Ice Nine Killsの新曲、マトリックスに続き

今度はジョーカーだぁぁあああ!(* ゚∀゚)

ジョーカーに扮したおかげで曲調もそれっぽく、

群衆の後ろの方はCGっぽさもあるけど、

何よりMV見ると規模感がやべぇなw

アルバムのアナウンスはまだされてないけど

次作でさらに跳ね上がるのでは?

いよいよもって日本には呼べなくなるな(。-∀-)

どうも、トトです。



それでは今年89枚目の新譜レビュー

ウチでも取り上げるのは2度目となります。

そういえば、前作から今作までの間に

HYDEを中心としたレーベルVAMPOSE傘下?の

海外アーティストの日本での活動を支援するという

Vamprose Management Agencyと契約してましたね。

その中で既に来日を果たしたSoftspokenやら

今回のバンドと同じドイツの

Samurai Pizza Catsなどの名前もあったりして、

少なからず日本との繋がりができたのは何より。

そんなバンドの最新作を取り上げます。




20250926_174420
From Fall to Spring『Entry Wounds』
01. Init
02. Chacing The High
03. Cast Away
04. Blood
05. Control
06. Pieces
07. Come Alive
08. Take The Pain Away
09. I Won't Back Down
10. Simulation.exe





Philip&LukasWilhelmツインズ率いる

ドイツのニューメタルバンドFrom Fall to Spring

2枚目のアルバムEntry Wounds

Arising Empireから9/26にリリースされました。


前作はDeluxe盤も出ましたが

以降にもシングルを数枚、

そして晴れて2枚目のリリースとなりました。

今年は既にニューメタル/オルタナメタル盤が

けっこうな豊作でもあるので

果たしてそこに食い込めるか否か

早速、聴いていこうと思います。




Init
Please enter credentials to continue
続行するには認証情報を入力してください
Initializing 初期化中
Verified 認証済み
と、システムの起動を告げるような27秒で
今作のオープニングとし

Chacing The High
そこからシームレスに繋がり
ヘヴィなサウンドと共に始まる2曲目。
まずはゆったりとしたクリーンボーカルから始まり
バッキングで一発吠えてからのサビへ。
裏声で歌うパートにグッとくるねぇ(* ゚∀゚)b
サビの最後にタイトルを高らかに歌って締めます。
クリーンボーカルのがメインを張った展開で、
サウンドの重さはあっても、印象としては
ポスコアの方が前に出たような1曲に。





Cast Away
再びクリーンから始まる3曲目は
警報音と共にブレイクダウンで勢い良くスタート。
ここではしっかりラップボーカルも展開し、
サウンドの重さと共にニューメタル感もひとしおに。
そして、ここでもサビでは裏声じみたボーカルも◯
シャウトと共にブレイクダウンとこもあり、
ここは完全にコア系バンドですわ(* ゚∀゚)b





Blood
バンジョー的な弦楽サウンド?からの
スクラッチサウンドのあとはヘヴィサウンドを
ぶち込んで幕を開ける4曲目。
ボーカルもラップから始まり、
ニューメタル然としたサウンドかと思いきや
テンポアップしてアッパー展開にヾ(* ゚∀゚)ノ
そして、Bメロは最初からアップテンポで、
捲し立てるような早口ラップパートは
Falling in ReverseRonnieを彷彿とさせますね。
反面、サビは少しテンポを落としつつ
クリーンによるメロディアスなのはAメロ同様。
サウンドも落ち着かせ軽快なラップを繰り出し、
ボーカルを刻みながらテンポアップからの
このへんはPendulum的なエレクトロロック感。
ラストサビはアップテンポに切り替わり、
締めはブレイクダウンでガッツリ落として終幕。
ニューメタルというにはテンション高めですが
そのアッパーさだからこそ上がるヾ(* ゚∀゚)ノ


Control
レトロゲームのようなSEから始まる5曲目。
ラップトラックじみたラップパートから幕を開けます。
サビはクリーンの定番でも、ここでは後ろで
おーおーコーラスが響きます。
Bメロも再びラップトラックじみた展開で、
再び高速ラップパートもあってgood(゚∀゚ *)
前曲の勢いある展開から曲調もミドルテンポに落ち着き、
ニューメタル感もひとしおに。
おや?これは上がるか?という雰囲気通り
後半はテンポ感共々、前曲のようなアッパーサウンドで
ドラムも走るアグレッシブな展開にヾ(* ゚∀゚)ノ





Pieces
イントロらしいイントロもなしに、
こちらも軽快なラップパートから始まる6曲目。
サビはクリーンによるメロディアス展開と
ここでもニューメタルらしさを踏襲しています。
変に捻ることなく、クリーンパート多めであり、
少しメロディアスさの方が勝る印象なので、
ニューメタルってよりもオルタナメタル、
オルタナメタルってよりポスコアな雰囲気。


Come Alive
再びゲームサウンド的なものから始まり
早くもブレイクダウンでスタートを切る7曲目。
ここもまずはラップから幕を開けますが
合間に挟まるギターが(* ゚∀゚)cool!
そんなヘヴィなギターと共にクリーンに切り替わり
そのままサビもクリーンを継続します。
後半にはギターソロを取り入れ、
クリーンとシャウトを絡めつつの
しっかり落とすブレイクダウンでは
途中、少しテンポアップしリズミカルに。
ラストのブレイクダウンでは
タイトルを含めたシンガロングパートもあり
最後に早口ラップで締めるのも(* ゚∀゚)イィネ





Take The Pain Away
8曲目はラップ調クリーンからクリーンに
サビ前にラップを繰り出します。
シンセがちょっとBMTHっぽさある感じも。
後半はラップボーカル→シャウトからの
ブレイクダウンのコア展開になりつつ、
さらにラップを挿し込む展開はgood(゚∀゚ *)
アウトロはおーおーコーラスをバックに
タイトルを繰り返し歌っての締めに。





I Won't Back Down
初っぱなタイトルを叫んでスタートする9曲目。
冒頭の段階ではゆったりしていたものの
本格スタートしてからはモッシュを誘発させるような
アップテンポなサウンドにヾ(* ゚∀゚)ノ
サビはテンポも落としてメロディアスになり、
ここでも再びタイトルを叫んでの締めに。
Bメロも同様に疾走感ある展開がgood(゚∀゚ *)
からのシャウトと共に攻めのパートになり、
後半のブレイクダウンもコア系のそれで(* ゚∀゚)イィネ
ラストサビはバッキングコーラスも加わり
声量賑やかな終幕となります。
これは会場のキャパの大小問わず、プレイされたら
等しく上がるライブ向けトラック(* ゚∀゚)b


Simulation.exe
エフェクトボイスのようなサウンドに
クリーンとヘヴィサウンドを掛け合わせ幕を開ける
今作ラストを務める10曲目。
その重さとグルーヴ感には頭を振りたくなりますね。
けっこう叫ぶシーンもあるのに、どこかポップで
キャッチーさが伺える耳馴染みの良さも。
しかし、ここでも広範のブレイクダウンは
コア系バンドに匹敵するものを叩き込みますヾ(* ゚∀゚)ノ
そしてM1と同じような女性のマシンボイスで
system failure…を繰り返し、徐々に落ちていく締めに。





以上、

From Fall to Spring『Entry Wounds

でした。

前作に続き、良さげですねぇ(* ゚∀゚)b

しかし、その前作からポスコア感もあったけど

今作は少しそっちに寄ったか…?

という印象を持ちました。

クリーンが割と耳に残ったってのもありますしね。

とは言っても、しっかりラップ要素は健在だし

そうしてラップがある曲は

漏れなくニューメタル感バリバリ出てるし、

完全にポスコア方面に寄せたワケではなく

まだまだニューメタルしてる曲もあるのは確かなので

そこは是非とも継続していって欲しいですね。

しかし、M1のような短尺があるとはいえ、

アルバムの総尺が30分を切るとは驚き。

現代バンドっすなぁ。


そんな2枚目のアルバムも良作に仕上がった

双子によるツインボーカルバンドの最新作

From Fall to Spring『Entry Wounds

ニューメタルはもちろんのこと、

近年のポスコアが好きな人にもオススメです。

是非ぜひ、ご一聴。





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