オリメンがどんどん辞めていくのって

なんか色々察しちゃうよね…

こうなってくるとTommyだけが

ってことではないんじゃないのこのバンド。

どうなることやら。

どうも、トトです。



それでは今年21枚目の新譜レビュー

3月の蔵出しはなしに、

4月分最初のレビューとなりますが、

今年はリリースペースがちょうど良くて助かるわぁ( ´∀` )

1週に5枚も6枚も出なくていいのよw

って言ってると、どっかでまた

そんな週が出てくるのかもしれませんが…(。-д-)

ともあれ、今回取り上げるバンドは

当ブログとしても2回目で

まだまだキャリアの浅い若手ながらも

早くも1stアルバムをリリースしてくれました\(^o^)/




air-drawn-dagger-a-guide-for-apparitions
Air Drawn Dagger
『A Guide For Apparitions』
01. Hymn Of The Hag
02. Sanctifound
03. Sweatin'
04. Teeth
05. Skinwalkers
06. Cadavers
07. MaidenMotherCrone
08. Castle
09. Necromancer
10. Coma
11. Apparitions (feat. Tobi Duncan, Trash Boat)
12. Bellyaches





紅一点の女性ボーカルMaisie率いる

UKのガールズロックバンドAir Drawn Dagger

デビューアルバムとなるA Guide For Apparitions

Long Branch Recordsから4/4にリリースされました。


前回のEPレビューの時に

既にアルバムが1枚出ている

なんて書きましたが、よくよく調べてみると

その1枚はミックステープ盤であり、

正式なスタジオアルバムとしては

今作が1stであり、デビューアルバムみたいです。

早々にアルバム出してくれるのは(* ゚∀゚)イィネ

そうしてEPの時点で幸運にも発見できた

Air Drawn Daggerのデビューアルバム

早速、聴いていこうと思います。




Hymn Of The Hag
鐘の音が鳴るオープニングトラックは
わずか43秒のショートトラック。
Maisieも歌い始めはしますが、
ボリューム小さく控えめに。
その分、しっかり開幕を感じられる雰囲気で
本格的なスタートの次曲に繋げます。


Sanctifound
イントロからシンセと共にアップテンポに始まる2曲目。
この勢いがあるからこそ、
真のオープニングに相応しい目覚めの1曲ヾ(* ゚∀゚)ノ
ブレイクパートでのテンポダウンはあるけど、
全体的にアップテンポなロックサウンドで
ライブでもモッシュを引き起こす雰囲気も満点!
それでいて女性ボーカルってのも強みであり
この勢いあるロックでも聴きやすさがあるのもgood(゚∀゚ *)
ラストを飾るブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー





Sweatin'
続く3曲目もイントロからアップテンポに展開。
しかし、前曲よりもポップな面が強く、耳触りの良い
ガールズポップロック感ひとしおで(* ゚∀゚)イィネ
後ろに鳴るシンセがほんのりエモーショナルさも掻き立てる。
終盤はテンポも落として、よりエモーショナルに
からのラストサビで再びテンポアップして上がる。
上げたところで、ゆっくりフェードアウトして締めます。


Teeth
サイケデリックな配色のMVが目を引く4曲目は
ポップな曲から一転、ホラー感のある幕開けで
そのホラー感が良い感じに作用し
在りし日のゴシックロック的な雰囲気が(* ゚∀゚)イィネ
ここまでの曲よりもリズム感に優れる部分もあり、
ノリの良いロックな感じも見て取れるのも◯
ラストの展開からフェードアウトしての終幕。





Skinwalkers
前曲のフェードアウトが完全に落ちきる前に
勢い良くバンドサウンドを打ち付けてくる5曲目。
再びアップテンポなガールズロックを展開します。
Bメロ開始には
ヾ(* ゚Д゚)ノ ぉぉおおおお
というコーラスによるシンガロングポイントも。
ラストサビ前のブレイクパートには
バッキングコーラスでシャウトもしてますが、
これはMaisieが叫んでるのかな?


Cadavers
モノローグと共に旋律的なピアノと共に始まる6曲目。
そのままMaisieのボーカルが入ってきますが、
サウンド面が小さく、ボーカルが際立つ展開に。
ダークでエモーショナルなピアノ弾き語り風を抜け、
バンドサウンド全開にしてロックに切り替わる。
Bメロに入るとよりテンポアップして
耳触り良いアッパーロックサウンドを響かせます(* ゚∀゚)
ストリングス?的なシンセを加えたラストサビを経て
開始と同様、旋律的なピアノをアウトロにフェードアウト。


MaidenMotherCrone
呪文のようなボーカルから幕を開ける7曲目。
そのままバンドサウンドを入れてくるイントロに。
そこからギターを掻き鳴らす疾走感のあるサウンド、
サビではテンポを落として
バッキングも自身も担いながらのボーカルが印象的。
今作のアートワーク的にもだけど、
ちょっとダークな雰囲気なのは良いですね。


Castle
シンガロング的なコーラスからスタートする8曲目。
この賑やかな感じ良いですねヾ(* ゚∀゚)ノ
リズミカルに、ファルセットを加えたボーカルで進み
サビはアップテンポになり、ドラムがツボります。
サビ終わりで再びキャッチーなシンガロングコーラス。
今作イチのシンガロングナンバーかも。
ヾ(* ≧∀≦)ノ なー!ななー!
しっかりフラグ通りに落とすブレイクダウンもgood(゚∀゚ *)





Necromancer
シンセを加えたバンドサウンドなイントロで
幕を開ける9曲目。
再び自らのコーラスを後ろに
ツインボーカルのようなボーカルワークで進みます。
サビでは割とシンセが目立つような展開に。
Bメロに入るとテンポアップして勢いに乗る。
ここまでの曲にもシンセはあったけど、
今作の中でもシンセが耳に入る曲かも。


Coma
10曲目はイントロからアッパーサウンドで勢いに乗ると
サビ前で急ブレーキの一旦停止(静止)し、
サビでMaisieのボーカルに追従するような
メンバーのコーラスを従えながらの展開。
ラストサビ前に再び転調し
ミドルテンポにゆったり進んでいきます。
鍵盤を含めたサウンドで少し壮大なインストパートから
テンポはそのままにラストサビへと突入します。


Apparitions (feat. Tobi Duncan, Trash Boat)
前曲から間髪入れずにブレイクダウンから始まる11曲目。
ミドルテンポから、アップテンポに転調し
サビは再びミドルテンポから始まり、テンポアップする
山あり谷ありな展開で進んでいきます。
後半、サイレンが鳴り始めてからは
ゲストであるTrash BoatTobiが叫ぶヾ(* ゚Д゚)ノ
彼のロングシャウトをキッカケに、ここまででいちばん
重さのあるブレイクダウンを叩き込みます。
仕上げにラストサビでもうひと上げ、
ラストはサビもシンセも盛り盛り、
冒頭と同様にシンガロング必須なコーラスと共に締めます。

しっかりTobiも出演するMVは、
これまでのMVの内容が繋がってることもわかります。
オチ的には次の曲のMVに繋がりそうですが
それより何より、このMVだけドラムの見た目が
ちょっと空気階段のもぐらに見えるのはオレだけかw





Bellyaches
弾き語りでも力強いボーカルと共に始まるラスト12曲目。
ドラムがテンポ感を高めたあと、
バンドサウンドが全開となるサビに入ると共に
キャッチーさもひとしおなPOP ROCKにヾ(* ゚∀゚)ノ
Bメロでは初っぱなからサークルよろしくな疾走パートに
コーラスによるシンガロング感もあってgood(゚∀゚ *)
そのテンポ感もあってPOP PUNK的でもあるのが
こちらの琴線を刺激しまくります。
このラストにきて、今作で最も自分好みの曲が
キマシタワ━━\(* ゚∀゚)/━━!!

MVはバンドの過去の映像と共に送るものに。
これを見るとMaisieAvrilみたいな
パンダメイクしてる頃もあり、
それならこういう曲ができるのも納得できるな( ´∀` )
そして繋がったMVのオチにもなる感じで終わりますが
まだもう1つくらい続きそうな感じ?







以上、

Air Drawn Dagger
A Guide For Apparitions


でした。

バンドの初期衝動に駆られたような

全体的にアップテンポなロックサウンドで彩られた

勢いを感じる作風でしたね(* ゚∀゚)

この手のバンドは、キャリアを重ねていくにつれ

こうした部分はどんどん減退していく傾向にある為、

やっぱ1stアルバムたるやこうでないとね!ヾ(* ゚∀゚)ノ

ってのを聴けるのもこの1枚だけになるかもしれない。

もちろん、そうとも限らないので

それは今後のバンド次第でもありますけどね。


とはいえ、今作に関しては

キャリアが浅い内だからこそできる作品で

なかなかに良さげな1枚でした。

Air Drawn Dagger
A Guide For Apparitions


しっかりロックに寄ったガールズロックが聴きたければ

是非ともオススメな1枚です。





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