いつぞやに読者様に教えてもらった

メキシコのOur Divideの新曲

イントロからスクラッチサウンドを取り入れ

クリーンがメインを占めつつも、

Bメロにはラップボーカルもあり、

ニューメタル、オルタナメタル的なとこを見せたと思ったら

ラストはガッツリ!コア感たっぷりのブレイクダウン!

(* ゚∀゚)えぇね!新譜はまだかいね?

どうも、トトです。



それでは今年18枚目の新譜レビュー

いつぞやに過去作レビューは書いたけど

近年のリリースでは

イマイチ感が強く蔵出しだったバンドの最新作。

こうして記事にしているということは

蔵出しを脱し、晴れて本記事レビューに\(^o^)/

そんな今回、取り上げるのはこちらの作品。




20250321_002029
A Day to Remember
『Big Ole Album, Vol. 1』
01. Make It Make Sense 
02. Feedback
03. Bad Blood
04. All My Friends
05. To the Death
06. Flowers
07. LeBron
08. Die for Me
09. Miracle
10. Same Team
11. Silence
12. Closer Than You Think 





いつの間にやら…なんて今さら言うもっと前から

けっこうな人気と知名度になっている

US産のA Day to Remember

前作から4年ぶり8枚目となるアルバム

Big Ole Album, Vol. 1が、

先行したフィジカルから遅れることひと月

配信の方では3/21にリリースとなりました。

レーベルは前作同様Fueled By Ramen継続。


今作はこれまでのような

後ろを向いた人が特徴のアートワークから脱し、

メンバーと、彼らと親交の深い?と思われる

他の色んなバンドメンバーで彩られた

素敵アートワークにヾ(* ゚∀゚)ノ

これ全部わかる人いるんだろうかw

そして「Vol. 1」ってことは

やっぱ「Vol. 2」もあるんだろうかね?


と、気になるところは尽きませんが

前作からもう4年も経ってたんだな。

少なくともその前作は蔵出しにしてたけど

今回は本記事でのレビュー

なぜ、本記事レビューとなったのか

その理由を紐解いていくとしましょう。




Make It Make Sense
(Make it make sense, make it make sense) (筋を通せ)
You want it? You fucking got it 欲しいか? クソ食らえ
Blast 'em!! ぶっ飛ばせ!

というオープニングのモノローグのあと、
ヘヴィサウンドと共に幕を開ける1曲目。
テンポ感はそこまでアッパーではないものの
ヾ(* ≧□≦)ノ Make it make sense!!
ヾ(* ≧□≦)ノ make it make sense!!
と、わかりやすくタイトルを叫ぶ、ADTR特有の
声量多めのシンガロングパートがあるのは上がるヾ(* ゚∀゚)ノ
後半にはガッツリ!ブレイクダウンも叩き込み
冒頭から続く重さもここで真価を発揮します。
さらにチアのようなコーラスも含めながらのシンガロング、
最後までタイトルを繰り返すキャッチーさも◎


Feedback
2曲目は打って変わってイントロからアップテンポに開始。
軽快なテンポになる分、前曲よりも重さは感じにくいけど
モッシュとかをする分には十分なノリヾ(* ゚∀゚)ノ
どこか最近のBeartoothっぽさがある感じ。
ヾ(* ≧□≦)ノ Liar!!
と、コーラスと共にシンガロングをキメたあとは
ブレイクダウンでさらなるカオス空間を作り出すのも
想像に難しくありません。
この一聴してライブ向けだとわかる、
ライブでこそ真価を発揮しそうな感じは
めちゃくちゃ良いっすねぇ(* ゚∀゚)b

ちょいちょいJeremyが小声で呟いてるとこが
MVだとアクション付きでわかりやすくなってのも◯
画的にもちょっとした映画みたいで、
最後の爆発の規模デカすぎわろたw





Bad Blood
ほんのりホラー感のあるサウンドで始まる3曲目。
もう少しシンセ要素を増せばMotionless In White
シアトリカルな壮大さを出せばIce Nine Kills的な。
ヾ(* ≧□≦)ノ Bad Blood!!
と、タイトルを叫ぶサビのシンガロングは
これまたわかりやすすぎてgood(゚∀゚ *)
みんなで叫ぼうぜ!ヾ(* ≧∀≦)ノ って気にさせます。
全体的にはコア感よりも、もっとライト寄りだけど
TAKE IT PERSONAL!!
のスクリームを合図に落とすブレイクダウンは、
ゴリッゴリのコア感剥き出しで最高ォウヾ(* ゚∀゚)ノ


All My Friends
初っぱなからタイトルを歌い、
モノラルラジオ的な雰囲気で始まる4曲目は
ほんのりPOP PUNKの香りがする…?
ノリの良いロックサウンドが耳触り良好( ´∀` )b
ヾ(* ≧∀≦)ノ Oh〜 shit!!
という、サビの入りのシンガロングも良いですね。
ADTRをメタルコアと認識してる人からは不評そうだけど
それほどに、ここまでで最も大衆ウケ良さそうな曲調で
耳馴染み良いサウンドは個人的にはgood( ´∀` )
ラストサビ前には友だちとグラスを傾ける様子もあり、
おーおーコーラスを響かせて終幕します。


To the Death
不穏な雰囲気シンセとドラムから幕を開ける5曲目は
タイトルが指し示すかのように
Jeremyも初っぱなからスクリームして始まるコア曲。
冒頭の流れはここまでで最もコア感強めであり、
シンセが入ってるのもあって、
ちょっとCROSSFAITHっぽさも垣間見えます。
サビは一転、クリーンで歌うセオリー通りな展開に。
そこからさらに一転、
fxxk yoooouuu!!
つって、ドスの効いたスクリームと共に
落とすブレイクダウンも(* ゚∀゚)イィゾー


Flowers
M4で片鱗を感じたけど、
ここへきてPOP PUNK回帰トラックキタ━━(゚∀゚)━━!!
久しく聴いてなかったADTRのPOP PUNKキタ━━(゚∀゚)━━!!
そこそこにアッパーな展開もgood(゚∀゚ *)
Bメロサビ終わりから
ボーカルにエフェクトかけてハイトーンな展開は
R&B系ポスコアな雰囲気も感じられ、
そのあとに待つゴリゴリのブレイクダウンという展開は
あの頃のADTRを彷彿とさせるEASYCOREのそれ(* ゚∀゚)b
やっぱこういう曲聴いてる方が上がるんだよなぁ(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
あの頃のWarped感というかね。
Warped行ったことはないんだけどもw


LeBron
こちらも過去回帰な雰囲気を感じられる
キャッチーなメロのポップナンバーの7曲目。
If it ain't one thing Well, goddamn,
ヾ(* ≧∀≦)ノ it's another!!
と、冒頭からこうした曲調にの間に
挿し込まれるシンガロングの賑やかさは
やはりあの頃のADTRを思い起こさせるヾ(* ゚∀゚)ノ
サビの最後にヾ(* ≧3≦)ノ Huuuuu!!
っていう、ノリの良さも(* ゚∀゚)イィネ!
クラップよろしくなテンポから
if you ヾ(* ≧∀≦)ノ can't win big!!
のシンガロングから落とすブレイクダウンも
こんなん楽しすぎやろー!ヾ(* ゚∀゚)ノって感じもひとしお。
コーラスの賑やかさもあり、
良い感じのパーティチューンになってるのもgood(゚∀゚ *)


Die for Me
これまでよりも言葉詰め込み気味に歌う
少しエモーショナル寄りな曲調となった8曲目。
重いギターと反するキャッチーなメロディ、
シンセを加えてポップな雰囲気も感じさせます。
この曲はBMTHのOliとの共作らしいですが
なるほど、そう聞くと納得する部分もある。
となるとタイトルって…
DiE4U (die for you)を意識してたりするんですかね?
思えば、今作のアートワークの中には
バッチリ!Oliの姿もありますからね( ´∀` )b


Miracle
少しゆったりとした始まりかと思いきや
初っぱなからブレイク決めて始まる9曲目。
しかし、そのあとは最初の雰囲気のままクリーンで歌う。
ミドルテンポな歌モノ寄りな曲だけど
しっかりシンガロングパートが入っていたり、
コア感増し増しのブレイクダウンがあったりと、
要所で"らしさ"はちゃんと垣間見える展開に。
いざ、聞いてみるとこれもBMTHっぽさ感じるけど。笑
後半のブレイクダウンのドラムは
最初から最後までツボだわー( ´∀` )b
タイトルを叫びながら、ラストもブレイクダウンで締め。

3年前の夏にUPされたMVは
再生回数も1,500万回の射程圏内。
他のMVもそうだけど、1,000万超えは少なくないし
多いものだと4,000〜5,000万超えしたりてるし
改めて、やっぱ人気あるんだよなぁ。





Same Team
静かにしっとりクリーンで歌い始まる10曲目。
全体的にもクリーンが占める割合は多く、
昨今のポスコア系みたいな雰囲気出しといて
いきなりブレイクダウンぶち込んでくるとか
こういうのは、その手のポスコアには見ない展開ですね。
見ない展開というか、その手のポスコアに
ここまでヘヴィなブレイクダウンはまずないというか。笑
後半にはゴリッゴリのスクリームとシンガロングから
ゴリッゴリのブレイクダウンに落とすとかね。
ヾ(* ≧□≦)ノ L!! OY!! A L T Y!! Loyalty!!
と、チア感を混ぜたシンガロングコーラスぶっこむとかは
もはや昨今のシーンからすれば聞き慣れた要素よ。笑
ただ、ADTR印の厳ついシンガロングだけどw
ラストも、前曲から2曲続けてのブレイクダウン締めに。


Silence
11曲目は、ここでも始まりはスローダウン。
旋律的かつ、一定のリズムで鳴るギターと共に
しっとりしたクリーンで進みます。
サビに入ると、低音なクリーンとヘヴィサウンドで
一気にダークな雰囲気を醸し出します。
ちょっとニューメタル、オルタナメタル的というか
Gemini Syndromeっぽさあるな。
ヾ(* ≧□≦)ノ Betrayeeer!!
と、女性コーラスっぽいのと合わさったシンガロング
からのブレイクダウンへと繋がります。
Hey!! Hey!!
と、ラストにくる野太いコーラスは
地獄の底から響いてくるような感じもgood(゚∀゚ *)


Closer Than You Think 
このイントロの掻き鳴らすギターを聞くに
再びPOP PUNKを感じさせるラスト12曲目。
00年代前後のエモーショナル系POP PUNKというかね。
全体的にはエモーショナルではあるけど、
サビには独特の高揚感があるというかね。
そこはやっぱこの曲のギターがまさにな感じで。
全体的にもどこか懐かしさを感じる、
ノスタルジックな雰囲気もあるんだよな( ´∀` )b
そんな曲で今作を締めるのも(* ゚∀゚)イィネ!





以上、

A Day to Remember
Big Ole Album, Vol. 1


近年の作品は何だったの?ってくらい

良さげなんだが(* ゚∀゚)

って思えた個人的ないちばんの理由は

やっぱPOP PUNK回帰的な部分があったこと。

個人的にADTRはメタルコアじゃなくて

POP PUNK/EASYCOREとして見てる部分が強いので

そっちに寄ってくれるなら

そりゃあ嬉しいですとも\(^o^)/

1枚の作風として見ればPOP PUNK色は濃くないし

あの頃のADTRたるPOP PUNK/EASYCOREではないけど

近年では曲単位ですら、そういうのなかった気がするので。

加えて、レビューにも色んなバンドの名前を出したように

様々な要素が垣間見える作風だったのも良かった。


で、ADTRならではの

声量多めのシンガロングね(* ゚∀゚)b

これが健在なのも良かったです。

やっぱこう、厳ついのにキャッチーに感じる

一緒に拳上げて叫びたくなるシンガロングは

ADTRとかFYSあたりが筆頭すぎるんだよなぁ( ´∀` )

今回のレビューでも

シンガロング系の顔文字、何回使ったことやら。笑


と、ADTRに近い人たちで彩られた

アートワークからして最高で、

1枚のアルバムとしても満足度高めでした。

A Day to Remember
Big Ole Album, Vol. 1


ひとつのロックアルバムとしては

今年の顔になれる素養はあると思います。

是非ぜひ、ご一聴。





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