7月8日(水)、Crystal Lakeが

NEW SINGLE『WATCH ME BURN』をリリースしましたね。

シンガロングパートを擁するメロディック寄りな曲でしたが、

Shinyaが見当たらないのは気になりすぎる…



と思ったら、一時休止…

今はしっかり休んで、また戻ってきてほしいですね。


メイントラックがメロディックな代わりに、

カップリングの"DISOBAY"の破壊力w

『Apollo』の際の"Machina"然り、

メロディックな曲を出した時の、カップリングの極悪さよ。

ちゃんとそういうのも作ってくれるとこが良いよねぇ(´∀`*)



そして今作にはResurrection Festでのライブと

World Tourのドキュメンタリーを収録したDVDも付属。

ホント、ここ2~3年のワールドワイドな活躍よ。

こういう活動を是非、継続して欲しいですね。

日本だけに留まることなく

日本がメインになることなく!

どうも、トトです。




さて、それでは

見逃してた新譜のレビューも取り上げたところで

7月のレビューといきましょう。

New Music Fridayである今月初週の金曜日、

まずはこれを書かねば!

と、4月の時点で思ってました。

今年のメタルコアリリースとしては、

これもかなり楽しみにしてた作品の1つです。

日本でCrystal Lakeとも共演したこのバンド




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Bury Tomorrow『Cannibal』
01. Choke
04. Imposter
06. The Agonist
07. Quake
08. Gods & Machines
09. Voice & Truth
10. Cold Sleep
11. Dark Infinite




今やすっかりUKメタルコアの中堅どころ、

Bury Tomorrow 6枚目のアルバムCannibal

当初の4/3から延期を経て、

7/3にMusic For Nationsからリリースされました。

いやー、待った!

NFGはひと月だったからいいけど、

BTは3ヶ月だったのでね…長かった!(。>д<)

ようやく聴けますわー

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Triviumのキイチも取り上げた今作。

キイチは他のバンドの新譜もちゃんと聴いてるのを

SNSを通して発信するマメさも素敵やね(*´ω`*)


そんな、ようやくお目見えした

Bury Tomorrowの新譜、早速聴いていきましょう。




Choke
1曲目はフェードインしてくるギターイントロから
vo/Danielのスクリームとクリーンの
中間くらいの歌唱でスタート
あ゙ぁあ゙ぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙
Choke!!
ってのはシンガロング必須ですね。
そのあと、スクリームと楽器隊が
交互に展開していくパートは個人的にも好きな展開。
サビに入ると、gt/Jasonのハスキーなクリーンと
Danielのスクリームの掛け合いするかのように
こちらも交互に歌う展開や良し。
ドスの効いた低めのスクリームからの
ヘヴィなブレイクダウンもバッチリ搭載!
安定のBury Tomorrow節を聴かせてくれます。


Cannibal
年明けの1月、2つめとなるMVが公開された2曲目は
今作のタイトルトラックとなります。
頭のリフからややエモーショナルな展開だけど
Danielのスクリームが入ってくると、一気に攻勢に。
そしてサビのJasonクリーンでエモーショナルに。
2コーラス目は更にテンポを上げてきます。
こちらも漏れなくBury Tomorrowらしさ溢れる1曲。
ブレイクパート後に一旦、静のパートを挟み、
再びアグレッシブな楽器隊とスクリームで上げる。
最後はJasonのクリーンでエモーショナルに。

MVの再生回数はもうじき100万回に届きます。
現在までに公開されている3つのMVの中で、
再生回数の伸び率はダントツでトップですね。




The Grey (VIXI)
3曲目は昨年の11月末、今作で最初にMV公開されました。
重さ際立つリフから始まり、すぐさまスクリームも。
クリーンが入ってもサウンドはヘヴィなまま突き進みます。
この曲ではJasonのパートも前2曲より多く、
よりメロディックな印象を与えてきます。
もちろんそれだけに止まらず、
ブレイクダウン+スクリームな展開もあり◎

徐々に回転していっているように見えるMVは
モノクロな世界観がクールですね( ´∀`)b
曲のクオリティ的にも、MVで曲を聴いた時点で
安心しきってましたからね。笑




Imposter
やはりリフから始まるのはメタルバンド故か、
今度はそこから疾走パートへと突入する4曲目。
やはりメタルコアならではの
ヘヴィサウンドの疾走パートは上がるなぁ!\(≧∀≦)/
キャリアもそこそこ長くなってきてるけど、
こういう攻め曲を絶えず収録してくれるのが良い。
ズンズン来るヘヴィなリフからの
バスドラ連打のブレイクも素晴らしくcoolです。


Better Below
5曲目は延期前、本来のリリース日であった
4/3にMVが公開されています。
ド頭のドラムのみだとニューメタル感ひとしおだけど
ギターが入ってくるとヌメタ感は消え去ります。
ニューメタルコアなんてものに走らず、
自身のサウンドを貫いているのは非常に好感。
2サビ前のアップテンポになるとこはツボるし、
ギターソロを挟んだあとのラストサビでも、
最後の最後に上げて終わるのも良いです。

にしても……Danielはヒゲない方が良いなぁ。笑

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もともと彼はタレ目がちな英国イケメンだからね。
てか、メンバー全体的にヒゲがちになってるなw
FYSかてw




The Agonist
続く6曲目はイントロから重さに長ける。
そしてその後、イントロを抜けたあと~サビまでの
ギターが好みすぎる!
こういうの大好きなんだよな(*≧∀≦)
ブレイク前のとこからブレイクも含めて。
要はサビ以外のギターがツボすぎる!
サビはJasonが持ってくからね。
今作の中で、個人的にギターに惹かれる曲No.1


Quake
7曲目は今作唯一の聴かせるミドルテンポナンバー。
のっけから静かに歌い上げるJasonが示すように
基本的にはJasonのクリーンが光る曲だけど
Danielがスクリームしてるところは楽器隊も攻めてるし
メリハリがきっちりしてる。
ガッツリ歌ものにならないのも良いですね。
これぞ聴かせるメタルコア。


Gods & Machines
頭っからスクリーム全開で始まる8曲目。
そのあとサウンドの勢いは落とさずJasonクリーン、
再びDanielスクリームと共に攻め、サビでJasonと、
クリーンとスクリームのバランスが良い1曲。
そして満を持してぶちこまれるブレイクダウン!
こういった曲展開で期待を裏切らないのも
Bury Tomorrowが安定してる由縁かな、と。


Voice & Truth
9曲目はドスの効いたスクリームから
鋼鉄なリフと共に走り出す。
アルバム終盤に来て、攻めのアップテンポナンバーは
聴いてる側もダレずに済むからとても良い!
そしてここでもギターソロありで、
そのままアウトロ少し長めで終わります。
vo、gt/vo、ba、dsは結成時から変わらず、
メンバー的にはリードギターのみが変わってるけど
当のgt/Kristanも加入してから7年、
バンド結成からのキャリアの半分を共に過ごし、
こうして今作でも何度もギターソロを任せられてる。
今やすっかりBury Tomorrowメンバーの一員ですね。


Cold Sleep
10曲目もギターイントロからの、疾走パートへ。
いいねぇ、終盤に来て攻めるねぇ( ´∀`)b
サウンドもヘヴィでメタルコアしてて良い。
サビはお決まりのJasonクリーンでメロディックに。
耳に残るグッドメロディを響かせます。
楽器隊→スクリーム→楽器隊→スクリームと、
交互に展開する掛け合いからブレイクダウンで落とす!
最後はやっぱりJasonで締めてきます。


Dark Infinite
ラストは頭っから更に速い!
そして作中イチの疾走パートへ!
やっぱ勢いある曲は上がるわー(*≧∀≦)b
このラスト3曲の流れ最高だな!
サビもアップテンポなままJasonが歌い上げる。
2サビが終わり、含みを持たせて持たせて…
Dark Infinite!!
と、タイトルを叫んでから
ブレイクダウンに突入する流れも良いです。
ブレイク継続、そこに流れるようなリフと
スクリームを交えながらゆっくりフェードアウトしていき
今作を締め括ります。





以上、

Bury Tomorrow『Cannibal

でした。

安心安定

このバンドを聴くと、この言葉を出さずにはいられない。

ホンットに何の不安も不満もなく聴けます( ´∀`)b

しかも枚数を重ねる毎に良くなってない?

Jasonのクリーンは言わずもがなだけど、

特にDanielのスクリームなんて

どんどんバリエーション豊かになってる気がする。

この2人のボーカルの声質からしても、

なかなか他にいないのもバンドの強みかと。



前作も良かったんだけど、今作さらに良くない?

と、アルバムを聴くたびに実感する。

そんなバンドも稀な気がします。

メタルコアバンドだからこそ余計にそう感じる。

自身の音楽性を貫き通して尚、

毎回ベストを更新するようなバンドなんて

それこそ音楽シーン的にも稀な存在でしょう。

過去作レビューする必要なんてないなこりゃ。笑



Crystal Lakeとは、シングル付属のDVDの

ドキュメンタリーの中でも言ってましたが

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2018年にBury Tomorrowのツアーに

ゲストとして呼ばれてますが、

その前に、両者は日本で同じステージに。

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2015年のOUTBURN TOUR

個人的には、この来日がキッカケで聴き出したバンドです。

この時点でバンドは9年目だし、アルバム3枚出てる。

当時最新作だった3枚目Runesから

Bury Tomorrowに入りました。

いつものように、それだってもちろん遅咲きです。

思えば自分が聴き出した時には既にKristan加入後でしたね。

そこからEarthbound』『Black Flameを経て、

6枚目のアルバム『Cannibal』

流行に流されず、自身の音楽性をしっかり確立し、

それでいて枚数を追う毎に良くなってる気さえする。



↑この前のアンケート記事で語ったような

理想型とも言えるバンドですね。

やっぱこういうバンドだと応援したくなりますもん。

2012年の2作目からは、

きっちり2年周期でアルバムをリリースしてるし

おかげで遅咲きの自分ですら

全作品の半分をレビューすることが出来ています。

活動的なバンドとは、まさにこういうこと。

Bury Tomorrowなら、ずっと好きでいられるわ。

そう思わせてくれるものを持ってます。



自分同様、日本でも好きな人はいるんだろうけど

来日回数は2010、2015の2度のみ。

…あれ?5年周期なら今年来んじゃね?

なんて確証がなさすぎる淡い期待も抱きますが

そもそもクソウイルスのせいで

その可能性はほぼ0に等しいのが腹立たしいところ。

そうは言っても、良い作品を生み続けてくれています。

Bury Tomorrow『Cannibal

メタルコアでも聴きやすい方だとも思います。

是非ぜひ、チェック。





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