TSS、無事に帰路へ。

この記事を上げる日にはアルバムがリリースされてる!

まぁ、今回の記事では

6月1週目の作品なんですけどね…(。-∀-)

どうも、トトです。



それでは今年47枚目の新譜レビュー

リリースペースが早いこともあってか

いつの間にやら

ウチでもお馴染みになった感ありますね。

そんな国内バンドの最新作。




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WHISPER OUT LOUD
『CITY ROCK』
1. 24hours
2. Alive
3. Stay
4. Aster
5. Save Me
6. Sunrise




国内でも稀有なオルタナR&Bロックを鳴らす

WHISPER OUT LOUDのNEW EP『CITY ROCK』が

6/6にリリースされました。

アートワークも割と毎回好きなんですが、

今回のもそうで、テーブルに積まれた本のタイトルが

それぞれ収録された曲のタイトルになってるのも(* ゚∀゚)イィネ


とはいえ…

一昨年、デビューアルバムをリリースし

年内にもう1枚EPをリリース、

翌年(昨年)にさらに1枚EPをリリースし、

そして今作に到ると。

新譜は年1でなくていいから、

2年に1回「アルバム」出してくれませんかね(。-∀-)

その方が個人的には嬉しいんだがなぁ(。-ω-)-3


という、リリース形態には言いたくなるけど

毎年、ウチのレビューに足る曲数でのリリースは

素直に喜ばしいのはそう。

そんなWOLの最新作も

早速、聴いていこうと思います。




24hours
意外なほどポップなシンセで幕を開ける1曲目。
しかし、Matokichiが歌い出すと共に
少し影のある従来通りのWOLサウンドに。
しかし、やはりサビではポップなシンセが響き、
冒頭のシンセにも意味があることがわかります。
Bメロのギターや、キャッシュ音とか、
賑やかに色んな音が聞こえてくるのも(* ゚∀゚)イィネ
リズミカルなR&Bな要素はそのままに、
Matokichi加入後の曲の中でも、ひときわポップなのでは?
ってくらいにキャッチーで耳触り良さげな1曲。





Alive
始まりからいい感じに軽快なテンポで進む2曲目。
シンセはもちろん、サビではバンドサウンドもガッツリ!
やっぱドラムが勢いあるとバンド感際立って(* ゚∀゚)イィネ
サビ終わりのファルセットも気持ちイイ( ´∀` )b
その中でも一瞬の静穏パートを入れたりもしていて
1曲の中でもちゃんと起伏のある展開に。
ストリングスを加えて壮大さを見せる終盤もgood(゚∀゚ *)
アウトロのベースも何気に(* ゚∀゚)スキー


Stay
3曲目のボーカルはしっとり歌うところから始まり、
劇場的なストリングスを加えたあとのサビでは
前曲よりもバンド感の強い、より勢いのある曲調に。
Bメロでボーカルエフェクトをかけてきたとこで
リズム隊がまた良いビートを奏でます(* ゚∀゚)
静穏に落とした鍵盤パートも良さげ。
bring me, bring me down
と、繰り返す歌詞も耳に残り、前曲同様、
しかし違う雰囲気でのストリングスで締めます。





Aster
歌い始めのボーカルからリズムに乗り
R&Bな雰囲気を醸し出す4曲目。
WOLにしてはバンド感の強い曲が続いたので、
この曲では普段通りの安心安全な雰囲気を味わいます。
しかし、ここでも前に出てくるギターパートがあったり
しっかり"バンド"であることを示してくれるのが◯
ここまでもそうだけど、裏声混じりに歌うボーカルは
良い感じにR&B感を後押ししてくれるよね。
アウトロはゆっくりフェードアウトしていく
しっとりしたピアノサウンドで締めるのもgood( ´∀` )


Save Me
アッパーなビートに乗せて
落ち着いた様子で始まる5曲目。
サビで一気に派手さを増すようなサウンドに。
Bメロサビ前も疾走感のある展開があり、
短くもギターソロ的に前に出るギター、
所々に挿し込まれる
Hey!!
のコーラスもシンガロングも気分を盛り上げます。
Save me, Save me
と、タイトルを繰り返して入るとこもわかりやすい。
アウトロもそれを裏声で歌いつつ幕を閉じます。


Sunrise
ピアノの旋律と共にゆっくり幕を開けるラスト6曲目。
ボーカルが歌い出すと同時にクラップも。
サビに入るとサウンドも一気に色がつき、
タイトルを歌うコーラスをはじめとして、
シンガロング必須となる声量の大きさが耳を突きます。
ここでもMatokichiは裏声混じりに歌う様もgood(゚∀゚ *)
静かなアコギソロパートのあとは
再びクラップ&コーラスパートになり、
そのままラストサビへと流れていきます。
その雰囲気はゴスペルのようにも感じられ
今後のWOLの曲の中でも、
いちばんのアンセムになるような予感をさせる曲に。




以上、

WHISPER OUT LOUD『CITY ROCK

でした。

リリース形態には言いたいことはあるが、

作品としては毎回良いもの出してくれるのよね( ´∀` )

だからこそアルバムが欲しいというジレンマ…(。-ω-)-3

バンドの基盤であるオルタナR&Bロックはそのままに

今作でもそれだけじゃない部分を見せてくれました。

中でもコーラス部分は最たる部分ではないかと。

やっぱR&B系って、こういうコーラスとか

シンガロングできそうなパートって

不思議とあんまりイメージないもんな。

こっちが忘れてるだけかもしれんけど(。-∀-)

でも、少なくともWOLにそういうイメージはなかったな。


あと、今作のタイトルが『CITY ROCK』ってのも

けっこうバンド感のある曲があるのもあって、

シティポップに対する、というか似せたというか、

そこからくるシティロックなんじゃないか?

ってのも、聴き終わったあととしては思わせますね。


歌詞に日本語を使っていることで

日本のバンドだってことはわかるけど

サウンド自体はもちろん海外寄りな気がするし、

この手の音楽、ジャンルが好きな人になら

刺さる人は少なくないと思うんだけど…

如何せん、芽が出ないのが惜しいんだよなぁ

と、WOLの作品をレビューするたびに思います。

まず、The Home Teamの来日公演には

全公演帯同するゲストとして選ばれて欲しいし、

選ばれても全く違和感ないバンドだと思うんだけどな。

むしろWOLをゲストに選ばんで誰を選ぶよ?←


と、久しく彼らのライブも見てないので

よりライブ向けになった曲が並ぶ今作

WHISPER OUT LOUD『CITY ROCK

この作品に収録された曲をライブでも見たい!

皆々様も是非ぜひ、ご一聴。





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