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先月末、SOTYからTシャツが届きました\(^o^)/

1st『Page Avenue
2nd『In the Wake of Determination
3rd『The Black Swan

3枚のアルバムの再現ライブを秋口に実施、

そのイベントGhost Signalの限定マーチです。

このライブも、こんな時代じゃなかったら

複数公演やってたのかな(´・ω・`)

でも、マーチがカッコ良かったので買っちゃったw

今年、海外の公式から購入したマーチ、バンドル

色々あったけど、もはや完全にLost Buggageしたのは

If I Were Youの新譜バンドルかな…

7月に発注して、未だに届いてないのコレだけだし(。-∀-)

どうも、トトです。




今年のものは今年の内に!

ってのは各種まとめだけではなく、

下書きを終えた記事も同様です。

ってことで、今回で16枚目となる

過去作レビューといきましょう。

00年代のバンドはまだまだ尽きませんね。

序盤は自分が年代関係なく好きなものを挙げ、

それ以降は、そのバンドとの出会いの1枚や

POP PUNK系を中心に挙げてきました。

今回はPOP PUNKからは離れ、古き良き

スクリーモ、ポスト・ハードコア系を取り入げます。

当時、このあたりのジャンルに数えられたバンドの中で

圧倒的No.1を誇るバンドの、好きな1枚。




SOTY_TheBlackSwan
Story of the Year『The Black Swan』
01. Choose Your Fate
02. Wake Up
03. The Antidote
04. Tell Me (P.A.C.)
05. Angel In The Swamp
06. The Black Swan
07. Message To The World
08. Apathy Is A Deathwish
09. We're Not Gonna Make It
10. Cannonball
11. Terrified
12. Pale Blue Dot (Interlude)
13. Welcome To Our New War
14. Never Let It Go




US産ポスト・ハードコアバンドのStory of the Year

3枚目のアルバムThe Black Swan

2008年、Epitaph Recordsからリリースされました。


アルバム、収録曲が好きなのはもちろん

まずアートワークが好きだわー(* ゚∀゚)


そう考えると、個人的には

死角なしって言えるアルバムなんですよね。

つーか、SOTYのアルバムで死角を感じたのは

最新作のみですがw


そんな自分がSOTYのアルバムの中で

最もお気に入りなこの作品。

改めて聴いていこうと思います。



Choose Your Fate
どこぞで使われた?通信音声のようなサンプリングに
ノイジーなギターサウンドが乗る冒頭。
そのままヘヴィなギターとvo/Danのシャウトから
勢いある始まりを見せるオープニングトラック。
このままヘヴィでミドルテンポに進んでいくと思いきや
突如、疾走パートへと転換します。
そのあとはシャウトと共にブレイクを展開。
一定のテンポ、リズムで展開していくのではなく
転調に次ぐ転調で、良い意味で耳を休ませません。
重さと疾走感を兼ね備えた1曲に仕上がりました。


Wake Up
2曲目は今作最大のヒットを飛ばした"Wake Up"
YouTubeでのMVの再生回数は、実に
1,300万超え!
ここでもヘヴィなギターから始まります。
その後、SOTYらしいエモーショナルさを見せ、
サビに向かって徐々にギアを上げていき、
Wake Up!!
と、タイトルを叫ぶシンガロングパートと共に
テンションも上向くサビで盛り上げます\(^o^)/
こうしてバンド、リスナー共に上がる展開は
SOTYにはなくてはならない要素ですよね。





The Antidote
3曲目は、ライブでの周りのノリに乗せられて
記念すべき初ダイブを決め込んだ思い出の曲。笑
普段ダイブなんて一切しないんですけどねw
ヘヴィながらも縦ノリなイントロから始まり、
シンガロングを交えながら展開していきつつ、
All we need is a reasooon!!
ヾ(*≧Д≦)ノ All we need is a reasooooon!!
と、更なる大シンガロングでサビへと突入する。
曲後半ではギターソロが光り、疾走感を伴いつつ、
ラストサビではアップテンポになり、
モッシュパートへと変貌するという、
ライブでも定番になっていた上げ曲です(*≧∀≦)b

"Wake Up"には遠く及ばないものの、この曲のMVも
再生回数は270万回を超えていて、人気があると
裏付けるには十分な再生数ですね。





Tell Me (P.A.C.)
ドラムに乗せた軍隊の歩行らしきSEから始まる4曲目。
そこにギターが入ってきて、Danの叫びと共に
ヘドバン衝動に駆られるサウンドを叩きつけてきます。
クリーンとシャウトの中間くらいのボーカルで
サウンドはギターを中心に重さがあるものの、
曲調としてはエモーショナルさが前に出る。
Screamo(Scream + Emo)の語源としても
相応しい曲になっているように思います。


Angel In The Swamp
バグったか?と思いように一度止まり、
一気にバンドサウンドを叩きつけて始まる5曲目。
そして2曲続けてエモーショナル寄りか?と思わせつつ
一転、パンキッシュな疾走パートを展開します。
ゆったり静かにエモーショナルに歌うところと、
疾走感のあるサビとのギャップが楽しめる1曲に。
ラストは更にテンポを上げた疾走パートから
ズドンと落とすブレイクダウンで締めるという
テンションMAXで終わるのが素晴らしいな!


The Black Swan
6曲目のタイトルトラックは、
ノイジーなギターサウンドから幕を開けます。
そこからヘヴィでラウドなサウンドで本編スタート。
反してサビは一気にエモーショナルになるんだよなぁ。
しかし、サビの最後のフレーズ
Take to the graaaave!!
でブチ上げて、そのままのテンションで
ラウドに展開していくというアツさが◎
フツーにカッコイイ曲で、タイトルトラックなのに
MVを作らなかったのが謎なくらいですね。


Message To The World
タイトルからしてエモーショナルな7曲目。
そんな予想を裏切ることなく、これまでなく
サウンドもボーカルもクリーンな雰囲気で始まります。
ここまででいちばんエモーショナルさが光る楽曲です。
ギターソロがまた良い雰囲気出しますね。
終盤のエモーショナル+ラウドな展開は、
どことなくLostprophetsあたりの雰囲気も感じる。
アウトロではコーラスからのジャンベ使用で、
民族音楽的な様相を見せて終わります。


Apathy Is A Deathwish
そんな前曲のアウトロから繋がる8曲目。
打って変わって、唸るようなギターから始まります。
SOTY十八番のシンガロングパートも戻ってきて、
サビではテンポアップして、シンガロングにも
より熱が入るような展開を見せてくれます。
イヤホンで聴いてるとより実感するけど、
ブレイクパートで細かくシンバルを叩くドラミングは
イヤホンだと右から左、左から右へと
頭の中をグルグルするような感じがクセになる。笑


We're Not Gonna Make It
9曲目は、エモーショナルではありつつも
サウンドからはどこか前向きな雰囲気も感じます。
それでも1回は転調して、アップテンポで
疾走気味なところを入れてきてくれるのが、
SOTYの良いとこ、好きなとこですねぇ( ´∀`)
しっかりとバンドサウンドを感じられつつも、
エモーショナルさを前に出してくる感じは
しっとり系とはまた違う魅力に溢れてます。


Cannonball
変わって攻撃的なタイトルな10曲目。
こちらもタイトル通り、頭っからヘヴィサウンド
中でもやはりギターが目立つラウド感を
前面に押し出してきますね。
メタル感すらも感じるギターは(* ゚∀゚)イイゾー
ギターソロもこれでもかってくらいハッスルしてますね。笑
サビはエモーショナルさ押しで、
キャッチーなメロディが聴きやすさ後押し。
でもアウトロでメタルメタルしいギターで締める。


Terrified
今作3つめのMV曲は、他の2曲とは違い、
今作唯一のしっとりエモーショナルナンバー。
ピアノとアコギから始まるところから、
至極のエモーショナルさを掻き立てます。
序盤はピアノでの弾き語りバラードとも取れる。
そのあとはバンドサウンドも強まるも、
やはり今作イチの聴かせる曲の雰囲気は崩さず。

こういう曲の方が伸びがちではあるけど、
MVは100万再生超えに止まっています。
SOTYファンが望むのは、こっちではない
っていう可能性があるのは個人的にも嬉しいところ。
この曲も良い曲なのは間違いないけどね。





Pale Blue Dot (Interlude)
1曲目の"Choose Your Fate"と同様、
誰ぞの語りのみで紡がれる約1分のインスト曲。
バックに流れるSEが不穏な雰囲気を醸し出す。
この曲をある種のイントロとして、ラストの曲へ。


Welcome To Our New War
最後らしく、ヘヴィなサウンドながらも
聴かせる系で締めるのかなー…と思いきや!
メタル感バリバリのリフから疾走感を前面に出した
アップテンポな展開へと早変わり!(* ゚∀゚)
今作の中でも最もメタル色は濃いかもしれない。
こういう曲があるからこそSOTYが好きだし、
SUM 41との親和性も感じるってもんよ!
最後に持ってきてくれたのはテンションが上がる
SOTY式のメタルナンバーでした\(^o^)/


Never Let It Go
国内盤にはボーナストラックが1曲収録。
なんかすっげー日本のバンドがやるようなイントロだなw
SOTYっぽくねぇなー(。-∀-)w
アップテンポでカッコイイ感じではあるけど、
SOTYっぽいけど、SOTYっぽくないw
これはボートラになるのも納得かな。





以上、

Story of the Year『The Black Swan

でした。

やっぱSOTYは『The Black Swan』だわー(* ゚∀゚)

こう来るかなーと思いきや、からの転調!

っていう展開が多いのも、聴いてて面白いです。

1stPage Avenueは言わずもがなバンドの代表作。

2ndIn the Wake of Determinationから

今作に見られるようなラウドなメタル感も出てきて

今作The Black Swanで、1stと2ndの良いとこ取り

メタルでラウドでありつつ、

1stのようなエモーショナルさもある。

それでも1stの頃からあるSOTYらしさみたいなものも

損なうことがないってのが『The Black Swan』の良いところ。

M13. Welcome To Our New Warのとこでも言ったけど

SUM 41にも通じる音楽性があるところは、

両バンドのリスナー、ファンを共有できると思う。



リアルタイム世代のバンドとはいえ、

だからこそ遅咲きな自分には後追いで、

そんなSOTYのアルバムの中でも、最初に琴線に触れた今作。

SUM 41Chuckなら、

Story of the YearThe Black Swan

これがサム、SOTYそれぞれのアルバムの中で

個人的にはNo.1に挙げたい1枚です。

そして、どちらも共通してることとして

このアルバムの曲は、ライブではセトリに入らないw

一部の定番を除いて、ホントやらないんだよな( ノД`)w

サムはまだライブ行った回数もそこそこあるけど

SOTYは2回しか行けてないから、

尚更ライブで聴けてないのが悲しいところ。


しかし!ライブでやらなくたって

好きなアルバムには変わりないのです!

Story of the Year『The Black Swan

是非ぜひ、改めてチェックしてみてください。





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