SHREZZERSが新vo/Diegoを迎え
初披露となる新曲"Phoenix"をリリース!
いつぞやのオーディションに
彼がいたかどうかはもう覚えてないけど
従来の音楽性にあったボーカリスト見つけてきましたね。
これなら前任のSam期のSHREZZERSが好きな人も
余裕で受け入れられそうなボーカルですね。
こうして新ボーカルも決まったことだし、
来年には2枚目のアルバムとか出ないかな?(´∀`*)
どうも、トトです。
それでは滞ってた新譜レビューを
じゃんじゃん進めていきましょう。
そうかと思ってる間に、今月最後の金曜にも
4~5枚の新譜が出て、もはやてんてこ舞い(。ω゚)
3週目、4週目に集中しすぎや…
1週目、2週目にも割り振れば
月換算ではちょうどいい枚数なのに!
既に起きたことに、んなこと言っても仕方ないので(。-ω-)-3
粛々と進めていくのみです。
どの新譜も聴くのは楽しみなワケですしね。
そんな新譜の中から今回取り上げるのはこちら!
01. The Face of Hate
02. Breaking The Mirror
03. Annihilation
04. The Path
05. Prophet
07. God of Fire
08. Stockholm
09. Louder Voice
10. Vendetta
来日経験もあるUS産クリスチャンメタルコア
Fit For A Kingの通算6枚目となるアルバム『The Path』が
9/18にSolid State Recordsからリリースされました。
1stから一貫してリリースペースを崩さず、
今作も前作から2年という安定したスパンでのリリース。
音楽性だけでなく、活動も安定してますね。
そういうバンドは大好きだ(*≧∀≦)b
先行曲の時点で、やはり今作も安定しているだろうと
アルバムとして聴くのを楽しみにしてました。
ってことで、早速聴いていくことにしましょう。
The Face of Hate
まず1曲目は不穏なSEから幕を開けます。
そこから単独で入るドラムが終わると、
Ryanの咆哮と共にギターが鳴り響き、
曲の開始と共に重戦車の如きヘヴィサウンドで突き進む。
サビは特別速さはないけど、ドラムの打数が多く
それによる疾走感を顕にします。
メタルメタルしいギターも健在で、
ブレイクダウンも物足りなさは一切なし。
オープニングを務めるには不足なしのメタルコアナンバー。
Breaking The Mirror
小気味良く叩くドラムからギターへと入り
クールなサウンドでズンズン突き進む
メロディックメタルコアな2曲目。
アップテンポなまま、サビではクリーンボーカルで
より聴きやすい印象を与えられます。
2コーラス目は頭からブレイク&シャウト。
そしてサビは再びアップテンポかつ、
クリーンボーカルでグッドメロディを展開します。
そのあとはメタルらしいギターソロが響き、
ヾ(*≧ロ≦)ノ hey!! hey!!
の激熱シンガロングパートを挟みつつー…
ブレイクダウンでぶち落とす!
定番ながらもやっぱ上がる展開でよねぇ。
そしてラストサビへ。
ここでさらに手数足数の増えるドラムは◎
ラストはhey heyシンガロングで締め。
Annihilation
そして迎える3曲目は…
シアトリカル方面では御用達でもある鐘の音に
個人的にもツボなクールなドラミングから幕開け。
これ、ライブでやったらこのイントロで
めっちゃゾクゾクするヤツ!ゾク(* ゚∀゚)ゾク
これからやらかします感やべーヤツ!
そこから咆哮とか、WODの光景が目に浮かぶヤツですね。
そのあとはシンガロングしながらサークルよろしくな
激走パートへと突入!
これは音源でも、ライブでもクソ上がるヤツ!
2コーラス目は掻き鳴らすギターと共にクラップ
今度は疾走ではなく、重さで勝負!
鐘の音にも合う、小さく神聖なコーラスが響きつつ
鐘の音と共にブレイクダウンで突き落とす。
1周目から耳に、脳に、ガツンときたね。
一聴して虜にさせられました曲でした。
The Path
4曲目も同じく鐘の音が響くイントロだけど、
ここでは重さに重点を置いたタイトルトラック。
ヘドバンが捗るミドルテンポでへヴィに突き進みつつ、
サビはコーラスと共に特大シンガロング必須。
終盤はおーおーコーラスでキャッチーさを出し、
鐘の音と共にフラグを立てに立てたあとは
急転直下のブレイクダウンへ。
定番を敢えて外さないのは、そこも強みですよね。
Prophet
ミドルテンボに聴かせる系でいくのか?
と思いきやのシンセと共に疾走パートに入る5曲目。
そこからまた雰囲気を落とし、そしてまた上げる!
壮大かつ、エモーショナルな雰囲気も感じさせる展開で
攻めるところ大いに攻める。
ノイジーなホラーテイストのSE込みで、
そこから落とすブレイクダウンも重さ十分で良し。
静と動を繰り返す、山あり谷ありの起伏に富んだ1曲。
Locked in My Head
のっけからおーおーコーラスが響く6曲目。
今作の中では割とおとなしめの曲だけど、
コーラスありきのキャッチーさ、この曲では
クリーンボーカルの比率も高いけど、
クリーンを担当するもう1人のRyan、
ベースのRyan "Tuck" O'Learyのクリーンは
そもそもナヨくないイケメンクリーンなので、
フツーにクールなメロディックメタルコアに。
ここまでのミドルテンポを吹っ飛ばすかのように
ラストサビは少しドラムが足数増やすのが良い。
God of Fire
7曲目はデジタル感満点のSEから始まり、
シャウトもノイズ加工を施し、ブレイクダウンからスタート。
前曲までの雰囲気は一転、一気に攻めサウンドに。
この曲ではサンタコス木下……あ、違う
Crystal LakeのRYOさんがゲスト参加していて
さすがのスクリームをかましてくれますね(*´艸`*)
音楽してて、叫んでるRYOは間違いなくカッコ良い。
ここでも定番、スクリームからのブレイクダウンは良い。
ブレイク中にはRyanとRyoが交互に咆哮の掛け合い
そしてツインシャウトで幕を閉じるという激アツ展開。
Stockholm
踊れるツーステ御用達のリズムで始まる8曲目。
踊れるメタルコア要素は
1コーラス目、2コーラス目の冒頭のみで、
それ以外は攻め度高めのメタルコアを展開。
この曲でも出番のある鐘の音がまた(・∀・)イイゾー
ブレイクダウンで鳴る鐘の音が雰囲気たっぷりで(・∀・)イイゾー
この怪しく鳴り響く鐘の音が良いのよね。
こういうの聞いてるとIce Nine Killsが浮かびます。
Louder Voice
ピアノの静かな旋律から幕を開ける9曲目。
今度こそ本格聴かせ曲か?と思わせつつ
一気にぶち落とすブレイクダウンとか素敵。
そこから軽快な疾走パートへ突入。
クリーン+シャウト的なボーカル披露してるのは
Tuckかな?ArchitectsのSamっぽいな。
サビはテンポを落とし、クリーンボーカルで
一気にメロディ重視に切り替わります。
ヾ(*≧ロ≦)ノ The Looou!! deeeer!!
ヾ(*≧O≦)ノ Voooooice!!!
これはやっぱこっちも叫びたくなるシンガロングパート。
定番だけど、やっぱわかりやすくタイトルを叫ぶのは
リスナーとしても嬉しいですね。
Vendetta
ラストの10曲目ものっけから
ヾ(*≧ロ≦)ノ This!! is!! my Vendetta!!!
と、特大シンガロングパートから幕を開けます。
バスドラの速射性がクソクールで、
シンガロングパート含んで激走していきつつ、
ヾ(*≧ロ≦)ノ This!! is!! my Vendetta!!!
のシンガロングに繋がるとかアツすぎかw
クリーンボーカルを排除し、サウンドと共に
Ryanがめちゃくちゃハッスルする攻めまくりの曲。
最後はブレイクダウンで落として終わるのも
攻め感を最後まで損なわずとても良いです。
以上、
Fit For A King『The Path』
でした。
やっぱ良いですねFFAK!(* ゚∀゚)
聴き出したキッカケはCL主催のTRUE NORTH、
4枚目『Deathgrip』からという新参ですが、
その『Deathgrip』から数えて3枚目、
累計6枚目となる本作『The Path』
クリーンボーカルがメインを張る曲もあるとはいえ
全曲どれも等しくFFAK式メタルコアを展開してるし
今作に取り入れた鐘の音が鳴る曲や、
アグレッシブ方面に全振りしたラスト"Vendetta"とか
血湧き肉躍るアツいメタルコアしてる曲も多く、
聴いててテンションが上がる。
レビュー中にも書いた通り、やってることはシンプルで
定番な展開も多いからわかりやすいし、
こういう"安定感"に拒否反応を示すような変化好きでなければ
十分に良作たり得る作品だと思います。
以前から何度か載せているPollsSceneの
前作と比較してのアンケート結果では
Which Fit For A King album?
— POLLS GUY (@PollsScene) September 22, 2020
こんなに大差が付くほど、
個人的には今作も劣ってないと思うんですよね。
前作も好きだし、今作も等しく好きだし、
甲乙付けがたいってのが正直な感想です。
まぁ、これまでの色んなアンケート見るに
ここのフォロワーの傾向もよくわからんとこがあるので。笑
いつも参考程度にしかしてませんが。
って感じで、
今回も良作に仕上げてくれた
Fit For A King『The Path』
メタルコアが好きなら拒否反応が出ることなく
フツーに聴ける作品だと思います。
シアトリカルなサウンドが好きな人には
今作の鐘の音が大いに響くぞー(*≧艸≦)
是非とも、一聴あれ。
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