EPリリースに先駆けた先行曲2つめのcoldrain

カメラワークが面白いMVであり、

曲としても"CHASING SHADOWS"よりも

個人的にはこっちに軍配。

ただ、せっかく久々の海外レーベルとも契約したのに

次に来る新譜がEPという残念っぷり…

coldrainって定期的に"ミニアルバム"は出してたけど

EPってそんなにないんだよなぁ。

今年は国内でもアルバムがけっこう賑わってるのに

そこにcoldrainが入らないという残念さよね。

どうも、トトです。



それでは今年86枚目の新譜レビュー

取り上げるのは初めてのバンドですが

過去に名前は出たことがあります。

キッカケとしては珍しくないけど、

そこから本記事で書くバンドもそんなにいないので

新鮮と言えば新鮮かもしれません。

ウチでガッツリ取り上げるのが初となる

そんなバンドの最新作




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DED『RESENT』
01. Wasted
02. You Want Honest? (feat. Chad Gray)
03. Purpose: Be Myself
04. Rockstar
05. Eraser
06. Never Belong
07. Dig Deep
08. Fuck With It
09. Point of No Return
10. Rise Above It All (feat. Danny Leal)
11. Fight Forever (2 Rot)
12. Until I Die (feat. Chris Motionless)





US産ニューメタルバンドDED

3枚目のアルバムRESENT

UNFDから9/19にリリースされました。


彼らを知ったキッカケは

Dropout Kingsとのコラボ曲でした。



そんなDropout Kingsと同様、

どちらも今作で3枚目となるようで、

何なら活動期間も2016年〜と

ある種、盟友感のある関係だったんだなと( ´∀` )b

そんなDEDの最新アルバム

早速、聴いていこうと思います。




Wasted
初っぱなからテンポ速めのヘヴィサウンドを叩きつけ
勢い良くスタートを切る1曲目。
これはモッシュorサークル待ったなしの攻め感(* ゚∀゚)イィゾー
それでいてちゃんとラップパートもあるし、
サウンド控えめにラップトラックじみたところも。
始まりのスピード感に度肝を抜かれたつつも、
しっかりニューメタルらしい部分もあり、
それ故のグルーヴ感もひとしおなヘヴィサウンドもgood(゚∀゚ *)
とにかく勢いがあり、オープニングにもピッタリ!


You Want Honest? (feat. Chad Gray)
2曲目も静かにリズムを刻むドラムから軽快、
そこからヘヴィサウンドにスクリーム、
からのブレイクへと落としつつ、再び走り出すヾ(* ゚∀゚)ノ
走りつつのギターが前に出る展開も。
後半には怪しい雰囲気のクリーンで
ダークな雰囲気も醸し出します。
こちらもライブでもカオス空間待ったなしと思える
ヤンチャ曲で(* ゚∀゚)イィネ!
そんな曲の雰囲気底上げに貢献してるゲストが
MudvayneChadってのがまた激アツヾ(* ゚∀゚)ノ


Purpose: Be Myself
3曲目に来てもその勢いを緩めることなく、
始まりからハイテンポにスタート!
Yeah yeah yeah yeah!!
なんて始まりとこからテンション高いヾ(* ゚∀゚)ノ
前に2曲に比べて疾走感は減退したものの、
その分、重さとグルーヴ感が際立ち、
サビのクリーンボーカルによるメロディアスさもあり
よりニューメタル感が引き立つ展開になってgood(゚∀゚ *)





Rockstar
少しノイズ混じりのラップボーカルから幕を開け
ガツンとヘヴィサウンドを叩きつけてくる4曲目。
No rockstar bullshit!!
と冒頭からサビの入りで叫ぶ歌詞も
ロックスターに中指立てる感じの反骨心が(* ゚∀゚)イィネ
重さ秀でるニューメタル、ラップメタルサウンドも
グルーヴ感増し増しで(* ゚∀゚)イィネ





Eraser
ギターを掻き鳴らすサウンドから、
アップテンポなイントロへ切り替わる5曲目。
ここでは少し聴き馴染みのあるシンセも加わります。
それっぽいシンセもあるからか
ラップ調のボーカル部分の雰囲気も含めて
ちょっと近年のCROSSFAITHっぽさあるな。
特にラップパートのコイちゃんっぽさよw
しかしCFよりもシンセの主張は激しくなく、
アッパーでノリの良い楽曲に仕上がっています(* ゚∀゚)b


Never Belong
低音スクリームと共に勢い良くスタートする6曲目。
プログレ系みたいなリフと重さ(* ゚∀゚)イィネ
しかし、ここまでくるともはや
ニューメタルとは何ぞや?
ってレベルの凶悪サウンドだなw
少なくとも今作で最もニューメタルっほさのない曲かも。
その分、攻め感コア感は今作イチかもしらん。
ブレイクダウンもしっかり落としてきますわ(* ゚∀゚)b
それでも、曲始まりからそうだけど、
タイトルを何度も繰り返すキャッチーさはあるんだよなぁ。


Dig Deep
イントロから疾走メタルを鳴らして始まる7曲目。
疾走感はそのまま残し、その上にラップボーカル!
疾走サウンド乗せたラップ調って新鮮だな(* ゚∀゚)
サビのDeeper Deeperと繰り返し歌う部分は
ちょっとChesterっぽさのあるハスキーボイスが◯
Bメロ冒頭の疾走を抜けて縦ノリグルーヴサウンドに
シンガロングを引き起こすコーラスもgood(゚∀゚ *)
後半はブレイクダウンで落とし、
そのままテンポアップしてギターと共に走る展開も。


Fuck With It
ダークな雰囲気で幕を開ける8曲目は
そのまま低調なラップトラックに。
ラップ要素ありのこういうバンドだからこそ
こういうラップトラックしてるのも欲しいよね(* ゚∀゚)b
サビに入るとしっかり重いバンドサウンドと共に
叫びながらミドルテンポに展開していく。
タイトルを歌うところもコーラス共々、
シンガロング案件になり得ますねヾ(* ゚Д゚)ノ


Point of No Return
冒頭から個人的にツボるイントロから
ヘヴィな疾走感のあるスタートを切る9曲目。
サビは重いサウンドに乗せたクリーンで
ニューメタルのメロディアス部分を担います。
後半、ブレイクに入ると思いきやの
短く走ってから落とすというフェイク展開もgood(゚∀゚ *)


Rise Above It All (feat. Danny Leal)
警報音のような雰囲気に続き
ヘヴィサウンドを叩きつけて始まる10曲目。
そこからラップトラックよろしくな展開に切り替わり
Upon A Burning BodyDannyが要所に挟まります。
サビはクリーンによるメロディアス展開に。
しかし、コーラスと共にタイトルを叫ぶところは
シンガロング必須のわかりやすさヾ(* ゚Д゚)ノ
フラグたっぷりの前フリから
しっかり落とすブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー


Fight Forever (2 Rot)
物静かにラップトラック調に幕を開ける11曲目。
そのままヘヴィサウンドになだれ込み、
ニューメタル、ラップメタルの様相に(* ゚∀゚)b
タイトルの後ろの方を繰り返すところもまたキャッチー
そんな縦ノリならしさ溢れるサウンドから、
繰り返しながらテンポアップしてくとこも◯
かと思えば、後半はズーンと落とすブレイクも。


Until I Die (feat. Chris Motionless)
ゆっくりと幕を開けていくラスト12曲目は
スタートと共に爆走パートへヾ(* ゚∀゚)ノ
Til アイアイア"ーィ"!!
fxxking ダイダイダーィ!!

なんてハッスルしてるとこは
Slipknot"The Heretic Anthem"っぽさあっていいなw
しかしゲストにはMotionless In WhiteChris
BメロにはそのChrisが顔を覗かせ、
モノローグ的なボーカルで参加している姿も(* ゚∀゚)イィネ
後半にも冒頭同様疾走する場面があり、
そこではギターを乗せて走ります。
そうして割と全編通してスピード感はあり、
122秒で駆け抜けてゴールテープを切りますヾ(* ゚∀゚)ノ





以上、

DED『RESENT

でした。

ニューメタルというには

テンション高ぇ!(* ゚∀゚)w

ニューメタルと言えばミドルテンポで

クリーンボーカルによるメロディアスさとかあるけど

作風的にもアップテンポで、

なんならけっこう走ってる曲すらもあって

ニューメタルとは何ぞや?

という雰囲気も感じられる作品でしたw

しかし、根底にはしっかりニューメタルがあり、

ラップボーカルと絡めたヘヴィサウンドだったり、

そのヘヴィサウンドによるグルーヴ感、

ストレートにニューメタル色が濃い曲もありますしね。

そういうのを根っこに据えながら

別の要素もぶち込んだハイテンションな作品に。

これはこれで聴いてて面白かったです(* ゚∀゚)b


って感じで

しっかりニューメタルしながらも

それだけじゃないグルーヴメタルを展開する

テンションの高い作品でした。

DED『RESENT

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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