Ice Nine Killsの新曲、マトリックスに続き
今度はジョーカーだぁぁあああ!(* ゚∀゚)
ジョーカーに扮したおかげで曲調もそれっぽく、
群衆の後ろの方はCGっぽさもあるけど、
何よりMV見ると規模感がやべぇなw
アルバムのアナウンスはまだされてないけど
次作でさらに跳ね上がるのでは?
いよいよもって日本には呼べなくなるな(。-∀-)
どうも、トトです。
それでは今年89枚目の新譜レビュー
ウチでも取り上げるのは2度目となります。
そういえば、前作から今作までの間に
HYDEを中心としたレーベルVAMPOSE傘下?の
海外アーティストの日本での活動を支援するという
Vamprose Management Agencyと契約してましたね。
その中で既に来日を果たしたSoftspokenやら
今回のバンドと同じドイツの
Samurai Pizza Catsなどの名前もあったりして、
少なからず日本との繋がりができたのは何より。
そんなバンドの最新作を取り上げます。

From Fall to Spring『Entry Wounds』
01. Init
02. Chacing The High
03. Cast Away
04. Blood
05. Control
06. Pieces
07. Come Alive
08. Take The Pain Away
09. I Won't Back Down
10. Simulation.exe
Philip&LukasのWilhelmツインズ率いる
ドイツのニューメタルバンドFrom Fall to Spring
2枚目のアルバム『Entry Wounds』が
Arising Empireから9/26にリリースされました。
前作はDeluxe盤も出ましたが
以降にもシングルを数枚、
そして晴れて2枚目のリリースとなりました。
今年は既にニューメタル/オルタナメタル盤が
けっこうな豊作でもあるので
果たしてそこに食い込めるか否か
早速、聴いていこうと思います。
Init
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Initializing 初期化中
Verified 認証済み
と、システムの起動を告げるような27秒で
今作のオープニングとし
Chacing The High
そこからシームレスに繋がり
ヘヴィなサウンドと共に始まる2曲目。
まずはゆったりとしたクリーンボーカルから始まり
バッキングで一発吠えてからのサビへ。
裏声で歌うパートにグッとくるねぇ(* ゚∀゚)b
サビの最後にタイトルを高らかに歌って締めます。
クリーンボーカルのがメインを張った展開で、
サウンドの重さはあっても、印象としては
ポスコアの方が前に出たような1曲に。
Cast Away
再びクリーンから始まる3曲目は
警報音と共にブレイクダウンで勢い良くスタート。
ここではしっかりラップボーカルも展開し、
サウンドの重さと共にニューメタル感もひとしおに。
そして、ここでもサビでは裏声じみたボーカルも◯
シャウトと共にブレイクダウンとこもあり、
ここは完全にコア系バンドですわ(* ゚∀゚)b
Blood
バンジョー的な弦楽サウンド?からの
スクラッチサウンドのあとはヘヴィサウンドを
ぶち込んで幕を開ける4曲目。
ボーカルもラップから始まり、
ニューメタル然としたサウンドかと思いきや
テンポアップしてアッパー展開にヾ(* ゚∀゚)ノ
そして、Bメロは最初からアップテンポで、
捲し立てるような早口ラップパートは
Falling in ReverseのRonnieを彷彿とさせますね。
反面、サビは少しテンポを落としつつ
クリーンによるメロディアスなのはAメロ同様。
サウンドも落ち着かせ軽快なラップを繰り出し、
ボーカルを刻みながらテンポアップからの
このへんはPendulum的なエレクトロロック感。
ラストサビはアップテンポに切り替わり、
締めはブレイクダウンでガッツリ落として終幕。
ニューメタルというにはテンション高めですが
そのアッパーさだからこそ上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
Control
レトロゲームのようなSEから始まる5曲目。
ラップトラックじみたラップパートから幕を開けます。
サビはクリーンの定番でも、ここでは後ろで
おーおーコーラスが響きます。
Bメロも再びラップトラックじみた展開で、
再び高速ラップパートもあってgood(゚∀゚ *)
前曲の勢いある展開から曲調もミドルテンポに落ち着き、
ニューメタル感もひとしおに。
おや?これは上がるか?という雰囲気通り
後半はテンポ感共々、前曲のようなアッパーサウンドで
ドラムも走るアグレッシブな展開にヾ(* ゚∀゚)ノ
Pieces
イントロらしいイントロもなしに、
こちらも軽快なラップパートから始まる6曲目。
サビはクリーンによるメロディアス展開と
ここでもニューメタルらしさを踏襲しています。
変に捻ることなく、クリーンパート多めであり、
少しメロディアスさの方が勝る印象なので、
ニューメタルってよりもオルタナメタル、
オルタナメタルってよりポスコアな雰囲気。
Come Alive
再びゲームサウンド的なものから始まり
早くもブレイクダウンでスタートを切る7曲目。
ここもまずはラップから幕を開けますが
合間に挟まるギターが(* ゚∀゚)cool!
そんなヘヴィなギターと共にクリーンに切り替わり
そのままサビもクリーンを継続します。
後半にはギターソロを取り入れ、
クリーンとシャウトを絡めつつの
しっかり落とすブレイクダウンでは
途中、少しテンポアップしリズミカルに。
ラストのブレイクダウンでは
タイトルを含めたシンガロングパートもあり
最後に早口ラップで締めるのも(* ゚∀゚)イィネ
Take The Pain Away
8曲目はラップ調クリーンからクリーンに
サビ前にラップを繰り出します。
シンセがちょっとBMTHっぽさある感じも。
後半はラップボーカル→シャウトからの
ブレイクダウンのコア展開になりつつ、
さらにラップを挿し込む展開はgood(゚∀゚ *)
アウトロはおーおーコーラスをバックに
タイトルを繰り返し歌っての締めに。
I Won't Back Down
初っぱなタイトルを叫んでスタートする9曲目。
冒頭の段階ではゆったりしていたものの
本格スタートしてからはモッシュを誘発させるような
アップテンポなサウンドにヾ(* ゚∀゚)ノ
サビはテンポも落としてメロディアスになり、
ここでも再びタイトルを叫んでの締めに。
Bメロも同様に疾走感ある展開がgood(゚∀゚ *)
からのシャウトと共に攻めのパートになり、
後半のブレイクダウンもコア系のそれで(* ゚∀゚)イィネ
ラストサビはバッキングコーラスも加わり
声量賑やかな終幕となります。
これは会場のキャパの大小問わず、プレイされたら
等しく上がるライブ向けトラック(* ゚∀゚)b
Simulation.exe
エフェクトボイスのようなサウンドに
クリーンとヘヴィサウンドを掛け合わせ幕を開ける
今作ラストを務める10曲目。
その重さとグルーヴ感には頭を振りたくなりますね。
けっこう叫ぶシーンもあるのに、どこかポップで
キャッチーさが伺える耳馴染みの良さも。
しかし、ここでも広範のブレイクダウンは
コア系バンドに匹敵するものを叩き込みますヾ(* ゚∀゚)ノ
そしてM1と同じような女性のマシンボイスで
system failure…を繰り返し、徐々に落ちていく締めに。
以上、
From Fall to Spring『Entry Wounds』
でした。
前作に続き、良さげですねぇ(* ゚∀゚)b
しかし、その前作からポスコア感もあったけど
今作は少しそっちに寄ったか…?
という印象を持ちました。
クリーンが割と耳に残ったってのもありますしね。
とは言っても、しっかりラップ要素は健在だし
そうしてラップがある曲は
漏れなくニューメタル感バリバリ出てるし、
完全にポスコア方面に寄せたワケではなく
まだまだニューメタルしてる曲もあるのは確かなので
そこは是非とも継続していって欲しいですね。
しかし、M1のような短尺があるとはいえ、
アルバムの総尺が30分を切るとは驚き。
現代バンドっすなぁ。
そんな2枚目のアルバムも良作に仕上がった
双子によるツインボーカルバンドの最新作
From Fall to Spring『Entry Wounds』
ニューメタルはもちろんのこと、
近年のポスコアが好きな人にもオススメです。
是非ぜひ、ご一聴。
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