↑この記事書いたときも言ったけど

こういうときにそれをポンと出せて

かつ、生活レベルが維持できる金が欲しい…

VOLA見たい…

そういや最近、デスコア界隈も

割と胸糞っぽいキャンセルがありましたね。

なんでこういう時に金出せる富裕層がいないんでしょうね…

って思ったけど、もしかして逆か…?

「金持ちに(アングラ)音楽好きはいない」説?

何にせよ、この記事が上がる頃には

VOLAの方にも、なにか進展があるといいな(´・ω・`)

どうも、トトです。



それでは今年93枚目の新譜レビュー

このバンドをこうして記事にする人なんて

今や自分以外にいるのかね…

そんな自分が、ちゃんと音楽を聴き出してから

割と初期に出会ったバンドで、

それから今日までずっと追ってきています。

なので、かれこれ12〜13年?追ってますね。

そんな長くサポートしてるバンドの最新作です。




20251010_103310
Deaf Havana
『We're Never Getting Out』
01. Life In Forward Motion
02. Carousel
03. Break
04. Lawn Tennis
05. Car Crash
06. Hurts To Be Lonely
07. Frida 1939
08. Dog
09. Cigarettes & Hotel Beds
10. We're Never Getting Out
11. Tracing Lines
12. I'll Be Around





今やJamesMatthewの兄弟デュオとなった

UKのオルタナロックバンドDeaf Havana

それまで制作していたものを撤廃し、

新たに作り上げたという7枚目のアルバム

We're Never Getting Out

So Recordingsから10/3にリリースされました。


作ってたものをぶん投げたってのは

今作のことを色々と調べてたら

向こうのメディアがこぞって書いていたことで

えぇ?!Σ(°ω°ノ)ノ とは思いましたが。

全英チャートで一桁台まで上り詰めたバンドだけど

今回の出来事も然り、

なかなか苦労してるバンドな気がするんですよね。

これまでの活動を見てると(´・ω・`)

何ならJamesは離婚までしたらしいのでねぇ…

それでもこうして作り上げてくれたことは

リスナーとしては素直に喜ばしいです。

何気に今年でバンド結成20周年!

そんな記念すべき年にリリースされた作品

早速、聴いていこうと思います。




Life In Forward Motion
無音のとこからゆっくりフェードインし、
Jamesが静かに歌うところから始まる1曲目。
このまま歌ものオープニングか?と思いきや、
途中からバンドサウンドに切り替わり、
そのまま耳触りの良いキャッチーロックサウンドに( ´∀` )b
バッキングコーラスはお兄ちゃんのMatthewかな?
後半にどんどん大きくなるサウンドを展開しつつも、
終盤はアコギ弾き語り&コーラスで静かな締めに。


Carousel
2曲目も引き続き、しっかりバンドを感じられる
テンポ感も上々のアッパートラックに。
サビに入ると疾走感を感じるほどのテンポ感で
前曲よりも勢いある感じでgood(゚∀゚ *)
ここでもコーラスと共に上がる展開を見せる
高揚感のあるロックサウンドで上がるーヾ(* ゚∀゚)ノ
こういうロックしてるDeaf Havana
久々に聴いた気がするので嬉しいなヾ(* ≧∀≦)ノ


Break
前2曲から変わり、テンポも落として
落ち着いた曲調になった3曲目。
Jamesの裏声が心地良いなー(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
サビではコーラスと共にバンドサウンドに。
少し歌ものよりのミドルテンポなロックナンバー。


Lawn Tennis
アコギを掻き鳴らしながら
弾き語り的なスタートを切る4曲目。
しかし、冒頭からコーラスによる声量は賑やか。
さらにドラムも加えてリズム感も出てきて、
曲調は緩いながらも上がる雰囲気がgood(゚∀゚ *)
こういう時のコーラスの賑やかさは良いよね





Car Crash
タイトル的にはアッパートラックになるかと思いきや
ここも静かなギターと共にJamesが歌い出す5曲目。
Aメロはほぼ弾き語り、Bメロからはドラムも。
その後ろで浮遊感のあるサウンドが響きます。
後半には旋律的なギターとドラムのインストパートに
シンセが混じるサウンドが耳を引きます。
アウトロは少しエフェクトをかけつつも、
ほぼアカペラのような形で締めます。





Hurts To Be Lonely
小さく掻き鳴らすギターから静かに幕を開ける6曲目。
ボーカルと共に曲調も少しリズミカルに。
サビでバンドサウンドと共に縦ノリ感のある雰囲気で、
何気にノれるキャッチーなロックサウンドが◯
Bメロのコーラスパートがまたいい感じに惹かれます。
後半、Matthewのギターが前に出て、
さらにその上にJamesのボーカルが乗ります。





Frida 1939
アコギでのイントロから始まる7曲目。
そのままJamesが歌い出す弾き語りに。
曲調もボーカルもエモーショナル寄りで、
サビからはコーラスと共に歌っていきます。
音数も少なく落ち着いた曲調は、
聴いてて眠気に襲われるほどに心地良い( ´∀` )b


Dog
8曲目はイントロからバンドサウンド回帰。
しかし、そのイントロのサウンドからして
Boston Manorっぽさのあるオルタナロックに。
そもそもどちらもUKでロックしてるバンドだし
こういうところもある種のお国柄かね。
後半の浮遊感のあるボーカルから、
ラストサビ前の叫ぶようなボーカルが印象的Σ(°ω°ノ)ノ

そーいや、この曲と同じタイトルの
チャニング・テイタム主演の映画あったな(´・ω・`)
もう2〜3年も前の映画だし、公開はなくても仕方ないけど
どっかで…というか、アマプラにきてくれないもんかね…


Cigarettes & Hotel Beds
今度は鍵盤サウンドを鳴らしての始まりの9曲目。
開幕はゆっくり、徐々にサウンドに色がついていき
サビで力強い鍵盤と同時にバンドサウンドに。
ほんのり漂うシンセ要素は『Rituals』の頃を思わせます。
曲の進行と共にテンポ感も上がっていき、
いい感じのロックサウンドじみてくるのもgood( ´∀` )


We're Never Getting Out
ノイジーなシンセ、淡々とリズムを刻むドラムと
リズム感に秀でる10曲目は今作のタイトルトラック。
大きく転調しないものの、体を揺らしたくなるリズムに
Jamesのボーカルの後ろにはコーラスも響き、
ある種のダンスナンバーっぽさもあるのが良いですね。


Tracing Lines
リズミカルな曲の次の11曲目は
こちらもノリやすいビートを刻むドラムからスタート。
心地良いテンポ感の耳触り良いロックが(* ゚∀゚)イィゾー
ここに乗るJamesのボーカルが良いのよー
それこそ自分がDeaf Havanaを聴き始めた
2ndの頃を思い出すというかね。
やっぱこういうロックしてるのが好きなんだよねー( ´∀` )
と、改めて実感できる1曲に。





I'll Be Around
ラスト12曲目にきても、
始まりはJamesが静かに歌い出すところから。
そのままスローテンポな歌ものとして展開していき、
コーラス部分を歌うのはMatthewかな?
曲調に反して、ノイジーなギターが耳を突きます。
締めに相応しいエモーショナルナンバー。





以上、

Deaf Havana
We're Never Getting Out


でした。

ロック感が戻ってきた!ヾ(* ゚∀゚)ノ

そんなことを感じさせる1枚でした。

自分がこのバンドを聴き始めたのが

ポスコアからこうしたオルタナロックに変わり、

Jamesがメインボーカルになって最初の1枚である

2ndから聴き始めたのもあって、

このロック回帰路線の作風は素直に嬉しい\(^o^)/


歌ものもあるけど、

そもそもJamesの声や歌い方が好きなので

それを存分に感じられる歌ものだってウェルカム。

M6のサビの感じとかも良いんだよなぁ(* ゚∀゚)

声張って少しハスキーになる感じとか。

コレに関しては、このバンドを記事にするたびに

毎回言ってる気がするけどw


当初、作ろうとしていたものを撤廃した

って言われると、それがどんな作風だったか気になるけど

改めてゼロから作り上げたものがこの作品なら

それはそれで良き1枚だったのは何よりです。

Deaf Havana
We're Never Getting Out


原点回帰と言わないまでも、

その頃の雰囲気を感じられる作風でもあります。

是非ぜひ、ご一聴。





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