもろで食い扶持は切れないでしょう。

アングラならアングラで、音源もライブも

メジャー級とは比じゃないくらい収入は下でしょう。

その間にいる"そこそこ"な人たちがヤバい。

音楽だけでも生活できるようになり始めて、

仕事やめて音楽一本で!なんて決意した矢先に

こんな状況になるんだったら恐すぎでしょ…

一気に収入ゼロじゃん((( ;゚Д゚)))

そんなのがテレビで曲使われるとか、

タイアップあるとかのレベルでもないワケでしょ?

こえー…

日本で言うとどのくらいのレベルなんだろうね。

QUATTROとかUNIT埋めるレベル…だとダメか?

O-EAST、BLITZあたりを埋められるくらいかな?

キャパ1,000弱の箱を単独で埋められるなら、

確かに"そこそこ"がしっくり来る。

でも"そこそこ"の最低値がそれくらいなら

最高値は…Zepp埋めるくらい?

そうなるとcoldrainとか、あのレベルもだよなぁ。


本来在るべき形である、目の前での生演奏、

目の前での生モッシュ、生ダイブ、生シンガロング…

それが当たり前じゃなくなるライブって

果たして"ライブ"と呼べるのか…?

同じ"見てるだけ"にしたって

画面越しに見る"見てるだけ"と

実際に会場に足を運んでの"見てるだけ(大人見)"

これだって全く別物だと思うんですよね…




なんか今回のような自粛期間を経て思ったのは

日本の企業って余裕ないよね。

客やユーザーを

楽しませようって気が感じられない。

そりゃ、こんな自粛自粛な世の中でさ

業務自体が縮小してる業界(企業)は

それでも従業員を食わせていかなきゃだし、

少しでも"儲け"を、"収入"を出さなきゃいけない。

そういった状況もわかるんだけど、

そっちに傾倒しすぎてるせいで余裕がなくて

世の中が全然楽しくないし、

楽しめるものが非常に少なくなってる。

それも最近では緩和傾向にあるけどさ。



以前、Yellowcardの解散記事にも書いたことですが

やってる本人たちが楽しんでないのに

それを受け取る(客、リスナー等)側が

楽しめるワケないよなっていう。


日本が金儲け優先なんて

今に始まったことじゃないと思うけど、

最近は世情もあって余計にじゃん。

楽しませようとしたらしたで、

今度は馬鹿なネットユーザーが

いらん正義を振りかざして叩きにくるでしょ?

企業は収入優先、客は馬鹿

こんなんで楽しい世の中になんてなるワケない。


最近思うのは、

企業はこういう金になりやすい馬鹿をターゲットにしつつあって

それが当たらなければ次、当たらなければ次…

と、使い捨て感半端なくないですか?


映画記事の方では

字幕版が少ないとか、パンフレットが作られない、

作られても公式ページにあるものをそのまま紙にしただけとか

映画館で予告編を流していたにも関わらず、

上映は取りやめて、配信のみに回すとか

こういうことが起きてるんです。


ゲームだってそう。

口ではゲーム好きとか言ってる馬鹿野郎が

その実、

好きなYouTuberがやってるゲーム配信を見るのが好き

とかいう事態が起きてる始末。



こういうヤツが好きなのは、そのYouTuber(配信者)であって

"ゲームが好き"なワケじゃないんですよね。

実際、ゲームに金落としてないんだから。

動画(で満足する)勢もそうですよ。

自分でやりもしないのに良い悪いを語るクソがいる時代。


音楽で言うなら

メディアやブログのレビューを見て

実際に自分で聴いてもないのに

聴いた気になって、知った気になって

一丁前に語ってるような阿呆と一緒です。


真面目な人が馬鹿を見る

なんてのは、昔から言われていることですが

昨今の流れを見ていると

本当に好きな人が馬鹿を見る

っていう風になってきているように見えて

なんかほんと……やるせないんですよね。

このままいくと、配信ライブに関しても

こうなっていくんじゃないかと思わずにいられない。

本当に生のライブが好きな人が馬鹿を見る…

みたいになるんじゃないかという不安がある。




UKでの新しいライブ形式として、

こういったものが取り上げられていました。


これも1つの方法だとは思います。

しかし、これを見たNeck Deepds/Dani


こんなのクソだ

心情的にはDaniの一言に同意です。

心の底から楽しめんわこんなの。

大人見するにしたって、

こんな仕切られた空間でする大人見と

すぐそばでモッシュやダイブが巻き起こるような

カオスで熱気に溢れる空間でする大人見とじゃ

全然違うでしょうよ。

このツイートの前には


ホントにこれよな。

このカオス空間こそがライブでしょう。



で、いざライブハウスでのライブが解禁され

RNR TOURSのタツさん主導で

先月、国内メタルコアバンドを集めたライブがありましよね。

20200914_210952

しかも結果はsold

こういったコアシーンでも

ライブを待ち望んでいた人がこれだけいた

ということの表れだと思いました。


しかし、フタを開けてみると…

cancel

だったみたいですよ。

前ブログの頃から

こういう連中は○ねばいいのにってことを

何度も何度も何度も何度も

記事にしてきましたが、今回のは余計に酷いと思いますね。


土壇場になって日和った人もいるだろうし、

たぶん、タツさんがツイートした

撮影禁止

によって、行くの止めた馬鹿も一定数はいそう。

むしろ個人的には、こっちの方が多いのでは…?

なんて邪推が捗るくらい。

自分の邪推が的を射ているんだとしたら

コロナが落ち着いて、本当に以前と同じような

音楽ライフ、ライブライフに戻ったところで

何の意味もなさそうですよね。

ラインナップ的にも客層は確実に10~20代中心でしょう。

そこに30代が少しいるくらい?

毎度毎度思うのは

客層のメインはSNSど真ん中世代だろうに、

こういうことがSNSで話題にならない。

本人らが悪いと思ってないんだもんね。

話題になんてなるワケない。


このあとに決まった企画の際も


こういったことを言っています。



あのですね…

前ブログの頃から書いていて今更アレなんですが

出来ることなら、アングラシーンのことは

悪いことが起きないでいて欲しいんです。

もちろん、そんなの無理なのは百も承知だけど

メジャーシーンが腐ってるなんてのは

別に今に始まったことじゃないにしても、

アングラシーンに馬鹿が蔓延したら

その時こそ日本の音楽シーンが

本当の意味でぶっ潰れることになるんじゃないかと。

それを助長してることの1つが、

こういった直前での無断キャンセル

これも何年も前から一向に減りませんよね。

アングラシーンなら撮影OKなんてのは

単なる暗黙の了解なだけであって

それが禁止されただけで行くの止めるようなド阿呆も

当然クソです。 クソ以下ですよ。

ライブを何だと思ってるんだろうか。

だから日本の音楽シーンなんて死に体なんじゃね?

ってことを、

これまで6年もかけて散々書いてきたんです。


こういう馬鹿な連中が

ライブは配信で見るのが当たり前
ライブは家でまったり見るのが当たり前

なんて思うようになったらどうなりますか。




ウチの読者様にこういうことする人はいないでしょうし

いて欲しくないのも正直なところですが、

こういったところの危険性。

現物(紙チケット)がないことによる手軽な無断キャンセル

ライブで撮影できるのが当たり前になる

無料、または定額で音楽聴くのが当たり前になる

物事を考えない、理解しない、わからない馬鹿が

こういう"当たり前"に慣れてしまうと

一気に衰退すると思うんです。

これが危険でなくて何だっていう話です。



そういう世代に合わせないから悪い

なんて、悪びれもなく言いそうな連中ですが

それこそ阿呆かと。

無料や安価なものが当たり前であることの前に

収益の仕組みを考えろっつーの。

サブスクで大して金も出さずに音楽聴いてて、

そのサブスクでの収益構造ですら

ずっと問題点として挙げられてきてるのに

ライブまで行かなくなるんだったら

バンドやライブハウスはどうやって収入得るワケ?

どうやって活動を続けていけばいい?

ちょっと考えればわかることを

放棄すんな馬鹿が。

馬鹿は馬鹿なりに脳味噌ちゃんと使えやボケカスが。

お前らの脳はシワなしのつんつるてんかよ。

本当にどうしようもない理由があったなら別だけど

行くと決めたなら行けよ。

何でそんな簡単なことができねーんだよ。

ドタキャンするなら最初から行こうとすんなよ。

本当に行きたかった人がお前のせいで行けなかった、

チケットが取れなかったとしたら、

その人にとっても迷惑だ。



本来、先月開催予定だったサマソニ、

もといスパソ二(SUPER SONIC)も

ギリギリまで開催に向けて動いてました。

無理だろうと最初から思ってはいましたが

諦めずに開催しようとしてた姿勢は尊敬するし

やはり開催できなかった旨を出したときも

主宰の悔しさは十分に伝わります。


でも、今はこういうのすら叩く馬鹿もいますからね。

当事者でない、普段から大してライブに行かないような

部外者の外野からの野次もあるでしょう。

そういう連中はもうライブ行くな。

ライブ会場に足を踏み入れるなクソが。

って、心の底から思いますね。


こういった状況下で、

実験的にとはいえ、最初に打開策を打ち出したというか

動きを見せたのはEarthists.なんじゃないかと思います。


こういう試みってすごく大事だと思うし、

新しいライブ様式の1つとしても受け入れられる。

それはEarthists.の音楽性あってのことだとも思うけど

それをやっぱり実行に移す行動力が伴ってこそ。

だからEarthists.は応援したくなるバンドなんですよね。




ちょうどいいタイミングで

Crystal Lakeが今年のTRUE NORTHに関する

ドキュメンタリーを上げていました。

最大2,400キャパの新木場使って300 - 500のキャパとか

モッシュ、ダイブは完全禁止とか

ガイドラインがどうだか知らんが

馬鹿馬鹿しいにも程があるなと思ってしまった。

こんなのやって楽しめるハズがない。

ってのは、JMSの人も、YD、RYOも言ってたし

だからこそ安易に『配信』という手段を取るのではなく、

中止という決断をした。

TRUE NORTH FESTIVALがどういったものか、

Crystal Lakeのライブがどういったものか、

ってのを話してるシーンでは

こちらも大きく頷きながら動画を見てました。

本物のライブを残していく為には

結局こういうところに行き着くんじゃないかと思います。

もちろん状況的に納得……は正直したくないけど

理解はできる。

だからと言って配信ライブにしたところで

『ライブ』の良さってのは半分も伝わらないだろうし

こういったCLみたいな

激しい音楽のバンドのライブなら尚更ですよね。

そのライブの良さが100出せない、100伝わらないなら

やめるべき

というCLの出した決断には大いに納得する。


変わりに来年は野外でやるだけでなく、

日本を飛び出して海外でも開催する、

ってのには、今の状況的に難しいだろうけど

素直に応援する、応援したくなることですね。




と、長々と語ってしまいましたが

これを踏まえて

アンケートの残りの回答を取り上げましょう。


202010010001

このアンケートに回答してくれる人なら

きっとこうなるだろうと予想はしてたけど

シンガロング
モッシュ・ダイブ

が、トップ2なのは

ですよねぇぇえええ\(*≧∀≦*)/

と、思ってしまいますね。笑

まぁ、ホンットに上がるバンドのライブ以外

自分は今やピットの中にはいませんがw


でも、そんな自分でも楽しめる

シンガロングは回答者さん全員好きという証明

100%

の投票率をいただきました。

わかる!みんな大好きシンガロング\(^o^)/

暴れなくてもその場で出来るし、上がるしね。


得票率3位には大人見がランクイン。

暴れるしか頭にないような迷惑キッズではなく、

みんな節度ある大人のようでひと安心( ´∀`)


サークルWODに票が集まらなかったのは

意外でもあり、納得でもあり。

ピットにいた頃はこーゆーのもガンガンにしてた人なので。笑

そもそもPUNKが好きなのでサークル好きだし

FAT WRECK 25thの時なんかは

幕張なんて大会場で、大きく、速いサークルとは爽快でした。


WODはラウド系御用達ですしね。

左右に分かれた側の最前~前線キープから

激突するとこまで、楽しくはっちゃけてましたw

若かったなぁ( ´∀`)しみじみ←

サークルにしろ、WODにしろ、

でかい会場で思いっきりやるのが楽しい。

そうなると、ほとんどの場合がフェスになるけど

パンスプ、サマソニ、KNOTFEST、SOF…etc

逆にこれは小さいとこでやっても大して楽しくないw



ライブ後の色んな一杯も

そんなに票は集めませんでしたね。笑

はっちゃけてた頃は汗だくになるし、

ライブ後はペットボトル1本の水で息を吹き返してました(* ゚∀゚)プハー

drink

MONSTER ENERGY契約バンドや、

MONSTER関連のライブのあとには

必ず1本モンスターもらえたのも良い。

飲むのは帰宅後ですがw


img_c1c61da24e0e549bb76d50ba87d76bf3870358

それとラーメン

はっちゃけてた頃も、大人見の今も、

何となくライブ見たあとってラーメン食べたくなるんですよね。笑



その他』回答
・空気感
・耳や目だけじゃない、体全身で浴びる音圧!
音源よりもライブで映える曲がある。・心にグッとくるMC。・予習の時間も込みで、フェスや対バンでこれまで見たこと、聴いたことなかったバンドの発見
・楽器の生音や生の歌声が大音量で聴けること、メンバーの動きやコミュニケーション、MCを目の前で見聞きできること、ライブハウス独特の空気を吸うこと

その他で挙げてくれた回答も

どれも納得できるものばかりです。

特に3つめの色つけたところなんかは

個人的にも共感度高めな要素です。


今は状況的にあれだけど、国内バンドにいたっては

ここ数年は、ライブ会場で見つけることが主だったので。

音源よりライブ見た方が参考になるというか、刺さるというか。

それほどのものが"ライブ"には秘められてます。

ライブから好きになるバンドは山ほどいます。

むしろ、初見でガッカリするようなのは

海外バンドの方が多いくらい。

単純に自分が海外バンドのライブに行く方が多いし、

その分、期待値も上がってるので

そういうとこに比例してるだけかもしれませんが。

でもそのへんは国内外のバンドもよく言われるように

日本のバンドのクオリティは決して低くない

って部分もありますしね。

語気強めなイキったMCは嫌いだし、

バンド、オーディエンス共に、その時その時で

うわぁ…って思っちゃうノリや振る舞いもありますがw

今時の若手は、音源はもちろん

ライブに関してもそこまでヘタクソなバンドいませんからね。



そんなライブが好きかどうかの質問には

IMG_20201001_001339

気持ちいいくらい、皆さんYes!!をいただき、

無事に100%を達成しました\(^o^)/

今回の本題である配信ライブに対してとは別に

裏の本題はこれでもあったので。

やっぱり皆さんライブが好きで何よりです(*´ω`*)b

ライブが好きでなかったら、

そもそもこのアンケートに回答しないでしょうしねw




あと前回のアンケート回答時に

次回は項目載せると言っていた『年齢

単純に読者様の年齢層が

ずっっっっっと!気になっていたので

それを知りたいが為の私欲に塗れた質問ですが

IMG_20201001_001518

てっきり自分と同世代、言っても30代がメインかと思いきや

まさかの20代前半がいちばん多いとは!Σ(゚Д゚lll)

次点で自分と同じ30代後半

回答者16人じゃ、

あくまで回答者の中での傾向しか掴めませんがw

まぁ、でもこれまでの記事でも言ってきた通り

日本じゃ音楽なんて若者しか聴かんし、

加齢によって音楽から遠ざかるもんですしね。

ただ、音楽を聴くだけならまだしも

ライブなんて言ったら更に割合減るでしょうし。

少なくとも回答者は20代がメインという結果に。

意外な結果に少し驚くと共に、面白い結果でした。

その中でもただ一人、自分より上の世代の人が

このブログを読んでるのも意外でした。

こんな稚拙な文体の記事を上の世代に見られてると思うと

どうにも恥ずかしい気持ちと申し訳ない気持ちが…笑

その方が常連か通りすがりかはわかりませんけどね。





そんなこんなで、第2回アンケート

配信ライブについてどう思う?

の回答結果でした。

こちらの意見、考えは普段の記事から

包み隠さずフルオープンで書いてはいますが、

第1回、第2回共に、自分にとっては

読者様の意見、考えを知ることが出来る貴重な機会です。

回答者も減りましたが第3回、第4回…と続けたいし

第1回目冒頭に書いた通り、

回答者が10人切らなきゃ記事にもしたいですしね。

とりあえず今回は、配信だろうが生だろうが、皆々様が

ライブ好き

って、いちばん確かなことがわかって何よりです。


第1回、第2回と続けて回答してくれた方、

どちらか片方だけでも回答してくれた方、

ありがとうございました<(_ _)>

おかげさまで、面白い記事が書けました。

続けて真面目なネタでアンケートやってしまったので

次回はもう少しフランクなヤツ、

遊び心があるヤツでやりたいなーと思ってます。笑

まだやるかどうかも確定してない

第3回が発足した時はまた、

是非ともご協力のほど、お願い致します<(_ _)>


それでは、1日でも早く

これまで通りのライブが行われる日常戻ることを願いつつ

今日の記事を締めるとしましょう。






関連記事