…開いた口がふさがらんな(; ゚Д゚)

映画観にきてるんじゃなくて

ポップコーン食いにきてんのかよ。

基本、映画館で観るときは一切の飲食しないので

こんなに並んでまで…

ってのが本当に理解ができん…

どうも、トトです。



前回『JUNK WORLD』で

ハイクオリティなストップモーションを観て1週間

再び公開日翌日の土曜日に新作を観ました。

日本でもプロモーションが

かなりイタい感じになっていますが

本編の内容は"痛くない"?

ってのを押し出しています。

公開はR-15指定になったこともあり

ある程度の痛グロさもバッチリか?

そんな今年21本目の新作映画はコチラ。



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Novocaine

生まれつきどんな痛みも感じない体を持つ男、Mr.ノボカイン。
マジメな銀行員としてごく普通の人生を歩んできた彼だったが、ある日大切な彼女が銀行強盗の人質にとられてしまう。
“戦闘力ゼロ”のノボカインが彼女を助け出すために使える武器は、“痛みゼロ”の体だけ。
生まれて初めて無痛の体が役立つ時がきたが、不死身というわけではない。





見てる方は顔を歪めてしまいそうになるが

本人に痛みはない?!

新感覚のアクションコメディ

Mr.ノボカインを観てきました。

内容的にもフツーに楽しかったですね(* ゚∀゚)b

やっぱりこう意図したものであれそうでないものであれ

「戦闘(アクション)」があるものにおいて

無痛であるってのは、これ以上ないアドバンテージよね。

その本人がフツーの人ってのも良い。

Novocaine_6

これがこの手の作品にはよくある

元軍人だの、元特殊部隊だの、元殺し屋だの、

そんなのだったらそれこそ無敵がすぎるし、

それじゃつまんねーからね(。-∀-)

へなちょこで、攻撃を避けることもできないからこそ

無痛が活きるし、観てて面白さに繋がるなと。

しかし、あのホーム・アローンみたいな

罠だらけの家おもしろかったなw

もれなく全部くらっちゃうしねw

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痛覚の他にも、熱感冷感にも耐性があることで

他のアクション映画ではあまり見ることのない

様々な攻撃法が予告編から炸裂していますw

Novocaine_2

銃ってあんなこんがり揚げられても撃てるんだなぁw

てか、それ以前にフライヤーで揚げられてて

暴発ってせんのやなw

もちろん、無痛だからこそ

やられる場面も数多くあるワケですが、

爪剥ぎはこちらも顔が歪んでしまう(。>д<)

Novocaine_7

主役のネイト自身は無痛なので

オーバーリアクションな演技で誤魔化してましたがw

熱々のフライヤーに手ぇ突っ込むとか

銃で撃たれる、鋭利なものが貫通するレベルでぶっ刺さる

みたいなのに比べると、爪剥ぎは身近すぎてね…

何なら爪を剥ぐなんてセルフでもできるワケだし…

もちろんやったこともやられたこともないけどさw

身近であるがゆえに想像できてしまって

(。>д<)ゥアアアーー!ってなっちゃうよね。


でもって、痛覚がないだけで

体自体はしっかりダメージを受けるし

不死身じゃないワケなのでね。

それを強心剤ブーストで補って体動かすのは

マジで捨て身戦法が過ぎてねw

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そういうのもあって、無痛だからって何でもありじゃなく

ちゃんとリスクもあるのが描かれてたのは良かった。

とはいえ、腕に撃ち込まれた弾丸を

セルフ摘出、傷口は接着剤でくっつけるとか

力技すぎて笑うw

そら見てる側はこんな顔なるわw

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そんな中でも、途中までは

完全に囚われのお姫様だったヒロイン

シェリー役のアンバー・ミッドサンダー

可愛かったですね(* ゚∀゚)

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どことなくアナ・デ・アルマス系というか

メキシコとかスパニッシュ系の美人さん。

幼少期は里親生活で転々としてた中で出会ったであろう

クズ兄貴によって、えぇ?!Σ(°ω°ノ)ノ な展開にはなるけど

既に足は洗ってのことだったしね。

ネイトにとって、シェリーにとって、

お互いが理解ある彼くん彼女ちゃんな関係で何より。

チェリーパイ気になる食べたい!

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爪剥ぎシーンで助けに来てくれた

ネイト唯一の(ネット)友人である

ラスローがまたおいしい役どころ。

リアルに会うのが初めましての状況がヤバすぎるw

最初はフルフェイスのヘルメットをかぶって登場したけど

ヘルメットの下の素顔が…

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ネッドだぁーーーーー!ヾ(* ゚∀゚)ノ
(スパイダーマン)

否、

ジェイコブ・バタロンだぁーーー!ヾ(* ゚∀゚)ノ

まぁ、役どころとしてはネッドみたいなもんでしたがw

間違いなくその「ネッド」のおかげもあってか

良き友人キャラとしてはこれ以上ないキャスティング。

口が軽いのも"っぽい"わーw


しっかりめでたしめでたしで終わるのも

一話完結型な終わり方で良かった。

まぁ、評判が良ければ

すぐ続編に踏み出すのがアメリカなのでね(。-∀-)w

その可能性もゼロではなさそうだけどね。


ただ、本作は映画として

面白おかしくエンタメとして昇華されてますが

ネイトが患うCIPA(先天性無痛無汗症)は

実際に存在する疾患のようなので、

本来なら笑ってられないものなんですよね。

エンドロール後にも、配給元であるParamountは

こうした疾患への支援をしている

と、出てきました。

それを見ずに席を立つ人も当然いたワケですが。

そういう人たちが、こういう疾患を知らず知ろうともせず

ネイトを虐めてた連中のようにならなきゃいいがね(。-ω-)-3


と、堅っ苦しいこと抜きで

楽しませてくれるのが本作の魅力でもあるので

そこは作ってくれた制作チームの意図を汲み

大いに笑って楽しむことができれば

万々歳だと思います\(^o^)/

Mr.ノボカインの、感想でした。





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