基本は金曜日を迎える0時になった瞬間に

ほとんどの新譜は配信も開始されるんですが

たまに時間差で出してくるヤツがいるんだよな(。-д-)-3

ってのを、今回取り上げる作品で思い出しました。

自分は基本、金曜0時過ぎにチェックしてダウンロード

翌朝、出勤時から試聴をしていくって感じなので

時間差で出してこられると

下手すりゃ1週間遅れでチェックすることになるという…

それがわかってりゃ、BFWの新譜だって

のんびりチェックしてなかったっつーの!(。>д<)

どうも、トトです。



って感じで出鼻を挫かれた4月第2週目ですが

そんな2週目の新譜に行く前に

1週目最後となる作品で今年23枚目の新譜レビューを。

とはいえ、今回の作品自体は

何気に待望感もあったので、無下にもできんという…

ただ、ちゃんと他と同じく0時に来てたら

Air Drawn Daggerより先に書いてたけどな!(# ゚Д゚)

そんな今回取り上げる作品はこちら。




20250411_014251
Knox『Going, Going, Gone』
01. Now & Then
02. You Happened
03. Going, Going, Gone
04. Pick Your Poison
05. She’s Not Okay
06. 50/50
07. Happy Ever After
08. Voicemail
09. A Heart Still Breaks
10. The DJ
11. D.N.A
12. All American Tragedy
13. Oxygen Thief
14. Head First (feat. Bilmuri)
15. Win Some, Lose Somebody
16. Not The 1975





2021年から活動をしているUSのシンガーソングライター

Knox Morrisこと、Knox

待望のデビューアルバムGoing, Going, Gone

Barbershop/Atlantic Recordsから4/4にリリースされました。

基本、メンバーが出てるマーチデザインとか

アートワークとかはちょっと…って思うこと多々ですが

今回のアートワークは雰囲気◎

配色と紙ヒコーキが良い感じ(* ゚∀゚)b


もはや知ったキッカケは覚えてませんが、

ひと月ふた月前にフォローし始めたんじゃないんですよね。

だからこそ待望感もあったワケですが、

今回に到る22枚の新譜の中でも最多の全16曲収録!

その創作意欲や素晴らしいぞ!ヾ(* ゚∀゚)ノ

こうして若手が早期にアルバム出すのは良いねぇ( ´∀` )

そんなKnoxの記念すべきデビューアルバム

早速、聴いていこうと思います。




Now & Then
クラップとリズミカルなギターと共に、
そのままリズミカルなアップビートに乗せて
軽快なボーカルで展開していく1曲目。
この体揺らしたくなる感じ良いですねぇ(* ゚∀゚)
わずか150秒という短めの曲だけども、
今作オープニングから掴みはバッチリ(* ゚∀゚)b


You Happened
チューニングをしているようなギターから
こちらも冒頭からクラップと共に始まる2曲目。
そのクラップとコーラスがより大きくなるところから
よりキャッチーさを増すサビへ。
サウンド面も前曲よりもだいぶ賑やかになると共に、
一緒に歌いたくなるような
この声量賑やかなコーラスはgood(゚∀゚ *)





Going, Going, Gone
イントロからバンド感ひとしおな3曲目は、
今作のタイトルトラックに。
そのバンドサウンドからは大いにPOP PUNKを感じられ
ワタシのPOP PUNKレーダーも即反応!ヾ(* ゚∀゚)ノ
何の曲がキッカケだったかは忘れたけど、
こうしたPOP PUNKな曲からKnoxをフォローしたのは
間違いないので、やっぱこういうのは(* ゚∀゚)スキー

MVもまさにアートワークをそのまはま表していて
歌詞が漫画の吹き出しのように出ていたと思ったら
サビで漫画のコマ割りみたいな演出になっていて
これは面白いMV!(* ゚∀゚)
と、曲だけじゃなくてMVも気に入りました。





Pick Your Poison
続く4曲目は、前曲より少しテンポを落とした幕開けに。
冒頭はMayday Parade的な雰囲気を感じるものの、
それがテンポアップするサビに入ると
We The Kings的なPOP ROCK/パワーポップ感に(* ゚∀゚)
この縦ノリ感もキャッチーで(* ゚∀゚)イィゾー





She’s Not Okay
ギターを掻き鳴らすカントリー的な雰囲気の5曲目。
冒頭からリズム感、テンポ感も良好で、
蓋を開けてみるとシンセも加えた
気分も上向くポジティブPOP ROCKに。
ヾ(* ゚∀゚)ノ heyheyheyheyhey!!
のコーラスも、シンガロング感を煽る形で◯です。


50/50
ここまでの曲に比べると
格段にエモーショナルな雰囲気が強い6曲目。
コーラスが盛り盛りになるサビに入ると
映画の主題歌、挿入歌にもなりそうな雰囲気に。
実際、今年2月に観た
『野生の島のロズ』が浮かんできたのでね( ´∀` )





Happy Ever After
テンポ良くタイトルを含めた歌詞を
歌うところから始まる7曲目。
ノリは良くも落ち着いた雰囲気の始まりから一転、
サビではシンセも入りサウンドも賑やかに。
さらにBメロの方に移ると
アンセミックなコーラスが加わり、より賑やかに。
そもそもサビの歌メロがとにかくキャッチーで
そこに上向きな曲調のサウンドが鳴るのもgood(゚∀゚ *)


Voicemail
イントロからアコギの音色が耳を突く8曲目。
しかし、歌詞は割と詰め込み系で
サビに入るまでは言葉途切れず歌う雰囲気。
逆にサビに入ると少し隙間が出てくる感じで
それまでの詰め込み感がなくなります。
タイトル含めた歌詞で歌うわかりやすさと
コーラスと共に入るサビは声量も賑やか。
エモーショナルだけどテンポ感はそこそこで
耳触り良好な1曲に。


A Heart Still Breaks
変わって本来のギターから耳を突いてくる9曲目。
イントロを抜けると落ち着いた雰囲気で歌い、
ここでもタイトルをコーラスが歌いサビへ。
このサビ前のコーラスが割とキモであり、
そうしてタイトルを繰り返す部分もあり、
ラストサビへの入りはコーラスもより大きく
よりシンガロング衝動に駆られますヾ(* ≧∀≦)ノ


The DJ
こちらも掻き鳴らすギターから始まり
リズミカルなビートとクラップと共に進む10曲目。
サビはこれまたコーラスと共に
キャッチーな縦ノリソングとなりますヾ(* ゚∀゚)ノ
BメロにはDJらしく一瞬の
スクラッチサウンドが鳴るのも面白い。
サビのラストには
ヾ(* ≧∀≦)ノ She always knows the DJ,
ヾ(* ≧∀≦)ノ yeah, ah, ah
の部分が、コーラスと共にシンガロング感増し増しで◎


D.N.A
フィンガースナップと共に
スローなタートを切る11曲目。
漏れなくコーラスは増し増しだけど
アコギでの弾き語りの雰囲気もあり。
Bメロからドラムも加わりバンドスタイルに。
歌詞を聞いてる限りは、本来の意味のDNAではなく
do not askってのが伺えるし、
その部分がまたコーラス増し増しで良好( ´∀` )b


All American Tragedy
12曲目はギターからスタートを切り、
そのままおーおーコーラスを交えて幕を開けます。
Simple PlanJet Lagの始まりを彷彿とさせますね(* ゚∀゚)
ここまででも上位なアップテンポさを誇っており、
曲調的にもストレートなPOP PUNKしててgood(゚∀゚ *)
しっかり"POP PUNK"と言っている歌詞が気になり
↓調べてみたら、典型的なちょいワルに惹かれるbi◯chで
ちょっと面白い内容だったのも良い。笑

She's into bad guys driving the fast cars
彼女は速い車を運転する悪者に夢中
Making her dad cry, kissing the guitar player in a pop-punk local indie band
父親を泣かせ、ポップパンクな地元インディーズバンドのギタリストにキス
Undressing in the back seat of his mom's minivan
母親のミニバンの後部座席で服を脱ぐ


Oxygen Thief
再びアコギ弾き語り感ひとしおで始まる13曲目。
そうして最初こそ落ち着いた感じの
エモーショナルさを引き立たせていたものの、
サウンドも、声量も、
曲の進行と共に盛り上がっていきます。
最後には一大ミドルバラード的な雰囲気に。


Head First (feat. Bilmuri)
始まりは静かに幕を開ける14曲目では、
サビに入るとギターというか、サウンドに合わせて
コーラスも同時に展開して上げていく感じ
こういうサウンドとボーカルワークがシンクロする感じ
けっこう好きなんだよな( ´∀` )
ゲストのBilmuriはBメロから参加しています。
途中からテンポアップしていき、
再び↑のようなサビに入ります。
ラストサビでもPOP PUNK的なテンポになり、
コーラスによるアンセミックPOP PUNKな雰囲気で締めます。


Win Some, Lose Somebody
再びアコギの弾き語りスタートとなる15曲目。
しかし、ボーカル共々テンポ感はそこそこで
耳馴染みが良くてgood( ´∀` )
そのテンポ感はサビでも継続していて
もはやお馴染みのコーラスも加えて声量も賑やかで
エモーショナルながら上向きの感じがgood(゚∀゚ *)です。


Not The 1975
ラスト16曲目は、少し落ち着いた雰囲気の始まりで
しかし上げていく感じが存分に伝わります。
その予感はまさにその通りであり、
バンドサウンド全開になるサビで、ここまで同様
ノリの良いシンガロングコーラス系POP ROCKにヾ(* ゚∀゚)ノ
後半にはしっかりギターソロもあり、
クラップ&コーラスからラストサビへ流れていきます。





以上、

Knox『Going, Going, Gone

でした。

良いじゃないのー(* ゚∀゚)

全16曲の時点で既に好感でしたが、

その中にインタールード的な曲も1つもなく、

全16曲余すことなく、1つの楽曲として成り立っていて

それでいて46分に収まるコンパクトさは現代的。

音楽性的にも耳触りの良いPOP ROCKをベースに、

何よりも耳を引くのはアンセミックなコーラス!

これが今作のほとんどの曲に取り入れられていて

それ故のシンガロング感もひとしおで、

どの曲をライブでプレイしても

フロアから大きな声が聞こえてきそうな感じは

音源を聴いてるだけでも容易に想像がつきます。

そうしたみんなで盛り上がりそうな感じがgood(゚∀゚ *)


知ったキッカケは忘れたものの

こうしてフォローしていて良かった\(^o^)/

と、十分に思えるデビューアルバムでした。

Knox『Going, Going, Gone

そのキャッチーさは聴く人を選ばない作品だと思います。

是非ぜひ、ご一聴。





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