初報からTLに流れてきて経緯を見てたけど

毎度毎度、こういう連中って何様なんでしょうね。

自分のしたことが原因で2度と来日しなくなったら…

とは考えないのだろうか…考えんか。

そもそもがまともな人間であれば

こんなことしないもんな。

どうも、トトです。



今回から5月リリース分となる

今年31枚目の新譜レビュー

遅咲きのウチでは

ようやく今回で2度目に記事にすることができましたが

2010年結成ってウソやろΣ(°ω°ノ)ノ と驚いてしまうくらい

気付いたらこのバンドも15年やってるんですよねぇ。

1st出たのは2013年ですが、

そこからでも12年経ってますしね。

その頃から聴いてたけど記事にしてなかったし

だからこそのこの遅咲きっぷり

そんなカナダバンドの最新作




20250502_012716
PUP『Who Will Look After The Dogs?』
01. No Hope
02. Olive Garden
03. Concrete
04. Get Dumber (feat. Jeff Rosenstock)
05. Hunger For Death
06. Needed To Hear It
07. Paranoid
08. Falling Outta Love
09. Hallways
10. Cruel
11. Best Revenge
12. Shut Up





カナダ産PUNK ROCKバンドのPUP

3年ぶり5枚目となるアルバム

Who Will Look After The Dogs?

Rise Recordsから5/2にリリースされました。


PUNK ROCKとはいえ、その実

初期はガレージパンクとかから始まり、

インディー、オルタナ感があったりもするし、

日本の呼び屋で言うなら

まず間違いなくUNIONWAYではなく、

ICE GRIL$系のサウンドって感じしますよね。

IGなんて古くはA Loss For WordsとかMan Overboard

PVRISとかもだけどRise系との繋がりは初期からあったし

PUPとの繋がりがあっても不思議じゃないのよね。


と、まぁ日本との繋がりはひとまず置いといて。

3年ぶりとなったPUPの最新アルバム

早速、聴いていこうと思います。




No Hope
頭から勢いに乗る1曲目。
PUPらしいコーラス過多のシンガロング感も健在で
疾走感のあるアップテンポなサウンドも上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
幕開けにはもってこいな雰囲気から終盤は転調し、
一気に急降下して静穏に。
一旦落としたあとから徐々にまた大きくなっていくところで
ぶつ切りになって終わります。


Olive Garden
という、前曲のアウトロが
そのままイントロになっているような2曲目は
バンドサウンドと同時にボーカルも歌い出し、
イントロらしいイントロはなく始まります。
荒々しいサウンドとの合間に挿し込む、
おーおーコーラスパートがポップでギャップを生む。
後半にはノイジーなギターもさることながら、
同時にぶっといベースが鳴るのも(* ゚∀゚)イィネ
MVはMVでちょっとした飯テロですね。笑





Concrete
Porter Robinson"Wind Tempo"のような雰囲気で始まり
そこからギターを掻き鳴らすところから幕を開ける3曲目。
前2曲に比べればギターもクリーンで、
コーラスが映えるボーカルワーク共々、
メロディアスな雰囲気すら感じさせます。
それこそアートワークのような雰囲気が合うというかね( ´∀` )


Get Dumber (feat. Jeff Rosenstock)
やはりギターに耳がいく4曲目は、
それもそのハズ、この曲のゲストである
Jeff Rosenstockはギタリストなんだとか。
ラストのブレイクダウンでも
そのギタープレイを披露しています。
曲調自体も勢いのある疾走系ロックサウンドで
ちょいちょいクラップパートが挟まるところも含め、
ライブでも盛り上がりそうなのがgood(゚∀゚ *)

スマホ向け縦向きのイマドキ感がありつつも、
PS時代の頃を彷彿とさせるクソCGな
レトロゲーム感のある映像も面白いですねw





Hunger For Death
勢いある曲からクールダウンした始まりの5曲目。
テンポもスローで、歌もの感の雰囲気満点。
なんか音小さいなと思ったけど、
しっかりバンドサウンドで展開するところから
ボリュームも正常になります。
しかし曲調としてはそのままで、緩くスローな展開に。
それに反してのギターソロパートはノイジーなプレイに。


Needed To Hear It
そんなインディー感ある
ノイジーなギターから始まる6曲目。
サビでは、お馴染みの賑やかコーラスと共に入る
声量の多さでもっていきます。
そうした部分とはギャップを生むように、
ラストサビ前の静かな弾き語り調なところが引き立ちます。


Paranoid
吐き捨てるようなシャウトから幕を開ける7曲目は
そのシャウトが示すような勢いある曲に。
アップテンポで疾走感のある曲で、
コーラスによるシンガロング感もバッチリヾ(* ゚∀゚)ノ
そんな勢いも後半にはガラッと転調、
良い意味でのギターの粗さはそのままに、
落ちたテンポは終盤にさらに落としていきます。
結果、スローでノイジーなサウンドでのアウトロで締めます。

あるライブの日を映したようなMVも良いですね。
これも漏れなく縦向きですが…前々から思ってるけど
イマドキの人たちって縦向きで見づらくないんかね。
個人的には動画って広く大画面で見たいので
縦向き動画の魅力がイマイチわからんのだよね(。-ω-)-3





Falling Outta Love
8曲目は軽快なドラムからスタート。
そのイントロからのフレーズはそのままに、
ミドルテンポに進んでいきます。
ドラムもだけど、何気にベースも良いな(* ゚∀゚)
ギターの大きさに耳が持ってかれがちにはなるけど
何気にリズム隊が良い仕事してる曲だと思います。


Hallways
イントロなしでボーカルから始まる9曲目。
インディーロック感はあるけど、
そうした印象が変わるようなキャッチーさがあり
何気に曲調も上向きで明るい雰囲気なのがgood(゚∀゚ *)
それゆえの聴きやすさもひとしおで良いですね。
ソファーや本棚、冷蔵庫とかと一体化してるメンバーに
つい笑ってしまったMVも必見ですw





Cruel
上向きな曲調を継続するかのように
イントロから軽快に始まる10曲目。
ここでもベースが良い仕事してますね(* ゚∀゚)
合間のギターとベースが交互にプレイする展開も◯
一旦終わったのかと錯覚する静穏のあと、
アウトロのギターソロがまた聞き応えあり。


Best Revenge
タイトルからは予想外のポップな始まりを見せる11曲目。
そこから曲調も大きく変わることはなく、
キャッチーな雰囲気のまま進んでいきます。
安定の賑やかコーラスで入るサビは
ヾ(* ≧∀≦)ノ best reveeenge!!
と、これまた笑顔で歌ってるようなコーラスも
逆にやべー雰囲気を感じさせるw
それほどにタイトルとは反する雰囲気なのは
曲自体はとても聴きやすさがあるのが面白い。


Shut Up
軽快に掻き鳴らすギターから始まるラスト12曲目。
そこにボーカルが入ってきて、
最初は弾き語りのような雰囲気でのスタートに。
徐々にサウンドも肉付けされていきますが、
バンドサウンドが大きくなるインストパートまでは
冒頭の雰囲気を継続しています。
バンドサウンドが本格化すると同時にコーラスも。
アウトロはまた耳に残るギターで締めます。





以上、

PUP『Who Will Look After The Dogs?

でした。

今作ではギターが大活躍してましたねぇ。

これだけ目立ってたってことは

前作もこんな感じだっけ?とレビューを見直すと

今作同様、コーラスによるシンガロング感はそうだけど

あまりギターのことには触れていないので

今作ならではの要素だったんではないかな。

それでもやっぱり賑やかコーラスが響くのは

PUPらしさもあってgood( ´∀` )でした。


PUNKシーンなんて、今やメタルシーンに次ぐ

高齢化甚だしいジャンルだと思うけど、

PUPって日本でどの程度の人気、知名度なんでしょうね。

まぁ、PUNKを語る人自体がもはや少数派で、

それが若手〜中堅世代を聴かないという

メタルと同じ道を行ってるんだったら

PUPの人気知名度なんて皆無なのはお察しですが…

来日ってないのかな

って思ったところで…ねぇ…?(。-∀-)


まぁ、そんな悲しい現実はさておき

従来らしさもありつつ、ギターが耳を突いてくる作品

PUPWho Will Look After The Dogs?

PUNK ROCK好きな人じゃなくても

是非ぜひ、チェックしてみてください。





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