『ムーラン』『スパイ in デンジャー』に続いて、か…

『ムーラン』は別に観る気なかったからいいけど、

いい加減、ディズニー嫌いになりそうだわ。

そんなにDisney+の加入者増やしたいか。

既に多くのサブスクが出てるのに

今さらディズニー作品特化のサブスクなんて始めるか?

むしろこんなことばっかしてると

逆に反感買いそうな気がするんだけどなぁ。

映画館で予告編を流すなら

映画館で上映せーよ

てか、上映配信でいいじゃねーかよ。

サブスクやってたって

映画館に行く人は行くだろうが。

日本じゃ『映画館へ行こう』キャンペーンだってあるのに

ホント、日本の企業って足並み揃えねーなクソが。

まぁ、配信行きが"まだ"決まったワケでもなし、

このまま映画館で上映してくれることを願うわ。

どうも、トトです。



新作旧作含めて、

けっこう映画に塗れた今月でしたが

そんな9月最後の新作映画を観てきました。

映画としては1991年に公開されたものが

そこからもうじき30年を迎える寸前の2020年、

シリーズ史上初の長編アニメ映画化!



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アダムス・ファミリー

人里離れた山の中。モンスターの一族が住む村で結婚式が行われていた。新郎のゴメズが新婦のモーティシアに結婚指輪を渡そうとしたその時、彼らを恐れる人間たちが村を襲う。命からがら逃げ出したゴメズとモーティシアは、あてのない旅の途中で大男のラーチと出会い、執事として雇うことにする。そして、一行は丘の上に立つ荒れ果てた屋敷を発見。屋敷の主の幽霊から「出て行け!」と脅かされるが、ゴメズとモーティシアにとって幽霊付きの物件なんて願ってもないこと。夫婦はそこを愛の巣にして家庭を築くことにした。

時が流れ、夫婦には二人の子供が生まれた。いつも暗い表情を浮かべてよからぬことを考えている長女、ウェンズデー。ありとあらゆる危険ないたずらを考えて、ゴメズに爆弾を仕掛けるのが楽しみな弟のパグズリーだ。平和な日々を送っていた一家は、屋敷に親戚たちを迎えて、パグズリーが一族に伝わる大切な儀式、「セイバー・マズルカ」を披露する日が近づいていた。ひと足早くフェスターおじさんや魔女のおばあちゃんが屋敷に駆けつけて、一家は賑やかな毎日を送っていた。

そんなある日、ウェンズデーは丘の下に住宅地があり、そこに大勢の人間たちが住んでいることを知る。住宅地をプロデュースしたのは、テレビの人気司会者マーゴ・ニードラー。ゴシックなアダムス一家とは正反対のカラフルに彩られた街では何よりも「普通」を愛する人々が暮らしていた。マーゴの娘、パーカーと友達になったウェンズデーは、自分たち一家とは全然違う世界があることを知り興味津々。人間の中学校に通って普通の生活を試してみることに。しかし、住宅地にはある秘密が隠されていた。そして、アダムス・ファミリーに思いがけないピンチが訪れる!




名前とお馴染みのBGMは知っていても

オリジナル版の方は未視聴で

今作のアニメ版で初見アダムス・ファミリー

むしろ、その方が

変な先入観なく見れて良いかもしれない。

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もちろん、今回も字幕版。

しかし、最近の洋画アニメーション作品の腹立つ定番

字幕版上映館、上映会の少なさ

『2分の1の魔法』ほど酷くな…くはないか、

同じくらいか。

そういう状況も相まってか

公開翌日の土曜昼間に観たけど

前日深夜の時点で9割の席が埋まってて

自分と同じような人が集まった結果か…

しかし、客層的には自分と同じ初見というより

オリジナル版も見てるような、

割と年齢層は高めな気がしたなぁ。


そんな今作は

恐さ、悲鳴、ホラー、グロ…etc

は、すべて良いこと!

と、世の雰囲気と反するものは

すべてプラス方面にはたらくアダムス・ファミリー


悪霊に取り憑かれた呪われた精神病院を住み処かとし

食事は生の臓物に腐ったもの

家族同士で

罠を仕掛け、生き埋めにし、

爆破させ、クロスボウで射ぬく…

などなどは日常茶飯事w


見た目通りのゴシックホラーな様相はそのままに

今作の"悪"役…って良いのかどうかは

世界観的にも合ってない気もするけど。笑

えーと、ファミリーの"敵"役が

家のリフォームだけでなく、

町全体を自分好みにリフォームするマーゴ

町の再開発とか、もはややってることは知事レベルw

しっかし、これがまた

ファミリーとは全く合わない原色カラーw

目が疲れるw


何つーかな…

ブラボFall Guys

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Motionless In White
 きゃりーぱみゅぱみゅ





ホーンテッドマンション
  イッツ・ア・スモールワールド
horn ted mansion
its a small world


みたいな。

真逆も真逆な雰囲気で

わかりやすすぎる相対関係。


この彼女の存在自体が

現代版である、今作オリジナルなんだろうなと。

町民はフツーにスマホ使ってるしね。


しかし、このマーゴ

役柄的にけっこう出番は多いし、

吹替ではLiLiCoが声当ててるとか…

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キャラ的にも合ってると思うけど、だからこそ

絶ッッッッッ対ぇクソうぜぇわwwwww

絶対見たくない(。-∀-)w


そういった外の世界を見たい、知りたいな

年頃の女の子ウェンズデーが学校に行くシーンは

短かったけど面白かった。

開口一番、学校を

子どもの牢獄

なんて言い放つのが、さすがアダムス・ファミリーだし

カエルの解剖?する授業では

即興で装置を作って、カエル解剖どころか蘇生w

ゾンビガエルを作り出しちゃうし。

ポップカラーな他の学生たちと

モノクロで、真の"恐怖"を知るウェンズデーとの対比がまた

世の"普通"の子たちとのギャップが面白い。


反面、一族伝統のマズルカの練習に苦しむ弟のパグズリー

"剣"の腕はからっきしでも、

得意分野の"爆弾"なら右に出るものなし

一族が集まって披露するマズルカ本番では散々だけど

マーゴと町民の襲撃の際、自分の得意な"爆弾"で

一族を守り抜く様は、立派に一族の男でしたね。


ウェンズデーが外の世界を見て

自分たちと違うからって差別してはダメ

と、母親のモーティシアに諭すシーンもあるけど

このへんは昨今の差別問題に対することでもあるのかなー

と、ありきたりではあったけど

製作者のそんな意図を感じましたね。



個人的には手のハンドが好きだな。

英語版ではThingなのに、

字幕(吹替もかな?)では"ハンド"なんて

何ゆえ見たままの名前に翻訳したのかは理解に苦しむが。

PIXARはもちろんだけど、

海外のアニメーションって

こういった喋らない"ヒト"ではなく、

"モノ"の表現力って上手いですよねぇ。

冒頭、この作品の定番曲が生まれるラーチとのシーンでは

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ラーチが聴かせる、ハンドが👎️低評価を繰り返した後

あの曲で👍️いいねしたのが面白かった。

こういったハンドシグナルも、

上手く現代風に落としこんでますよね。




こういったゴシックホラーな世界観は元々好きだし

間延びした低音ボイスのラーチが

見た目と挙動からは想像つかない名ピアニストぶりだったり、

いきなり美声で饒舌に弾き語りするとか

ウェンズデーのクロスボウに何度射ぬかれても

平気な顔どころか、当たりどころによっては褒めるフェスターおじさんとか

予告編でもあったITのオマージュとかw

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そうかと思えば一族の毛むくじゃらが

IT(イット)って名前だったりとかw

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一般的な観点では異常、ファミリーからしたは普通なシーンは

随所で笑いを誘うし、

実写ではできないCGアニメならではの演出や派手さ

そういうところは視覚的にも楽しめました。



ただ、今作ならではの"現代"要素は

オリジナル版を見てる人たちからすれば

賛否を呼びそうなところでもある。


そういった先入観や固定観念がない

現代人には楽しめるだろうし、

自分も初見だからこそ楽しめたのかもしれませんしね。




エンドロール後にはまさかの

2021年に続編決定!

展開が早いなーw




まぁ、でもこの感じだったら

続編も観に行く選択肢しかないな( ´∀`)



思いのほか面白かったので

パンフレットも買いましたが

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これも公式サイトにある情報だけを載せた

『2分の1~』みたいな無価値なパンフではなく

買って損はない内容で満足でした。


オリジナルさながらの雰囲気はそのままに

上手く現代風ダークコメディに仕上げられた今作。

大いに楽しめました👍️