アルバムランキングはもちろんのこと、
国内版の為のアニソンランキングも、
とりあえず今期のアニメを見ながら考えてますが
今年は初っ端から
酷ぇ(誉め言葉)なぁwww
この先の春夏秋と、候補が出ないと
すべて今期のものから選出されかねない酷さ(誉め言葉)w
今年のアニソンランキングはどうなることやらw
その酷い主題歌のアニメが、
早くも地上波放送から消えましたw
もう地上波で見れない悲しい( ;∀;)w
どうも、トトです。
さて、今日は久しぶりに
マジメに音楽シーンのネタを取り上げます。
自分が昨年から使い始めたSpotifyは
アニソン関連がまだまだ弱いですが、
Apple Musicと共に、日本ではシェア率を上げている
もう一方のストリーミングツールの話。
しかし、まぁ
今回の記事で挙げるようなものが
日本の方にも流れてくるのはだいぶあとになるでしょうけど。
世界の大企業は、常に先を見据えて動いています。
キてるよー!
ストリーミングにAmazonがキてるよー!
だ、そうです。
音楽ストリーミングによるサブスクが便利だとは言え、
複数のツールを使うなんてことはしないので、
Spotifyユーザーの自分が
Amazon Musicの優れているところなど知る由もありませんが。
昨年1年間、ストリーミングに関する記事も色々書きました。
2019年、自分が使い出したのと同時に
日本の音楽シーンにもストリーミングの動きが大きくなりました。
↑っていう記事も書きましたが、
書いてる間にいつものクセが出て、
反発するような内容になってしまい、
あれ?本来書きたかったことと違うぞ…?
なんてオチになってしまいましたが。笑
その時、書きたかったことも書けることを願い、
今回、このRolling Stone Japanの記事を取り上げました。
それでは読み進めていきましょう。
2020年1月、北米のレコードレーベル各社の幹部は、自分たちの甘い見通しを大目に見てもらえるだろう。このところ、北米における音楽ストリーミングサービスの成長の鈍化が懸念され始めたところだった。もしもこの懸念が現実のものとなり、サービスの転換点が訪れた時、それは間違いなく市場の成熟を示す初期兆候といえる。さらに、商業的な減退の現れかもしれない。
こうして落ち始めてから日本に広がっていく
という、毎度毎度の日本の愚鈍さよ…
日本の音楽シーンってホント鈍間な。
遅咲きのオレと一緒じゃねーか←
それでも2019年は、音楽ストリーミング業界では好調が続いた。Alpha Data(BuzzAngle)による最新の年間レポートによると、2019年の北米における音楽ストリーミング再生回数は7059億回を記録し、前年を1713億回上回った。ちなみに2018年は前年比1577億回増だった。
しかしながら北米のレーベル幹部も、決して安心してはいられない。なぜなら海の向こうに位置するもうひとつの世界最大級の音楽市場である英国では、状況が全く異なるからだ。英エンターテインメント小売業協会(ERA)の速報データによると、2019年に英国内で音楽ストリーミングサービスに費やされた金額は、前年よりも減少したという。2019年、英国におけるサブスクリプションの総収入は前年比1億9090万ポンド(約273億6000万円)増で、その前年の2億1010万ポンド(約301億1000万円)増から下落している。
こういった統一させてないのが読んでて気持ち悪いなぁ。
比較ができねーじゃんよ。
以前、MusicFMのツイートに関する弁明で行われた
PTPのgt/PABLOのインスタライブでの話だと
日本のストリーミング市場の売上は
数百億くらいはあるんじゃない?
って言ってたけど、回数になるとどうなんだろうね。
北米での再生回数 約7,100億回
英国での総収入 約274億
って事実と、PABLOの言ってることを信じれば
再生回数 数百億回 / 総収入 100~200億
くらいなんだろうかね?日本は。
全く根拠はないですが←
ERAのCEOキム・ベイリーは、同データについて「ストリーミングサービスの登録ユーザーが増加するにつれ、一定の成長率を維持するのは当然難しくなってくるものだ」と、冷静な見解を示している。
しかし、英国における音楽ストリーミングサービスが飽和状態に達しようとしているとする見方は正しくない。ERAのデータに基づいて単純計算すると、2019年の英国におけるストリーミングサービスのサブスクリプション総額は10億300万ポンド(約1437億5000万円)で、Spotifyの個人向けプランの年あたり約120ポンド、月額9.99ポンド(約1400円)をベースにすると、現時点でおおよそ840万人の英国民が有料の音楽ストリーミングサービスに登録している計算になる。人口全体(6700万人)の13%に満たない人数で、つまり英国民の8割以上は、Spotifyをはじめとする音楽ストリーミングサービスの有料利用者ではないのだ。
英国の音楽業界における緊急の課題は、やがて米国においても避けて通れない問題となる。つまり、Spotifyがサービスを開始してから11年が経った今なお音楽ストリーミングサービスにお金を使おうとしない大多数の人々を、どう惹きつけるかという課題だ
これ、ちょっと驚きですね。
無料版なんて色々と快適さを阻害するような
有料版を使ってる人が2割以下!
本当に無料版で満足?しているのか、
はたまた日本の頭パッパラパーな連中みたいに、
違法アプリ、違法ツールを使っているのか
ってのは定かではないですけど。
全体の売上が低下していて、その上
有料会員が全体の2割以下とか…
そりゃWhile She Sleepsだってこういうこと言うわな。
そういったものの価値って、本当に落ちましたよね。
音楽でメシ食ってる以上、
曲、作品がないと始まらないってのは大前提ながら
そのスタート地点のものの価値がどんどん落ちてる気がする。
イメージ的な価値ではなく、収入や価格といった
本当に物理的、経済的な現実的な価値の話ね。
これはSpotifyを使い出した自分も大いに実感することですが
やっぱり自分の足でレコ屋に行って、
アルバムを手に取り、2,000~3,000円のお金を出して、
CDという現物1枚買ったものの方が頭に残るんですよね。
結果それが名盤であっても、クソ盤であっても。
大量の音源が聴ける状況にある。
ただのデータなんですよね。
作品も、曲も、アートワーク(ジャケットデザイン)も。
実感はあるけど、実物がない。
だから、提供側も収入源の比率を
音源から、ライブやマーチに移行していった…
否、移行せざるを得なかったのではないか
と、素人目に見ても、そんな気がしてしまいます。
いつぞやにこんなツイートが流れてきて、
魚拓を撮っておいたのを思い出しました。
すげぇわかる
言いたいことが受け手に伝わらず、
いつ頃買ったな、このCDはあのCDと一緒に買ったな、
って紐付けて覚えてたし、ジャケット見て思い出せたりする。
いつダウンロードしたか、何と一緒にダウンロードしたか、
なんて、なかなか覚えてない。 下手すりゃ
あれ?これいつの間にダウンロードしてた?
あれ?これダウンロードしてなかったっけ?
と、ダウンロードしたかどうかすら危うくなることもある。
…これは単なる老化か(。-∀-)
アプリでデータでしか見れてない(聴けてない)ものだと
頭に残るものって異なるよ。
そういうのは物凄く実感としてある。
だから、Spotify1年後の記事にも
CD買ってた頃に比べ、罪悪感を感じていた
ってことも書いたんです。
消費(消化)するサイクルに差がありすぎるもの。
物心ついたときからデジタル盤、ストリーミングが
当たり前のようにあって、そういうものを使って
音楽を聴いている、聴いてきた世代には
たぶん、この気持ちはわからないんじゃないかとも思う。
同じ経験してないんだから、仕方ないよね。
でも、それによって音楽(音源)に対してお金は払わない、
無料(安価)で聴けることが当たり前、
みたいな連中が生まれてるのも問題視されてるじゃない。
サブスクを使うようになったら、
CDの時と同じ感覚で聴き続けられる人なんて
それほどに便利ではあるけど、
ってことで、次にいきましょう。
現行の各音楽ストリーミング・プラットフォームは提供するコンテンツも価格設定もほとんど代わり映えしない、というのが現在の市場に対する一般的な見方だ。最近のサービスのほとんどは、Pandoraの前CEOティム・ウェスターグレンの言葉を借りれば、「5000万曲のセットメニューを用意して検索ボックスを設置し、あとは幸運を待つのみ」というサービスを月9.99ドルや9.99ポンドで提供している。また、InterscopeとApple Musicの共同創業者であるジミー・アイオヴィーンもニューヨーク・タイムズ紙の有名なインタヴューで同様の批判をしている。「音楽ストリーミングサービスはどれも同じ。それが問題だ。」
>> 音楽ストリーミングサービスはどれも同じ。それが問題だ。
これって日本が超得意なヤツじゃんね。
今で言うと、PayPayとかのキャッシュレスのスマホ決済アプリ。
毎度毎度思うけど
馬鹿だよなぁ。
中でも最大の馬鹿をやらかしたのはセブンペイですが。
携帯3社も統合すりゃいいのに、と前々から思ってます。
競合するのは別に悪いことじゃないと思うんだけど
ひとつにまとめた方が、企業的にも
何よりユーザー的にもプラスになると思うんだけど…
これって素人考えなのかしらね。
以前、Spotifyからこんなメール来ましたよ。
既にチケット確保してたから申し込まなかったけど。
新譜も出てないし、SpotifyでGreen Dayは
まだそんなに聴いてないけどなw
でも、このメールが来たってことは
これって無料版だからじゃなく、
プレミアム(有料)会員だから来たのかな?
音楽業界の提供する「プレミアム」ストリーミング・オプションの価格設定は挑戦的すぎると主張している。
Deezer HiFiやTidal HiFi等のHD音質を提供する最近の音楽ストリーミングにおける「プレミアム」オプションは、月額19.99ドルという価格設定がされている。業界標準の9.99ドルというプライスポイントに100%プラスした金額だ。
ところが2019年9月、Amazonは、月額14.99ドルという価格設定でHD音楽ストリーミングサービスに参入した。一般的な有料音楽ストリーミングサービスの月額料金に50%上乗せした金額で、競合他社よりも安い価格設定になっている。
音楽方面は使ってないけど、
今年から動画の方のサブスク使おうとしてて
色々調べながら、まだ使ってないんだけど←
でも確かアマプラ(Amazon Prime Video)って
プレミアム会員だったら、そのまま使えるんじゃなかった?
今、サクッと調べてみたけど
フツーにネットショッピングだけでAmazon使ってて
且つ、プライム会員だった自分と同じような人なら
気軽に使えるような工夫が成されてますよね。
月額500円も、他のとこと比べても安いですしね。
その分、配信されてる動画のラインナップは
他よりもちょっと少ないみたいだけど、
そんなのこれからどんどん増えていくでしょうしね。
現時点で実際に、Amazonの提供するストリーミングサービスには、無料(非オンデマンド)から14.99ドルのHDプランまで、トータル5種類もの価格設定が用意されている。おそらく最も論議を呼びそうなのは、SpotifyやApple Musicが月9.99ドルで提供している全カタログへのアクセスと特典を、月7.99ドルで提供する既存のAmazon Prime会員向けプランだろう。(業界内の情報筋によると、Amazonは既存会員の満足度を向上させつつ競合他社よりも安い価格設定を実現するために、この7.99ドルのプランで音楽業界へ貢献しようとしているのだという。)
でも、これを読んでて思うのは
やはり優先すべきはライトユーザーで
ヘヴィユーザーのことは二の次、三の次…
っていう風に見えるのがなぁ。
↑この記事でも書いたことですが、
っていうことも、少なからず事実としてあるんですよね。
と、今年のグラミー賞主要4部門を独占し、
どこかの記事に使ったことがある。
ライトファンを増やすのは、大きくする為に必要だけど
そっちばっかり注視、注力してたら
サービス、コンテンツとしては弱くなる一方ですよね。
そんなこと思うのは自分だけなんでしょうか?
昨年末、Spotify1ヶ月の記事に追記したんですが、
前までは出ていた
曲数上限到達による、それ以上のダウンロード不可
の通知が、それを追記した時点では出なくなってたんです。
上限に到達しないようなライトユーザーは、
でも、それが出なくなったことで困った人間がここにいるんだよ。
これをSpotify公式に問い合わせても、テンプレ回答しか返ってこなくて
こういう仕様になってたってのも、自分で見つけたわ。
で、Spotifyに限らず、前ブログのアメーバもそうだし
不具合報告、機能要望を出したときに、
こういうアプリ提供者って口を揃えて
定期的にアップデートしろ=最新ver使え
って言い出しますやん?
バージョン上げると使いづらくなるから
敢えてアプデしてねーんだけど?怒
ってことをわかってないのか、
わかってても聞く耳持たずなのか。
個人的には後者だと思ってますが。
デカくなりたい、メジャーになりたい
そうしてデカくなったらなったで、
マナーやモラルを問われるファンが出てくる。
で、結果的にライトな人たちだけが楽しむことになる。
こんなのはストリーミングだろうが、音楽だろうが、
何だってそうなんですよね。
昔っからずーーーっと変わらないことです。
またいつもと同じ結末になってしまう。
Amazonのストリーミングビジネスの将来
でした。
このAmazonの戦略展開が今後どうなるのか見ものですね。
こういう記事を書いたので、少し気になって
現在の配信サービスのシェアはどうなのか調べたところ
顧客満足度トップ3は
KKBOX
Apple Music
うたパス
総合的に見たら、日本はApple Musicがトップか。
でも、意外にも利用者数トップはAmazonが提供する
Prime Musicなんですね。
やはり世界ではまだまだSpotifyが強い。
まぁ、だから自分もSpotify使ってるんですけど。
こっちだとAmasonは3位なんですね。
でも、これが今回の記事で挙げたようなプラン展開で
果たしてシェア率に変動があるのかどうか。
久々にガツッと文字数多い記事を書きました。
いやー、肩凝った(。≡ω≡)-3
しかし、まぁ今後のストリーミングはどうなってくんでしょうね。
これからまたフィジカル方面には戻らないだろうけど
ストリーミングビジネスも頭打ち感があるしなぁ。
商業的に減退はしつつも
今後、数年はまだ安定して使えるんだろうけど、
その先の展開、展望がまだ見えないですね。
それこそ、このAmazonの戦略が功を奏すか否か。
シーンの今後にも要注目ですね。
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さて、今日は久しぶりに
マジメに音楽シーンのネタを取り上げます。
自分が昨年から使い始めたSpotifyは
アニソン関連がまだまだ弱いですが、
Apple Musicと共に、日本ではシェア率を上げている
もう一方のストリーミングツールの話。
しかし、まぁ
今回の記事で挙げるようなものが
日本の方にも流れてくるのはだいぶあとになるでしょうけど。
世界の大企業は、常に先を見据えて動いています。
現状のストリーミングサービスが成長を続けるためには、よりバリエーションに富み、より良く、より安価なサブスクリプション・オプションを提供しなければならない。既にそれらを実現しているAmazonの戦略とは?
キてるよー!
ストリーミングにAmazonがキてるよー!
だ、そうです。
音楽ストリーミングによるサブスクが便利だとは言え、
複数のツールを使うなんてことはしないので、
Spotifyユーザーの自分が
Amazon Musicの優れているところなど知る由もありませんが。
しかし、自分もSpotifyを使い出したことによって、
昨年1年間、ストリーミングに関する記事も色々書きました。
2019年、自分が使い出したのと同時に
日本の音楽シーンにもストリーミングの動きが大きくなりました。
↑っていう記事も書きましたが、
書いてる間にいつものクセが出て、
反発するような内容になってしまい、
あれ?本来書きたかったことと違うぞ…?
なんてオチになってしまいましたが。笑
その時、書きたかったことも書けることを願い、
今回、このRolling Stone Japanの記事を取り上げました。
それでは読み進めていきましょう。
2020年1月、北米のレコードレーベル各社の幹部は、自分たちの甘い見通しを大目に見てもらえるだろう。このところ、北米における音楽ストリーミングサービスの成長の鈍化が懸念され始めたところだった。もしもこの懸念が現実のものとなり、サービスの転換点が訪れた時、それは間違いなく市場の成熟を示す初期兆候といえる。さらに、商業的な減退の現れかもしれない。
ストリーミングの減退に関しては、
少し前から言われてましたよね。
少し前から言われてましたよね。
こうして落ち始めてから日本に広がっていく
という、毎度毎度の日本の愚鈍さよ…
日本の音楽シーンってホント鈍間な。
遅咲きのオレと一緒じゃねーか←
それでも2019年は、音楽ストリーミング業界では好調が続いた。Alpha Data(BuzzAngle)による最新の年間レポートによると、2019年の北米における音楽ストリーミング再生回数は7059億回を記録し、前年を1713億回上回った。ちなみに2018年は前年比1577億回増だった。
しかしながら北米のレーベル幹部も、決して安心してはいられない。なぜなら海の向こうに位置するもうひとつの世界最大級の音楽市場である英国では、状況が全く異なるからだ。英エンターテインメント小売業協会(ERA)の速報データによると、2019年に英国内で音楽ストリーミングサービスに費やされた金額は、前年よりも減少したという。2019年、英国におけるサブスクリプションの総収入は前年比1億9090万ポンド(約273億6000万円)増で、その前年の2億1010万ポンド(約301億1000万円)増から下落している。
北米は再生回数を出してるのに、英国は売上を出すとか
こういった統一させてないのが読んでて気持ち悪いなぁ。
比較ができねーじゃんよ。
以前、MusicFMのツイートに関する弁明で行われた
PTPのgt/PABLOのインスタライブでの話だと
日本のストリーミング市場の売上は
数百億くらいはあるんじゃない?
(コメント欄にて)
って言ってたけど、回数になるとどうなんだろうね。
北米での再生回数 約7,100億回
英国での総収入 約274億
って事実と、PABLOの言ってることを信じれば
再生回数 数百億回 / 総収入 100~200億
くらいなんだろうかね?日本は。
全く根拠はないですが←
ERAのCEOキム・ベイリーは、同データについて「ストリーミングサービスの登録ユーザーが増加するにつれ、一定の成長率を維持するのは当然難しくなってくるものだ」と、冷静な見解を示している。
しかし、英国における音楽ストリーミングサービスが飽和状態に達しようとしているとする見方は正しくない。ERAのデータに基づいて単純計算すると、2019年の英国におけるストリーミングサービスのサブスクリプション総額は10億300万ポンド(約1437億5000万円)で、Spotifyの個人向けプランの年あたり約120ポンド、月額9.99ポンド(約1400円)をベースにすると、現時点でおおよそ840万人の英国民が有料の音楽ストリーミングサービスに登録している計算になる。人口全体(6700万人)の13%に満たない人数で、つまり英国民の8割以上は、Spotifyをはじめとする音楽ストリーミングサービスの有料利用者ではないのだ。
英国の音楽業界における緊急の課題は、やがて米国においても避けて通れない問題となる。つまり、Spotifyがサービスを開始してから11年が経った今なお音楽ストリーミングサービスにお金を使おうとしない大多数の人々を、どう惹きつけるかという課題だ
これ、ちょっと驚きですね。
無料版なんて色々と快適さを阻害するような
制限もあるだろうに
有料版を使ってる人が2割以下!
本当に無料版で満足?しているのか、
はたまた日本の頭パッパラパーな連中みたいに、
違法アプリ、違法ツールを使っているのか
ってのは定かではないですけど。
全体の売上が低下していて、その上
有料会員が全体の2割以下とか…
そりゃWhile She Sleepsだってこういうこと言うわな。
楽曲1つ、アルバム1枚
そういったものの価値って、本当に落ちましたよね。
音楽でメシ食ってる以上、
曲、作品がないと始まらないってのは大前提ながら
そのスタート地点のものの価値がどんどん落ちてる気がする。
イメージ的な価値ではなく、収入や価格といった
本当に物理的、経済的な現実的な価値の話ね。
これはSpotifyを使い出した自分も大いに実感することですが
やっぱり自分の足でレコ屋に行って、
アルバムを手に取り、2,000~3,000円のお金を出して、
CDという現物1枚買ったものの方が頭に残るんですよね。
結果それが名盤であっても、クソ盤であっても。
それが今ではアプリ1つで、
大した手間も、時間も、お金もかけず
大した手間も、時間も、お金もかけず
大量の音源が聴ける状況にある。
ただのデータなんですよね。
作品も、曲も、アートワーク(ジャケットデザイン)も。
実感はあるけど、実物がない。
だから、提供側も収入源の比率を
音源から、ライブやマーチに移行していった…
否、移行せざるを得なかったのではないか
と、素人目に見ても、そんな気がしてしまいます。
いつぞやにこんなツイートが流れてきて、
魚拓を撮っておいたのを思い出しました。
すげぇわかる
言いたいことが受け手に伝わらず、
わざわざ細かく解説して
それでも伝わらない相手に対して
それでも伝わらない相手に対して
いちいちいらん説明までしなきゃいけない
っていう、面倒臭さまで共感できる。笑
CDを一度に10枚くらい買った時って
いつ頃買ったな、このCDはあのCDと一緒に買ったな、
って紐付けて覚えてたし、ジャケット見て思い出せたりする。
Spotify(データ)上で10枚一気にダウンロードしたところで
いつダウンロードしたか、何と一緒にダウンロードしたか、
なんて、なかなか覚えてない。 下手すりゃ
あれ?これいつの間にダウンロードしてた?
あれ?これダウンロードしてなかったっけ?
と、ダウンロードしたかどうかすら危うくなることもある。
…これは単なる老化か(。-∀-)
でも、やっぱり現物としてCDを買っていたときと
アプリでデータでしか見れてない(聴けてない)ものだと
頭に残るものって異なるよ。
そういうのは物凄く実感としてある。
だから、Spotify1年後の記事にも
CD買ってた頃に比べ、罪悪感を感じていた
ってことも書いたんです。
消費(消化)するサイクルに差がありすぎるもの。
物心ついたときからデジタル盤、ストリーミングが
当たり前のようにあって、そういうものを使って
音楽を聴いている、聴いてきた世代には
たぶん、この気持ちはわからないんじゃないかとも思う。
同じ経験してないんだから、仕方ないよね。
でも、それによって音楽(音源)に対してお金は払わない、
無料(安価)で聴けることが当たり前、
みたいな連中が生まれてるのも問題視されてるじゃない。
でも、どんなに大量にCDを買っていた人であっても、
サブスクを使うようになったら、
CDの時と同じ感覚で聴き続けられる人なんて
いないとすら思います。
それほどに便利ではあるけど、
便利なだけではないってことです。
よし!本来書きたかったこと書けた!
ってことで、次にいきましょう。
現行の各音楽ストリーミング・プラットフォームは提供するコンテンツも価格設定もほとんど代わり映えしない、というのが現在の市場に対する一般的な見方だ。最近のサービスのほとんどは、Pandoraの前CEOティム・ウェスターグレンの言葉を借りれば、「5000万曲のセットメニューを用意して検索ボックスを設置し、あとは幸運を待つのみ」というサービスを月9.99ドルや9.99ポンドで提供している。また、InterscopeとApple Musicの共同創業者であるジミー・アイオヴィーンもニューヨーク・タイムズ紙の有名なインタヴューで同様の批判をしている。「音楽ストリーミングサービスはどれも同じ。それが問題だ。」
>> 音楽ストリーミングサービスはどれも同じ。それが問題だ。
これって日本が超得意なヤツじゃんね。
今で言うと、PayPayとかのキャッシュレスのスマホ決済アプリ。
毎度毎度思うけど
馬鹿だよなぁ。
中でも最大の馬鹿をやらかしたのはセブンペイですが。
携帯3社も統合すりゃいいのに、と前々から思ってます。
競合するのは別に悪いことじゃないと思うんだけど
ひとつにまとめた方が、企業的にも
何よりユーザー的にもプラスになると思うんだけど…
これって素人考えなのかしらね。
OC&Cのレポートには、音楽ストリーミングサービス(とパートナーである各レーベル)が今後、消費者からの収入を最大化するために必要な多くのヒントが含まれている。例えば、非ユーザー向けにパーティーやバーベキューの時だけストリーミングサービスを楽しむための「1日パス」を発行したり、ニッチなジャンルを「スペシャルプラン」として特別価格で提供するなどだ。スペシャルプランでは例えば、コアなジャズ・ファンがお気に入りのアーティストのフルカタログを楽しめたり、ジャズ専門の特別なコンテンツを提供したりする。またアーティスト別のスペシャルプランでは、例えばダフト・パンクの熱烈なファンがチケットを先行予約できたり、限定グッズを購入できる。これらは全て、特別な月額料金の追加で提供すればよい。
こういう特典的なものはSpotifyにもあったなぁ。
以前、Spotifyからこんなメール来ましたよ。
既にチケット確保してたから申し込まなかったけど。
新譜も出てないし、SpotifyでGreen Dayは
まだそんなに聴いてないけどなw
でも、このメールが来たってことは
これって無料版だからじゃなく、
プレミアム(有料)会員だから来たのかな?
OC&Cのリサーチからは、あるひとつの企業のみが前出の事項を既に実現している、という明白な事実が読み取れる。その企業とは他ならぬAmazonだ。
音楽業界の提供する「プレミアム」ストリーミング・オプションの価格設定は挑戦的すぎると主張している。
Deezer HiFiやTidal HiFi等のHD音質を提供する最近の音楽ストリーミングにおける「プレミアム」オプションは、月額19.99ドルという価格設定がされている。業界標準の9.99ドルというプライスポイントに100%プラスした金額だ。
ところが2019年9月、Amazonは、月額14.99ドルという価格設定でHD音楽ストリーミングサービスに参入した。一般的な有料音楽ストリーミングサービスの月額料金に50%上乗せした金額で、競合他社よりも安い価格設定になっている。
Amazonすげーっすよね。
音楽方面は使ってないけど、
今年から動画の方のサブスク使おうとしてて
色々調べながら、まだ使ってないんだけど←
でも確かアマプラ(Amazon Prime Video)って
プレミアム会員だったら、そのまま使えるんじゃなかった?
今、サクッと調べてみたけど
無料体験期間はすべてのプライム会員特典が無料でご利用可能。無料体験後は、月500円の月間プランまたは年4,900円の年間プランがご利用可能
フツーにネットショッピングだけでAmazon使ってて
且つ、プライム会員だった自分と同じような人なら
気軽に使えるような工夫が成されてますよね。
月額500円も、他のとこと比べても安いですしね。
その分、配信されてる動画のラインナップは
他よりもちょっと少ないみたいだけど、
そんなのこれからどんどん増えていくでしょうしね。
ストリーミングサービスのプランにもっとバリエーションを持たせた方が良いと提唱してきた人たちは以前から、低価格の限定カタログや単一デバイス限定のオプションなど、非ヘヴィユーザー向けのより安価で多様な価格設定を提供すべきだと主張してきた。ここでもまた、それらを実現しているのがAmazonだ。Amazon Music Unlimitedサービスでは、1台のEchoに限定したプランを月額わずか3.99ドルで提供している。さらにAmazon Primeのユーザーは、追加料金なしにPrime Musicを通じて200万曲へアクセスできるのだ。
現時点で実際に、Amazonの提供するストリーミングサービスには、無料(非オンデマンド)から14.99ドルのHDプランまで、トータル5種類もの価格設定が用意されている。おそらく最も論議を呼びそうなのは、SpotifyやApple Musicが月9.99ドルで提供している全カタログへのアクセスと特典を、月7.99ドルで提供する既存のAmazon Prime会員向けプランだろう。(業界内の情報筋によると、Amazonは既存会員の満足度を向上させつつ競合他社よりも安い価格設定を実現するために、この7.99ドルのプランで音楽業界へ貢献しようとしているのだという。)
Google共々、世界を動かしてるなぁ。
でも、これを読んでて思うのは
やはり優先すべきはライトユーザーで
ヘヴィユーザーのことは二の次、三の次…
っていう風に見えるのがなぁ。
↑この記事でも書いたことですが、
曲数の上限に関してだけ言えば
ライトユーザーに合わせるメリットなんて何ひとつないじゃん。
ライトユーザーに合わせたらヘビーユーザーは不満出るし、
ヘビーユーザーに合わせてもライトユーザーから不満は出ないでしょ。
そんな曲数には到達しねーんだから。
っていうことも、少なからず事実としてあるんですよね。
さらに、↓この記事の時は
スキップレートはスキップしたリスナー全員の平均値でしかなく、中には全ての作品を聴いてくれるコアなファンも存在する。ファンをもっと大事にするべきだ。大多数のリスナーに注力することも分かるが、一つの評価軸で見極めるだけでは、本当に注目するべきな多くの細かいことを見落としているはずだ
と、今年のグラミー賞主要4部門を独占し、
計5冠を達成したBillie Eilishの共同マネージャー
Danny Rukasinは、スキップレートに対し
こういった言葉を出している。
さらにさらに、以前こういったツイートも
どこかの記事に使ったことがある。
手っ取り早くとっ捕まえられるライトユーザー、
ライトファンを増やすのは、大きくする為に必要だけど
そっちばっかり注視、注力してたら
サービス、コンテンツとしては弱くなる一方ですよね。
そんなこと思うのは自分だけなんでしょうか?
昨年末、Spotify1ヶ月の記事に追記したんですが、
前までは出ていた
曲数上限到達による、それ以上のダウンロード不可
の通知が、それを追記した時点では出なくなってたんです。
上限に到達しないようなライトユーザーは、
こんな通知なくても困らんでしょうね。
でも、それが出なくなったことで困った人間がここにいるんだよ。
これをSpotify公式に問い合わせても、テンプレ回答しか返ってこなくて
こういう仕様になってたってのも、自分で見つけたわ。
で、Spotifyに限らず、前ブログのアメーバもそうだし
不具合報告、機能要望を出したときに、
こういうアプリ提供者って口を揃えて
定期的にアップデートしろ=最新ver使え
って言い出しますやん?
バージョン上げると使いづらくなるから
敢えてアプデしてねーんだけど?怒
ってことをわかってないのか、
わかってても聞く耳持たずなのか。
個人的には後者だと思ってますが。
デカくなりたい、メジャーになりたい
そうしてデカくなったらなったで、
マナーやモラルを問われるファンが出てくる。
で、結果的にライトな人たちだけが楽しむことになる。
こんなのはストリーミングだろうが、音楽だろうが、
何だってそうなんですよね。
昔っからずーーーっと変わらないことです。
いかんいかん。
またいつもと同じ結末になってしまう。
ってことで、
Amazonのストリーミングビジネスの将来
でした。
このAmazonの戦略展開が今後どうなるのか見ものですね。
こういう記事を書いたので、少し気になって
現在の配信サービスのシェアはどうなのか調べたところ
定額制音楽配信サービス利用者数は2018年末に1,980万人
利用者数トップはPrime Music
2位 Apple Music
3位 LINE MUSIC
4位 Spotify
2位 Apple Music
3位 LINE MUSIC
4位 Spotify
顧客満足度トップ3は
KKBOX
Apple Music
うたパス
参考サイト
ですって。
総合的に見たら、日本はApple Musicがトップか。
でも、意外にも利用者数トップはAmazonが提供する
Prime Musicなんですね。
対して世界はというと?
参考サイト
日本ほど詳細なものではないですが、
やはり世界ではまだまだSpotifyが強い。
まぁ、だから自分もSpotify使ってるんですけど。
こっちだとAmasonは3位なんですね。
でも、これが今回の記事で挙げたようなプラン展開で
果たしてシェア率に変動があるのかどうか。
久々にガツッと文字数多い記事を書きました。
いやー、肩凝った(。≡ω≡)-3
しかし、まぁ今後のストリーミングはどうなってくんでしょうね。
これからまたフィジカル方面には戻らないだろうけど
ストリーミングビジネスも頭打ち感があるしなぁ。
商業的に減退はしつつも
今後、数年はまだ安定して使えるんだろうけど、
その先の展開、展望がまだ見えないですね。
それこそ、このAmazonの戦略が功を奏すか否か。
シーンの今後にも要注目ですね。
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