先日、SUM 41公式チャンネルから

2018年のREADING FESでプレイした

Linikin Park"Faint"カバーがUPされました\(^o^)/

しっかりMikeもゲストに迎えての最高のカバー!

Chesterの追悼ライブでも、Deryckをゲストに迎え

同じ曲やってましたが、ベースがサムでも良い!

いやー、良いもん上げてくれました。

どうも、トトです。



前ブログから軽く言ってはいましたが

過去作レビュー

ようやくここに第一弾が仕上がりました!

簡単にこの記事のことを説明させてもらうと

と言っても言葉通りですがw

基本的に音源レビューは新譜を取り上げてましたが

この記事は過去の作品を取り上げます。

なので、作品はもちろんのこと、バンドも

自分と同世代の人が食いつくようなバンドが出ると思います。

とはいえ、自分も遅咲きなので、

現行バンドの過去盤を取り上げることがあるかもですが。

何にせよ、その年にリリースする新譜ではなく

それより前にリリースされた作品をレビューします。


そんな過去盤レビュー第一弾を飾るのは

この作品!





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SUM 41『Chuck』
01. Intro
04. Angels with Dirty Faces
06. The Bitter End
07. Open Your Eyes
08. Slipping Away
09. I'm Not the One
10. Welcome to Hell
11. Pieces
12. There's No Solution
13. 88
14. Noots
15. Moron
16. Subject to Change





今やカナダを代表するロックバンドとなった

SUM41の3枚目のアルバムChuck

2004年にリリースされ、全米最高10位を獲得しています。

wikiを見てみると

Chuckというタイトルの由来は、アフリカのコンゴでバンドが突然の内戦に巻き込まれた際、バンドを救出してくれた国連職員の名前からである。Chuckに収録されているリード・シングル、We're All To Blameは、コンゴでの出来事にインスパイアされた曲と言われている。

それは知らなかった!∑(・ω・ノ)ノ


自分とサムの出会いの1枚であり、

10周年だった2014年には、



前ブログで、こんな記事も書いてました。

そして昨年は記念すべき15周年!

そのおかげか、今年1月の来日公演でも

『Chuck』15周年を祝うMCがあり、

普段はセトリから外されがちな『Chuck』曲も

何曲か組み込まれた素晴らしいセトリでした。




そうして語り出すと止まらなくなってしまいますが

一応、"音源レビュー"の記事なのでね。笑

レビューしていこうと思います。






IntroNo Reason
アルバムのイントロ、そして本編開始前のイントロとして
低く、怪しげな雰囲気で始まる"Intro"を経て、
All of us believe!!
と、vo/Deryckのシャウトから始まる"No Reason"
その後すぐのhey!! hey!!
シンガロングパートも激アツそのもの!
一時期セトリから抜けていたのが不思議なくらい
バンドの持つ曲の中でも人気の高いキラーチューン!
ここ2、3年で再びセトリに戻ってきましたね。
とはいえ、ここ数年はこのアルバム『Chuck』
リリース15周年記念って意味合いもあるかもですが。
サムの持つ"メタル"な部分も存分に出た楽曲で、
アップテンポでシンガロングパート搭載により、
当然ライブでも鬼のように盛り上がる曲筆頭!
個人的にもサムの好きな曲三指に間違いなく入ります。
初めてライブで聴いたサマソニ2017の時は
文字通り発狂しましたね。笑
あんな気持ちはもう2度と味わえんでしょう。





We're All to Blame
対して、このアルバムの中で唯一
セトリ常連になっているのはこの曲。
All!! To!! Blame!!
の冒頭のシンガロングパートは外せませんね。
と、いうようにこちらも漏れなく、
ライブでは嫌というほど盛り上がる曲ですが
同時に緩急のある曲でもあります。
We want it all with no...
saacrifァァァ───ice!!!
の部分は、最大の盛り上がりポイントでもあります。
そしてラストはしっとり締めるという、
楽曲自体に緩急があるのはもちろんのこと、
これがライブだと更に緩急の幅が広がる為、
ライブ定番となるのも納得します。
彼らのライブも10回くらい見てますが、
この曲をやらなかったことは、たぶんないですね。




Angels with Dirty Faces
"Intro"のような暗い雰囲気で始まりますが、
そのあとのイントロがニューメタルみたい。
しかし、そこを越えればアップテンポで
いつものサムサウンドが響きます。
サビは疾走パートとシンガロングパート、
Now it's got a hold of me
hold of me!!
と、ここも間違いなく上がる!\(^o^)/
サクッと2分弱で終わらせるパンク的なスピード感も
やはりこのバンドの持つ"PUNK"な部分が表れた結果かも。


Some Say
ここでしっとりロックバラード。
この頃からこういう曲もアルバムに組み込み、
MVまで作るのは、今も続いてますね。
ウイイレ……いくつだったか忘れたけど、
PS3本体にCDから曲をインポートして、
それをゲーム内でも使える時があって、
その時『Chuck』から入れた曲の中にこれもありました。
だからすげー耳に残ってるし、印象深いんですよね。
あと"No Reason""Noots""88"も入れたっけな?
こういうシステム、他の色んなゲームにも
是非とも採用して欲しいな。
うーん、曲のレビューじゃねぇwwwww




The Bitter End
この曲こそ、メタラーからも支持も厚く、
またメタルとの親和性がとても高い曲だと思います。
それと言うのも、有識者の間では
Metallica"Buttery"SUM 41
と、言われてるほどの曲ですw
曲の展開はもちろん、タイトルですらも
歌ってしまえば音も似てる"Buttery""Bitter End"
似せて(寄せて)歌ってるかもですけどねw
こんな曲だからこそ、gt/Daveのプレイも光る。
ソロパートはさすがのDave先生を聴かせてくれます。
このアルバムの中での隠れた名曲です。
ライブでは"Master Of Puppets""Enter Sandman"
メドレー的にカバしていた時期もあるし、
やっぱりサムにメタル要素はなくてはならない要素ですね。


Open Your Eyes
続くこの曲も大好きなんですよねぇ( ´∀`)
サム節の光るアップテンポでラウドなサウンド、
そんな雰囲気の曲なのに、サビのメロディが良い。
"The Bitter End"と共に、このアルバムの中盤を支える
キラーチューン2連発!


Slipping Away
再びしっとりタイムな8曲目。
こちらはMVなしのしっとり曲ですが、
ストリングスを取り入れたこれもなかなか良い。
当時のツアーとかは、原曲通りに
ストリングス隊ありでライブしたりしたのかなぁ。
しっとり系と言えど、曲の尺が
"Angels with Dirty Faces"と同程度だからないかw
曲順的にも、半ばインタールード的な立ち位置かな。


I'm Not the One
含みを持たせながら徐々に雰囲気を上げてく9曲目。
最初はサウンド控えめでもアップテンポに、
サビに入ればサム色濃厚な安心感。
所々にシンガロング入るのもさすがのクオリティ。
でもこの曲最大の魅力はブレイクパートかな。
こういうブレイク感はサムにありそうで、
なかなかない要素なので新鮮ではありますね。


Welcome to Hell
M6、M7に続き、密かにテンションの上がる曲が
この2分未満のショートトラック"Welcome to Hell"
イントロのギター掻き鳴らすとこがPUNK感ひとしおで
そんなフラグ通り、疾走感が光るナンバーです。
これもサビのメロディが個人的にもgood!
No one will be listening,
not even when you shout!!
このshout!!のシンガロングパートなんか
どツボすぎてたまりません。


Pieces
"Some Say"と双璧を為す、このアルバムの
2大ロックバラードの内のもう1つがこの曲。
先述の通り、このアルバムの曲自体が
"We're All to Blame"以外、セトリに入らんので
1月の単独で聴けたのは嬉しかったなぁ( ´∀`)
そしてこういったしっとりナンバーでも、
変にゆったりしすぎずにミドルテンポで、
Some Sayも、Piecesも、3分弱で終わる。
こういうところも好きなんだよねぇ(*´ω`*)




There's No Solution
どの曲かはパッと思い出せないけど、
イントロのリフが、どこかLinikin Parkっぽい。
そう聴こえちゃうと、ミドルテンポなのも相まって
この時点での、サム式ニューメタル的とすら思う。
音のヘヴィな部分は言わずもがなですしね。


88
ラストはこの曲"88"
Some Sayのとこで言ったように、
ウイイレにインポートした曲に選ぶくらい、
個人的にも好きな曲です。
イントロからしてもーこの聴き慣れた感よw
最後にこういうアップテンポなサム色濃い曲で
締めてくれるのは最高ですね。
ライブではやることの少なかった『Chuck』曲の中で
メドレー的にというか、曲のアウトロとかに、
この曲のブレイクパートをやってくれるんですよね。
ここのパートがまぁたカッコイイんだよ!
2'03"から聴いてみ?カッコイイから!
そんなヘヴィなパートを経て、2'28"から走り出すとことか
超カッコイイから聴いてみって!←
で、この曲自体のアウトロは余韻たっぷりで
そのおかげで今作唯一の4分超えトラック。
しかし、全13曲で総尺約38分とかいうコンパクトさ!
1つの作品としても文句無しです。


Noots
ここからは国内盤ボーナストラック。
そして、まさにこの曲"Noots"
自分とSUM 41を繋げてくれたキッカケの曲でもあります。
だからボートラ抜きでこのアルバムを語ることはできない。
それはあとで語るとして、ボートラ1曲目。
当時は気付かなかったけど、
珍しい感じのシンセを使ってるのな。
そこにサム安定のクールサウンドを乗っけることで
当時の自分を一撃でノックアウトしてくれたんですね。
確かに『Chuck』の収録曲と比べると、若干だけど
雰囲気が違う気はするし、ボートラなのもわかるけど
ボートラにするには勿体ないくらいカッコイイよ!
と、今聴いても思います。笑


Moron
個人的にはボートラ3曲の中でいちばん影が薄い。笑
でも改めて聴いてみると、リズミカルで面白くて、
シンガロングパートもしっかりあるし、
これもサムには珍しい感じの曲調ですね。
サクッと2分未満で終わるのも良い。


Subject to Change
そしてボートラ最後、国内盤ラストを飾るのは
"Subject to Change"
サムが好きな人なら誰でもわかると思いますが、
これを聴いてて、別の曲が浮かんできませんか?
そうです、次のアルバムUnderclass Hero
タイトルトラックである"Underclass Hero"
サビの部分、メロディはもちろん、歌詞も同じ。
『Underclass Hero』gt/Daveが抜けたあとに
制作された作品で、Deryck自身もインタビューで
この曲はSubject~のリメイク
と、語っているとされています。
曲はもちろん、アルバムとしてもPOP PUNKに
帰依したような雰囲気の作品だし、
彼らのアルバムで最も売れたアルバムでもあります。
ま、だから個人的に『Underclass Hero』
メタル色ラウド色強い『Chuck』はじめ、
そういう要素が強い他のアルバムより劣るんですけどね。笑
オリジナル版である"Subject to Change"の方が
好きだっていうのは言うまでもありません。
是非ぜひ、皆さんも聴き比べてみてください。





以上、

SUM 41『Chuck

でした。

今回、前ブログの頃からほのめかしていた

過去作レビューを初めて書いてみたんですが

良いですね(・∀・)

新譜みたいに聴き込む必要などまるでなく、

これまでに十分聴き込んでる作品だし、

書こうと決めればサクッと書けました。笑

とはいえ、レビュー書く時はいつも

その作品を聴きながら下書きを書いているので

今回、改めてこれをじっくり聴いてみましたが

やっぱ良いな!

個人的には、このアルバムがサムの原点なんだよね。

"Noots"のところで書いたキッカケですが、

当時、YouTubeで色んなMAD動画を見るのにハマってて。

いくら探しても出てこないので消えてると思いますが

images

このドラゴンボールの劇場版

『地球まるごと超決戦』のMAD動画で使われてたのが

他でもない"Chuck"だったんです。

映画の方は当然、遥か前に視聴済みで、

それでも映像と合った曲がめちゃくちゃカッコ良くて。

何て曲だ?!

って調べたのが始まりでしたね。

そこからNootsSUM 41Chuck と辿って

出会ったワケです。

その頃、こんなに音楽聴くようになるとは

微塵も思わなかったですけどねw

まして、その時の曲をやってたバンドが

今や自分が世界一好きなバンドだと言えるようになるとはw


おかげで、こうしてメタル色が強く、

ラウドなサウンドを響かせるアルバム

『Chuck』が、思い入れのある1枚となりました。

Daveはこの作品以降、一時脱退しますが、

今はしっかり戻ってきてますしね。

彼が抜けたあとの『Underclass Hero』も悪かないけど

そのあとからの直近3枚は、自分も大好きです。



ちょうどつい先日、サム公式のTwitterから



2002年という超初期に、

映画(ライミ)版スパイダーマンのサントラに提供した

"We're All About"のことをツイートしてました。

初めて知った!

ラップパート多用でニューメタル感満載ですが、

この曲にゲスト参加しているのが

Slayergt/Kerry Kingってのがまた良いですね。

初期なんてPOP PUNK寄りではあったものの

やはりどこかメタルの香りも漂わせていました。

だからこそのSlayerからの抜擢ってのがさすが。



ちなみに

前ブログの頃から再三言っているように

自分はSUM 41が世界一好きなバンドだし、

そんなバンドのサウンド、作品的にも、

メタル色強い、ラウドなサウンドしてるサムの方が好き

ってだけで、決して

POP PUNKしてるサムが嫌いなワケではない

と、いうことを改めてここに宣言しておきます。


それも、このバンドとの出会い自体が

そういった要素が色濃く出たChuckだったから

っていう部分が大きいからかもしれない。

もし出会いがUnderclass Heroだったら

POP PUNKしてるサムの方が好きになってたかもしれない。

ま、今更な"たられば"話ですけどね。



とはいえ、今はサムのメタルサウンドの柱たる

Daveもしっかり戻ってきて、言うことなし!

Stevoは戻ってきてませんけどね…(  ;∀;)

でも、負けず劣らずのクオリティを誇る

Zummoがいてくれるからいいんだっ!(。´Д⊂)






ってことで、色々と思うところもあり

作品としてのレビューよりも

思い入れ的な言葉も多くなってしまいましたが。笑

過去作レビューするなら、この作品から

ってのは、当初から決めてました。

ライブでのセトリ定番曲は少ないものの、

バンドのメタルらしい部分が存分に出た

SUM 41Chuck

メタルしてるサム、ラウドなサムが好きな人は

必聴必須なアルバムです。

知ってる人も、知らない人も、

是非ぜひ改めてチェック!





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