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先月は配信で立て続けに新作を見たこともあり

なんか久々な感じがする映画館鑑賞\(^o^)/

また4月最初の金曜から

チェックしてる作品が4本もあるというね…(。-∀-)

なので公開日から見ていかないと間に合わんw

ってことで、その4本の内の最初の1本

今年11本目の新作映画はこちら。




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HERE 時を越えて

恐竜が駆け抜け、氷河期を迎え、オークの木が育ち、先住民族の男女が出会う。悠久の時を越えてその場所に家が建ち、いくつもの家族が入居しては出てゆく。
心を揺さぶるドラマと共に。1945 年、戦地から帰還したアル(ポール・ベタニー)と妻のローズ(ケリー・ライリー)が家を購入し、やがてリチャード(トム・ハンクス)が生まれる。
世界が急速に変化していく中、絵の得意なリチャードはアーティストになることを夢見ていた。そんな中、別の高校に通うマーガレット(ロビン・ライト)と出会い、2 人は恋におちる。
マーガレットは、高校卒業後は大学に進学し、弁護士になることを目指していた。だが、ここか
ら思いがけない人生が始まる──。





『オットーという男』ぶりに

トム・ハンクス主演作を観ます。

『フォレスト・ガンプ』と同じ

監督にロバート・ゼメキス

トム・ハンクス、ロビン・ライトをメインに据えた

HERE 時を越えて

公開初日、仕事終わりで観てきました。


が、

ゼメキスとは噛み合わんなぁ(。-∀-)笑

全く噛み合わないワケではないんです。

フォレスト・ガンプも、HEREも、

楽しめたは楽しめたし、

映画で伝えたいこともわかりはします。

けど、ほんのちょっとだけ噛み合わなくて

グッと惹かれるにはあと一歩なんだよなぁ。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか

『ポーラー・エクスプレス』は好きなんだけどなぁ。


本作では、まさにタイトル通り

「HERE」という地球上のある一部分を

恐竜が生きた時代から現代まで、

定点カメラのように映し、

そのある地点で起きた出来事を追っていくという

内容的にもなかなか面白いものでした。

HERE_2

もちろん、メインは主演を務める

トム・ハンクス演じるリチャードの生涯が大筋を担いますが

ある家庭のワンシーンでは、

別の時代、テレビから流れるビートルズの曲を映したり

原始の時代から続く月の明かりは、

現代にも同じように見えていたりと、

時代を交錯させて見せる表現、演出はとても面白かったし

時代と共に変わるものもあれば、

太古の昔から変わらないものだってある

ってのもとても良かったです。

HERE_4

なんかそういった画的な面では

どこかウェス・アンダーソンの作品を彷彿とさせる。

そこに家が建てられる時代になれば

同じ家でも住む時代が、人が違えば、

全く違うように見えるのも見ていて楽しめました。

その中でいちばん好きだったのは

発明家のリーとピンナップガールのステラ

HERE_1

この2人が住んでた頃のシーンは

本作屈指のコメディ要素だったと思います。

リラクシーボーイチェアって名前は笑うけど、

足を伸ばせて、体も倒せる180度設計の

回転椅子は後世に繋がる大発明だよな!w


トム・ハンクスもさすがでしたけどね。

若い頃からおじいちゃんまで演技の幅が広い。

見た目に関しては特殊メイクかCGかはわからんけど

まだ幼い娘ちゃんが布を被ったオバケに扮した際

オ、オ、オバケだぁぁあああ
Gho, Gho, Ghoooooost

と言って逃げ回ってるの良いパパすぎるw


そうして家が建てられたことで

それぞれの家族、家庭での、

それぞれの人生、思い出が詰まる場所となる。

エンディングもまたそれを大いに実感できる内容に。

何十年と住んだ家だもの

"ここ"に来れば忘れていた記憶だってよみがえる( ;∀;)

HERE_3

そこからようやくカメラがぐーーっと動いて

家を出て、その外観を映し、

緑が生い茂った時代と同じように

ハチドリが飛ぶ姿を映して幕引き。


と、面白いのよ!

しっかり楽しんでるは楽しんでるのよ!

でも、なーんかなぁ…

"カチッ"と、ちょうど良くハマりきらないんだよなぁ。

『フォレスト・ガンプ』は、ここはちょっとな…

って言える明確な部分があるからわかるんだけど

本作ではそういう点もハッキリしないだけに

自分自身になんかモヤる(。-ω-)

良い作品であるのは確かだし、

自分の感覚的な部分だから仕方ないにせよ

心情的にスッキリしないのがまたモヤる。

そんなこんなで

HERE 時を越えて の感想でした。





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