前の記事でも言いましたが、タイミング的に

ゲームや映画の記事も続いてしまいましたが

むしろ、それがあったこともあって、

記事の更新間隔がわかってもらえたと思います。

ゲーム、映画の記事が出た次は

確実に音楽の記事を上げますので。

どうも、トトです。



そんなゲーム、映画の記事が落ち着いたので

久々に音楽記事2連続!

6年かけて、あれだけのバンドを取り上げてきた

前ブログがありつつも、世界は広く、

まだまだ取り上げてないバンドが山ほどいます。

1月の蔵出しで取り上げたtricot然り、

そして今日取り上げるバンド然りです。

でも、今回のバンドはtricotのように

まっさらな初めましてバンドではなく、

メインではないけど名前は出したことあるし、

たったの一度きりですが、ライブも見ました。

その後、全く来日しなくなってしまったので、

その1回がこんなにレアになるとは…

ってことで、海外バンドあるあるな

世界的には人気があるけど

日本では忘れ去られてしまっているようなバンド

を、喜怒音楽では初めてメインで取り上げます。




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Hollywood Undead
『New Empire, Vol. 1』
5. Killin' It
6. Enemy
7. Upside Down
8. Second Chances






バレンタインということで、

多くのバンドが新曲を発表した2/14

その日に単発ではなくアルバムをリリースしたのが

ご存知、ニューメタルバンドのHollywood Undead

通算6枚目のアルバムとなります。

しかし、気になるのは

『New Empire, Vol. 1ってことですよね。

wikiを見ると

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こうなってるし、年内にVol.2出すのかな?

これまでもコンスタントに作品を出し続けてるバンドだし

それゆえに目立った休止もなく、

まず、活動し続けてるのが素晴らしいですね。

今の人気や知名度も、その活動に裏付けられてるでしょう。

マスクはしなくなってるみたいですけどね。笑


そんなHollywoodUndeadの新譜、

早速聴いていきましょう。





Time Bomb
さすがの1曲目!って感じで、
ズドンとヘヴィなイントロが上がりますね。
そこからラップパートへ突入し、サビのクリーンが
なかなか良い声してて、現行のポスコアバンドみたい。笑
しかし、やはり曲の全体像を見ると、
Hollywood Undeadらしさが散りばめられています。
いやー、予想外にサビのクリーンが良い感じ。笑
I'm a fxxkin Time Bomb!!
とシンガロング必須なパートでは、叫びながら
ブレイクしてるところとかクールですけどね。


Heart Of A Champion
2曲目では大いにニューメタル感を強めてきました。
前ブログのリンキン好きに薦める記事で
このバンドを挙げた通り、やはりLPテイストは感じます。
コーラスパートなんかは『That' The Spirit』期の
Bring Me The Horizon的でもある。
LPとBMTHを掛け合わせたようなハイブリット感。
個人的に、今作で最初に聴いたのがこの曲で、
これがまた良いじゃん!と大いにハマったのが、
今回のレビュー書くキッカケにもなっています。





Already Dead
3曲目もニューメタルの肝である、"ミドルテンポ"で、
シャウト混じりなラップと共に展開していきます。
初聴はどっかで聴いたことあんなぁ…と思ってましたが
The Word Alive『Violent Noise』に入ってそうな曲なんだ。
と判明すると、TWAが頭をチラついてチラついてw
どこかノイジーなサウンドもまさにって感じw
ラップパートなかったら危なかったですね。


Empire
イントロのヘヴィサウンドからの、ラップパートで
序盤から大いにニューメタルを感じる4曲目。
サビではクリーンボーカルと、加工した声での
タイトル歌うところがシンガロングパートか。
2コーラス目のラップパートは、
若干デジタライズされてる感がPost Maloneみたいね。
そんな打ち込みサウンド多めなニューメタルナンバー。


Killin' It
続く5曲目はラップパートがメインを締めます。
こういう複数ボーカルいて、ラップが出来るバンドは
そのラップすらもバリエーションに富んでて良い。
発狂シャウトするとこなんてFever 333っぽい。笑
バンドだってことを忘れるくらいに、
今作随一のラップトラック。


Enemy
と、思ったのもつかの間。
変わって6曲目はのっけからバンド感ひとしお。
バンド特有のラップパートは健在なものの、
coldrainのアッパーチューンみたいなノリ。
Hollywood Undeadが、こんな勢いに乗った
アップテンポな曲をやるなんて意外だなぁ。
バンド考えたら"らしくない"けど、割と好きです。笑


Upside Down Feat. Kellin Quinn
7曲目はゲストを招いた1曲です。
Spotifyのトラックリストには表記なしですが
Sleeping With Sirensvo/Kellinが参加してます。
ここではしっかり頭からミドルテンポで
ヘヴィなサウンドを叩きつけるお馴染み感。
しかし、Kellinが参加してるということもあってか
曲調としてはエモーショナル寄りですかね。
Kellinパートは彼の声もあって、まさにそんな感じ。


Second Chances Feat. Benji Madden
8曲目も同じく表記がありませんが、この曲では
Good Charlotteの双子Madden兄弟の兄の方、
gt.vo/Benjiが参加しています。
こちらもらしさ溢れるサウンドの中に、
勢いのある一瞬の疾走パートが顔を覗かせていたり、
そしてやはりPOP PUNK好きな自分としては、
Benjiさんパートの耳馴染みがすごい。笑
メロディがキャッチーなのもBenjiを迎えた効果かな?


Nightmare
ラストの9曲目は再びラップパート多めのラストトラック。
なんか聴いてて懐かしいなーって思ったけど、
ラップパートがEminemっぽいのかな?
自分が懐かしいって感じるEminemなんて、
高校時代くらいまで遡るけどw
でも、なんかそのくらいのEminem感じるんだものw







以上、

Hollywood Undead『New Empire, Vol. 1

でした。

持ち前のヘヴィなサウンド、ミドルテンポで

ラップパートを含めたニューメタル感はひとしお。

その中で巧みに色んな要素を混ぜ、

数は少ないけどラップがメインの曲もあり、

そっち方面が好きな人にもアピールできそう。

てか、Hollywood Undeadも当然そうだけど、

この手のジャンルで大成したバンドもいるし、

ニューメタルってメジャーシーン寄りの音楽ですよね。



全9曲で約32分

という、コンパクトにまとまってるのも○です。

全9曲でフルアルバムってのが、

最近言ってるように、ちと疑問に思うところですが

これでホントに年内にもう1枚出るなら

この曲数でも許せますね(何様←



そんなHollywood Undeadの直近のツアーがこちら。

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この組み合わせにIce Nine Killsってのが面白いけど

海外ツアー、組み合わせが至高なものばかりで

毎回毎回、羨ましくてしょうがない( ノД`)



そうは思っても、この組み合わせで

日本に来るワケないので。

年内にVol.2がリリースされることを楽しみに

とりあえず、今回のVol.1を聴いて待ちましょう。






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