ロストプロフェッツ(Lostprophets)のヴォーカリストだったイアン・ワトキンス(Ian Watkins)が刑務所内で他の受刑者に襲撃されて亡くなりました。48歳でした。 https://t.co/zxgg5qRH5r
— amass (@amass_jp) October 11, 2025
ホアキン版ジョーカーやん…
そもそもロスプロ復帰の可能性なんて
これっぽっちもなかっただろうけど
これで正真正銘、0%になったことですね…
もちろん許されないことをしたからムショ行きだったワケだけど
理由はどうあれ、好きなバンドのボーカリストが
死ぬってやっぱり悲しいよね(´・ω・`)
どうも、トトです。
それでは今年88枚目の新譜レビュー
リリース期間の長さに於いて、
以前、The Suicide Machineを取り上げたときに
15年ぶりってのが
当ブログでの現状、最長だったと思いますが
今回、それを凌ぐ時を経てリリースに到った
このバンドの最新作を取り上げます。

The Starting Line『Eternal Youth』
01. I See How It Is
02. Sense of Humor
03. Blame
04. Circulate
05. Defeating The Purpose + Pivot
06. Eternal Youth
07. Curveball
08. Granted
09. Enjoyment
10. Humility
11. Benchmark
前作をリリースしてから実に18年ぶり!
オルタナPOP PUNKバンドのThe Starting Line
Lineage Recordsから9/26にリリースされた
4枚目のアルバム『Eternal Youth』と共に
シーンにカムバックしました\(^o^)/
2023年にEPは出てるんですが、
本格的な復帰感があるのは
やっぱアルバムだろ!ヾ(* ゚∀゚)ノ
とは思うけど、それと同時に
2025年の今、The Starting Lineのアルバムが聴けるとは…
なんて思う人もいるんじゃないでしょうか。
それくらい、一部ではカルト的なファンもいるくらい
アングラシーンでのレジェンド的なバンドでもありますしね。
当時のキッズ大歓喜なのでは?
なんてのも想像に難くありません。
そうして実に18年ぶり
言葉を覚えたての子どもが大学生になるほどに
時が経った末にリリースされた最新作
早速、聴いていこうと思います。
I See How It Is
一定のリズムで奏でるギターから始まる1曲目。
そのリズムに乗る形でボーカルも展開していきます。
リズム的には縦ノリ感もあるけど、
それを打ち消すレベルで荒々しさがありつつ、
どこかキャッチーさのあるサウンドが響きます。
タイトルトラックではないものの、
MVではアートワークを最も表すものになってますね。
Sense of Humor
イントロからアップテンポで上がる2曲目ヾ(* ゚∀゚)ノ
冒頭から文句なしに良かったけど
サビに入るとよりPOP PUNK感が増し、
耳触りの良いキャッチーさも(* ゚∀゚)
今作の中でも最初に公開された曲であり、
それを聴いた瞬間にキタ━━\(* ゚∀゚)/━━!!
って思えるくらいにストライクな曲でしたしね。
ラストサビではvo/Kennyがアツく叫ぶシーンもあって◯
Blame
こちらもイントロから上がる3曲目。
そしてこちらも漏れなく"らしさ"のある
POP PUNKを展開していて(* ゚∀゚)イィネ
テンポ感は前曲よりも少し落ちるけど、
勢いのあるPOP PUNKナンバーなのは変わらず。
浮遊感あるサウンドがバックに流れてたりする?
という、そんな要素を吹き飛ばすような
咆哮を上げてのブレイクパートも(* ゚∀゚)イィネ
最後はタイトルを何度も繰り返し歌い叫ぶ姿も◯
Circulate
三度、イントロから
心地良いアップテンポで展開する4曲目。
この曲も何気にドラムが(* ゚∀゚)イィゾー
そんなドラムに力強さも感じる部分もありつつ、
サウンド自体はこちらもPOP PUNK寄りに。
終始テンポを崩さず、アップテンポな流れがgood(゚∀゚ *)
Defeating The Purpose + Pivot
ここでグッとテンポ感も抑えて、
一気にオルタナ感が強まる5曲目。
そうしたゆったりしたオルタナサウンドを抜けて
転調して軽快なリズミカルさを放つのが後半の"Pivot"か
何なら疾走感を感じさせてくれるとこもあり
前後半でまるで違う曲を、タイトル通りニコイチに。
1曲の中でまるで違う曲調に転調するものはあるけど、
ちゃんとタイトルを分けて1曲の中に2曲入れるのは
なかなか見ない形でgood(゚∀゚ *)
Eternal Youth
6曲目は今作のタイトルトラック。
ゆったりしたイントロから、
ボーカルの入りと共にテンポアップします。
耳触りの良い軽快なテンポ感と
リズミカルな部分とを織り交ぜた、
キャッチーなオルタナPOP PUNK的な1曲に。
Curveball
前曲よりもさらにゆったりした始まりの7曲目。
オルタナ、エモの雰囲気増し増しながら、
短く掻き鳴らすギターと共に徐々に勢いを強めていき、
今度は1曲のみでガラッと転調させる疾走パートへヾ(* ゚∀゚)ノ
そのままアップテンポのまま耳馴染み良いサウンドで
最後に再び疾走しての終幕へヾ(* ゚∀゚)ノ
Granted
8曲目は確かなロックサウンドながらも
やはりどこかキャッチーさが溢れる始まりに。
疾走感があるでもなく、ゆったりするでもない、
適度なテンポ感のバンドサウンドと
エモーショナルなKennyのボーカルにグッとくる。
コーラスと共に歌うラストも印象的です。
Enjoyment
弦を擦る音と共に始まる9曲目は
再び落ち着いたサウンドでの幕開けに。
しかし開幕からテンポ感は適度であり、
サビに入ると共に一気にバンドサウンド全開!
と同時にテンポアップしますヾ(* ゚∀゚)ノ
ほんのりPOP PUNK調な耳馴染み良い展開なのも◯
まさにタイトル通りな上向きの曲調がgood(゚∀゚ *)
ラストで更にテンポアップして勢いに乗りつつ、
ゆっくりスローテンポに落としていきます。
Humility
イントロからギターを掻き鳴らし
勢い良くスタートを切る10曲目。
オルタナらしい粗さのあるギターにテンポ感も上々、
耳馴染みの良いキャッチーなメロディが響くところは
むしろPOP PUNK的でも言える感じが(* ゚∀゚)イィネ
後半には文字通りクリーンな声質のコーラスも◯
Benchmark
ドラムが印象的なイントロから
徐々にテンポを上げていく今作ラスト11曲目。
疾走感のあるアップテンポなサウンドと
ベースのグルーヴ感も(* ゚∀゚)イィゾー
そんなベースを弾くKennyのボーカルも
アツくエモーショナルであり、そこに乗っかる
シンガロング感のあるコーラスもアツくて◯
上げ曲締めなのは非常にgood(゚∀゚ *)ですね。
以上、
The Starting Line『Eternal Youth』
でした。
2025年の今、まさか新譜が聴けるとは
ってのは最初に書いた通りだけども、
それを抜きにしたって
良かった!(* ゚∀゚)b
と、言える作品でしたね。
オルタナ、エモな部分も確かにある。
POP PUNKにそうした要素を取り入れるバンドは
これまでも取り上げてきたけど、
やっぱりちょっとな…って部分があり、
本記事から蔵出しになったバンドもいます。
でも、そうしたバンドたちよりも
本作はPOP PUNK要素がより強かった
比較的アップテンポな曲、作風であったことが
個人的にも嬉しく、受け入れられた点でした。
ライブで聴いても楽しそう、楽しめそうだな(* ゚∀゚)
っていう印象を持てた作品だったことが
何よりも大きいと思います。
18年の時を経てリリースされたアルバムは
シーンを盛り上げる一助になるかもしれない
そんな可能性を感じさせる作品でした。
The Starting Line『Eternal Youth』
このバンドを知ってる人はもちろん、
知らなかった人にも
是非ぜひ、チェックしてみて欲しい1枚でした。
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