この前、近所の【まいばす】で

欲しい酒の在庫がなかったことを

店員に告げられてるオッサンがいて

ストロング系が飲めなくてー…
ちょうどいいのがあれだったんですよねー

知らねーよ!w

と、店員さんの心の声を代弁したくなりましたw

ストロング程度が飲めないのもあれだけど

何を求めてたか知らんが、ジュース並に飲みやすい

缶チューハイなんて他にも山ほどあるやんけ。

ただ、ストロングなんてイキりたい盛り大学生向けの

大して美味いとは思えない酒ですけどね。

どうも、トトです。



さて、8月最後の金曜にリリースされた新譜の前に

今回はまた見逃し新譜。笑

8月3週目の金曜日に目ぼしい新譜がなかったので

何かないかなー、と思って行きついたのが

今回の1枚です。

というか、正確には新譜情報から

たどり着いたバンドではないんですけどね。



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The Fizzgigs
『Weeeeeeeeeeeee Are The Fizzgigs』
01. Calendar Days
02. Here I Stay
04. Monika
05. Moving Forward
06. Living a Lie
07. Sacrifice Your Love
08. Moon Time
09. Frank Mills
10. End of the World



カナダのカルガリー出身のPUNK ROCKバンド

The Fizzgigsがデビューアルバムである

Weeeeeeeeeeeee Are The Fizzgigs

3/20にリリースしました。

シングルなどさして出さず、

いきなりアルバムを出すバンドは好きだぞ( ´∀`)b


以前、記事にしたFANGZ同様、

このバンドもインスタの広告から見つけました。


確か↑この投稿が広告になってたんだったかな。

インスタなんて今や人の投稿を見る専門だし

自発的な投稿なんて2月のVoVからしてない。

見ないときは2~3日くらい平気で開けないのに

たまにこうして琴線に触れるバンドの

発見があるから侮れない。


そうして新たに発見したPUNK ROCKバンドの

デビュー作であり、1stアルバム、

遅ばせながら聴いていきましょう。



Calendar Days
1曲目から雰囲気は明るく、陽性サウンドが耳を突く。
そういった雰囲気的にはPOP PUNK的でもあるけど
やっぱり根っこにはPUNK魂をしっかりと感じる
PUNK ROCKサウンドを響かせてくれます。
バックコーラスが映えるメロディと、
アップテンポで駆け抜ける心地良いサウンドは
オープニングにはピッタリです\(^o^)/


Here I Stay
今度は掻き鳴らすギターから始まる、
のっけからしっかりPUNK ROCK然としてる2曲目。
ここではコーラスが響くところは少しエモーショナル。
しかし、2分以内に収まった曲の短さは
まさにPUNKそのものですね。


Destiny
動きは早回しなのに、口の動きはちゃんと合ってる
面白いMVが公開されている3曲目。
先述通り、自分とThe Fizzgigsとの出会いの1曲。
ここでもPUNK ROCKサウンドの中にも、
ほんのりPOP PUNKを感じるからこそ、
自分のアンテナに引っ掛かったのかもしれません。




Monika
ガッガッガッガッと、ギター、ベース共に
細かく刻むリフがまさにPUNK ROCKらしい4曲目。
ここではコーラス含め、サビでタイトルを歌うところは
間違いないシンガロングポイントですね。
それゆえのキャッチーさもひとしおです。


Moving Forward
勢い良く叩くドラムから、疾走パートへ突入する5曲目。
アルバムの折り返し地点にきてようやく
疾走感あふれるPUNK感が前に出るサウンドに。
"PUNK"と名乗るなら疾走感は必須だからね\(^o^)/
一旦エモーショナルな雰囲気に落とすも、
ラストはやっぱり走ってくれるのは最高です。


Living a Lie
6曲目は一転、やはり根元は変わらないながら
ややポップ寄りなサウンドを展開しています。
同じワードを繰り返すサビなんかは
キャッチーさが前に出て、耳触り良し。
ラストのインストが少し重めなサウンドになるのも
雰囲気が変わってクールです。


Sacrifice Your Love
ポップな路線から一転、前曲のラストのような
クールなサウンドから始まる7曲目。
しかし、アルバム前半に見たバックコーラスが復活し
クールなPUNK ROCKサウンドに聴きやすさをプラス。


Moon Time
やや不安な始まりだけど、疾走させるフラグが
ビンビンに立ってる8曲目。
このイントロというか、頭のリフというか、
どうしてもThe Offspring"Hammerhead"が浮かぶなw
PUNK ROCKやるなら影響受けてないハズはないだろうしなぁ。
しかもこのHammerheadフレーズ、
曲中に何回も出てきますしねw
もちろん全体はThe Fizzgigsだし、ラストサビ前の
アツいギターソロなんかはオフスプを打ち消す。
でもアウトロでまたHammerheadなのよねw

彼らの公式チャンネルからは、2年前にUPされた
この曲のデモが公開されています。
デモ版だとそこまでHammerhead感はないんだよね。
そういやオフスプの過去作レビュー書いてないな。




Frank Mills
9曲目は僅か1'17"しかない超短曲!
でも、サウンドの雰囲気はポップ寄りで
疾走感はほとんどありません。
そんな曲を1分弱で終わらせるからこそ
PUNK ROCKたる由縁に繋がりますね。


End of the World
ラストの10曲目は最後に相応しいタイトル。
こういうタイトルをメタルコアあたりにやらすと
終末感をガンガンに出してきますが、
こちとらPUNK ROCKバンドですからね。
ここまでと打って変わって、エモーショナルさを
押し出してくるくらいで済んでいます。
だからこそ悲壮感、終末感もなく、
ピアノサウンドも取り入れたエモーショナルさが
むしろ心地良いと感じるほどに。





以上、

The Fizzgigs
Weeeeeeeeeeeee Are The Fizzgigs

でした。

ある種、セルフタイトルとも言える

バンドのデビューアルバムでしたが、

複雑な展開は無縁で、悉くシンプル!

しっかりPUNK ROCKを感じる作品でした。


曲調によってはPOP PUNKらしい部分もあるけど、

やはり、どれも既存のPOP PUNKとは違います。

やっぱり根底にはPUNK ROCKがあると感じる。

公式のFacebookにはBad Religionの他に

Descendentsを挙げてるのがまさにって感じです。

そうでなくても、バンドが公式に

PUNK ROCKを掲げている以上、こっちが勝手に

POP PUNK認定するのも、ね。

全10曲で総尺24分なんてPUNK ROCKそのものでしょう。笑

シングルを出さず、アルバムを出してくるのも

若手とはいえ、しっかりPUNK魂を持ったバンドだと言えます。



3月リリース作品とは言っても

音楽性的に、まだまだ暑い

今の時期に聴くのにピッタリです。

カナダからの新たなPUNK ROCKバンドのデビュー作

The Fizzgigs
Weeeeeeeeeeeee Are The Fizzgigs

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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