これは楽しみ\(^o^)/なんだけど
ホントに大丈夫…?って気持ちも半分。
って人は少なくないんじゃないだろうか。
どうも、トトです。
前回『血戦 ブラッドライン』を観てから
気付けば1ヶ月も経ってしまった…
その間にも観たいのはあったのに
単館1日1回のみとか、朝イチor夜最後とか
極端な時間にしか上映してなかったりとか(# ゚皿゚)イライラ…
おかげでこの間にチェックしてた新作
全ッ然!観れてねぇ!ヾ(# ゚Д゚)ノ
23(金)からの公開作もそんなで
それならってことで、思わぬロングラン上映を果たし
しかも評判も上々なこちらの作品を観てきました。
公開から2ヶ月も経ってしまったけど
今なお、こうして上映してくれてるからこそ観れた
今年17本目の新作映画はこちら。
教皇選挙
(原題:CONCLAVE)
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派、カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が、死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿は新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々にローレンスの苦悩は深まっていく。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発するのだった……。
先のアカデミー賞でも見事「脚色賞」を受賞、
他部門でも8部門ものノミネートがあった作品
教皇選挙
を、遅ばせながら観てきました。
実際に現実世界でも教皇選挙が行われたことで
日本での上映期間としては
ホント、ベストタイミングじゃないでしょうか。
選挙が行われた前後の埋まりっぷりも凄かったしね。
それで自分も1回観るタイミング逃したワケで。
ところが、こうしてロングラン上映してくれたおかげで
ようやく観ることができたワケですが、
評判通り、確かに面白かったな(* ゚∀゚)

NEXT 教皇を決める枢機卿だなんて言ったって
ガンガンにタバコは吸う、スマホも使うってところは
めちゃくちゃ俗物的だなぁとも思ったし、
「教皇」の座に就くという
欲に支配されたおっさん達の立ち振舞を見てると
いかにも人間的であるのが伺えます。

汚職なんて何のそのだもんなぁ。
こういうのって国や立場が変わっても
どこも一緒なんだなって思っちゃいますよね。
こりゃ戦争なんてなくならんw
バレなきゃいいんだよ精神なんて
それこそ一般人と変わらないよねっていう(。-∀-)笑
まぁ、それがバレていくから
本作が面白いと思える部分でもあるんだけども。
そんな鼻息荒くしてるおっさん達とは別に

本作で主役を務めるレイフ・ファインズ演じるローレンスは
教皇なんてまっぴらごめん、何なら枢機卿もやめたいんだが
ってスタンスなのに、票が入って頭抱えちゃうのも
可哀想だが面白い。笑
そんな気は全くないのに、
むしろ、勝たせようとしてるベリーニには
とんだ野心家だな!なんて言われちゃうしw
その後、ちゃんと和解はするけどやっぱ可哀想だw

しかし、コンクラーベの為に
世の中から隔離され、幽閉されてるような状況で
得票数が有効値に届くまで何度も選挙する
ってのは、なかなかにツラ…

しかも周りもおっさんばっかなのに…w
街の中で爆発が起きてても関係なしって…ねぇ。
そのおかげで被害を被るワケですが。
音楽で要所要所に盛り上げてくれたりはするけど
基本はけっこう淡々と進むし、
それでいきなりコンクラーベ中の爆破騒動は
下手なホラー映画のジャンプスケアよりビックリしたわw

それでいて静かなところは
小さな吐息ですらハッキリ聞こえるほど静穏で
そのへんのメリハリもgood(゚∀゚ *)でした。
あとは、アカデミー賞でも受賞とはならなかったけど
美術賞と衣装デザイン賞にノミネートされていて
そこは確かに目を見張るものはありましたね。

野心丸出しのおっさんたちでも、
あの衣装を着てると不思議と偉く見えるもんだし、
何より建築物に関してはすごかったですね。

セットなのかCGなのか、どちらにせよ
物語の世界観を構築するのに
あの造形は十分すぎる効果を発揮してたと思います(* ゚Д゚)
コンクラーベという
日本にあまり馴染みのない出来事を扱いつつも
そんな日本でけっこう良い評価が下されているのは
映画(エンタメ)として面白い作りになっている
ってところが影響してるんじゃないかと思います。
現実世界でもリアルタイムに起きた教皇選挙もあり、
上映してくれている内に観るが吉だと思います。
自分も観て良かったと思える
教皇選挙の感想でした。
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