3月の蔵出し候補はたったの1枚だったので
もう、ここで出して紹介だけ。
YouTubeにこのMVが出たことで知った
モダンデスコアバンドThe Rising Tideのデビューアルバム。
デスコアの割に"モダン"だったからか聴きやすく
自分のすんなり聴けたは聴けたけど
ま、自分が書かなくてもデスコアが好きな人たちなら
きっと知ってるやろし、造詣も深いやろ
ってことで。
どうも、トトです。
それでは3月分最後の新譜レビューにして
今年20枚目の新譜レビュー。
なんだかんだ言って、
もう結構なキャリアを積んだバンドになりましたね。
とはいえ、ウチで取り上げた回数自体は
そんなに多くはないんですが。
それでも良いバンドということはわかってますし、
だからこそこうして新譜も取り上げた次第。

Memphis May Fire
『Shapeshifter』
01. Chaotic
02. Infection
03. Overdose feat. Blindside
04. Paralyzed
05. Hell Is Empty
06. Necessary Evil
07. The Other Side
08. Shapeshifter
09. Versus
10. Love Is War
来年でキャリア20周年を迎える
US産ポスコア/メタルコアバンドのMemphis May Fire
3年ぶり8枚目となるアルバム『Shapeshifter』が
Rise Recordsから3/28にリリースされました。
2枚目からずーーーっとRiseにいるバンドですし
立派にレーベルの顔とも言えるバンドですね。
が、
前作同様、シングル祭りの末に
それらのシングルコレクション的な収録曲なのは
今作も継続した模様…(。-ω-)-3
面倒臭ぇのでトラックリストにもリンクは貼っとらん。
この感じもいつまで続けるやら…(。-д-)-3
ま、それを見越して
こちとらMMFのシングルなど
もうチェックしないことにしたので( ´∀` )σ
新鮮な気持ちで今作を聴くことができます。
ってことで、
早速、聴いていこうと思います。
Chaotic
タイトルを含めた歌詞をノリの良いリズムで歌い
キャッチーな幕開けとなる1曲目。
バンドサウンドは確かな重さがあり、
vo/Mattyが叫ぶシーンもあるものの、
冒頭と同じ展開をサビでも見せてくれる為、
やはりキャッチーな印象が強くなります。
それを覆す後半のブレイクダウンは
しっかりコア方面に傾いていてgood(゚∀゚ *)
Infection
どこかBMTHのようなオープニングの2曲目。
前曲ほどのキャッチーさはないものの、
こちらもどちらかと言えば"聴く"感じの雰囲気。
Aメロのサビが終わったところで
ヘヴィなリフが響くところがまたギャップを生む。
同時に頭を振りたくなる感じは(* ゚∀゚)イィネ
そうした面は後半のブレイクダウンにも。
Overdose feat. Blindside
3曲目は冒頭からアップテンポで勢いに乗る。
ヘヴィでアッパーなサウンドに
Mattyのスクリームが乗るアグレッシブなメタルコア感。
前2曲に比べてライブでも上がることが
想像に難しくない曲なのも確かで、
サビではクリーンになるも、テンポ感は落ちないので
上がる要因になり得るのも(* ゚∀゚)イィネ!
反面、ブレイクダウンは前2曲より少しライトに。
Paralyzed
4曲目もMattyがけたたましく叫ぶところからスタート。
ここでも冒頭はメタルコア色が濃く、
エフェクトをかけたクリーンからサビへ。
サビは跳ねたくなる縦ノリ感があるのもgood( ´∀` )
テンポを上げるドラムに次いでスクリームをかまし、
その勢いのままブレイクダウンへ繋ぎます。
ラストサビで再び縦ノリ感のあるリズムと
頭を振りたくなるヘヴィサウンドの応酬で締め。
Hell Is Empty
少しハスキーなクリーンから始まる5曲目。
ゆったり進んでいく中で、大きなクラップと
後ろから聞こえるシンフォニックなコーラス、
さらにはサウンド面でも壮大さを取り入れています。
Bメロからはバンドサウンドも本格化し、
どんどん勢いを増していきます。
タイトルや歌詞からもダークな面が垣間見え、
ラストは叫んで締めるのもgood(゚∀゚ *)
Necessary Evil
打って変わって、Mattyも冒頭から
ラップ調のボーカルを披露する6曲目。
全体的にはミドルテンポでグルーヴ感のある
ニューメタルを感じさせるサウンドながら
Bメロではいきなりテンポアップして
サークルよろしくなスピード感のあるサウンドにヾ(* ゚∀゚)ノ
からの急停止するようなブレイクダウンを叩き込むのも
あるあるながらやっぱ上がる展開(* ゚∀゚)b
疾走系ニューメタルとでも言いたくなるような
相反する言葉も合うような曲で(* ゚∀゚)イィゾー
The Other Side
ここまでの曲から一転、
ゆったりと落ち着いた雰囲気に切り替わる7曲目は
クリーンメインのミドルバラードに。
そもそもMattyはクリーン/スクリームの二刀流で、
そのどちらもが高い水準で繰り出せるので、
こうした曲で"歌う"ことに特化させても
良いと思えるもの持ってますからね( ´∀` )b
曲調的にもしっかりバンドサウンドを展開し、
ポスコア系歌ものとして成り立ってて◯
Shapeshifter
8曲目のタイトルトラックは、前曲の休憩も終わり、
ど頭からヘヴィサウンドを叩きつけています。
Mattyのボーカルもスクリームから始まっていて、
その勢いを落とすことなく進んでいきます。
明確なクリーンパートも極少なことから
今作イチのアグレッシブナンバーになっています。
タイトルを叫びながらのブレイクダウンでの締めもgood(゚∀゚ *)
Versus
静かだけど、どこか下向きな雰囲気を感じる9曲目。
そんな中から、裏声混じりの
Mattyの繊細なクリーンが入ってきます。
あとの曲に繋がる99秒のショートトラックであり
インタールード的な曲を経たあとにラストへ。
しかしこの曲にもMVあるとは…(。-∀-)
Love Is War
そうして前曲から繋がるように始まるラスト10曲目は
前曲の雰囲気を一蹴した、イントロから攻めるスタート。
シンセと共にアップテンポに展開し、
Mattyも初っぱなから全力スクリームを披露。
サビではクリーンというセオリー通りの展開に回帰し
良質ポスコアな感じもひとしおの曲に。
ラストは文字通り言葉通り、ひと呼吸おいて
サウンド共々、ガッツリ落としてくるブレイクダウン。
入りの時点でダウンテンポだけど、そこからさらに
ゆっくり落としていくような締めも良いですね( ´∀` )b
以上、
Memphis May Fire『Shapeshifter』
でした。
真新しさはほぼ皆無なのはそうだけど、
その分、自分たちの強みを最大限にいかして
その強みをより昇華したような作風でした。
ポスコアかつ、メタルコア的でもあり、
Mattyによるボーカルも申し分なし。
うん、なんか…言う事なし。笑
むしろ、下手に言葉を重ねるだけ野暮な気がするw
ってことで、
ポスコアとしてもメタルコアとしても優等生
長いキャリアの中で、
今できる最高の1枚だと思います。
Memphis May Fire『Shapeshifter』
是非ぜひ、チェックしてみてください。
関連記事
もう、ここで出して紹介だけ。
YouTubeにこのMVが出たことで知った
モダンデスコアバンドThe Rising Tideのデビューアルバム。
デスコアの割に"モダン"だったからか聴きやすく
自分のすんなり聴けたは聴けたけど
ま、自分が書かなくてもデスコアが好きな人たちなら
きっと知ってるやろし、造詣も深いやろ
ってことで。
どうも、トトです。
それでは3月分最後の新譜レビューにして
今年20枚目の新譜レビュー。
なんだかんだ言って、
もう結構なキャリアを積んだバンドになりましたね。
とはいえ、ウチで取り上げた回数自体は
そんなに多くはないんですが。
それでも良いバンドということはわかってますし、
だからこそこうして新譜も取り上げた次第。

Memphis May Fire
『Shapeshifter』
01. Chaotic
02. Infection
03. Overdose feat. Blindside
04. Paralyzed
05. Hell Is Empty
06. Necessary Evil
07. The Other Side
08. Shapeshifter
09. Versus
10. Love Is War
来年でキャリア20周年を迎える
US産ポスコア/メタルコアバンドのMemphis May Fire
3年ぶり8枚目となるアルバム『Shapeshifter』が
Rise Recordsから3/28にリリースされました。
2枚目からずーーーっとRiseにいるバンドですし
立派にレーベルの顔とも言えるバンドですね。
が、
前作同様、シングル祭りの末に
それらのシングルコレクション的な収録曲なのは
今作も継続した模様…(。-ω-)-3
面倒臭ぇのでトラックリストにもリンクは貼っとらん。
この感じもいつまで続けるやら…(。-д-)-3
ま、それを見越して
こちとらMMFのシングルなど
もうチェックしないことにしたので( ´∀` )σ
新鮮な気持ちで今作を聴くことができます。
ってことで、
早速、聴いていこうと思います。
Chaotic
タイトルを含めた歌詞をノリの良いリズムで歌い
キャッチーな幕開けとなる1曲目。
バンドサウンドは確かな重さがあり、
vo/Mattyが叫ぶシーンもあるものの、
冒頭と同じ展開をサビでも見せてくれる為、
やはりキャッチーな印象が強くなります。
それを覆す後半のブレイクダウンは
しっかりコア方面に傾いていてgood(゚∀゚ *)
Infection
どこかBMTHのようなオープニングの2曲目。
前曲ほどのキャッチーさはないものの、
こちらもどちらかと言えば"聴く"感じの雰囲気。
Aメロのサビが終わったところで
ヘヴィなリフが響くところがまたギャップを生む。
同時に頭を振りたくなる感じは(* ゚∀゚)イィネ
そうした面は後半のブレイクダウンにも。
Overdose feat. Blindside
3曲目は冒頭からアップテンポで勢いに乗る。
ヘヴィでアッパーなサウンドに
Mattyのスクリームが乗るアグレッシブなメタルコア感。
前2曲に比べてライブでも上がることが
想像に難しくない曲なのも確かで、
サビではクリーンになるも、テンポ感は落ちないので
上がる要因になり得るのも(* ゚∀゚)イィネ!
反面、ブレイクダウンは前2曲より少しライトに。
Paralyzed
4曲目もMattyがけたたましく叫ぶところからスタート。
ここでも冒頭はメタルコア色が濃く、
エフェクトをかけたクリーンからサビへ。
サビは跳ねたくなる縦ノリ感があるのもgood( ´∀` )
テンポを上げるドラムに次いでスクリームをかまし、
その勢いのままブレイクダウンへ繋ぎます。
ラストサビで再び縦ノリ感のあるリズムと
頭を振りたくなるヘヴィサウンドの応酬で締め。
Hell Is Empty
少しハスキーなクリーンから始まる5曲目。
ゆったり進んでいく中で、大きなクラップと
後ろから聞こえるシンフォニックなコーラス、
さらにはサウンド面でも壮大さを取り入れています。
Bメロからはバンドサウンドも本格化し、
どんどん勢いを増していきます。
タイトルや歌詞からもダークな面が垣間見え、
ラストは叫んで締めるのもgood(゚∀゚ *)
Necessary Evil
打って変わって、Mattyも冒頭から
ラップ調のボーカルを披露する6曲目。
全体的にはミドルテンポでグルーヴ感のある
ニューメタルを感じさせるサウンドながら
Bメロではいきなりテンポアップして
サークルよろしくなスピード感のあるサウンドにヾ(* ゚∀゚)ノ
からの急停止するようなブレイクダウンを叩き込むのも
あるあるながらやっぱ上がる展開(* ゚∀゚)b
疾走系ニューメタルとでも言いたくなるような
相反する言葉も合うような曲で(* ゚∀゚)イィゾー
The Other Side
ここまでの曲から一転、
ゆったりと落ち着いた雰囲気に切り替わる7曲目は
クリーンメインのミドルバラードに。
そもそもMattyはクリーン/スクリームの二刀流で、
そのどちらもが高い水準で繰り出せるので、
こうした曲で"歌う"ことに特化させても
良いと思えるもの持ってますからね( ´∀` )b
曲調的にもしっかりバンドサウンドを展開し、
ポスコア系歌ものとして成り立ってて◯
Shapeshifter
8曲目のタイトルトラックは、前曲の休憩も終わり、
ど頭からヘヴィサウンドを叩きつけています。
Mattyのボーカルもスクリームから始まっていて、
その勢いを落とすことなく進んでいきます。
明確なクリーンパートも極少なことから
今作イチのアグレッシブナンバーになっています。
タイトルを叫びながらのブレイクダウンでの締めもgood(゚∀゚ *)
Versus
静かだけど、どこか下向きな雰囲気を感じる9曲目。
そんな中から、裏声混じりの
Mattyの繊細なクリーンが入ってきます。
あとの曲に繋がる99秒のショートトラックであり
インタールード的な曲を経たあとにラストへ。
しかしこの曲にもMVあるとは…(。-∀-)
Love Is War
そうして前曲から繋がるように始まるラスト10曲目は
前曲の雰囲気を一蹴した、イントロから攻めるスタート。
シンセと共にアップテンポに展開し、
Mattyも初っぱなから全力スクリームを披露。
サビではクリーンというセオリー通りの展開に回帰し
良質ポスコアな感じもひとしおの曲に。
ラストは文字通り言葉通り、ひと呼吸おいて
サウンド共々、ガッツリ落としてくるブレイクダウン。
入りの時点でダウンテンポだけど、そこからさらに
ゆっくり落としていくような締めも良いですね( ´∀` )b
以上、
Memphis May Fire『Shapeshifter』
でした。
真新しさはほぼ皆無なのはそうだけど、
その分、自分たちの強みを最大限にいかして
その強みをより昇華したような作風でした。
ポスコアかつ、メタルコア的でもあり、
Mattyによるボーカルも申し分なし。
うん、なんか…言う事なし。笑
むしろ、下手に言葉を重ねるだけ野暮な気がするw
ってことで、
ポスコアとしてもメタルコアとしても優等生
長いキャリアの中で、
今できる最高の1枚だと思います。
Memphis May Fire『Shapeshifter』
是非ぜひ、チェックしてみてください。
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