TSS JAPAN 2025 is OVER!!
— TMMusic (@tmmusicworks) June 25, 2025
多くの人の心を揺さぶるショーを見せてくれたTSS、無事にフランスへ向けて旅立ちました。彼らの新アルバム、END OF TIMEは6/27リリースです。
彼らとの強い絆故に出演してくださったCVLTEの皆様、ツアーサポートしてくれたCbMの皆、本当にありがとうございました! pic.twitter.com/GtJiZmzyk2
TSS、無事に帰路へ。
この記事を上げる日にはアルバムがリリースされてる!
まぁ、今回の記事では
6月1週目の作品なんですけどね…(。-∀-)
どうも、トトです。
それでは今年47枚目の新譜レビュー
リリースペースが早いこともあってか
いつの間にやら
ウチでもお馴染みになった感ありますね。
そんな国内バンドの最新作。

WHISPER OUT LOUD
『CITY ROCK』
1. 24hours
2. Alive
3. Stay
4. Aster
5. Save Me
6. Sunrise
国内でも稀有なオルタナR&Bロックを鳴らす
WHISPER OUT LOUDのNEW EP『CITY ROCK』が
6/6にリリースされました。
アートワークも割と毎回好きなんですが、
今回のもそうで、テーブルに積まれた本のタイトルが
それぞれ収録された曲のタイトルになってるのも(* ゚∀゚)イィネ
とはいえ…
一昨年、デビューアルバムをリリースし
年内にもう1枚EPをリリース、
翌年(昨年)にさらに1枚EPをリリースし、
そして今作に到ると。
新譜は年1でなくていいから、
2年に1回「アルバム」出してくれませんかね(。-∀-)
その方が個人的には嬉しいんだがなぁ(。-ω-)-3
という、リリース形態には言いたくなるけど
毎年、ウチのレビューに足る曲数でのリリースは
素直に喜ばしいのはそう。
そんなWOLの最新作も
早速、聴いていこうと思います。
24hours
意外なほどポップなシンセで幕を開ける1曲目。
しかし、Matokichiが歌い出すと共に
少し影のある従来通りのWOLサウンドに。
しかし、やはりサビではポップなシンセが響き、
冒頭のシンセにも意味があることがわかります。
Bメロのギターや、キャッシュ音とか、
賑やかに色んな音が聞こえてくるのも(* ゚∀゚)イィネ
リズミカルなR&Bな要素はそのままに、
Matokichi加入後の曲の中でも、ひときわポップなのでは?
ってくらいにキャッチーで耳触り良さげな1曲。
Alive
始まりからいい感じに軽快なテンポで進む2曲目。
シンセはもちろん、サビではバンドサウンドもガッツリ!
やっぱドラムが勢いあるとバンド感際立って(* ゚∀゚)イィネ
サビ終わりのファルセットも気持ちイイ( ´∀` )b
その中でも一瞬の静穏パートを入れたりもしていて
1曲の中でもちゃんと起伏のある展開に。
ストリングスを加えて壮大さを見せる終盤もgood(゚∀゚ *)
アウトロのベースも何気に(* ゚∀゚)スキー
Stay
3曲目のボーカルはしっとり歌うところから始まり、
劇場的なストリングスを加えたあとのサビでは
前曲よりもバンド感の強い、より勢いのある曲調に。
Bメロでボーカルエフェクトをかけてきたとこで
リズム隊がまた良いビートを奏でます(* ゚∀゚)
静穏に落とした鍵盤パートも良さげ。
bring me, bring me down
と、繰り返す歌詞も耳に残り、前曲同様、
しかし違う雰囲気でのストリングスで締めます。
Aster
歌い始めのボーカルからリズムに乗り
R&Bな雰囲気を醸し出す4曲目。
WOLにしてはバンド感の強い曲が続いたので、
この曲では普段通りの安心安全な雰囲気を味わいます。
しかし、ここでも前に出てくるギターパートがあったり
しっかり"バンド"であることを示してくれるのが◯
ここまでもそうだけど、裏声混じりに歌うボーカルは
良い感じにR&B感を後押ししてくれるよね。
アウトロはゆっくりフェードアウトしていく
しっとりしたピアノサウンドで締めるのもgood( ´∀` )
Save Me
アッパーなビートに乗せて
落ち着いた様子で始まる5曲目。
サビで一気に派手さを増すようなサウンドに。
Bメロサビ前も疾走感のある展開があり、
短くもギターソロ的に前に出るギター、
所々に挿し込まれる
Hey!!
のコーラスもシンガロングも気分を盛り上げます。
Save me, Save me
と、タイトルを繰り返して入るとこもわかりやすい。
アウトロもそれを裏声で歌いつつ幕を閉じます。
Sunrise
ピアノの旋律と共にゆっくり幕を開けるラスト6曲目。
ボーカルが歌い出すと同時にクラップも。
サビに入るとサウンドも一気に色がつき、
タイトルを歌うコーラスをはじめとして、
シンガロング必須となる声量の大きさが耳を突きます。
ここでもMatokichiは裏声混じりに歌う様もgood(゚∀゚ *)
静かなアコギソロパートのあとは
再びクラップ&コーラスパートになり、
そのままラストサビへと流れていきます。
その雰囲気はゴスペルのようにも感じられ
今後のWOLの曲の中でも、
いちばんのアンセムになるような予感をさせる曲に。
以上、
WHISPER OUT LOUD『CITY ROCK』
でした。
リリース形態には言いたいことはあるが、
作品としては毎回良いもの出してくれるのよね( ´∀` )
だからこそアルバムが欲しいというジレンマ…(。-ω-)-3
バンドの基盤であるオルタナR&Bロックはそのままに
今作でもそれだけじゃない部分を見せてくれました。
中でもコーラス部分は最たる部分ではないかと。
やっぱR&B系って、こういうコーラスとか
シンガロングできそうなパートって
不思議とあんまりイメージないもんな。
こっちが忘れてるだけかもしれんけど(。-∀-)
でも、少なくともWOLにそういうイメージはなかったな。
あと、今作のタイトルが『CITY ROCK』ってのも
けっこうバンド感のある曲があるのもあって、
シティポップに対する、というか似せたというか、
そこからくるシティロックなんじゃないか?
ってのも、聴き終わったあととしては思わせますね。
歌詞に日本語を使っていることで
日本のバンドだってことはわかるけど
サウンド自体はもちろん海外寄りな気がするし、
この手の音楽、ジャンルが好きな人になら
刺さる人は少なくないと思うんだけど…
如何せん、芽が出ないのが惜しいんだよなぁ
と、WOLの作品をレビューするたびに思います。
まず、The Home Teamの来日公演には
全公演帯同するゲストとして選ばれて欲しいし、
選ばれても全く違和感ないバンドだと思うんだけどな。
むしろWOLをゲストに選ばんで誰を選ぶよ?←
と、久しく彼らのライブも見てないので
よりライブ向けになった曲が並ぶ今作
WHISPER OUT LOUD『CITY ROCK』
この作品に収録された曲をライブでも見たい!
皆々様も是非ぜひ、ご一聴。
関連記事
コメント