先日、日本のR&B ROCKのONE EYE CLOSED

新曲をリリースしました。

アングラシーンではあっても、

昨今の日本のシーンに沿うように

シングルだったのは残念なことこの上ないけど

相変わらず良いセンスしていて何よりです。

どうも、トトです。



例によって未だに8月リリース作品を

記事にしているワケですが、幸運だったのは

今日のアルバムリリースはなかったことだ!

また1週間分の猶予ができたぜ\(^o^)/

まぁ、今日書くのは海外バンドじゃないけど。

本記事で日本のバンドを書くのはいつぶりだ?w

ってくらい、今の日本では

シングルや曲数の少ないEPばかりだと言えます。

こんな調子で

今年の国内ベストアルバム記事なんて書けるのか…(。-д-)-3

なので、よぉーーーやく!

それに当てはまらない新譜をリリースしてくれた

バンドがいたんです!(。´Д⊂)

とはいえ、EPではあるので

今年は国内ベストEPランキングになる予感しかしませんがw

ま、それでもこうして記事にできる新譜が出たので

久しぶりに国内バンドのレビューをば。

ライブでも数回、他の記事にも出したことあるけど

メインで取り上げるのは初のバンドです。



20200828_004139
Whisper Out Loud
『Imperfectly Perfect Mortals』
1. Introduction
5. Interlude



国産R&B ROCKバンドWhisper Out Loudが

新体制となって初のEPImperfectly Perfect Mortals』を

8月19日にリリースしました。



前ボーカルが脱退して以降、

CVLTEのボーカルを迎えて曲出したりしてましたよね。

その頃のインタビューもあるので

WOL初めましてだって人は、↓そちらも是非。



で、feat. CVLTEの楽曲、これはこれで


そのままCVLTEと平行してやっちゃえよw

ってくらい、この曲も良かったですが( ´∀`)

正式なボーカルが加入して何より。

しかも女性だぜ!
男性諸君!\(* ゚∀゚)/ヒャッハー←

\\おにぎりワッショイ//
+ \おにぎりワッショイ/+

+/■\ /  ■ \ /■ヽ
( ´∀`∩  (∀`    ∩)(´ー`)
(つ  ノ(つ 丿(つ つ
ヽ ( 丿( ヽノ ) ) )
(_)し し(_) (_)_)

クソ懐かしすぎるAAを載せてしまったwwwww

そんなWOLの新体制初の作品、

早速聴いていきましょう。



Introduction
タイトル通り、今作の"Introduction"からスタート。
シンセが鳴る僅か56秒のショートトラックで、
始まりを告げます。
もちろん、これは次の曲へのイントロ的でもあり
音を途切れさせることなく、次へ繋がります。


DreamLand
ノイジーでラウドなシンセから始まる2曲目。
しかし、ボーカルが入ってくると雰囲気は一転。
新vo/Tammyが女性だからこそ、またガラッと変わる。
少しシアトリカルっぽかったり、
尺八みたいな音が一瞬聴こえたり、
オルタナポップがベースの楽曲の中に
色々な要素を散りばめている印象を受けます。
ブレイクパートはホラー映画さながらのSE。
ボーカルが女性になったこともそうだし、
サウンド面も以前とは結構変わってるように感じる。
前はもっとヤンチャなサウンドじゃなかった?笑
少なくともこの曲は落ち着いた雰囲気ひとしお。





White Eyes
続く3曲目も、前曲とは違う雰囲気で展開。
曲調はよりスローに、ダークに。
曲調と共にボーカルの雰囲気も変わります。
これは良いボーカル見つけたんじゃないの?(* ゚∀゚)b
Hah Ah~♪って歌うとこもあるけと、
伸びやかだし、声質もクリーンで素敵だと思います。




Deja vu
3曲目と同様、静かな雰囲気で始まる4曲目。
しかし、ここではサビになると転調して、
静の雰囲気のまま、サウンドは派手になります。
同時にボーカルも力強さが増しています。
コーラスのようにも聴こえる打ち込みが
静かなな中に壮大さを出しているように聴こえる。
決して"動"の曲ではないけど、エモーショナルな
オルタナポップナンバーに仕上がっています。




Interlude
5曲目は繋ぎの"Interlude"
収録楽曲が少なくなるくらいなら、こういうので
曲数を増やすバンドは嫌いじゃないぞ!
こういったものも作品を形作る上では大事な要素だし
何なら次の曲への布石にもなるから大いにアリ。


Beautiful Mess
おかげで、あっという間にラスト6曲目。
前曲の車のエンジンをかけるSEからそのまま繋がる。
イントロからして、ここまでで最も陽性な雰囲気。
これまでよりもポップでキャッチーメロディ、
そしてベースサウンドが光るR&B要素の強い楽曲は、
これこそこれまでのWOLらしい曲でとても良い。
R&B要素を入れたオルタナ/シンセポップな感じで、
個人的にも、今作でこの曲がいちばん輝くな!
いいじゃんいいじゃん(* ゚∀゚)

リリースから約ひと月前、シングルカットされ
公開されたMVの雰囲気も良いです。
TammyがSlipknotのTシャツ着てるのは好感w
WOLとの音楽性のギャップよw






以上、

Whisper Out Loud
Imperfectly Perfect Mortals

でした。

女性ボーカルになったこと、曲の雰囲気からして

目指すところはPVRIS方面になったか?

と思いきや、ラストの"Beautiful Mess"では

らしさのある曲を聴かせてくれました。

PVRISっぽい方も嫌いじゃないし、

こっちはこっちで全然アリなんだけども。


そして新たな女性ボーカル、Tammyの存在。

これは良い新体制なのでは?

と、思える新ボーカルでした。

FAITHのアカリ・ドリチェラーはハーフだからまだしも

Tammyの英語にも、あまり違和感を感じませんでした。

先日レビューしたSolenceの新曲にいたような

カタカナ英語でないのはとても良かったですw

パッと見の外見は海外の血が入ってるようにも見えるし、

純血日本人にも見えるけど、どちらにせよ

むしろ最近の子の方が英語ができる人は多いでしょうしね。

それでも日本のバンドの、日本の女性ボーカルで、

英語が上手い人はまだまだ貴重であると思う。

Tammyはバンドのサウンドにも合った声だと思うし

是非ぜひ、この体制を継続して欲しいですね。

あとは募集中のドラムが入れば完ぺき!



こうして新体制になって、

良き作品を生み出してくれた

Whisper Out Loud
Imperfectly Perfect Mortals

PVRISが好きな人にもオススメだけど、

バンドがこれまでやってきたR&B要素もあるので

そっちが好きな人にも大いにオススメです。





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