え、こちとら静岡県民
お茶かけでしか食べたことないですけど?
"お湯"漬けなんて1回も食べたことないわ。
他の静岡県民がどうか知らんけど
ウチの実家は、しっかり"お茶"漬けでしたね。
永谷園の素を使うにしても、
素を使わず漬け物で食べるにしても。
どうも、トトです。
それでは4月分の新譜レビューが終わったので
書くのは2ヶ月ぶりとなる、4月分の
蔵出しレビューと、いきましょう。
今回は
知識足らず系
他ブログ系
惜しい系
物申したい系
の4枚を書いていこうと思います。
それでは上から順番にいきましょう。
まずはこちらから。
01. THE GREAT UNKNOWN
02. Crossing The Rubicon
04. Waltzing off the Face of the Earth (I. Crescendo)
05. modern living….
06. apøcaholics anonymøus (main theme in B minor)
07. the pressure’s on.
08. Reprise 3
09. T.I.N.A.
10. Elegy For Extinction
11. Marionettes (I. The Discovery of Strings)
12. Marionettes (II. The Ascent)
13. satellites* *
14. thē kĭñg
15. Waltzing off the Face of the Earth (II. Piangevole)
自分と同世代の人は知ってる人も多いでしょう。
UKを代表するエレクトロロックバンドのEnter Shikari
6枚目のアルバム『Nothing Is True & Everything Is Possible』が
4/17にSO Recordingsからリリースされました。
まだ6枚目?ってくらい、
音源はけっこう出してるイメージ。
EPとかシングルも多いですしね。
前前作『The Mindsweep』の時は来日もしたし、
国内盤も出たし、作品自体も割と良かったんですが
確か前作はそんなに…と、The Usedみたいな流れw
思えば前作はリリース年も同じだわw
ま、でもThe Usedほどは変わってないんじゃないかな。
Enter Shikariの音楽性的には。
そもそもが打ち込みガンガンなバンドですしねw
むしろそのスタイルを崩さず、今もなお
精力的に活動してること自体は素晴らしいです。
エレクトロコア系のバンドは悉く消えましたからね。
そんな今作は?というと
さすがに初期ほどのバンド感はないものの、
前作よりもちょっと戻ってきた感あるかな?
やっぱ面白いっすよねシカリ聴いてると。
さっき言った来日公演だって行きましたし。
ベースはバンド編成で、ちゃんとボーカルがありゃ
ぶりっぶりのエレクトロミュージックでも聴けますよ。笑
シカリ節!みたいなところもありますしね。
そんな今作で最初に耳を突いたのが
"T.I.N.A."
何だこの90年代の小室サウンド的イントロwwwwww
と、どこか古臭い感じが耳に残りましたw
小室サウンドなのか、当時のアニメ主題歌にも
こういう感じのやつあったような気がすんだよねw
EDM、DJユニット等ではなく、
"バンド"として、ここまでエレクトロミュージックに
傾倒しているのは今やとても稀有な存在です。
是非ぜひチェック。
EDM、DJユニット等ではなく、
"バンド"として、ここまでエレクトロミュージックに
傾倒しているのは今やとても稀有な存在です。
是非ぜひチェック。
01. IX
03. Catastrophist
04. Amongst the Shadows & the Stones
05. Bleed into Me
06. The Defiant
07. Sickness Unto You
08. Scattering the Ashes
09. Bending the Arc to Fear
10. The Ones We Leave Behind
A7X、BFMVと共に新世代の3本柱とされるも
最もコンスタントに活動してるこのバンドが
いちばん人気に欠けるというTrivium
動かなさすぎなA7Xくらいは蹴落としてもいいだろっていうw
音楽性的にも、いちばん安定してる感じなのにね。
音楽性的にも、いちばん安定してる感じなのにね。
今作に関してのBARKSのインタビューでも
こんな嬉しいこと言ってくれてるのにねぇ。
BFMVのMattに心酔してるような阿呆共は
ちゃんとTriviumも聴き、キイチにも心酔しろってんだよな←
ライブの時は絶対に舌を出すお茶目さんなのにw
そんな日本人とのハーフで山口県生まれの
キイチ率いるTrivium、9枚目のアルバム。
4/24にRoadrunner Recordsからリリースされました。
"Bleed into Me"の横スクロールアクションゲーム的な
ビデオが見てて面白い。
キャラ選択にはメンバーいるの笑うわw
他にも個人的なお気に入りは
タイトルトラックの"What the Dead Men Say"
"Catastrophist"、"The Defiant"、
"Bending the Arc to Fear"、"The Ones We Leave Behind"あたり。
やっぱり安心して聴けますね。
キイチが叫ばなくなったり、ミドルテンポの曲が増えたり
そんなこともありましたが、安定してるバンドと言えます。
今作は割と走ってる曲も多くて、
割とアグレッシブさは高いアルバムなのでは?
各メディアのスコアも軒並み上々。
延期になったKNOTFESTでもいいけど、
やっぱりまた単独で来日して欲しいですね。
インタビューの通り、20日間くらいかけて
日本でツアーして欲しいw
Picturesque『Do You Feel O.K?』
01. Necessary
02. ATTN:
03. Swipe
04. Crimes
05. Prisoner
06. O.k?
07. Holding Me Down
08. Glass House
09. Pray
10. Say It Like You Mean It
11. Day By Day
これがホントの蔵出しレビュー。
Equal Vision Recordsに所属するポスコアバンド
Picturesqueが、今作で2枚目となるアルバム
『Do You Feel O.K?』を4/24にリリースしました。
ハイトーンなクリーンボーカルが光る、
美メロ系ポスコアの新星ではあるものの…
惜しい
なーんか惜しいんですよねぇ。
同じタイプで言うならDayseekerやMakari、
Outline In Color、Awaken I Amとか、
こういう系だと思うんです。
でも、DayseekerやOiCみたくコア系の曲があるでも
RoryやAndyのように、惹き付けるほどのボーカルでもなく。
なんか惜しいんだよ!
同系統でいうなら、先月レビューしたEmery Heightsもそう。
でも、ここに挙げた5バンドにあって、
Picturesqueには何がないかって、
耳に残るほどのメロディの良さがない
これ良いな、これ歌いたくなるな、っていう
グッドメロディを自分は感じられなかったです。
美メロではあるけど、グッドメロディじゃない。
だからこそ惜しい!
系統的には気に入る可能性は秘めてるだけに、
そこに引っ掛からなかったのは残念至極。
もちろん、こんなものは"自分"が感じたことで
このバンド、今作を気に入る人もいるでしょう。
既に何周も聴いた上で、こういう結論を出してますが
更に回数を重ねれば、良さが見えてくるかもしれません。
なので、今作でもう追うのを止めることなく、
これからもちゃんと追っていこうとは思います。
ま、そもそもウチで初登場させたバンドだし、
自分も今作で初めましてしたバンドですからね。笑
見切りをつけるのはまだ早い。
PALEDUSK『HAPPY TALK』
1. AO
2. HAPPY TALK
3. Q2
一言いいたいのはこちらの作品。
いや、一言どころじゃ済まないな(。-∀-)笑
4曲収録作のレビューも解禁したので
この作品もレビューする気満々だったんだけどなぁ。
もはや特定のジャンルにカテゴライズするには
相応しくない独自サウンドを展開するPALEDUSK
5枚目となるEP『HAPPY TALK』が、4月28日に
各サブスクリプションサービスに配信されました。
フィジカルは5月9日リリース予定。
まず2015年の1st EPから数えて5年、
今回で"5枚目"となるEPの多さ。
国内のアングラバンドに対しては前ブログから
散々言ってる通り、フルアルバムが欲しい。
しかも前作EPから、今作までシングル3枚も出してる。
それと今作の曲数を合わせれば10曲を超える。
その状態でフルアルバムとして出して欲しかった。
で、4曲収録にも関わらず、
1曲は既存曲"Ligits"の再録版。
バンドにとって、この曲が大切な曲だってのは
ライブ見てりゃ嫌でもわかる。
MC聴いてりゃ阿呆でもわかる。
今やPALEDUSKのアンセムにもなりつつある。
でも"新"譜の曲数を既存曲で減らすんだったら
尚更フルアルバムで出して欲しかったし、
フルアルバムでやって欲しかったってのが正直なところ。
実質、新曲は3曲しかないって、シングルと変わらんやん。
こういうことがあるから4曲収録作品は
レビューするのを避けてきたってのもある。
SAVE ME/SAVE YOU
NO!
9 SMILES
PALE HORSE
シングルでMV化されてる曲はどれも良かった。
もちろん他のカップリングも良かったです。
聴くたびに楽しみになっていったし、
その分、PALEDUSKへの期待値も上がっていった。
今作の楽曲にも文句はないし満足してる。
良い意味で掴ませない転調が正義な"AO"
重さに長けるタイトルトラックの"HAPPY TALK"
疾走感とシンガロングパートが映える"Q2"
再録された"Lights"の良さなんて今さらです。
気に入らない楽曲なんてひとつとしてない。
だからこそ、それらを1枚にまとめて、
今のPALEDUSKを象徴する1stアルバムとして
出して欲しかったってのを心底思う。
曲はどれも良いのに、こういったリリースのスタンスに
満足できないバンドが、個人的には少なくない。
特に国内のバンド。だから洋楽の方に傾倒してく。
こと"アルバム"に関してのみ言えば、
知名度や人気のあるバンドはさすがだと思うよ。
そうじゃないメタルコア系のバンドを中心に、
ここ数年、国内アングラバンド内でもフル作リリースが続いて
すげー面白いシーンになってのになぁ。
時代なのか、バンドのスタンスなのかは知らんけど
国内アングラのフルアルバム出さない流れ、風潮
いい加減、こんなの廃れて欲しいわ。
結成して5年以上経つバンドには
その期間でフルアルバム1枚くらい出して欲しい。
やっぱり4曲収録の作品のレビューやめたろかな。
結成して5年以上経つバンドには
その期間でフルアルバム1枚くらい出して欲しい。
やっぱり4曲収録の作品のレビューやめたろかな。
国内の新譜の4曲収録は特に。
自粛期間を利用して、良い曲ガンガン作ってもらって
年内下半期から来年あたりまで、
フルアルバム出すバンドしかいない
ってくらいの状況になって欲しいもんですね。
ハイ、以上
4月の蔵出しレビュー
でした。
はー…ホンットに……
国内シーンがイマイチ期待できないしたくない理由、
あまり興味を持てない理由の1つを
改めて思い出したような気がしますね。
こういう気持ちになるのも嫌なんですよね(。-д-)-3
だから極力書かないようにしてた
って部分もあるしさ > 4曲EP
アルバム出したいって思わんのかね?今時のバンドは。
思ってら今頃もっとアルバムに溢れてるか。
そもそもEmery Heightsは、それを解禁してもいいくらい
個人的に良さ感じたから、ですしね。
ただでさえ今、世の中クソつまんねーのに
こういうことで気分落としたくないんだよなぁ…
以前どこかの記事に書いたことあるけど
海外のシングルって、そのシングルの先に
EPなりアルバムなりのリリースが決定してて
"先行公開"って意味合いのものが多いじゃん。
日本は単純に"シングル"な場合が多い。
そのあとにEPやアルバムリリースが控えてるワケでもなく
ただただ"単発曲"でしかないっていうのが
昔っから本当に嫌というか、やめて欲しいというか。
そんなにシングル乱発するんだったら、
それを"先行"に留めるか、
ストックして、アルバムまで控えておいて
アルバムリリース以降に公開していくとか。
こういう風に何故しない?できない?もんかね。
それじゃいけない理由って何なんだろう。
もはやベスト盤じゃん、みたいな
シングル曲まみれのアルバムも嫌だけど
シングルの曲数が多ければ多いほど
それがあればアルバム作れるじゃん
って思うバンドが多すぎるのが個人的にはモヤモヤする。
以前どこかの記事に書いたことあるけど
海外のシングルって、そのシングルの先に
EPなりアルバムなりのリリースが決定してて
"先行公開"って意味合いのものが多いじゃん。
日本は単純に"シングル"な場合が多い。
そのあとにEPやアルバムリリースが控えてるワケでもなく
ただただ"単発曲"でしかないっていうのが
昔っから本当に嫌というか、やめて欲しいというか。
そんなにシングル乱発するんだったら、
それを"先行"に留めるか、
ストックして、アルバムまで控えておいて
アルバムリリース以降に公開していくとか。
こういう風に何故しない?できない?もんかね。
それじゃいけない理由って何なんだろう。
もはやベスト盤じゃん、みたいな
シングル曲まみれのアルバムも嫌だけど
シングルの曲数が多ければ多いほど
それがあればアルバム作れるじゃん
って思うバンドが多すぎるのが個人的にはモヤモヤする。
こんなこと思うの、時代についていけてない
老害に片足突っ込んでる自分くらいかもしれませんが。
FAITH
I Can Be Your Hero
CVLTE
EMPTYSCINARIO
と、今年の国内バンド新譜リリースの流れも
良い感じで来てたのになぁ。
まぁ、EMPTYはEPリリース前にシングル6枚も出してますが。
まぁ、EMPTYはEPリリース前にシングル6枚も出してますが。
次にリリースするのはどのバンドかわからないけど
次は本記事で公開できる国内バンドが
出てくることを、大きな期待はせず願ってます。
あ、そーいやこの前見つけた
新たな国内イージーコアが新譜出すんだっけな。
サブスクには来なさそうなんだよな…
フィジカルで買うか。ネットで…
でも、どこも会員登録必須だったのがなぁ…
ICBYHみたいに、会員登録不要で買える
BASEとか使ってくれりゃ楽なのに。
相変わらず、国内はこんな状況ですが、
海外はこの先も変わらぬテンションでお送りします。
既に5/1リリースの作品が3枚あり、
どれもレビュー書けそうな作品でしたからね\(^o^)/
書けなかったらごめんなさいw
書けなかったらごめんなさいw
どうしよっかな。
このまま5月の新譜でUPを続けるか、
溜まったネタをちょっと挟むか、
って、この記事がUPされる頃には
決まってんでしょうけどね。笑
次回がどちらのネタになるか、お楽しみに。
コメント
コメント一覧 (6)
曲の雰囲気もそうですがシングル事に音作りに差があるのでアルバムに纏めると違和感が出てしまうような気がします。個人的には全2作のデジタライズされたドラムの音がちょっと苦手だったんで今回の音作りは割とスッキリしてて嬉しかったです。
LIGHTSの再録もサビのクリーンがちょっと微妙に感じていたのてむしろ嬉しかったです。
ラスサビ前のシャウト裏にリードギターが足されてるのはマジで天才だと思いました。笑
後、paleduskは音源出す度に音楽性が変わっていて、実験的な要素も含んでいるバンドですが、フルアルバムとなると物語性や作風に縛られてそこら辺の強みが失われてしまうような気がするので、毎回音楽性を変えつつも、曲を小出しにしていくスタンスの方がpaleduskにはあってるような気がします。
リリースペース自体はかなり早いですし。
ここからは質問なのですが、管理人さんはa soulless painのような日本語叙情やPXLLYのようなトラップメタルは聞きますか?2バンドともサブスクで聞けるので是非チェックして欲しいです。
最後にもう一つだけ、ものすごい長文になって申し訳ありませんm(_ _)m
トト (toto_not_ba
nd)
がしました
長文でも大丈夫ですよ。
そもそも自分の書く記事そのものが毎回長文なのでw
全曲シングル級!みたいな売り文句でアルバム出すバンドもいますし、そこは特には。
記事にも書いたように、シングルとしてリリースされていたものを、まとめて1枚にしたシングル曲だらけのアルバムなんて自分も嫌です。笑
ただ、それは既に"シングル"としてリリースされてるからそう思うのであって、シングルではなく、前情報(先行公開)もなく、10曲以上収録された"アルバム"としてリリースされたら、どれがシングルかなんてわからなくないですか?
コンセプト作として、1曲1曲が統一された世界観・雰囲気で制作されたアルバムも、
コンセプトなどクソ食らえとばかりに1曲1曲がバラバラなアルバムも、
どちらもこれまでに何枚も聴いてますし、そもそも個人的にはそういったことをあまり気にしないので。何ならバラバラなアルバムの方が聴いてて飽きないので楽しく聴けますね。笑
だからこそPALEDUSKならそういったアルバムが作れるんじゃないかと期待してた部分もありますし。リリースペースは別に早くなくていいので、こちらとしてはやっぱりアルバムが欲しいなと思うワケです。
普段は洋楽メインに聴いてるので、早くて2年、遅ければ3~5年待たされるのも慣れてるので。笑
よほどサウンドが気に入らない限りorよほど歌詞が気に入らない限りは、あんまり日本詞のものは聴きませんね。PXLLYはチェックしてますよー。
トト (toto_not_ba
nd)
がしました
まだまだ新米なワタシではございますが、新たな激しい音楽と出会える情報源としても時々きどおとらくが役立っています。
ひとつ、端的に、わたしの率直な問いに答えてはいただけませんか。
もちろん他のレビューについてコメントしたい気持ちはありますが、欲張ると主題を見失いやすいわたしですので、一点に絞ります。PALEDUSKのレビューについてです。
トトさんの中で、「フルアルバム」とはどういった位置付けなのでしょうか。
正直なところ、リリース形態がアルバムか、EPか、というその、わたしからすれば大差なく思えてしまうところに、そこまでやるかと言わんばかりのお怒り様でして、疑問を隠せずにはいられなかったのです。フルアルバムであることに、一体どういった大きな意味合いがあるのと仰るのでしょうか。
ぜひ、答えていただければと存じます。
トト (toto_not_ba
nd)
がしました
コメントありがとうございます。
時々でもチェックしていただいて嬉しいです。
『アルバム』に関してですが、書こうと思えばひと記事書けるくらい思うところはあるので、長文になってしまいますが、お付き合いいただければと思います。
既に下書きを終えている記事にも、そこに触れているものがあるので、UPされる日を待っていただければと思います。
物凄く単純な話、一度にたくさんの曲を聴けた方が、個人的には楽しいからですね。自分はあくまで"リスナー"です。好きなバンドの曲をたくさん聴けるに越したことはないですから。
もっと色んな観点で言うなら、
まずジャンル関係なく、音楽シーンに於いては『アルバム』というフォーマットがメインコンテンツであること。アルバムを出さずにEPやシングルしか出さないバンド、ミュージシャンよりも、EPやシングルを出さなくても、アルバムはちゃんと出すというバンドやミュージシャンの方が多いと思います。自分以外の音楽ブログさんや音楽メディアも、年末には『BEST ALBUM』を取り上げることが大半で、『BEST EP』なんて挙げる人の方が少ない。そういったところにも、アルバムを出していた方が名前が載りやすく、出しやすくなるとも思います。
トト (toto_not_ba
nd)
がしました
(すみません。案の定、長くなってしまったので分けますね)
あと、あるインタビューで『アルバムはバンドの代表作になる』と言っていたバンドマンもいて、ここに共感している部分もあります。アルバムのクオリティによってはアルバムよりEPの方が評価されるバンドもいますが、そっちの方が稀だと思います。それは上記で書いたような『アルバム』の音楽シーン的な立ち位置もあるでしょう。『アルバム』を作る、リリースすることの意味は、決して小さいものではないということだとも思います。バンドそれぞれに活動指針や、やりたいこと、出来ることが違うのは百も承知です。しかし、だからこそバンドマンとして、音楽でメシを食っていく選択をしたからこそ、良いアルバムを作れてこそ!とも思いますし、アルバムで勝負して欲しいという気持ちもあります。
加えて、自分が音楽にのめり込み出した時、PALEDUSKと同程度のキャリアのバンドでも、海外は今も昔も当然ながら、国内でも1~2枚のアルバムをリリースしていたバンドもいます。数は減りましたが、もちろん今の時代にもそういう国内バンドはいます。それを考えると、5年以上も活動してるのにまだ『アルバム』出さないの?という思いも芽生えます。それはPALEDUSKだけじゃなしに、漏れなく昨今の若手バンドにも言えることですが。
自分も音楽ブログ6年以上やってますが、最初はEPなんてレビューしてませんでしたしね。EPよりもアルバムの方が市場には多いし、好きなバンドもアルバム出してるバンドの方が多かったですしね。EPをレビューするようになったのもここ数年からですし、EPを出すバンドがかなり増えたのもここ数年のようにも感じます。
トト (toto_not_ba
nd)
がしました
そういったことを考えた時に、やはりEPよりもアルバムを出して欲しいという思いが強くなるんですよね。最初に言いましたが、リスナーとしても曲数の少ない音源を聴くより、たくさんの曲を聴けた方が楽しいという部分もありますし。
PALEDUSK自身も、日本だけではなく、海外への意識も低くはないバンドだと思います。その意識の高さがあるのなら何故アルバムを出さない?という疑問も感じますし、自分は普段から海外バンドの方を聴くことが多いので余計にそう感じます。ただ、別に国内バンドばかり槍玉に挙げるワケではなく、海外バンドのEPレビューの際にも、フルアルバムが良かったという旨は何度も書いてますしね。しかし、国内外問わず、大きくなっていくバンドは間違いなく『フルアルバム』を出してますからね。その中にはEPの方が少ないバンドも多いんじゃないでしょうか?ここでもそうですが、デカくなりたいなら何故『アルバム』を出さない?というところにも繋がってきますし。
本日、フルアルバムを出さずに活動を終えてしまったバンドのレビュー記事をUPしましたが、EPリリースのみで終わってしまったことが残念でなりません。
EPやシングルが多発する今の時代に、たくさん音楽を聴いている人なら、そんなリリース形態なんて気にしないのかもしれません。しかし遅咲きとはいえ、アルバムから入り、アルバムを聴き、聴き込んでライブに行く、あのアルバムからあの曲やるかな?というワクワク感などなど……こういったことをしてきた自分にとっては、やっぱり新譜は『アルバム』が良いなと思ってしまうんですよね。一種の老害思考なのかもしれませんけどね。笑
トト (toto_not_ba
nd)
がしました