そーいえばフジのラインナップ第1弾が発表されましたね。

TLに流れてきたのが、公式より先にNMEでしたが

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気持ち良い(悪い)くらいに全てカタカナ

見辛ぇ読み辛ぇ見る気も読む気もなくすわ!

って思うのはワタシだけでしょうか?

ホント、馬鹿に合わせたカタカナ表記やめろよマジで…



その後、流れてきた公式のヤツ

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Eのフォントが若干ムカつくけど

あー、見やすいわかりやすい。

しかし、毎年サマソニもフジもチェックしてますが

やっぱフジは自分の好みでないのを揃えるなぁ。笑

でも、Tame Imparaをヘッドライナーにしたのは

世代交代的にもgood jobだと思いますね。

こういうのは本当に必要だと思う。

ベテラン、ジジィばっかに頼りっきりじゃダメよな。

9月開催予定のSUPER SONIC

果たして誰をヘッドライナーに持ってくるかな?

どうも、トトです。




さて、今回で

3/13リリース作品のレビューは最後です。

そして、3月盤の最後になるかも。

この記事の下書き・編集終わったのが20日ですが

ストックが尽きるので

無事に3月を乗り切れるか不安になってきた…

なんかネタ探してこなきゃ。

そうこう言ってても仕上がったものは

更新しなきゃ始まらない。

ってことで、今回取り上げる作品はこちら!


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Ocean Grove
『Flip Phone Fantasy』

01. Superstar
02. Neo
03. Sense Again
04. Sunny
05. Thousand Golden People
06. Guys From The Gord
07. Shimmer
08. Baby Cobra
10. Sway
12. Freaks




オーストラリア産ニューメタルバンドOcean Grove

3年ぶり2枚目となるアルバムFlip Phone Fantasy

3/13にUNFD Recordsからリリースしました。


先行公開された曲の時点で

チャラさとニューメタル感はひとしおでしたが…笑

前作から3年かけた今作は

どういった作品に仕上がっているのか

早速聴いていきましょう。




Superstar
まずは1曲目、終始サイレンのような打ち込み音に
しっかりラップパートのあるニューメタルを展開。
Ocean Groveがニューメタルとされる由縁を
しっかり感じられる楽曲になっています。
ヘヴィサウンドとグルーヴ感のニューメタルに
寄ったバンドは大いに増えたと思うけど、
こうしてしっかりラップパートを入れるバンドは
まだまだ少ない気がするので、その点でも○


Neo
1曲目から間髪入れずに2曲目をスタートさせます。
走り気味な今作イチのアグレッシブナンバー。
ひとつひとつの単語を叫んでいくのは、
良いシンガロングパートになりそう。
サーモグラフィーで映したようなMVも面白い。
曲の雰囲気的に、最近のPALEDUSKと波長が合いそう。




Sense Again
続く3曲目も、ニューメタル的なグルーヴは感じつつも
既存のニューメタルとは違う感じはひとしお。
アートワークに合った、どこか陽性っぽさも感じる。
ヾ(* ´∀`)ノ セェ~ンスァゲェ~ン
ってサビの歌い方が少し気だるげ。


Sunny
4曲目もまさにアートワークの天気を意識したようなタイトル。
そのせいか陽性ってか……陽気?な雰囲気。
パリピにも刺さるような、ある種の陽気さを感じます。
殺傷能力の高そうな鋭利な爪に、馬鹿みたいなネイル、
馬鹿みたいな携帯のデコのクソパリピ感w
確実に日本のギャル文化からの
インスピレーション受けたみたいな感じ、
これを『Flip Phone(折り畳み式携帯) Fantasy』って付けるとか
なかなかセンスが良くて笑えるなw
今作のタイトル的には、"Sense Again"
"Sunny"みたいのが正解のトラックなんでしょうね。笑
MVもチャラいなw




Thousand Golden People
5曲目はLinkin Park"Breaking The Habit"
始まりの部分をひしひしと感じる冒頭。
そのおかげか、ニューメタル感もカムバックします。
前2曲と打って変わって少し陰性な雰囲気なのも
往年のニューメタルな様相を感じます。
ラップパートもしっかり搭載しているのが○
やっぱりこっち方面の曲の方が良いなぁ。


Guys From The Gord
6曲目ではまた変化球!
ボーカル面はラップパートがメインを占め、
ドラムが光る少しハードスタイルのエレクトロミュージック
ただのチャラ臭ぇ、同じパートを繰り返すような
クソEDMはすぐに飽きるけど、こういうのなら
全然アリ!


Shimmer
青空をバックに崖の上からギター弾いてる画が浮かぶ…笑
そんな画が似合いそうなイントロな7曲目。
そういった雰囲気も相まって、エモーショナルナンバーだけど、
こんなのメジャーバンドにもありそうな曲。
エコー感のあるエモーショナルロック。
なんかこれまでの曲と同じバンドとは思えんなw


Baby Cobra
8曲目は、アコギとエコー増しのボーカルで展開。
ボーカルのふわふわ感すごい浮遊感増し増しで、
しっとりとはまた違う優しい雰囲気の曲。
ゆったりと流れていくので、3分少しの尺も
けっこうあっという間に感じます。


Ask For The Anthem
今作最古参、昨年の2月にMVが公開された9曲目。
またまた打って変わって再びラップパート入りで
今度は軽快なリズムで展開していきます。
サビはクリーンボーカルでエモーショナルに。
なーんかちょっと曲の雰囲気がAiliph Doepaっぽいんだよなw
MVを見ると、そこもちょっとドーパっぽいw
少し古臭さを感じるのが面白い。笑




Sway
10曲目は、イントロがまたラップトラック的な感じ。
しかし雰囲気だけでラップはなし。
インタールード的なショートトラック。


Junkie$
11曲目は再びリンキンっぽいイントロから開始。
ヘヴィにガツンとニューメタルを展開します。
そんなサウンドにらしさ溢れるラップもあり。
やっぱラップありのヌメタ感とても良いな( ´∀`)
こうしてちゃんとニューメタルしてる曲も
MV出してくれて良かったよ。笑




Freaks
ラストトラックの12曲目は
ギターの弾き語りで送るエモーショナルナンバー。
と、思いきや開始から1'42"でバンドサウンドも展開し、
小箱より、大きな会場での方が映えそうな
ギターの浮遊感ありの壮大な雰囲気を醸し出していきます。
アウトロは少し長めに、しっとりギターを響かせつつ
フェードアウトしていきます。





以上、

Ocean Grove『Flip Phone Fantasy

でした。

ニューメタルバンドとはされているものの、

その実、1つのジャンルに囚われない

色んなテイストの楽曲を詰め込んでいましたね。

若手ニューメタル界のWaterparks的な。

型にハマらない多様性は、聴いてて面白いです。


また、今回のアートワークもだけど、

MV見て思ったのは、メンバーの見た目も

完全にイキりDQN的なのがねw

若き頃のAttilaを見てるようなw

AttilaAttilaで色々振り切ってましたがw


調べてみたら、

前作までのメインボーカルが脱退してるんですね。

で、ba/vo.Daleがそのままメインボーカルに。

前作は今作ほどとっちらかってないとこを見ると

こういったところも、今回の作風に繋がったのかも。



昨年、一昨年あたりから

徐々にオーストラリア産バンドを取り上げることが

増えてきましたが、オージーシーン盛り上がってますね。

オージーシーンと言えば、

今やトップクラスの人気・知名度のある

Parkway Driveのアリーナツアーに

まさかのCrystal Lakeが大抜擢!

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ウェンブリー・アリーナでCLがプレイします!

やべー…これはさすがにヤバすぎるだろ……

マジで日本でのライブなんて年1~2回でいいから

どんどん海外でデカくなって欲しいわ。



そんなオージー代表バンドに負けじと、

盛り上がりを見せるオージーの若手シーン。

その中に確実に食い込むであろうOcean Groveの新譜、

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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