先日、Linkin Parkをモンスターバンドたらしめた

Hybrid Theory20周年記念盤がリリースされましたね。

Spotifyにもバッチリ配信されていましたが、

その収録曲数が、なんと!



80曲 約4時間半!w

未発表曲や前身であるXero時代のデモ曲などなどを含め

超大ボリュームでリリースされました。

リリースを記念して、Rolling Stone Japanにも

良きインタビューが公開されています。



是非ぜひ、ご一読。

どうも、トトです。



オフスプ書いたならこっちも書かなきゃ!

っていう、大事なバンドを忘れてました。

本来ならオフスプより先に書かなきゃいけなかったw

何なら、今年2月にリリースされた新譜より先に

過去作をレビューするべきでしたね(。-∀-)アハハ…

ってことで、オフスプに続いて

14枚目となる過去作レビューといきましょう。




Green Day_Dookie
Green Day『Dookie』
01. Burnout
02. Having A Blast
03. Chump
05. Welcome To Paradise
06. Pulling Teeth
08. She
09. Sassafras Roots
11. Coming Clean
12. Emenius Sleepus
13. In The End
14. F.O.D.
15. All By Myself



USを代表するPUNK ROCKバンド、

Green Dayの3枚目にして出世作である

Dookieが1994年にリリースされました。


前回のオフスプで、

これまでの過去作レビューの中で最古参の作品!

なんて言っておきながら、

それより前の年代のものをサクッと選んでしまいましたw


Green Dayだからね、American Idiotとか

21st Century Breakdownあたりと迷いました。

でも、やっっっぱりDookieかなって。

昨年はリリース25周年でしたしね。

だったら昨年の内に書くべきでしたがw


そうして1年遅れてしまいましたが、

今!改めて『Dookie』を聴く!




Burnout
聴いてて楽しく気分が上がる、
オープニングにピッタリのアッパーソング\(^o^)/
Green Dayらしいキャッチーなメロで展開する
PUNK ROCKソングは、とても聴きやすい!
後半にはTreのちょっとしたドラムソロ的なパートも。
尺は2分弱、タイトル通り一瞬で燃え尽きるように
サクッと盛り上がれる1曲です。


Having A Blast
掻き鳴らすギターから始まる2曲目は
前曲よりもややテンションは下がるものの、
ほんのり青臭いエモーショナルな雰囲気を醸し出す
アップテンポでも、メロが際立つ曲。
全体的にBillieのボーカルもテンション低めですが
サウンドはしっかりバンドしてるので、
そんなに緩めなイメージは抱かない曲ですね。


Chump
前曲では少し控えめだったボーカルも、
ここではサウンドと共に上がる感じの3曲目。
中盤からのMikeのベースが響くインストパートは、
ライブならコール&レスポンスタイムだわw
Billieとやるコール&レスポンスは楽しいし、
上がるんだよなぁ\(^o^)/
からの徐々に上げていくTreのドラミング良いよね!
後半は丸々インストパートで、そのまま次へ。


Longview
そしてそのまま繋がる4曲目。
ここまでの曲よりもさらにテンポを落としつつ
ドラムとベース主体で静かに展開していく…
と思いきや、サビはギターの主張激しすぎんかw
ってくらい、爆音でギターが前面に!
それと共に曲調も一気にハネ上がります。
狙ってんのか、ミックスのミスかってくらい、
ギャンッギャンに掻き鳴らすギターと
コーラスによるシンガロングで
こっちもテンション上がるけどもw
これでもかってくらいに静と動を実感できる1曲です。

MVの再生回数は1,500万
今や大きなステージ常連のビッグバンドですが、
MVみたく小さなスタジオとかでのライブも見てみたいですね。
チケットなんて文字通り瞬殺だろうけどw




Welcome To Paradise
たったの1回しか経験のないGreen Dayライブで
オープニングがこの曲だったからこそ、
ライブの開始を告げるイメージが強ぉーく残ってる!
ただでさえ上がる曲なのに、
楽園へようこそ!
なんてタイトルの上げ曲でライブ始まったら
もーそれだけで楽しくなっちゃうよね!ヾ(*≧∀≦)ノ
実際、1曲目からテンションがち上がりでしたw
サビの最後のフレーズ、タイトルを歌う
ヾ(*≧∀≦)ノ Welcome to Paaaradise!!
と、シンガロングの声もデカくなっちゃうね!
ここでもベースがメインを張るインストパートがあり
ライブでのコール&レスポンスが目に浮かぶ。
そして徐々にギアを上げていくのがまた良い。
そうしてラストサビへ向かい、最後の最後に
ヾ(*≧∀≦)ノ Welcome to Paaaradise!!
とシンガロングして締める楽園まっしぐらな
Green Day節ってのが思う存分味わえる鉄板曲!

MVではないけど、公式のLive Videoを貼っておきます。
ライブビデオが500万再生超えてるってのもスゴイけど
これを見ると、あの頃のライブを思い出すくらい
オーディエンスの盛り上がりもバッチリ映ってる良いビデオです。




Pulling Teeth
そんなガチ上がりな曲から、
ポップなまったりソングに切り替わる6曲目。
前曲からの落差よw
でも落としすぎるバラードとかではなく、
ポップ路線のキャッチーさに秀でる曲なので、
身体揺らしながら聴ける♪\(´ω` )/›‹\( ´ω`)/♪


Basket Case
そしてアルバム中盤に控えるこの7曲目。
アルバムと共にバンドの地位をグイッと押し上げた
キラーチューン"Basket Case"
知らん人からしてみれば、
ただのアップテンポな曲なのかもしれないけど、
周りにいる全ての人がガチ上がりし、
歌い出しから会場全体からシンガロングが起き、
モッシュにシンガロングに、爆増するこの曲を
ライブで聴いたら、より好きになること間違いなし!
ハマらないのならGreen Day合わないんだよ←
聴いて楽しい、暴れて楽しい、叫んで楽しい、
オマケにカラオケでも歌いやすいので、
歌っても楽しい!
文字通り、死角なしのキラーチューンです。

MVの再生回数も余裕の2億超え!
この曲のライブverのビデオも、最も多いものだと
700万回手前なのがさすがです。




She
続く8曲目の"She"は個人的にお気に入りの曲。
始まりこそ静かに始まりますが、サビで爆発!
これもBasket Caseから続くアッパーソングで、
2サビ後のBillieの発狂シャウトが良い!w
この曲に限らず、ライブでちょくちょくやるけど
漏れなく歓声が上がります
ヾ(*≧∀≦)ノ yeeeaaahhh!!!
Green Dayのライブが間違いなく楽しいのは
ライブ上手なバンドと、上げ上手なBillieの存在あってこそよね。

そうして聴いてて楽しめるのはもちろん、
個人的にハマったのは、これもカラオケかな。
基本的にGreen Dayの曲ってどれも歌いやすいけど
この曲が最初に高得点出せたからですねw


Sassafras Roots
2つ爆上げ曲が続いたあとの9曲目は、
こちらもアップテンポで聴きやすさが秀逸な
キャッチーなPUNK ROCKナンバーに。
Green Dayに象徴されるPUNK ROCKバンドは
2ビートな速さが特徴なPUNKバンドよりも、
メロディがしっかりしてて聴きやすいですよね。
そこがPUNK ROCKの"ROCK"成分なんでしょう。


When I Come Around
10曲目はさらにテンポを落とし、
休憩がてらのまったりミドルテンポナンバー。
"Basket Case""Welcome to Parade"のような
上げ曲ではない曲で売れた、認知された
最初のシングル曲なんじゃないですかね?
ラストのタイトルを繰り返す歌うところも
キャッチーさ増し増しになっていますね。

MVは驚愕の8,000万over!
Basket Caseを抜けば今作トップの再生回数、
Longviewの再生回数がかわいく見えるなw




Coming Clean
11曲目は再びアッフテンポな曲調に戻り、
耳馴染みの良い爽やかサウンドが耳を突きます。
曲調はまだしも、約90秒で終えるサクッと感は
まさにPUNKバンドらしい短尺曲です。


Emenius Sleepus
Green Day色で言えばこっちの方が濃い12曲目。
これも1'43"という短い曲ですが、
メロディライン、一旦落としての楽器隊の見せ場、
そしてラストサビへと、短い中にもしっかり
Green Dayらしさを詰め込んでいます。


In The End
今作で唯一2ビートで走る13曲目。
PUNK ROCKバンドなGreen Dayでも、
"PUNK"色の強い疾走ナンバーは新鮮です。
疾走感のある曲調だからこそか、
こちらも短尺、1'46"でサクッと走り抜けます。
この終盤のメドレーとも言えるほどの
畳み掛ける短尺曲固めは面白いなw


F.O.D.
14曲目はBillieの弾き語りからスタート。
この弾き語りは約1分半、曲の半分くらいまで使い、
そこから一気にギターを掻き鳴らし、
ガツッとバンドサウンド全開になります。
前後半で完全に"静と動"に分かれてるのは、
"Longview"に似た雰囲気を感じますね。


All By Myself
hidden track、所謂"隠しトラック"的扱いの
ラスト15曲目は、謎にTreの弾き語りです。笑
アコギの優しい音色と、貴重なTreのボーカルが聴けます。
バンドの屋台骨を支えるドラムであることはもちろん、
コスプレしたり、女装したりと、バンド内では
割とお笑いポジションのようにも見えるTreさんw
この曲の最後の最後にも、
ちょっとした遊び心みたいなものを見せてくれます。
それは是非とも、自分の耳でお確かめを!





以上、

Green Day『Dookie

アルバムとして良い。

良いんだけども…

Green Dayの曲を聴いてると、やっぱどうしても

ライブ行きたい!(。>д<)

って思ってしまいますね。


前回のオフスプ同様、やはりライブが素晴らしいバンドは

音源を聴くだけでライブ欲がめっちゃ高まってくる。

それこそ配信ライブなんかじゃ絶対に満足できないほどに。



レビュー中にも書きましたが、

自分がGreen Dayのライブを体験したのは

たったの1回

サマソニ2012での1回のみです。

(ついでに言うとロスプロは最初で最後…(。´Д⊂))

そのたったの1回だけで、

あれっだけ!楽しませてくれたのは

やっぱGreen Dayがライブバンドだからこそですね。

音源だけで満足してちゃ

絶ッッッッッ対に!ダメなバンドです。

以前、ロック名言botから流れてきた


この名言は、

Green Dayが、Billieが、言うからこそ

意味と価値が生まれる言葉だと思うんよ。

そうしたくなるものが、

Green Dayのライブにあるのは事実ですからね。

だからこそ!

8年ぶりとなる来日公演があるハズだった今年…

マジでクソボケコロナがよぉ…イライラ(# ゚皿゚)イライラ

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一応、来年に持ち越しになったし、

チケットは返金せずに取ってあるけど…

開催不可な気しかせん(´・ω・`)


それでも!

心のどこかでは開催してくれることを祈りつつ、

このアルバムの曲をまた、

全身で体感できることを願いつつ、

Green DayDookie

のレビューを締めようと思います。

アルバム多くて何から聴けばわからんって人は

まずはここから聴け!

と言える、そんな1枚です。





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