2027年までは…と、別でポストしてましたが

負債を賄う為にも、公演を増やさないといけない

そこまでしてバンドを日本に呼んでくれるのは嬉しいけど…

って思っちゃうな(´・ω・`)

例の件で憤り、何か手伝わせてください

なんて言って手を差し伸べたのにやっぱ無理

ってなった無責任な阿呆もいるみたいですしね。

何にせよ、今年の11月で終わりではなく続くのなら

好きなバンドが来た際には迷わず行くのみ(`・ω・´)

それまでは、まずは再始動したnoteに登録するなり



少しでもいさみさんのサポートを皆様も是非。

既にUPされてる会員限定記事も

リスナーからバンドマンまで

知ってて損しない内容のものが出ています。

どうも、トトです。



それでは今年90枚目の新譜レビュー…

今回の下書きを終えたのが10/10

この時点で10月も第2週を迎え、

溜め込んでる新譜を全部合わせれば

100超えるヽ(゚∀。)ノ アヒャヒャ

てか、このままのペースでいくと

今年は改めて聴き返す時間なんて

一切なさそうなのがな…

そうして9月分も終わりが見えてきた

今回取り上げるのは、早いものでウチでも3回目。

今やすっかり常連感もあり、

5月には初来日も果たしたバンドの最新作。




20250926_174254
Dying Wish『Flesh Stays Together』 
01. I Don't Belong Anywhere
02. A Curse Upon Iron 
03. I'll Know You're Not Around
04. Revenge In Carnage
05. Nothing Like You 
06. Surrender Everything 
07. Moments I Regret
08. Empty The Chamber 
09. Heaven Departs 
10. Flesh Stays Together





ハードコアにルーツを持つ

女性ボーカルEmma率いるメタルコアバンドDying Wish

3枚目のアルバムFlesh Stays Together

SharpTone Recordsから9/26にリリースされました。

5月にはBLOODAXEで初来日でしたね。



音楽性的にはもちろん、

やっぱここに呼ばれるのも納得。

となると「メタルコア」って少し違和感なんだよな。

メタリックハードコア

って言った方がまだしっくりくる。


そんなDying Wishも1stから記事にしてきていて

気付けばもう3枚目なんだなぁ。

定期的にアルバムをリリースしてる証ですね。

素晴らしい(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

そんな彼女らの最新作

早速、聴いていこうと思います。



I Don't Belong Anywhere
ボーカルはクリーンから始まるも
準備は万端と言わんばかりに
後ろでヘヴィなリフを掻き鳴らす1曲目。
本格スタートと共に一気に爆発しますヾ(* ゚∀゚)ノ
ヾ(* ゚Д゚)ノ I don't!!
ヾ(* ゚Д゚)ノ belong!!
ヾ(* ゚Д゚)ノ anywhere!!
と、タイトルを何度もシンガロングするとこは
この曲の、今作の、ハイライトとも言えます。
この激アツシンガロングが良いんだよなぁヾ(* ゚∀゚)ノ
嵐の前の静けさって雰囲気でテンポを落としていき
モノローグ的なクリーンを挟みつつ、静かに
...fxxk you
をキッカケにブレイクダウンをぶち込んで終幕へ。





A Curse Upon Iron
前曲からの勢いをそのままに
激走スタートを切る2曲目ヾ(* ゚∀゚)ノ
そこから転調して落とすブレイクダウン!
セオリー通りかつ、本来のブレイクダウンって
こういうもんだよね(* ゚∀゚)b
ブレイクダウンを超えるとクリーンパートになるも、
再びスクリームと共に走り出すヾ(* ゚∀゚)ノ
ガラッと切り替わる妖艶なクリーンパートへ。
そして展開的にも準備は万端!ブレイクダウンへヾ(* ゚Д゚)ノ
シンガロングコーラスを経て
さらにダウンテンポに落として締めます。


I'll Know You're Not Around
3曲目は前曲の勢いを良い意味で殺す、
しっとりしたクリーンボーカルから幕を開けます。
そこから切り替わると曲調も一転、
ハードコアライクのサウンドで攻めます。
シャウトでのバッキングコーラスを従えつつ、
サビではクリーンで歌い上げます。
冒頭と同様の雰囲気のクリーンにヘヴィサウンドを挟み、
ラストはブレイクダウンによるコア締めに。





Revenge In Carnage
4曲目は今作のアートワークを存分に表すMVで、
初っぱなからEmmaがタイトルを叫び、
重さ際立つブレイクダウンから幕を開けます。
そのままモッシュを掻き立てるようなハードコアサウンドを
ゆっくりじっくり展開していきます。
ちょいちょい挿し込まれる鐘の音が印象的。
テンポ感的にはヤンチャさはないものの、
じっくりコトコト煮詰めていくような
全編通してハードコア色の濃い仕上がりに(* ゚∀゚)b





Nothing Like You
前曲のMVのラストはここの歌い出しに繋がります。
そんなハードコアの前曲から打って変わって
全体的にクリーンの比率は増した気がする今作に於いて
そのクリーンを存分に生かした
全編クリーンで送る唯一の歌ものとなる5曲目。
サウンド面は従来通りの重さを出しながらも
やはりほぼ全編に渡るクリーンが印象的。
しかし、ブレイクダウンではさすがに吠えてくれました


Surrender Everything
歌ものから打って変わって
キレキレの攻め感で疾走スタートを切る7曲目。
アツいシンガロングコーラスも戻ってきて、
曲自体の熱量も上がって(* ゚∀゚)イィゾー
Bメロからのベースのグルーヴ感もやべぇ!(* ゚∀゚)
コーラスを聴いてると他のメンバーも
バッキングでスクリームのかませるの(* ゚∀゚)イィネ
そうした咆哮の応酬を経て、
最後にダウンテンポにブレイクダウンをキメこみます。


Moments I Regret
7曲目の始まりはメロディアスな歌もの感。
そのままサビまでクリーンで歌いきったあと、
Bメロからガラッと切り替わり、
Emmaも叫ぶハードスタイルのサウンドにヾ(* ゚∀゚)ノ
やはりサビはクリーンで歌もの感を出しつつも、
からのブレイクダウンをしっかりキメてくるのはさすが。
そのまま余韻あるアウトロでフェードアウトさせて終幕。


Empty The Chamber 
冒頭から頭を振りたくなる
グルーヴ感満点のヘヴィサウンドの8曲目。
そこからシンガロング感満点のコーラス、
からの重く疾走感あるサウンドで攻めますヾ(* ゚∀゚)ノ
そのままブレイクダウンへと流れていき、
隙のないアグレッシブさを展開します。
イヤホンの左→右とギターが鳴ったあと、
ハードコアスタイルのブレイクダウンに
さらにシンガロングコーラスをぶち込んでの締めに。


Heaven Departs
ゆっくり落ち着いたスタートを切る9曲目。
ヘヴィなバンドサウンドと共にクリーンで歌い出します。
しかし、すぐにEmmaもすぐに叫ぶ方に切り替え
叫ぶようなコーラスも交え、ブレイクダウンへと、
アグレッシブな展開へ持っていきます。
そして再びのクリーンパートを経て、
しっかり落とすブレイクダウンへ突入します。
ここでさらにシャウトを入れてのブレイクダウン締め。
途中から同時展開する静かなクリーンが入れ替わる形で
そのままフェードアウトしていきます。


Flesh Stays Together
ラスト10曲目は今作のタイトルトラック。
濃い霧の中にでもいるような
怪しくも落ち着いた雰囲気の始まりに。
Emmaも静かで落ち着いた曲調に合わせて
クリーンで歌うところからスタートします。
ハードコアをルーツに置くバンドとは思えない静けさ。
しかし、サウンド面での重さは随所に出ていて、
その勢いもどんどん増していく感じに。
満を持して落としにかかるブレイクダウンと共に
Emmaも遂に咆哮を上げますヾ(* ゚Д゚)ノ
そこからラストまでは短いながらもコアの時間で
アグレッシブな締めとなりました。





以上、

Dying Wish『Flesh Stays Together』 

でした。

メタルコアとは言っても、

このハードコア由来のサウンド、

メタルよりも

根っこに確かなハードコアを感じられるとこは

やっぱ良いッスねぇ(* ゚∀゚)

しかし、先行でM3のMVで聴いた時に

既にそんな気はしていたけど

予想通りにクリーンパートが増えましたね。

良くも悪くも、多かれ少なかれ、

転換期になりがちな「3枚目」ってところも

多少は影響しているのかいないのか。

でもまぁ転換ってほど大きく変わってはいないし

ハードコア成分もまだまだ健在だし、

比率的にも叫ぶことが極端に減ったワケでもなし。

個人的にも"まだ"大丈夫!←


そんな今年、記念すべき初来日を果たした

女性ボーカルのメタリックハードコアバンド

Dying Wish『Flesh Stays Together』 

ハードな中にも

メロディアスな部分を取り入れた最新作です。

是非ぜひ、チェックしてみてください。

加えて、Rock Soundでのインタビューも見つけ、

↓に載せているので、良ければそちらも是非。





関連記事











彼らがどのようにこのアルバムを作り上げ、世界規模でビジネスを展開するということはどういうことなのかをもっと知るために、ROCK SOUNDはツアー中のボーカリスト、Emma Bosterとギタリスト、Pedro Carrilloに会った。



Rock Sound∶ 今回は『Dying Wish』の内容を拡張するにあたって何か違ったところを感じましたか? それとも、これまでの軌道をそのまま維持しただけでしょうか?

Emma 「普段、レコードを作る時はリリースするのが本当に楽しみなんだけど、今回はもう少し胸に秘めていたかったの。歌詞は以前ほどパーソナルではないけれど、それでも全体的に重厚で、私にとっては違った意味合いを持っているわ。テーマをうまく捉えられたと感じているかな。新しいことに挑戦し、リスクを取ることにも成功したと思う。とても気に入っているんだけど、同時にとても怖いとも感じている。もう少しだけ、自分たちだけの時間があればいいのにと思うわ。」

Pedro「僕たち全員が、同じことは二度としたくないって思って、このバンドを始めたんだと思う。同じ音楽的影響を受けていたからなのか、作曲スタイルが同じだったからなのかはわからないけど、これからはすべてが新しいものにしたかった。それが受け入れられるかどうか不安もあったけど、バンドをやっている以上、『これは僕の芸術だ。世に出す』って言わなきゃいけない。それが僕にとって何よりも大切なことなんだ。」

RS:最初からあなたが体現しているものですよね。1曲目の「I Don't Belong Anywhere」は、業界全体、あるいは少なくともあなたが本来の姿ではない何かになろうとする業界の一部に対する、大きな批判のように感じます。かなり大胆な発言ですが、同時にこのアルバムが何を表現するのかを示す重要な指標でもあります。

Emma「もともと、あれは私たちの権利を奪おうとする右翼のファシストどもへの、大きな「fxxk you」だったの。DIYハードコアシーンにルーツを持つ私たちのバンドにも起因していて、ある程度の成功を収めると、彼らはもう自分たちを欲しがらなくなる。今では、奇抜なギミックやTikTok的なことをやっている他のジャンルのバンドと同じカテゴリーに分類されてしまう。私たちはどちらにも属していないけれど、それでペースを落とすつもりはない。私たちは常に自分たちと自分たちのやっていることを信じているから。」

RS:どちらの場所にも共通しているのは、誰が正しい理由でそこにいるのかがすぐに分かるということです。それは常に単なるレコード収集であって、生き方ではありませんでした。Dying Wishがそういう場所に立っていることを知らないということは、注意を払っていなかったことを示しています。だからこそ、よりヘヴィになることで、それが何を意味するのかを深く掘り下げていくのは、非常に理にかなっているのです。

Pedro「スタジオにいた頃は、決まったやり方があったような気がするよ。上の階で歌詞を書くステーションを一つ、下の階で曲作りをするステーションをもう一つ用意していたんだ。まるでワークショップみたいで、デモを階間で受け渡し、それに合わせて曲作りをしていたよ。僕たちにとって、これが本当にうまくいったんだ。特定のテーマについて書きたいと思ってスタジオに来たら、彼らはそれを見て、それに沿った曲を書いてくれたよ。エマはとても詩的な書き方をするんだ。まるで物語のようだけど、僕は全く逆なんだよね。インスピレーションが湧かない時は何も書きたくないんだけど、彼女は何日でも書けるんだ。でも、何かが出てきたら、『よし、これをブレイクダウンに使おう』とか『これはこの難しいパートに使おう』って感じかな。」

Emma「結成当初から、ペドロがヘヴィなワンライナーを担当してくれていたの。例えば、『I’ll see this message with my blood and a bullet (このメッセージは、血と弾丸で受け止める)』は彼の担当だった。だから、もっと一緒に仕事をする必要があると気づいたのはその時だったと思う。そして、今では本当に完璧な状態になったと感じているわ。お互いのリズムを見つけ、それが私たちをより良いバンドにしてくれたの。」

RS:このレコードの特徴は、完全な孤独に直面している時、悲しみを分かち合えることで、それが楽になるということです。それに、ここでは何の解決策も提示されていません。まさに暗澹とした状況です。過去にはおそらく正反対の音楽を作ってきたと思いますが、このような形で向き合うことにはどのような意味があったのでしょうか?

Emma 「私はニヒリスティックな人間ではないわ。でも残念ながら、アートは残酷なほど正直であるべきなのよ。私は常にとても楽観的で、解決策を模索し、世界の人々は変わることができると信じてきたけど、今ではアートを創作するときに、その感覚をあまり感じなくなってしまった。『Symptoms Of Survival』(2023) には、「これが今起こっていることで、こうすれば変わることができる」と訴えかける曲が確かにあった。そして、その感情の多くは今も真実であり、私の気持ちを反映しているけど、「Flesh Stays Together」は、『Symptoms…』で説いていたことを実践しなければ、私たちはどうなるのかを反映するものになるでしょうね。このアルバムは、私たちが行動を起こさなければ、どうなるかという未来を象徴していると思う。私がインスピレーションを受けたのは、Lamb Of Godの『Ashes Of The Wake』。このアルバムを制作する直前に、このアルバムの20周年を迎えたんだけど、何度も聴きながら「どうしてこんなにも過激な解釈が飛び交っているんだろう」と考えていたわ。 「今、何が重要なのか?」と問いかけること。それが私がやりたかったことなのよ。」

RS:今、何が起きているのかを気にせず、中立でいることが簡単にできてしまう時代だからこそ、自分の信念のために立ち上がることが、より一層重要に感じられます。良い意味でも悪い意味でも、多くの注目を集めることにもなりますが、自分にとって正しいこと、そして周りの人にとって正しいと感じられることをしているという確信を持つことが、本当に大切なのです。

Emma「私たちがいつも話し合っているのは、私たちとは違う考えや意見を持つ人たちを受け入れることが大切だということ。そういう人たちがそう感じながらも、私たちの音楽を楽しんでくれることに心を開いているわ。いつか私たちのメッセージが響く日が来るかもしれないから。あるいは、聴いて、違う考え方をする人がいると受け入れてくれること。それはそれでいいと思ってる。でも、アーティストとして、常に強い意見を持っているというバッジを背負っていくのは、確かに重い責任なのは間違いない。それを嫌う人もいれば、愛してくれる人もいる。責任は重いけど、私は何かを主張しないアートを作りたいと思ったことはないわ。私たちはハードコアのバックグラウンドを持っていて、私たちの世界のバンドは常に何らかの形で政治的だと。それなのに、他に何か話すことなんてある?」

Pedro 「アメリカで褐色人種、クィア、あるいは女性として生まれ、生きていると、どうしても他人の目を通して政治的な方向性を捉えてしまうんだ。典型的な白人は褐色人種を見て、その人の信念について先入観を持つことがある。それが逆転したり、そうでなかったりすることもあるよ。ハードコアシーンで育つと、学校では学べないことを学ぶことができる。歴史書では省略されがちな倫理や政治的側面を学ぶんだ。これは僕たち自身の問題だけど、外の世界は本当に恐ろしいものだよ。だから、僕たちはそれに対抗するために、より良い人間になろうと努力すべきだと思うんだ。僕にとってこのアルバムは、今起こっていることのスナップショットだけど、だからといって僕たちが人類として失敗しているわけではない。僕たちが今いる地獄のような状況の中にも、小さな果実や花をまだ見つけることができるんだよ。」

RS:ヘヴィミュージックにおいては、敗北主義に陥りやすい面もあります。和解の申し出は往々にして無視され、それは今もなお続く懸命な努力を台無しにしてしまうのです。そして、そのせいで、あなたは代理で加担しているようなものです。特に今、これほど多くの観客の前で演奏している時に、変化は可能であることを示さないことは、『Dying Wish』の理念に反するだけでなく、役に立つどころか、むしろ妨げになると思います。

Emma 「この話はいつもしてるの。ポートランドで30人の前で演奏する、くだらない小さなバンドを始めた頃は、まさか5000人収容の会場で演奏して、私たちの歌を聴いてくれる人がいるなんて、夢にも思わなかったわ。信じられない。でも、もし自分が耐えられないと思ったら、とっくに辞めてたと思う。これは常に私を巻き込むものだけど、私は普通の人間のまま。ある意味、私たちはこんなことを望んでいたわけじゃないけど、規模の大小に関わらず、ライブを止めたいとは思わない。でも、ポートランド出身だから、私たちは今の私たちなの。私たちのシーンはすごくラディカルで、どこへ行ってもその思いを胸に生きているの」

RS:あなたはあらゆる面で妥協を許していませんね。それは、あなたが扱っているアートワークやビデオの厳しさにも表れています。それは、バンドがティーンエイジャーの頃、見たこともないようなものをリリースしていた時代を物語っています。親に買ってほしいと頼んでもダメと言われ、別の方法で手に入れるしかなかった。衝撃的ですが、そうあるべきだからこそ、そうあるべきなのです。昔ながらの慣習を現代的な解釈で生き生きと保っているのです。

Emma「特にアートワークに関しては、一部の人が不快に感じていたわ。彼らはバンドの文脈を全く理解していないと思う。スクロールして、気に入らないものを見つけて、それについて意見を言っただけよ。それはそれで構わないけど、なぜこうしたアートワークが作られ、どのようにしてそうなったのかという文脈は、私があの写真を見て『私もこう感じている』と思ったから。まるで息が詰まるような感覚よ。毎日私たちのフィードで子供たちが吹き飛ばされてバラバラになっているのを見ているのに、『これは暴力的だ』と言う人がいるなんて信じられない。でも、これはやりすぎだと思わない?」

Pedro「人は怒りたいことを選んで戦う。世界中で起こっている政治的、社会地理学的な出来事よりも、アメリカのメタルコアバンドに怒りをぶつける方が楽だ。スマホの近くにあるものなら何でもいい。いつも思うんだけど、より残酷なアートは、たいてい、その作品に最も共感する人から生まれる。このアートワークの女性は窒息死させられているけれど、それを作ったのは女​​性だ。制作当時も女性がいた。黒人アートも同じだ。黒人アートは、見る人に不快感を与えるために存在する。なぜこんなことが起きているのか、疑問に思わせるために存在するんだ。」

Emma「怒りの向け方が間違ってるよね。」

RS:皆さんが心から愛しているアルバムを携えて、これからの未来を見据える上で、最も注目すべきは、『Dying Wish』が持つ重みです。それはあなた自身だけでなく、これまであなたを見つけてきた人たちにとっても大きな意味を持つものです。現時点で、この二つの言葉はあなたにとってどんな意味を持つのでしょうか?

Pedro「この活動には恐ろしいことがたくさんあるけど、重要なのは、そうした恐ろしいことが、最終的には人生にとってプラスになるということだよ。僕たちはこのプラットフォームに立つことを計画していたわけではなく、様々なことについて自分たちの考えを知りたいと思っているけど、これは僕たちに負えない責任ではないと思っているよ。僕たちはただ自分らしくいるだけなんだ。もし僕たちの行動が人々に脅威を感じさせるなら、それは彼らの責任だよ。僕たちの立場、私たちの意見の一致点を僕は知っている。もちろん、表面的には憎しみに満ちた言葉が聞こえるかもしれないけど、そのすぐ下には、僕たちの本質が見えているはずだよ。」

Emma「個人的な話になるけど、よく『Dying WishのEmma』って言われるの。本当にそれが私のアイデンティティなのよ。最近結婚して、家族がいて、そこに未来があるってことがわかって、すごく良くなったの。でも、今のパートナーに出会う前は、Dying Wish以外の未来なんて想像もしていなかったわ。Dying Wishは私の中の大きな一部で、長年、友情、家族、誕生日パーティー、結婚式、赤ちゃんの誕生などを犠牲にして、自分のすべてを捧げてきた。これが私の人生なの。私たちは6、7年、これをフルタイムでやっているけど、どんどん忙しくなってきているわ。」